JPS62280120A - ハンガ−コンベヤ掛け降し用移載機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハンガーコンベヤからパレットｔたはコンベ
ヤに、逆にパレットまたはコンベヤからハンガーコンベ
ヤにワークを移載するハンガーコンベヤ掛け降し用移載
機に関するものである。

〔従来の技術〕

ハンガーコンベヤにてワークを搬送する場合、ハンガー
１本に対してワークを１個懸垂するのが一般的であり、
ワークの移載は１個づつであった。

ところが、搬送効率向上のため、１本のハンガーにワー
クを垂直方向に２個直列に懸垂する場合がある。従来の
ように、ワークを１個づつ移載する方法では、ワークを
１個移載している間にノ＼ンガーコンベヤが進行するた
め、移載機自体をハンガーコンベヤに同期して移動させ
る必要が生じ、機械的にも制御的にも複雑化し、ハンガ
ー１本当りの処理時間も長くなる欠点がある。従って、
同時に２個のワークを移載する方法が考えられる。

シカシ、ワークは、ハンガーコンベヤでは垂直方向に２
個直列に懸垂されており、パレットまたはコンベヤへ移
載、１ｉ列する場合は、水平方向に２個並列に整列され
るのが通常であるため、ワークの状態を、垂直方向から
水平方向に姿勢変換する必要がある、 姿勢変換する方法として、第５図に示すハンド部手首８
を回転させる方法があるが、ワークとワ−りの中心間距
離（以下ワーク間距離と称す。）を変えることはできな
い。また、第６図に示すハンド部手首９を曲げる方法が
あるが、第７図に示すようにハンガーに懸垂された姿勢
を保持できない０ 従って、垂直方向から水平方向に、或いは逆に、水平方
向から垂直方向に、姿勢変換する機能と、垂直時のワー
ク間距離を水平時のワーク間距離に、距離変換ある機能
とを同時に果す機構が必要となる。従来、このような両
方の機能を具備した、ハンガーコンベヤ掛け降１７用移
載機の例は見あたらない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

一般的に、ハンガーコンベヤにワークを垂直方向に２個
直列に懸垂する場合のワーク間距離は、作業上の問題で
（例えば゛、塗装作業の場合、塗装むらが発生しにぐい
ように）比較的大きくとってあり、逆にパレットに整列
する場合のワーク間距離は、パレットの収納面積効率の
点から、できるだけ小さくしであるのが通常である。第
３図にワ−りを２個、ハンガーに懸垂した状態を示す。

第４図にワークを２個、パレットに整列した状態を示す
。垂直状態と水平状態とでは、ワーク間距離が異るのが
通常で、姿勢変換のみならず、ワーク間距離をも変換さ
せねばならないため、従来の手首の回転並びに手首の曲
げでは対応できなかった。

本発明の目的は、ハンガーコンベヤ掛け降１〜用移載機
において、２個のワークを垂直方向から水平方向に、逆
に水平方向から垂直方向に姿勢変換する機能と、ワーク
間距離を変換する機能を同時に行えるような機構として
提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明においては次のよう
な技術的手段を採用した。すなわち、移載機前面のフレ
ームに垂直方向に移動自在なワーク把持部と水平方向に
移動自在なワーク把持部を設けたのである。尚、第１図
、第２図によシ本発明の構成および作用につき以下詳細
に説明する。

２個のワーク１，１を２組のフォーク２．２で掬い取り
、一方のフォーク２はＬＭガイド３に案内され、ロッド
レスシリンダー４の推力により垂直方向に移動可能な構
造とし、他方のフォーク２はＬＭガイド乙に案内され、
ロッドレスシリンダー４の推力により水平方向に移動可
能な構造としている。尚、垂直及び水平方向のワーク間
距離は、第３　ｒ５！Ｉで示すハンガーのフック間ピッ
チｔＩ、第４図で示すパレットの収納ピッチｔ２にシリ
ンダーストロークを合致させている。

かくして、ハンガーコンベヤの垂直方向に２個直列に懸
垂されたワークを、同時にフォークにて掬い取り、下側
フォークを水平方向に移動させた後、上側フォークを垂
直下方向に移動させ、水平方向に２個並列に整列して、
パレットまたはコンベヤへ移載したり、或いは逆に、パ
レットまたはコンベヤの水平方向に２個並列に整列され
たワークを、同時にフォークにて掬い増り、一方のフォ
ークを垂直下方向に移動させた後、他方の７オークを水
平方向に移動させ、垂直方向に２個直列にしてハンガー
コンベヤへ移載することが可能となる一尚、垂直及び水
平方向のワーク間距離は、予め設定されたシリンダース
トロークにより、一定に保持できる。

