JPS6227880Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6227880Y2 JPS6227880Y2 JP13053980U JP13053980U JPS6227880Y2 JP S6227880 Y2 JPS6227880 Y2 JP S6227880Y2 JP 13053980 U JP13053980 U JP 13053980U JP 13053980 U JP13053980 U JP 13053980U JP S6227880 Y2 JPS6227880 Y2 JP S6227880Y2
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- JP
- Japan
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- pump
- sample water
- solvent
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- introduction channel
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- Expired
Links
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims description 28
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 28
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- VZGDMQKNWNREIO-UHFFFAOYSA-N tetrachloromethane Chemical compound ClC(Cl)(Cl)Cl VZGDMQKNWNREIO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000003795 desorption Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油分濃度測定装置における試料水と溶
媒との混合装置に関する。従来のこの種混合装置
は、第1図に示すように、ポンプPs,Ptにより
試料水導入流路1から試料水を、溶媒導入流路2
から溶媒を夫々導入して抽出器3へ送給し、ここ
で撹拌、混合して溶媒にて試料水中の油分を抽出
しそれを図外の分析部へと送るようにしてある
が、たとえばバラスト排水のように試料水中の油
分が高濃度である場合には、油粒子径が大きくな
りストレーナ4あるいは試料水導入流路1、ポン
プPsなどに油の付着、脱離が起り、正確な油分
濃度測定が阻害されるという欠点があつた。
媒との混合装置に関する。従来のこの種混合装置
は、第1図に示すように、ポンプPs,Ptにより
試料水導入流路1から試料水を、溶媒導入流路2
から溶媒を夫々導入して抽出器3へ送給し、ここ
で撹拌、混合して溶媒にて試料水中の油分を抽出
しそれを図外の分析部へと送るようにしてある
が、たとえばバラスト排水のように試料水中の油
分が高濃度である場合には、油粒子径が大きくな
りストレーナ4あるいは試料水導入流路1、ポン
プPsなどに油の付着、脱離が起り、正確な油分
濃度測定が阻害されるという欠点があつた。
本考案は、この従来欠点に鑑みてなされたもの
で、測定中、常に、試料水導入流路、ストレー
ナ、試料水送給用のポンプに溶媒を流すことによ
つてこれらに油が付着することを防止し、もつて
長期にわたつて安定して高精度の油分濃度測定を
行なおうとするものである。
で、測定中、常に、試料水導入流路、ストレー
ナ、試料水送給用のポンプに溶媒を流すことによ
つてこれらに油が付着することを防止し、もつて
長期にわたつて安定して高精度の油分濃度測定を
行なおうとするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第2図において、Pは、ポンプ流量の大きさを
異にする一対のポンプ部P1,P2(この実施例では
ポンプ部P1の流量:ポンプ部P2の流量=2:1と
してある。)を有する一台の2ヘツドポンプ(交
互送りの2連ダイヤフラムポンプ)、5及び6
は、流量大の前記ポンプ部P1に接続された試料水
導入流路及び吐出流路であつて、試料水導入流路
5中にはストレーナ7が設けられている。8及び
9は流量小の前記ポンプ部P2に接続された溶媒導
入流路及び溶媒吐出流路であり、溶媒吐出流路9
は、三方電磁弁10を介して二流路91,92に
分岐しており、一方の分岐流路91は前記ストレ
ーナ7の上流位置で前記試料水導入流路5に接続
され、(接続個所をC1で示す)、他方の分岐流路
92は、前記ストレーナ7の下流位置で前記試料
水導入路5に接続されている。(接続個所をC2で
示す。)11は、前記ストレーナ7の下流位置で
試料水導入流路5に接続された校正用流路で、当
該流路11中には電磁弁12が設けてある。尚、
13は電磁弁、15は抽出器である。従つて、油
分濃度測定を行なうときは、前記電磁弁13を
開、12を閉、三方電磁弁10を非通電状態とし
ポンプPを作動させ、試料水導入流路5から試料
水を、溶媒導入流路8及び溶媒吐出流路9,91
から溶媒(たとえば四塩化炭素)を夫々導入して
抽出器15へと送給し、ここで試料水、溶媒を撹
拌、混合して溶媒にて試料水中の油分を抽出し、
それを図外の分析部へと送つて油分濃度を測定す
る。この測定中にあつて、試料水導入流路5(た
だし、溶媒吐出流路9の接続個所C1よりも下流
側)、ストレーナ7、ポンプ部P1には常に溶媒が
流れることとなり、溶媒の油分洗浄効果によりこ
れら5,7,P1への油分の付着が極端に少なくな
る。
異にする一対のポンプ部P1,P2(この実施例では
ポンプ部P1の流量:ポンプ部P2の流量=2:1と
してある。)を有する一台の2ヘツドポンプ(交
互送りの2連ダイヤフラムポンプ)、5及び6
は、流量大の前記ポンプ部P1に接続された試料水
導入流路及び吐出流路であつて、試料水導入流路
5中にはストレーナ7が設けられている。8及び
9は流量小の前記ポンプ部P2に接続された溶媒導
入流路及び溶媒吐出流路であり、溶媒吐出流路9
