JPS62277803A - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機

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JPS62277803A
JPS62277803A JP61121699A JP12169986A JPS62277803A JP S62277803 A JPS62277803 A JP S62277803A JP 61121699 A JP61121699 A JP 61121699A JP 12169986 A JP12169986 A JP 12169986A JP S62277803 A JPS62277803 A JP S62277803A
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JP
Japan
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casing
inverted
length
antenna element
shaped antenna
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Application number
JP61121699A
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English (en)
Inventor
Koichi Tsunekawa
光一 常川
Tokio Taga
多賀 登喜雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 「産業上の利用分野」 この発明は逆F形アンテナ素子を取り付けた携帯無線機
に関するものである。
「従来の技術」 従来、逆F形アンテナ素子を有する携帯無線機としては
、無線機筐体の送受話器の設置面に相対する筐体背面上
部に逆F形アンテナ素子を実装した900MHz帯着脱
式移動a(多質、作用、佐々木、“自動車電話用着脱式
移動機アンテナの検討”昭和58年度電子通信学会総合
金大、1th2170)が知られている。第1図はこの
従来の着脱式移動機の構成を示す斜視図で金属材からな
るほぼ直方体状の無線機筺体11の前面上部に受話器1
2、下部に送話器13が位置して内部に取付けられ、筐
体11の背面14の上部は僅が引込められてアンテナ設
置用凹部15とされ、このアンテナ設置用凹部15にお
いて筐体背面と対向して方形の導体板16が配され、導
体板16の上縁の一端は接地用導体17で7体11と連
結され、導体板16の上縁中間部は給電用導体18で筐
体11内の無線機本体(送受信機)と接続されている。
導体板16は誘電体19で筺体11に支持されている。
導体板16、接地用導体17、給電用導体18、誘電体
19で逆F形アンテナ素子21が構成されている。第2
図に示すように逆F形アンテナ素子21は誘電体カバー
22で覆われ、かつ無線機外部に突出されていない。
この無線機は携帯性に優れ、且つアンテナ折を員事故等
による無線機の信頼度低下を極めて少なくしたアンテナ
構成となっていた。この構成の筐体寸法は幅W ” 4
0 am、奥行きD=60mm、高すL=180mlで
あり、また逆F形アンテナ素子21のアンテナ高はh=
10■諷であったため、逆F形アンテナ素子21の比帯
域幅はVSWR≦2で評価して5.8%しかとれなかっ
た。そのため、従来の着脱式移動機を現在の自動車電話
方式(送受信両帯域で7.8%の比帯域が必要)に適用
する場合には、逆F形アンテナ素子のアンテナ襄りをよ
り高くして広帯域化を図るか、或いは第3図に示すよう
に逆F形アンテナ素子の導体板16と対向し筐体IIと
反対側に間隙23を介して無給電素子24を付加する(
特願昭59−162690.広帯域伝送線路アンテナ)
等により広帯域化を図ることが必要であった。無給電素
