JPS62279501A - 磁気記録/再生装置 - Google Patents

磁気記録/再生装置

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JPS62279501A
JPS62279501A JP12307486A JP12307486A JPS62279501A JP S62279501 A JPS62279501 A JP S62279501A JP 12307486 A JP12307486 A JP 12307486A JP 12307486 A JP12307486 A JP 12307486A JP S62279501 A JPS62279501 A JP S62279501A
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JP
Japan
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magnetic
mode
heads
recording
azimuth
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JP12307486A
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English (en)
Inventor
Kanji Yamaguchi
山口 寛司
Mitsuhiro Nanbu
南部 光宏
Takashi Takano
隆 高野
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は磁気記録/再生装置に係り、特に標準タイプの
ドラム径の2/3の大きさとしたドラム体に、270°
強の角度範囲に亘って磁気テープを添接巻回し、このド
ラム体の回転ドラムに90°等角度間隔に磁気ヘッドを
設け、これら磁気ヘッドを順次切換えて磁気テープに信
号を記録、若しくは記録された信号を再生するようにし
た磁気記録/再生装置に関する。
(従棄の坊對) 従来より、標準タイプのビデオテープレコーダ(VTR
)においては、第5図に示すように、ドラム体に180
°強の角度範囲に亘って磁気テープT(以下、単に「テ
ープ」と記すこともある)を添接巻回し、このドラム体
を構成する回転ドラムDに180°角度間隔に設けた2
個の磁気ヘッドA。
Bにて前記テープTに信号を記録し、記録された信号を
再生するようにしていた。なお、図中、a。
b i、を磁気ヘッドA、Bによりそれぞれ記録された
信号トラックを示す。
上記の標準タイプのVTRに対して、装置の小型・軽量
化を図るために、第6図に示すように、そのドラム径の
2/3の大きさく例えば、62φ→41φ)としたドラ
ム体に、270°強の角度範囲に亘ってテープ下を添接
巻回し、このドラム体を構成する回転ドラムDに90°
等角度間隔に4個の磁気ヘッドA、B、A’ 、B’ 
を設け、これら磁気ヘッドA、B、A’ 、B’ を順
次切換えてテープTに信号を記録し、記録された信号を
再生するようにし、しかも、上記の標準タイプのVTR
で記録された信号トラックのパターンと同一のパターン
が形成されるようにして互換性が保たれるようにしたも
のが提案及び商品化されていることは周知のことである
第7図は上記した標準タイプのVTRのドラム体に対し
てドラム径の大きさを2/3にしたものを拡大して示す
平面図である。同図に示すように。
回転ドラム1には1つの記録再生モード(標準記録再生
モード)に対応する4個の磁気ヘッドS1゜s2.Sa
t、s4が90’等角度間隔に取付けられ、テープ2は
回転ドラム1に270°強の角度範囲に亘って添接巻回
されている。その際、回転ドラム1の外周面より突出し
た各磁気ヘッド先端部SC,。
SC2、SC3、SCaがテープ2に[妄触し、ビデオ
