JPS6227997Y2 - - Google Patents

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JPS6227997Y2
JPS6227997Y2 JP1981021874U JP2187481U JPS6227997Y2 JP S6227997 Y2 JPS6227997 Y2 JP S6227997Y2 JP 1981021874 U JP1981021874 U JP 1981021874U JP 2187481 U JP2187481 U JP 2187481U JP S6227997 Y2 JPS6227997 Y2 JP S6227997Y2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈本考案の産業上の利用分野〉 本考案は販売食品を加熱又は冷却した状態で販
売する自動販売機の販売制御装置に関する。
〈従来の技術〉 例えば、熱いコーヒーなどのように加熱した販
売食品を販売する自動販売機では、販売食品を常
に基準の温度以上で販売し、この温度を保てなく
なつた(この温度より低くなつた)場合は販売を
中止し、且つ、以後その温度に回復しても、自動
的に再販しないようにすることが要求されてい
る。同様に、冷たいジユースなどのように冷却し
た販売食品の場合は、基準の温度以下で販売し、
この温度より高くなつた場合は販売を中止し、且
つ、以後その温度に回復しても、自動的に再販し
ないようにすることが要求されている。
このため、加熱食品を例にとると、従来では一
般に、第1図に示すような、販売制御装置が用い
られている。
第1図において、1は販売食品の温度を検出し
所定の温度より低いと加熱器2に通電し、所定の
温度以上になると加熱器2への通電をしや断して
販売食品を所定の温度に保つようにする温度調節
器、3は販売食品の温度を検出し販売が許される
温度(販売基準温度)以上の場合には温度検出信
号を出力する温度検出器、4は閉成操作時に操作
信号を出力し、直ちに開く操作スイツチ、5は温
度検出器3からの温度検出信号と操作スイツチ4
からの操作信号との両方が出力されている場合に
アンド回路6を介してフリツプフロツプ7に記憶
する記憶回路、8は温度検出器3の温度検出信号
が出力されなくなつたときその立下りを検出して
フリツプフロツプ7をリセツトするリセツト回
路、9は記憶回路5のフリツプフロツプ7からの
〓〓〓〓〓
記憶信号が出力されていない場合に販売を禁止
し、出力されていると禁止を解除する供給制御回
路である。
このように構成された従来の自動販売機の販売
制御装置では、まず自動販売機の電源が供給さ
れると、温度調節器1によつて加熱器2への通電
が開始されて販売食品の温度は上昇する。販売
食品の温度が販売基準温度以上になると温度検出
器3から温度検出信号が出力される。操作スイ
ツチを操作するとこの操作時に操作信号が出力さ
れ、この信号が温度検出信号と共に記憶回路5の
アンド回路6に受領されてフリツプフロツプ7に
記憶され、記憶信号が供給制御回路9に出力され
販売禁止は解除される。販売食品がさらに加熱
されて販売基準温度よりさらに高い所定温度に達
すると温度調節器1はこれを検知して加熱器2へ
の通電をしや断する。このため放熱により販売食
品の温度がこの所定温度を下回ると温度調節器1
はこれを検知して加熱器2へ通電する。この通電
としや断との繰り返しによつて販売食品の温度は
販売基準温度より少し高い温度に自動調節され
る。コーヒーの如く被加熱物が販売に応じて自
動的に給水される水である場合に、短時間に連続
的に販売されると、加熱量が販売量に追いつかず
に加熱を継続しているにもかかわらず販売基準温
度を下回ることがある。すると温度検出信号は消
滅する。この温度検出信号の立下り時にリセツト
回路8からの出力でフリツプフロツプ7はリセツ
トされ記憶信号は出力されなくなり、販売は禁止
される。この間も加熱は続けられているので販売
が禁止されると販売食品の温度は上昇し再び販売
基準温度以上になり温度検出信号は再び出力され
るが、操作信号は出力されていないのでフリツプ
フロツプ7はリセツトのままであり販売禁止は解
除されない。自動販売機の電源が停電などによ
つてしや断されると、フリツプフロツプ7の記憶