子24は接地用導体25で接地用導体17と連結され、
かつ誘電体26で導体板16に取付けられている。
これら広帯域化を図る従来の方法では結果的にアンテナ
容積が増加するため携帯無線機の小型化に相反するとい
う欠点を有していた。また、第4図に示すように導体+
N16.16’を2枚平行に並べて給電し、2共振特性
をもたせた構造(構出、後if?f、“2共振形広帯域
アンテナ”、昭和60年度電子通(3学会総合金大 S
5−5)により広帯域化を行う方法も提案されているが
、給電線路長や給電位置の調整が複雑であるため携帯無
線機の調整コストが増え、低価格な携帯無線機の実現に
相反する欠点を有していた。
この発明の目的は逆F形アンテナ素子の大型化や逆F形
アンテナ素子構造の複雑化を招かずに、小形で且つ格段
の広帯域特性をもつ逆F形アンテナ素子を実装した携帯
無線機を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、無線機筐体上の第一の逆F形アンテナ素子
を設置している筒体面を含みヱ体の外周を筐体面に沿っ
て一周する複数の筐体面により÷1′!成される筐体外
周経路から、その経路上の他の逆F形アンテナ素子の前
記経路上の占有長(ゼロを含む、つまり他の逆F形アン
テナ素子が存在しない場合を含む)を差し引いた経路長
を有効経路長S′とする時、前記第一の逆F形アンテナ
素子を実装した筐体面とこの筐体面に相対する匠体面と
で決まれ−る筐体面の前記筐体外周経路に沿った方向の
長さaが、前記第一の逆F形アンテナを設置している筐
体面の前記筐体外周経路に沿った方向の長さbより短か
く、かつ長さ(S′−a)が、(n±0.2)λとなる
ように筐体が構成され、あるいは前記長さaが前記長さ
bより長く、かつ前記有効経路長S′が(n±0.2)
λとなるように筐体が構成される。nは1以上の整数で
あり、λは第一の逆F形アンテナの共振周波数の波長で
ある。
「実施例1」 第5図はこの発明の実施例1を説明する図であって、携
帯無線a筐体に逆F形アンテナ素子を一素子直方体筒体
の側面に取り付けた場合である。
第1図の場合と全体としてほぼ同一形状をしており、金
属材のほぼ直方体状無線機筺体11の1つの側面31の
上部と対向して導体板16が配され、導体板16は接地
用導体17で筺体11と連結され、給電用導体18で筐
体11間の無線機本体と接続され、導体板16は誘電体
19で筺体11に保持されている。導体板16、接地用
導体17、給電用導体18、誘電体19で逆F形アンテ
ナ素子21が構成されている。図に示してないが第1図
と同様に受話器、送話器なども設けられる。また筺体1
1の側面31の他の三つの側面を32゜33.34とし
、上面を35、底面を36とする。
いま逆F形アンテナ素子21を設置している筐体面31
と、この筐体面に相対する筐体面33と、上面35、底
面36を通る筐体外周経路37を設定した時、この実施
例では筐体面35の筐体外周経路37に沿った長さa 
(筐体奥行きD)が、逆F形アンテナを設置している1
体面31の筐体外周経路37に沿った長さb(筐体高さ
し)より短かい場合を示している。
この実施例では筐体外周経路37上に他の逆F形アンテ
ナ素子は存在していない。この実施例では筐体外周経路
37の長さS、すなわち、2 L+2Dなる長さを有効
経路長S′とし、そのS′から前記長a、この例では筐
体奥行きDを引いた長さS′−a=S−Dが、逆F形ア
ンテナ素子21の共振周波数の波長で換算して0.8波
長以上1.2波長以下の範囲となるように構成している
。第6図は実施例1について筺体高さしを変化させた場
合の筐体外周経路長Sを波長換算した値(2L+2D)
/λ (ただしλはアンテナ素子21の共振波長)に対
する比帯域幅の変化を実測したー測定例を示したもので
ある。この図より筐体外周経路長Sが一波長となる点か
ら、筐体奥行きDを波長換算した値だけ長い筐体外周経
路長を持つ筐体構成となる点に帯域幅の最大値が現れる
ことがわかる。この理由は次のように考えることができ