信号などの情報信号の記録/再生が行なわれる。
ところが、このようなVTRのドラム体においては、2
70°強の角度範囲に亘って添接巻回するテープに複数
の磁気ヘッドが同時に接触するため、ヘッドタタキによ
るジッタやスキュー歪の発生が大きくなり、その為、回
転ドラムに取付ける磁気ヘッド(体)の数は規制される
ものであった。
すなわち、第7図に示すような回転ドラム1上に4個の
標準記録再生モード用の磁気ヘッドS1〜S4を取付け
た4ヘツド型のVTRに対して、第8図に示すように、
回転ドラム1上に4個の標準記録再生モード用の磁気ヘ
ッドS1〜S4及び4個の長時間記録再生モード(標準
記録再生モードより記録密度の高いモード)用の磁気ヘ
ッド01〜e4を交互に取付けた8ヘツド型のVTRが
ある。そして、これらのVTRにおいて、仮に両方のV
TR共に磁気ヘッドS1で記録(または再生)している
状態であるとすると、テープ2には磁気ヘッドStの他
に、4ヘツド型のVTRではs2.s3の2個の磁気ヘ
ッドが、一方、8ヘツド型のVTRでは32.S:l、
e+、e2゜e3の5個の磁気ヘッドが夫々同時に接触
することになる。(なお、4ヘツド及び8ヘツド型のV
TR共に、磁気ヘッドS4も同時にテープに接触してい
るが、これは垂直ブランキング1間に位置し、画面中に
影響しないので、ここでは除くことにする。) 従って、上記各磁気ヘッドのへッドタタキによって生じ
るテープ振動は、4ヘツド型のVTRでは2個の磁気ヘ
ッドによるテープ振動が生じるのみであるのに対して、
8ヘツド型のVTRでは5個の磁気ヘッドによるテープ
撮動が生じ、倍以上のテープ撮動が生じることとなり、
更に、これは回転ドラムに取付ける磁気ヘッドの数が増
加すれば、それだけ増加する。
そして、このテープ撮動が生じているテープ上を磁気ヘ
ッドS1が走査して記録(または再生)するので、テー
プ撮動の大きな8ヘツド型のVTRでは、ジッタやスキ
ュー歪がvIA著に現われ、画質が著しく悪化するもの
である。
このように、回転ドラムに取付ける磁気ヘッドの数をあ
まり増やすことができないため、[標準記録再生モード
(以下、SPモードという)/長時間記録再生モード(
以下、EPモードという)」、rspモード/FM音声
記録再生モード」。
「SPモード/特殊再生モード」などの組合わせのよう
に各種のモードに対応した複数(例えば、8個以上)の
磁気ヘッドを必要とする異なる2つ以上のモード(マル
チモード)に対応したVTRを実現することは困難であ
った。
このため、上記回転ドラム上に取付けた4個の磁気ヘッ
ドを、EPモードのトラックピッチの1倍強〜2倍弱の
トラック幅のアジマスギャップを有する磁気ヘッドとし
、SPモード用の磁気ヘッドとEPモード用の磁気ヘッ
ドとを上記磁気ヘッドで兼用せしめて、SPモード及び
EPモードの両モードでの記録/再生が可能な小型のV
TRが提案及び商品化されている。
ところが、このVTRにあっては、SPモモ一時におい
ては、トラックピッチより磁気ヘッドのトラック幅を狭
くしなければならず、テープ上の各信号トラック間にガ
ートバンドが形成されているため、テープを有効に利用
することができず、その分、再生出力レベルも低くなっ
てS/N等の点で画質が悪化する等といった不具合を来
し、あまり好ましいものではない問題点がある。
また、上記のように兼用ヘッドにて異なるモードを実現
するようにしたVTRにおいては、例えば、SPモード
とFMM声記録再生モードとの組合わせの場合、SPモ
ード用の磁気ヘッドとFM音声記録再生モード用の磁気
ヘッドとは、アジマス角が異なるために兼用磁気ヘッド
とすることができず、対応することができないといった
問題点がある。
そこで、本発明は上記した従来の技術の問題点を解決し
て、ジッタやスキュー歪の発生を増やすことなく、高画
質であり、かつ、マルチモードに対応することが可能な