〔実施例〕

中空円柱状のワークを塗装ブースに搬入、或いは搬出す
る手段として、ドロリーチエン式ハンガーコンベヤを使
用する。処理能力の向上を計るため、第３図に示すよう
に、ワークは垂直方向に２個直列に懸垂する構成として
いる。また、ハンガーコンベヤへ掛ケる前、及ヒハンガ
ーコンヘヤカら降した後のワークは共に、第４図に示す
ように本実旅例では、移載機本体（図示せず）は、ハン
ガーコンベヤの進行方向に対して直角方向に移動可能と
し、ハンド部を垂直方向に移動可能にした直交門型の構
成としている。

さて、本発明によるハンド部は、第１図工面図、第２図
側面図に示すように、２個のワーク１．１′を掬い取る
２組の７オーク２．２′と、それを垂直方向及び水平方
向に各々案内するＬＭガイド３，３′と、そのアクチー
エータとしてのロッドレスシリンダー４，４とで構成さ
れている。

先ス、ハンガーコンベヤへパレット上のワークを掛ける
移載動作について説明する。

フォーク２．２を水平方向に並列にしておき、パレット
６上のワーク１を移載機本体（図示せず）の前進及び上
昇により、フォーク２，２′の上に掬い取る。次動作と
して、ハンド部の垂直方向駆動用シリンダー４を作動さ
せることにょシ、フォーク２（ワーク）を上限まで移動
させた後、水平方向駆動用のシリンダー４′を作動させ
ることＫより、フォーク２（ワーク）を上昇したフォー
ク２（ワーク）の真下の位置まで水平方向移動させる。

かくして、ハンガーのワーク間距離ｔ１に、垂直方向に
２個直列にワークの整列が完了する。次動作として、移
載機本体をハンガーコンベヤの前に移動させ、進行して
きたハンガー５を検知器（図示せず）にて検出Ｉ７、移
載機本体を前進、降下。

後退させることにより、ワークをハンガーのフックに、
同時に２個掛けることが可能となる。

次に、ハンガーコンベヤからワークを外し、パレットへ
降す移載動作について説明する。

フォーク２，２を垂直方向に直列にしておき、ワーク１
，１２個を懸垂したハンガー５が移載機の前に進行して
きたことを検知器（図示せず）にて検出し、移載機本体
（図示せず）を前進、上昇。

後退させることにより、フォーク上にワークを掬い取る
。次動作と１−て、水平方向駆動用のシリンダー４を作
動させることにより、フォーク（ワーク）を水平方向端
部まで移動させた後、垂直方向駆動用のシリンダー４を
作動させ、フォーク（ワーク）を下限まで移動させる。

かくして、パレットのワーク間距離ｔ２に水平方向に２
個並列に整列が完了する。次動作として、移載機本体を
パレット６の前に移動させ、移載機本体を降下、後退さ
せることにより、ワーク２個をパレット上に、同時に降
すことが可能となる。

尚、本実施の例は、ワークが中空円柱状のものであるが
、ワーク自体の形状は、中空円柱状のものに限定するも
のでもなく、ハンド部のフォーク。

が、把持式のものでもよい。

〔発明の効果〕

本発明によって、ハンガーコンベヤにワークを掛けたり
、逆に、ハンガーコンベヤからワークを降す場合、従来
、ワークを１個づつ移載していたのを、同時に２個づつ
＃載することが可能とな広移戦機自体が、ハンガーコン
ベヤに同期して移動することもなく、ハンガー１本当り
の処理時間も、大巾に短縮することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１回正面図、第２図側面図は、本発明に係るハンド部
の詳細図である。第６図は、本発明の実施例の場合のハ
ンガーとワーク懸垂状態を示す姿図で、第４図は、本発
明の実施例の場合のパレット上にワークが整列されてい
る状態を示す姿図である。第５図、第６図は、従来の把
持式ハンド部の姿図であり、第７図は、パレット上に、
ワークが、ハンガーに懸垂された姿勢から９０度変換さ
れて實かれた状態を示す姿図である。 ３．３　・・・・・　ＬＭガイド　　４．４　・・・・
・　シリンダー８　・・・・手　首　　　９・・・・・
手　首第１ヌ正面図 第２回＠１面図 ￥−３図 第　４　図 峯５　図 第６　図 第　７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 垂直方向に２個直列にワークを掛けるハンガーコンベヤ
   と水平方向にワークを置くパレットの間でワークの掛け
   降しを行う移載機において、垂直方向に移動自在なワー
   ク把持部と水平方向に移動自在なワーク把持部を移載機
   前面のフレームに取り付け、垂直および水平方向のワー
   ク間距離を予め設定されたシリンダーストロークにより
   、一定に保持できることを特徴とするハンガーコンベヤ
   掛け降し用移載機。