る。
筐体It内の無線機本体の給電用同軸線路の内導体は給
電用導体1日に接続され、外導体は無線機筐体11に接
続されるから、給電電流はアンテナ素子の導体板16の
みならず無線a筐体11の表面上にも流れる。このこと
は無線機筐体ll自体がアンテナとして働くことを食味
しており、導体板16と金属国体11との間で給電を行
っていることになる。従って、アンテナ素子21の筐体
設置位置によって筐体ll上に流れる電流分布が多少変
動するため、筐体11の寸法パラメータの若干の補正は
必要なものの、1体外周経路長Sがほぼ一波長となる近
傍においてアンテナ電流が丁度うまく筐体11上にのり
、アンテナ入力端からみたインピーダンスの周波数特性
が緩慢になるため広帯域となると考えられる。
第6図より明らかなように、この実施例1では筐体外周
経路長Sを有効経路長S′とし、これから補正パラメー
タとしてアンテナ素子設置面31及びその対向面33で
挟まれた面35の経路37に沿う長さa (この例では
筐体奥行きD)を引いた長さ(S′−a)がほぼ−波長
となる近傍では、逆F形アンテナ素子21の構成が第1
図に示した従来の基本構造のままであっても広帯域とし
得る効果があることがわかり、第6図の結果よりこの効
果が有効な範囲を5−D−λに対しほぼ±0.2波長と
云える。以上のことから、この実施例1では、アンテナ
素子21を設置している筐体面31を通って筐体11の
外周を無線機筐体面に沿って一周する筐体外周経路長S
(S′)から筐体奥行きD(a)を引いた値(S’−a
>を0.8波長〜1.2波長として無線機筐体11を構
成することにより、従来、アンテナの素子高に依存した
比帯域幅しか得られなかった逆F形アンテナ素子の比帯
域幅特性を大幅に改善しうる。
「実施例2」 第7図はこの発明の実施例2を説明する図であって、実
施例2は筐体11の1側面31の上部に凹部15を設け
、その凹部15の底面に逆F形アンテナ素子21を1つ
取り付けて、筺体11からアンテナ素子21が突出しな
い構成とした例である。この場合はアンテナ素子21を
設置している筐体面は側面31であり、そこに凹部15
を設けてアンテナ素子21を設置したと考える。ゆえに
アンテナ素子21を設置している筐体面31を通って筐
体11の外周を無線機1体面に沿って一周する筐体外周
経路37を考えた場合、筐体奥行きDより高さLが長く
、アンテナ素子が他に存在しないので、筐体外周経路長
S(を動経路長S’)から筐体奥行きD (a)を引い
た値を0.8波長〜1.2波長として構成することによ
り、実施例1と同様の広帯域効果が得られる。
「実施例3」 第8図はこの発明の実施例3を説明する図であって、こ
の実施例3では無線機筐体ll上に二つの逆F形アンテ
ナ素子、21.21’を設けた場合で、その二つの逆F
形アンテナ素子21.21’を直方体筐体11の相対す
る側面31.33にそれぞれiG!してダイバーシチア
ンテナ構成としてものである。この実施例3では第1の
逆F形アンテナ素子21を設置している筐体面31を通
って筺体11の外周を無線機筐体面に沿って一周する筐
体外周経路37を考えた場合、1体臭行きDが高さLよ
り短かく、かつ筐体外周経路37上に第2の逆F形アン
テナ素子21’が存在している。
このような場合には、逆F形アンテナ素子21′が筐体
外周経路37上で占める長さく逆F形アンテナ素子21
′の導体板16′の長さ1r′)部分には、逆F形アン
テナ素子21側から筐体11側に流れるアンテナ′::
、流がうまく厘体11上にのらないと考えられ、従って
筐体外周経路長Sからこの筐体外周経路37上に存在す
る第2の逆F形アンテナ素子21′の経路占有長(逆F
形アンテナ素子の導体板長)er’を差し引いた値をア
ンテナ電流がのる有効経路長S′と考え、この経路長S
′よりアンテナ素子設置面31及び33により挟まれた
面35の経路37に沿う長さa (この例では筐体奥行
きD)をひいた長さを1波長士02波長の範囲として構