磁気記録/再生装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために、標準タイプのド
ラム径の2/3の大きさとしたドラム体に、270°強
の角度範囲に亘って磁気テープを添接巻回すると共に、
前記ドラム体を構成する回転ドラムに90・等角度間隔
に1頌μ=柑辷曝設はミi肴略磁気ヘッドを順次切換え
て上記磁気テープに信号を記録、若しくは記録された信
号を再生するようにした磁気記録/再生装置において、
前記回転ドラムに、異なるモードにそれぞれ対応した複
数の磁気ヘッドからなるマルチアジマス磁気ヘッドを9
0’等角度間隔に設け、各モード時に、それぞれ対応す
る磁気ヘッドを選択して記録、若しくは再生するように
したことを特徴とする磁気記録/再生装置を提供するも
のである。また、マルチアジマス磁気ヘッドは、2つの
異なるモードにそれぞれ対応した逆アジマス角を有する
2つの磁気ヘッドから構成するか、あるいは、標準記録
再生モード用の磁気ヘッドと、この磁気ヘッドとは逆ア
ジマス角で、かつ、より狭トラック幅である長時間記録
再生モード用の磁気ヘッドとから構成する。
(作 用) 上記した構成の磁気記録/再生装置においては、異なる
各モード時において、マルチアジマス磁気ヘッドの異な
るモードにそれぞれ対応する磁気ヘッドを選択して記録
、若しくは再生する。
(実 施 例) 本発明になる磁気記録/再生装置の一実施例について、
以下に図面と共に説明する。
第1図及び第2図は本発明になる磁気記録/再生装置の
一実施例を示す図であり、第1図はその側断面図、第2
図は回転ドラムの下面から見た平面図である。
図に43いて、下側の固定ドラム3と上側の回転ドラム
4とで構成されるドラム体のうち、回転ドラム4の下面
には、第2図に示すように、90”等角度間隔に4個の
磁気ヘッドDA+〜D△4を取付けており、更に、これ
らの各磁気ヘッドDA+〜D△4は、それぞれ2つのア
ジマス磁気ヘッドS1〜S4.El〜E4を有する、い
わゆるダブルアジマス磁気ヘッド(以下、DAヘッドと
いう)である。従って、2組、8個のアジマス磁気ヘッ
ドS+〜S4.EI〜E4を有して(すなわら、8ヘツ
ド型のものと同じアジマス磁気ヘッドを有して)いなが
ら、4ヘツド型のものど同(1の構成としている。
第3図(A)、(B)はダブルアジマス磁気へL   
 上 ラドを示すよ面図及びi面図である。
上記の各OAヘッド[DA +〜DAa]の2つのアジ
マス磁気ヘッド[S+〜St、E+−E4]は、第3図
<A>、(B)に示すように、そのトラック幅が大のS
Pモード用のアジマス磁気ヘッド[S+〜S4]と、そ
のトラック幅が小のEPモード用のアジマス磁気ヘッド
[E+”−E4Jとから構成されるダブルアジマス磁気
ヘッドであると共に、これらのアジマス磁気ヘッドのギ
ャップは互いに逆アジマス角となるようにしてあり、隣
接トラックからのクロストークを極力防止するようにし
ている。
そして、これらの各DAヘッド[OA +〜DAa]の
うちから各モードに対応した任意〈必要)な磁気ヘッド
に切換えるモード切換回路5を、第1図に示すように、
同じく回転ドラム4の上面の凹部6内に設け、更に、こ
のモード切換回路5に供給する制御信号が、回転ドラム
4の上部に設けたスリップリング7を介して本体(固定
)側の支柱9に取付けたブラシ8から供給されるように
している。
また、第1図において、10は基板、11は回転トラン
ス、12はモータ部、13はシャフトである。
第4図は上記のモード切換回路5の配線の一例を示す回
路図である。
同図において、81〜S4はそれぞれSPモード用のア
ジマス磁気ヘッドで、E1〜E4はそれぞれ[Pモード
用のアジマス磁気ヘッドである。
また、8丁1〜RT4は4チヤンネル(系統)の信号を
伝達するための回転トランスで、1組のSP及びEPモ
ード用のアジマス磁気ヘッドにそれぞれ対応して、合計
で4個設けられている。
