JPS6227859Y2 - - Google Patents

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JPS6227859Y2
JPS6227859Y2 JP1979168932U JP16893279U JPS6227859Y2 JP S6227859 Y2 JPS6227859 Y2 JP S6227859Y2 JP 1979168932 U JP1979168932 U JP 1979168932U JP 16893279 U JP16893279 U JP 16893279U JP S6227859 Y2 JPS6227859 Y2 JP S6227859Y2
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JP
Japan
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knocking
ignition
circuit
signal
primary current
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JP1979168932U
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JPS5686528U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、火花点火機関のノツキング検出装置
に係り、特に、エンジンのノツキングを検出し、
検出したノツキングに基き即座に点火時期を遅ら
せる点火時期制御装置に用いるに好適な、エンジ
ン本体の振動、或いは、この振動により生ずる音
波を検出して電気信号に変換するノツキングセン
サと、該ノツキングセンサ出力に応じてノツキン
グ信号を出力するノツキング検出回路とを有する
火花点火機関のノツキング検出装置の改良に関す
る。
エンジンのノツキングは、最悪の場合にはエン
ジンの破壊をも引き起こす危険な現象であるた
め、従来の点火装置では、ノツキングの発生する
点火時期からある程度の余裕をとつて点火時期を
遅れ側に設定していた。しかしながら、点火時期
をノツキング限界から余裕を取ることは燃費上好
ましくないため、例えば、特開昭52−87537号で
示される如く、点火時期をノツキング限界(ノツ
キングを起こさない最高進角状態)に帰還制御す
る点火時期制御装置が開発されている。
ところで、上記のような点火時期制御装置は、
エンジンのノツキングを検出し、点火時期を帰還
制御するものであり、ノツキングが検出された場
合には点火時期を遅らせ、ノツキングが検出され
ない場合には点火時期をノツキング限界まで進め
るようにエンジン本体に対して点火時期を帰還制
御するものであり、そのノツキング検出装置は、
例えば第1図に示す如く、エンジン本体の振動、
或いはこの振動により生ずる音波を検出して電気
信号に変換する、加速度ピツクアツプ或いはマイ
クロフオンからなるノツキングセンサ10と、該
ノツキングセンサ10出力に応じて、例えば、ノ
ツキングセンサ出力中の特定周波数帯域における
信号の大きさが所定値以上となつた場合に、ノツ
キングを検出して点火時期制御装置13にノツキ
ング信号を出力するノツキング検出回路12とか
ら構成されている。しかし従来は、このノツキン
グセンサ10或いはノツキング検出回路12が、
外部雑音等を拾うと、実際にはエンジンがノツキ
ングを起こしていないにも拘らずノツキング検出
回路12がノツキング有りの状態を示すノツキン
グ信号を出力してしまうため、点火時期制御回路
13により点火時期が遅れ、燃費上好ましくない
という問題点を有した。
前記のようなノツキング検出装置出力に誤動作
を与える雑音として、従来は、吸排気弁の開閉
音、燃焼爆発音、或いは電気回路系への点火(火
花放電)雑音等があり、これ等に対しては、ノツ
キング検出回路12内で信号のマスキング等を行
なつて対処しているが、点火系1次電流通電開始
時の電気的雑音については、一般にその影響は小
さいと思われているため、何ら対策が施されてい
なかつた。しかし、この点火系1次電流通電開始
時の電気的雑音も、各電気部品の配設位置、電気
配線の取り回し状態、コネクタの状態等によつて
は影響を与えることがあり、無視できないもので
ある。
本考案は、前記従来の欠点を解消するべくなさ
れたもので、点火系1次電流通電開始時の電気的
雑音に起因する誤動作が生じることがない火花点
火機関のノツキング検出装置を提供することを目
的とする。
本考案は、エンジン本体の振動を電気信号に変
換するノツキングセンサと、該ノツキングセンサ
出力に応じてノツキング信号を出力するノツキン
グ検出回路とを有する火花点火機関のノツキング
検出装置において、点火系1次電流通電手段と、
該点火系1次電流通電手段により点火系に1次電
流が通電された時から所定時間マスキング信号を
発生する手段と、該マスキング信号を受けて、前
記ノツキングセンサ出力の前記ノツキング検出回
路への伝達を禁止するスイツチング手段とを有す
るノツキング検出装置により、前記目的を達成し
たものである。
以下図面を参照して、本考案の実施例を詳細に
説明する。本考案の第1実施例は、第2図に示す
如く、従来と同様のノツキングセンサ10とノツ
キング検出回路12の中間に、点火系1次電流通
電信号を微分し、その結果得られたパルス性(正
極性)の信号により、ノツキングセンサ10出力
のレベルを一時的にアースレベルに落とすマスキ
ング回路14を設けたものである。