は、三方電磁弁10を介して二流路91,92に
分岐しており、一方の分岐流路91は前記ストレ
ーナ7の上流位置で前記試料水導入流路5に接続
され、(接続個所をC1で示す)、他方の分岐流路
92は、前記ストレーナ7の下流位置で前記試料
水導入路5に接続されている。(接続個所をC2で
示す。)11は、前記ストレーナ7の下流位置で
試料水導入流路5に接続された校正用流路で、当
該流路11中には電磁弁12が設けてある。尚、
13は電磁弁、15は抽出器である。従つて、油
分濃度測定を行なうときは、前記電磁弁13を
開、12を閉、三方電磁弁10を非通電状態とし
ポンプPを作動させ、試料水導入流路5から試料
水を、溶媒導入流路8及び溶媒吐出流路9,91
から溶媒(たとえば四塩化炭素)を夫々導入して
抽出器15へと送給し、ここで試料水、溶媒を撹
拌、混合して溶媒にて試料水中の油分を抽出し、
それを図外の分析部へと送つて油分濃度を測定す
る。この測定中にあつて、試料水導入流路5(た
だし、溶媒吐出流路9の接続個所C1よりも下流
側)、ストレーナ7、ポンプ部P1には常に溶媒が
流れることとなり、溶媒の油分洗浄効果によりこ
れら5,7,P1への油分の付着が極端に少なくな
る。
一方、校正時には、前記電磁弁13を閉、12
を開、三方電磁弁10を通電状態とし、校正用流
路11から校正用液(ゼロ校正時は空気でもよ
い)を、溶媒導入流路8、溶媒吐出流路9,92
から溶媒を夫々導入し、これらをポンプ部P1を経
て抽出器15へと送給するのである。
を開、三方電磁弁10を通電状態とし、校正用流
路11から校正用液(ゼロ校正時は空気でもよ
い)を、溶媒導入流路8、溶媒吐出流路9,92
から溶媒を夫々導入し、これらをポンプ部P1を経
て抽出器15へと送給するのである。
尚、前記一台の2ヘツドポンプPに代えて第3
図に示すように、ポンプ流量の大きさを異にする
二台の定流量ポンプP′1,P′2(ただしポンプP′1の
流量>ポンプP′2の流量)を用いてもよく、又、
前記三方電磁弁10に代えて第3図に示すように
2個の二方電磁弁16,17を用いてもよい。
図に示すように、ポンプ流量の大きさを異にする
二台の定流量ポンプP′1,P′2(ただしポンプP′1の
流量>ポンプP′2の流量)を用いてもよく、又、
前記三方電磁弁10に代えて第3図に示すように
2個の二方電磁弁16,17を用いてもよい。
本考案は上述した構成よりなるので、油分濃度
測定中において、常に、溶媒が試料水導入流路、
(ただし溶媒吐出流路の接続個所より下流側)ス
トレーナ、ポンプ部P1又はポンプP′1を流れ、こ
れらに対する油分の付着が極めて少なくなり、従
つて油分の付着、脱離現象による測定誤差がごく
少なくなり、たとえばバラスト排水のように油分
が高濃度の場合でも長期間安定して測定できる。
測定中において、常に、溶媒が試料水導入流路、
(ただし溶媒吐出流路の接続個所より下流側)ス
トレーナ、ポンプ部P1又はポンプP′1を流れ、こ
れらに対する油分の付着が極めて少なくなり、従
つて油分の付着、脱離現象による測定誤差がごく
少なくなり、たとえばバラスト排水のように油分
が高濃度の場合でも長期間安定して測定できる。
又、試料水導入流路(ただし、溶媒吐出流路の
接続個所より下流側)、ストレーナ、ポンプ部P1
又はポンプP′1には試料水及び溶媒をあわせた流
量が流れるため応答速度が早くなる。
接続個所より下流側)、ストレーナ、ポンプ部P1
又はポンプP′1には試料水及び溶媒をあわせた流
量が流れるため応答速度が早くなる。
第1図は従来例の説明図、第2図は本考案の一
実施例を示す説明図、第3図は本考案の別実施例
を示す説明図である。 5……試料水導入流路、6……吐出流路、7…
…ストレーナ、8……溶媒導入流路、9,91,
92……溶媒吐出流路、P……2ヘツドポンプ、
P1,P2……ポンプ部、P′1,P′2……ポンプ。
実施例を示す説明図、第3図は本考案の別実施例
を示す説明図である。 5……試料水導入流路、6……吐出流路、7…
…ストレーナ、8……溶媒導入流路、9,91,
92……溶媒吐出流路、P……2ヘツドポンプ、
P1,P2……ポンプ部、P′1,P′2……ポンプ。
Claims (1)
- ポンプ流量の大きさを異にする一対のポンプ部
P1,P2を有する一台の2ヘツドポンプP又はポン
プ流量の大きさを異にする二台のポンプP′1,P′2
と流量大のポンプ部P1又はポンプP′1に接続され
た試料水導入流路及び吐出流路と、前記試料水導
入流路中に設けられたストレーナと、流量小のポ
ンプ部P2又はポンプP′2に接続された溶媒導入流
路及び溶媒吐出流路とよりなり、前記溶媒吐出流
路を、前記ストレーナの上流位置で前記試料水導
入流路に接続してあることを特徴とする油分濃度
測定装置における試料水と溶媒との混合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13053980U JPS6227880Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13053980U JPS6227880Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5754043U JPS5754043U (ja) | 1982-03-29 |
JPS6227880Y2 true JPS6227880Y2 (ja) | 1987-07-17 |
Family
ID=29490851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13053980U Expired JPS6227880Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6227880Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-13 JP JP13053980U patent/JPS6227880Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5754043U (ja) | 1982-03-29 |
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