回転トランスRT、のコイルの一端はNPNトランジス
タG)1.C2のコレクターエミッタを介してSP、E
Pモード用のアジマス磁気ヘッドSt。
E4の各コイルの一端にそれぞれ接続され、また、回転
トランスRT、のコイルの他端はアジマス磁気ヘッドS
t、E4の各コイルの他端の接続点に接続され、同時に
コンデンサC1,C2及びコンデンサC3,04の各接
続点に接続される。
トランジスタQl、Q2の各ベース問には、抵抗R+、
コンデンサC+、C2,抵抗R2が夫々直列に接続され
、トランジスタQ1.Q2の各エミッタ間には、抵抗R
3,コンデンサC3,C4゜抵抗R4が夫々直列に接続
される。
そして、上記したものと同じ構成のものが、各回転トラ
ンス、SP、EPモード用のアジマス磁気ヘッドについ
て同様に構成される。
一方、■1〜T3は制御信号が供給される端子で、端子
T1には例えば、5■の直流電圧が供給され、端子T2
には5■の直流電圧またはOvがモード切換信号として
供給され、端子T3は0v(GND )になっている。
但し、端子T2には、SPモード時にOvが、EPモー
ド時に5■がそれぞれ供給される。
端子T+は抵抗R5を介してNPN トランジスタQ3
.Q4の各コレクタに接続されると共に、PNP トラ
ンジスタQ5.Qaの各エミッタに接続され、端子T2
は抵抗Ra、R7を夫々直列に介してトランジスタQ6
のベースに接続され、このトランジスタQ6のコレクタ
は抵抗R8を介してトランジスタQ5のベースに接続さ
れる一方、トランジスタQ4のベース及び抵抗R9を介
して端子T3にそれぞれ接続される。更に、]・ランジ
スタQ5のコレクタはトランジスタQ3のベースに接続
される一方、抵抗R+oを介して端子T3に接続される
また、トランジスタQ3のエミッタは抵抗R12を介し
て抵抗R2とコンデンサC2どの接続点に接続される一
方、抵抗R+4.コンデンサC7を並列に介して端子T
3に接続される。
また、トランジスタQ4のエミッタは(氏抗R13を介
して抵抗R1とコンデンサC1との接続点に接続される
一方、抵抗R16,コンデンサC8を並列に介して端子
T3接続される。更に、端子T3は抵抗R15を介して
抵抗R4とコンデンサC4との接続点に接続される一方
、抵抗f? 17を介して抵抗R3とコンデンサC3と
の接続点に接続される。
なお、トランジスタQ3.Q4のエミッタ及び端子T3
は、各回転トランス、SP、EPモード用の磁気ヘッド
一ついて同様に構成されるものにもそれぞれ同様に接続
される。
また、上記の回路では、各回転トランス、SP。
EPモード用のアジマス磁気ヘッドについてオーブン形
の接続にしているが、記録再生に使用されない方のアジ
マス磁気ヘッドによるクロストークが問題となるような
場合には、クローズ形の接続にしても良い。
また、回転トランスRT、〜RT、は、SPモード用の
アジマス磁気ヘッド[S+〜S4]と、EPモード用の
アジマス磁気ヘッド[E+”E4Jとで共用(兼用)す
るようになっていて、上記のモード切換回路によって、
SPモードの各アジマス磁気ヘッド81〜S4あるいは
EPモードの各アジマス磁気ヘッドE1〜E4を選択し
、回転トランスRrl〜Rr4がこれらアジマス磁気ヘ
ッド(S+〜S4あるいはE1〜E4)とそれぞれ接続
された状態となるようにしている。
ここで、上記の構成について、その動作を説明する。
記録時には、固定側に設けた制御信号発生回路(図示せ
ず)よりの制御信号が、ブラシ8よりスリップリング7
を介して、第4図に示すモード切換回路の端子T+〜T
3にそれぞれ供給される。
但し、端子T1には5■の直流電圧が供給され、端子T
2にはSPモード時にOvが、EPモード時に5vがそ
れぞれ供給され、端子T3は0V(G)になっている。
マス、端子T2にモード切換信号として供給される電圧
が5■の直流電圧であるか、または0■であるかでトラ