は解除される。その後、電源が回復しても操作信
号が出力されていないので、フリツプフロツプ7
から記憶信号は出力されず販売禁止になる。前
記,の場合、販売食品の温度が販売基準温度
以上に回復した後に操作スイツチ4を操作したと
きにのみ、販売が再開される。
なお販売食品を冷却して販売する自動販売機の
場合は加熱器2の代りに冷却器を用いるが、制御
の仕方は温度の関係が逆になるだけで、第1図の
装置の場合と同じである。
このように、従来の販売制御装置では販売食品
の温度が販売基準温度に保たれなくなつた場合に
は販売を中止し、且つ以後温度が販売基準温度に
回復しても自動的の販売再開はしないという要求
は満たされるようになつている。
しかしながら、第1図の販売制御装置では、上
述した如く電源のしや断により記憶回路5の記憶
信号は消滅し販売は中止になるが、電源回復時の
販売食品の温度の如何にかかわらず、操作スイツ
チを再び操作しなければ販売中止状態を解除でき
ない。このため、電源しや断が一時的であつて販
売食品の温度が電源回復時にも販売基準温度に保
たれていて販売再開になんら不都合でない場合で
あつても、自動的の販売再開がなされず、販売再
開にはその都度操作スイツチ4の操作を要してい
た。
このため、この問題を解決するものとして、実
開昭54−145200号において、電源しや断が一時で
あつて、販売食品の温度が電源回復時にも販売基
準温度に保たれていて販売再開になんら不都合で
ない場合には、自動的に販売再開がなされる販売
制御装置が提案されている。
〈本考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、実開昭54−145200号に示された
販売制御装置では、故障あるいは電源しや断など
によつて一且販売食品の温度が販売に不適な温度
にさらされた場合には、自動的な販売再開が禁止
されるが、このように一且販売不適な温度となつ
て販売再開が禁止されるにもかかわらず、冷却装
置(あるいは加熱装置)3には電源供給が再開さ
れて、自動的に、加熱又は冷却するため、電力の
無駄となつていた。
〈本考案の技術的課題〉 本考案は、上記の欠点を改め、販売食品の温度
が一且販売に不適な温度となつて、販売再開が禁
止される場合には、販売食品を加熱又は冷却する
ための通電を阻止して電力の無駄をなくすように
した販売制御装置を提供することを、技術的課題
としている。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の問題点を解決するために、本考案の自動
販売機の販売制御装置では、 〓〓〓〓〓
販売食品の温度を検出して、温度が販売基準温
度に達している場合に、温度検出信号を出力する
温度検出器と; 自動販売機の電源が供給されているときには、
電源供給検出信号を出力する電源供給検出回路
と; 操作によつて操作信号を出力する操作スイツチ
と; 前記温度検出信号と電源供給検出信号とを受領
するか又は前記操作信号を受領すると、記憶して
記憶信号を出力する記憶回路と; 前記温度検出信号が出力されなくなつたとき
に、前記記憶回路の記憶保持状態をリセツトする
リセツト回路と; 前記記憶回路の記憶信号が出力されていないと
きは、販売食品を加熱又は冷却する手段への通電
を阻止する阻止回路と; 前記温度検出信号が出力されていない場合は、
販売を禁止し、出力されている場合は、禁止を解
除する信号を出力する供給制御回路と; を備えている。
〈作用〉 何らかの原因、例えば加熱(又は冷却)が販売
量に追いつかずに、販売食品の温度が販売不適な
温度となると、温度検出器からの温度検出信号が
出力されなくなる。このため、販売制御回路は販
売を禁止する。これと共に、リセツト回路によつ
て、記憶回路の記憶保持状態がリセツトされ、こ
の結果、阻止回路によつて販売食品を加熱又は冷
却する手段への通電が阻止される。
自動販売機の電源がしや断されると、記憶回路
の記憶は解除され、このため阻止回路によつて販
売食品を加熱又は冷却する手段への通電は阻止さ
れる。
電源が回復した時に、販売基準温度からはずれ
ていると、温度検出器からは温度検出信号は出力
されないので、供給制御回路は禁止解除を行なわ
ず、販売禁止は解除されない。また、この温度検
出信号が出力されないので、操作スイツチを操作
しない限り、記憶回路からは記憶信号が出力され