前記マスキング回路14は、例えば、コンデン
サ14a、抵抗14b、ダイオード14c、抵抗
14d、スイツチングトランジスタ14eから構
成されており、抵抗14bとコンデンサ14aで
設定される時定数に応じた時間、例えば0.5ミリ
秒間だけ点火系1次電流通電開始と同時にノツキ
ングセンサ10出力をマスキングする。
本実施例においては、マスキング回路14のコ
ンデンサ14aに入力される点火系1次電流通電
信号と同期して、マスキング回路14のスイツチ
ングトランジスタ14eが、0.5ミリ秒間だけオ
ンとなるため、ノツキングセンサ10出力が点火
系1次電流通電開始時の0.5ミリ秒間はノツキン
グ検出回路12に伝えられることがなく、従つ
て、ノツキング検出回路12、ひいては点火時期
制御回路13が点火系1次電流通電開始時の電気
的雑音によつて誤動作することがない。
本考案の第2実施例を第3図に示す。本実施例
は、従来と同様のノツキングセンサ10とノツキ
ング検出回路12の中間に、点火系1次電流通電
開始と共に動作する単安定回路を有するマスキン
グ回路16を設けたものである。
前記マスキング回路16は、点火系1次電流通
電信号の立ち上がりによつて動作する、出力パル
ス幅2.0ミリ秒の単安定回路16aと、抵抗16
bと、スイツチングトランジスタ16cとから構
成されている。
前記出力パルス幅としては、最大ドエル角と同
時間とすることができる。
本実施例においても、点火系1次電流通電開始
と同時に単安定回路16aが動作し、2ミリ秒間
スイツチングトランジスタ16cをオンとするた
め、ノツキングセンサ10出力はアースレベルに
落とされ、ノツキング検出回路12に伝達される
ことがない。従つて、点火1次電流通電開始時の
電気的雑音に起因するノツキング検出回路12の
誤動作が防止される。
本考案の第3実施例を第4図に示す。本実施例
は、従来と同様のノツキングセンサ10とノツキ
ング検出回路12の中間に、点火系1次電流通電
時間中すべてにおいてノツキング信号をマスキン
グするマスキング回路18を設けたものである。
前記マスキング回路18は、抵抗18aとスイ
ツチングトランジスタ18bとから構成されてい
る。
本実施例においても、点火系1次電流通電時間
中はすべて、ノツキングセンサ10の出力がマス
キングされているため、ノツキング検出回路12
が点火系1次電流通電開始時の電気的雑音によつ
て誤動作することがない。このマスキング回路1
8におけるマスキング時間は、エンジン回転数と
関連して変化するが、例えばエンジン回転数
1000rpmで10数ミリ秒程度となる。
前記実施例においては、いずれも、マスキング
回路を点火系1次電流の制御信号により制御して
いるため、動作が確実である。
なお、前記実施例は、いずれも、本考案をエン
ジンの点火時期制御装置に用いられるノツキング
検出装置に適用したものであるが、本考案の適用
範囲はこれに限定されず、一般の火花点火機関の
ノツキング検出装置にも同様に適用できることは
明らかである。
以上説明した通り、本考案によれば、点火系1
次電流通電開始時の電気的雑音をノツキング信号
と混同して誤動作することがないという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の火花点火機関のノツキング検
出装置の構成を示すブロツク線図、第2図は、本
考案に係る火花点火機関のノツキング検出装置の
第1実施例の構成を示す一部回路図を含むブロツ
ク線図、第3図は、同じく第2実施例を示す一部
回路図を含むブロツク線図、第4図は、同じく第
3実施例を示す一部回路図を含むブロツク線図で
ある。 10……ノツキングセンサ、12……ノツキン
グ検出回路、14,16,18……マスキング回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン本体の振動を電気信号に変換するノツ
    キングセンサと、該ノツキングセンサ出力に応じ
    てノツキング信号を出力するノツキング検出回路
    とを有する火花点火機関のノツキング検出装置に
    おいて、点火系1次電流通電手段と、該点火系1
    次電流通電手段により点火系に1次電流が通電さ
    れた時から所定時間マスキング信号を発生する手
    段と、該マスキング信号を受けて、前記ノツキン
    グセンサ出力の前記ノツキング検出回路への伝達
    を禁止するスイツチング手段とを有することを特
    徴とする火花点火機関のノツキング検出装置。
JP1979168932U 1979-12-05 1979-12-05 Expired JPS6227859Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5686528U JPS5686528U (ja) 1981-07-11
JPS6227859Y2 true JPS6227859Y2 (ja) 1987-07-17

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ID=29679774

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56553A (en) * 1979-06-14 1981-01-07 Mitsubishi Electric Corp Ignition timing device for internal combustion engine

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