ンジスタQ3.Q4のベースへの印加電圧が変化するの
で、このトランジスタQ3゜Q4がオン又はオフし、そ
れによって、トランジスタQ2.Qlがオン又はオフす
る。
これによって、例えば、SPモード(あるいはEPモー
ド)時には、前記した第2図に示す4個のDAヘッド[
DA +〜DA4]のそれぞれのうちのSPモード用の
アジマス磁気ヘッド[S+〜S4] (あるいはEPモ
ード用のアジマス磁気へラド[E+〜E4])が選択さ
れたことになり、これらSPモード用のアジマス磁気ヘ
ッドS+〜84(あるいはEPモード用のアジマス磁気
ヘッドE1〜E4)がそれぞれ回転トランスRT、〜R
Taと接続された状態となる。
そして、上記のように選択されて回転トランスRT+−
訂4と接続された状態となったそれぞれのアジマス磁気
ヘッド(S+〜S4あるいはE1〜E4)には、映像信
号処理回路(図示せず)よりの変調されたビデオ信号な
どの情報信号が回転トランスRT、〜IIT4を介して
供給され、更に、これら選択されたアジマス磁気ヘッド
(S+〜S4あるいはE+=Ea)のうちで順次切換え
られて、情報信号がドラム体に270′強の角度範囲に
亘って添接巻回された磁気テープに記録される。(なお
、再生時には、上記の記録時とは逆の処理(信号の流れ
)により、再生動作が行なわれる。)以上のように、上
記の記録時においては、回転ドラム4が4ヘツド型のV
TRと同様の構成であることにより、この回転ドラム4
におけるテープIti動は、DA2.DAzの2個のD
Aヘッドだけによるものとすることができ、ジッタ及び
スキュー歪の発生は何ら支障のない範囲に抑えることが
できる。
更に、SPモード及びEPモード専用のアジマス磁気ヘ
ッドによって、各モードで記録/再生を行なうので、特
に、従来のようにSPモード時において再生出力レベル
が少なくなることもなく、S/N等も良好な高画質な画
像が得られる。また、テープ上にガートバンドが形成さ
れることもないので、テープを有効に利用できる。
更にまた、回転トランスをSPモードとEPモードとで
共用できるので、取付はスペースの極めて少ない小型の
ドラム体にあっては極めて有効なものであり、合計8個
のアジマス磁気ヘッドに対して4チヤンネル(系統)の
回転トランスで信号を伝達でき、ドラム体として小型、
軽量化を図ることができるものである。
なJ3、上記の実施例においては、SPモード及びEP
モードについて説明し、回転トランスも共用するように
しており、望ましい構成であるが、これに対し、例えば
、第1図に示す回転トランスの他に、シャフト13と同
軸上に別の回転トランスを設けるといった構成が実現で
きれば、DAヘッドをSPモード用のアジマス磁気ヘッ
ドとFMi声記録再生モード用のアジマス磁気ヘッドと
で構成し、上記したようにモード切換回路で各モードの
アジマス磁気ヘッドを選択して切換えるようにすること
によって、FM音声記録再生モード用のアジマス磁気ヘ
ッドによってFM音声信号を磁気テープの深層に記録し
、その上にSPモード用のアジマス磁気ヘッドによって
ビデオ信号を記録することもできる。更に、DAヘッド
を構成する一方のアジマス磁気ヘッドを特殊再生用のア
ジマス磁気ヘッドあるいは回転消去ヘッド(フライング
イレーズヘッド)として使用することもできる。
また、上記の実施例においては、制御信号はスリップリ
ングを介してモード切換回路にそれぞれ供給しているが
、これは、例えば、光電変換素子等を用いるようにして
ワイヤレスで供給するようにしでも良い。
また、各DAヘッドは、3つ以上のモードに対応するよ
うにアジマス角及びトラック幅の互いに異なる3つ以上
のアジマス磁気ヘッドからなるマルチアジマス磁気ヘッ
ドとすることら可能である。
〈発明の効果) 以上の如く、本発明になる磁気記録/再生装置によれば
、回転ドラムに、異なるモードにそれぞれ対応した複数
の磁気ヘッドからなるマルチアジマス磁気ヘッドを設け