ず、従つて、阻止回路による加熱又は冷却のため
の通電の阻止は解除されない。
〈本考案の実施例〉 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第2図は加熱した販売食品の自動販売機の販売
制御装置の一実施例の構成を示している。
第2図において、11は温度調節器、12は加
熱器、13は温度検出器、14は操作スイツチ、
18はリセツト回路で、これらは第1図に示した
従来例の場合と同様である。
19は温度検出器13の温度検出信号が出力さ
れていない場合に販売を禁止し、出力されている
と禁止を解除する供給制御回路、21は自動販売
機に電源が供給されると電源の立上りを検出して
−パルスから成る電源供給検出信号を出力する電
源供給検出回路である。
15は記憶回路で、温度検出器13からの温度
検出信号と電源供給検出回路21からの電源供給
検出信号とを論理積するアンド回路22と、アン
ド回路22の出力と操作スイツチ14の操作信号
とを論理和するオア回路23と、オア回路23の
出力があるとセツトして記憶信号を出力し、自動
販売機の電源のしや断もしくはリセツト回路18
からの出力によつてリセツトされるフリツプフロ
ツプ24とから成る。
25は記憶回路15から記憶信号が出力されて
いないときは加熱器12への通電を阻止する阻止
回路で、トランジスタで構成されたスイツチ素子
26と、スイツチ素子26によつて駆動されるリ
レー27と、スイツチ素子26への逆電圧印加を
阻止するダイオード28と、加熱器12への通電
路に設けられたリレーの接点29とから成る。
〈上記実施例の動作〉 このように構成された販売制御装置の動作を説
明すると、 まず自動販売機の電源が供給されると電源供
給検出回路21から電源の立上り時に電源供給
検出信号を出力するが、販売食品の温度は販売
基準温度より低いので温度検出器13からは温
度検出信号は出力されず、従つてアンド回路2
2の出力はない。このため記憶回路15から記
憶信号は出力されないので阻止回路25のスイ
ツチ素子26はONせずリレー27は動作しな
い。従つて接点29は開いたままで、温度調節
器11による加熱器12への通電は阻止されて
いる。温度検出信号は出力されていないので供
給制御回路19によつて販売禁止されている。
〓〓〓〓〓
操作スイツチ14を操作するとこの操作時に
出力された操作信号がオア回路23を介してフ
リツプフロツプ24に入力して記憶される。こ
のため記憶信号が出力され、スイツチ素子26
はONし、リレー27が動作して接点29が閉
じる。これによつて加熱器12は通電され販売
食品の温度は上昇する。
販売食品の温度が販売基準温度以上になると
温度検出信号が供給制御回路19に入力し販売
禁止が解除される。この温度検出信号の出力に
よつてはフリツプフロツプ24の状態は変化し
ない。販売食品の温度は温度調節器11によつ
て検出され、販売基準温度より少し高い所定温
度を超えると通電がしや断され、下回ると通電
してこの所定温度に保たれる。
短時間に連続的に販売されて加熱量が販売量
を上回り販売食品の温度が加熱し続けているに
もかかわらず販売基準温度を下回ると、温度検
出信号は出力されなくなり、供給制御回路19
によつて販売が禁止される。またこの温度検出
信号の立下り時にリセツト回路18からの出力
によつてフリツプフロツプ24はリセツトさ
れ、記憶信号は出力されなくなる。このため、
阻止回路25のスイツチ素子26がOFFにな
つてリレー27が復旧し、接点29が開き加熱
器12への通電が阻止される。従つて、以後は
販売食品は加熱されないので、温度検出信号は
出力されず販売は再開されない。販売を再開す
るには操作スイツチ14を再び操作し前項,
の経路をたどる。
自動販売機の電源が停電などによつてしや断
されるとフリツプフロツプ24の記憶は解除さ
れる。しや断中、加熱されないので販売食品の
温度は下降するが、電源が回復した時に既に販
売基準温度を下回つている場合には温度検出器
13からの温度検出信号は出力されないので電
源回復時に電源供給検出回路21からの電源供
給検出信号が出力されてもアンド回路22の出
力はない。従つて記憶信号は出力されず、接点
29は開いたままであるから販売食品は加熱さ
れず、電源回復後、販売は再開されない。再開
するには操作スイツチ14を操作し前項,
の経路をたどる。
電源のしや断が一時的で、電源の回復時に販
売食品の温度が販売基準温度以上であれば、温
度検出信号が出力されるから供給制御回路19
によつて販売禁止は解除される。このように電
源の回復と共に自動的に販売は再開されるので
ある。この温度検出信号と電源供給検出信号と
はアンド回路22に入力するのでアンド回路2
2から出力が生じ、フリツプフロツプ24はセ
ツトされ記憶信号を出力する。従つて接点29
は閉じ加熱器12への通電阻止も解除される。
このように上記構成の販売制御装置では販売食
品の温度が販売基準温度以上で販売し、この温度
を下回つた場合には自動的の販売再開をしないよ
うにし且つ加熱器12への通電を阻止すると共
に、自動販売機の電源のしや断の後に電源が回復
した場合には販売食品の温度が販売基準温度以上
であるか否かを判断して、以上であれば自動的の
販売再開がされるようになつている。
〈本考案の他の実施例〉 なお、上記実施例では電源供給回路21は電源
供給検出信号として電源の立上り時に1パルスの
信号を出力する場合を例示したが、電源供給中に
連続した一定の信号もしくはパルス状の信号を出
力するように構成しても上記の販売制御回路の動
作は同じである。
以上、加熱食品の場合について述べたが、冷却
食品の自動販売機の販売制御装置の場合には加熱
器12の代りに冷却器を用いるが、制御の仕方は
温度の関係が逆になるだけで第2図の装置の場合
と同じである。
〈本考案の効果〉 以上説明したように、本考案では、販売食品の
温度が販売に不適な温度になると自動的な販売再
開を禁止すると共に阻止回路によつて冷却器又は
加熱器への通電を阻止するように構成されている
から、販売に不適当となつた販売食品をさらに加
熱又は冷却するという電力の無駄をなくすことも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動販売機の販売制御装置を示
すブロツク図、第2図は本考案の一実施例のブロ
ツク図である。 1……温度調節器、2……加熱器、3……温度
検出器、4……操作スイツチ、5……記憶回路、
8……リセツト回路、9……供給制御回路、11
〓〓〓〓〓
……温度調節器、12……加熱器、13……温度
検出器、14……操作スイツチ、15……記憶回
路、18……リセツト回路、19……供給制御回
路、21……電源供給検出回路、24……フリツ
プフロツプ、25……阻止回路、29……接点。 〓〓〓〓〓

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 販売食品の温度を検出して、温度が販売基準温
    度に達している場合に、温度検出信号を出力する
    温度検出器と; 自動販売機の電源が供給されているときには、
    電源供給検出信号を出力する電源供給検出回路
    と; 操作によつて操作信号を出力する操作スイツチ
    と; 前記温度検出信号と電源供給検出信号とを受領
    するか又は前記操作信号を受領すると、記憶して
    記憶信号を出力する記憶回路と; 前記温度検出信号が出力されなくなつたとき
    に、前記記憶回路の記憶保持状態をリセツトする
    リセツト回路と; 前記記憶回路の記憶信号が出力されていないと
    きは、販売食品を加熱又は冷却する手段への通電
    を阻止する阻止回路と; 前記温度検出信号が出力されていない場合は、
    販売を禁止し、出力されている場合は、禁止を解
    除する信号を出力する供給制御回路と; を備えた自動販売機の販売制御装置。
JP1981021874U 1981-02-18 1981-02-18 Expired JPS6227997Y2 (ja)

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JPS57137074U JPS57137074U (ja) 1982-08-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5819660Y2 (ja) * 1978-03-31 1983-04-22 サンデン株式会社 商品販売安全回路

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