ているので、磁気ヘッドを増加しているにもかかわらず
、ドラム体に設ける磁気ヘッド(体)の数を増加してい
ないので、磁気ヘッド(体)の数の増加によって生じる
ヘッドタタキによるジッタ及びスギュー歪の発生の増加
を阻止でき、高画質な映像を記録再生できる。
また、マルチアジマス磁気ヘッドは逆アジマス角を有す
る磁気ヘッドから構成するようにしているので、クロス
トークの問題も未然に阻止できる。
また、磁気ヘッド〈体)の回転ドラムへの取付は作業も
従来と同様の数の磁気ヘッド(体)を取付けるものとす
ることができるので、アジマス磁気ヘッドの増加に伴っ
て上記の取付は作業が煩雑となることもなく、特に、取
付はスペースの極めて少ない小型のドラム体にあっては
極めて有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明になる磁気記録/再生装置の
一実施例を示1図であり、第1図はその側断面図、第2
図は回転ドラムの下面から見た平面図、第3図<A>、
(B)はダブルアジマス磁L        L 気ヘッドを示す圭面図及び止面図、第4図はモード切換
回路の配線の一例を示す回路図、第5図は標準タイプの
VTRによる記録方式を示す図、第6図はドラム径を小
さくしたVTRによる記録方式を示す図、第7図は回転
ドラムに標準モード用のアジマス磁気ヘッドだけを取付
けた場合を示す平面図、第8図は回転ドラムに標準モー
ド用及び長時間用のアジマス磁気ヘッドを取イ・]【ノ
た場合を示す平面図である。 2・・・磁気テープ、3・・・固定ドラム、4・・・回
転ドラム、5・・・モード切換回路、7・・・スリップ
リング、8・・・ブラシ、10・・・基板、11・・・
回転トランス、12・・・モータ部、13・・・シャフ
ト、DA+〜DA4・・・ダブルアジマス磁気ヘッド、
81〜S4・・・SPモード用のアジマス磁気ヘッド、
E1〜E4・・・EPモード用のアジマス磁気ヘッド、
RT、〜RT4・・・回転トランス。 DAl 、+ 3 図 第5固 峰6riJ 襲7図 S3 ÷8図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)標準タイプのドラム径の2/3の大きさとしたド
    ラム体に、270°強の角度範囲に亘って磁気テープを
    添接巻回すると共に、前記ドラム体を構成する回転ドラ
    ムに90°等角度間隔に 設けた磁気ヘッドを順次切換えて上記 磁気テープに信号を記録、若しくは記録された信号を再
    生するようにした磁気記録/再生装置において、 前記回転ドラムに、異なるモードにそれぞれ対応した複
    数の磁気ヘッドからなるマルチアジマス磁気ヘッドを9
    0°等角度間隔に設け、各モード時に、それぞれ対応す
    る磁気ヘッドを選択して記録、若しくは再生するように
    したことを特徴とする磁気記録/再生装置。
  2. (2)マルチアジマス磁気ヘッドは、2つの異なるモー
    ドにそれぞれ対応した逆アジマス角を有する2つの磁気
    ヘッドから構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の磁気記録/再生装置。
  3. (3)マルチアジマス磁気ヘッドは、標準記録再生モー
    ド用の磁気ヘッドと、この磁気ヘッドとは逆アジマス角
    で、かつ、より狭トラック幅である長時間記録再生モー
    ド用の磁気ヘッドとから構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の磁気記録/再生装置。
JP12307486A 1986-05-28 1986-05-28 磁気記録/再生装置 Pending JPS62279501A (ja)

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