成することにより、逆F形アンテナ素子の広帯域化が実
現される。また第2の逆F形アンテナ素子21′を基準
として同様の筐体構成とするときは第2の逆F形アンテ
ナ素子21′が広帯域化される、すなわち第1及び第2
の逆F形アンテナ素子21.21’の各共振周波数が同
し場合には、アンテナ素子の導体板16゜16′の筐体
外周経路に沿った長さ1r並びにir′がほぼ同しとな
るのでどちらのアンテナ素子を基(1!とじてもを動経
路長S′はほぼ同しとなり、第1及び第2の逆F形アン
テナ素子21及び21′が共に広(1シ域化される。第
9図は第8図に示した実施例において前記有効経路長S
′の変化に対する帯域幅の変化を実測したー測定例を示
したものであり、曲4138.39はそれぞれアンテナ
素子21.21’に対するものである。この場合実施例
1 (第6図)と同様に有効経路長S′が一波長の点よ
り筐体奥行きDを波長換算した値だけ長い経路長を持つ
筐体構成となる点で帯域幅が最も拡大されることがわか
る。
「実施例4」 第1O図はこの発明の実施例4を説明する図であって、
この実施例4は筐体11の相対する側面31.33にそ
れぞれ凹部15,15’を設け、これら凹部15.15
’の各底面にそれぞれ逆F形アンテナ素子21.21’
を取り付けて、筐体からアンテナ素子が突出しないダイ
バーソチアンテナ構成としたものである。この実施例4
においても、アンテナ素子設五面は31および33と考
えて、実施例3と同(某の筐体構成とすることにより、
第一の逆F形アンテナ素子21の広帯域化が実現されろ
。さらに実施例3と同様に第2の逆F形アンテナ素子2
1′を広帯域化することも容易に可能であり、かつ第1
及び第2の逆F形アンテナ素子21.21’の共振周波
数が同じ場合には、画素子21.21’共に広帯域化さ
れる。第11図は第10図に示した実施例4において前
記有効経路長S′の変化に対する帯域幅の変化を実測し
たー測定例を示したものであり、実施例1 (第6図)
および実施例3 (第9図)と同様に有効経路長S′が
一波長の点より筐体奥行きDを波長換算した値だけ長い
経路長を持つ筐体構成となる点で帯域幅が最も拡大され
ることがわかる。
r実施例5」 第12図はこの発明の実施例5を説明する図であって、
この実施例5では逆F形アンテナ素子21を直方体筺体
11の上面35に取りつけた場合である。導体板16は
1体11の上面35と対向し、接地用導体17、給電用
導体18はそれぞれ筺体11の側面31側で筺体11、
無線機本体と接続される。この実施例5では、筐体外周
経路37に(N体外同経路長S)を考えた場合、逆F形
アンテナ素子21を設置している筐体面35と、この筐
体面35に相対する筐体面36とで挟まれる筐体面31
の経路37に沿った長さa (筐体高さし)より、逆F
形アンテナ素子21を設置している筐体面35の経路3
7に沿った長さb(筐体奥行きD)が短い場合を示して
いる。この場合簿体外周経路37上に他の逆F形アンテ
ナ素子は存在しないので、筐体外周経路長S(すなわち
、2L+20、有効経路長S’)の値が逆F形アンテナ
素子の周波数の波長で換算して0.8波長以上1.2波
長以下の範囲となるように構成する。第】3図は実施例
5について筐体長りを変化させた場合の筐体外周経路長
Sを波長換算した値((2L+2D)/λ、λ;波長〕
に対する比帯域幅の変化を実測したー測定例を示したも
のであるが、筐体外周経路長Sが一波長となる筐体構成
の点に帯域幅の最大値が現れており、また広帯域にを効
となるSの範囲は1波長±0.2波長と云える9以上の
ことから、この実施例5のように筐体高さしより奥行き
Dが短い場合は、アンテナ素子を設置している筐体面3
5を通って厘体の外周を無線機筐体面に沿って一周する
筐体外周経路長S(有効経路長s’>を0.8波長〜1
.2波長として無線機筐体を構成することにより、従来
までアンテナの素子高に依存した比帯域幅しか得られな
かった逆F形アンテナ素子の比帯域特性を大幅に改善し
うる。
「実施例6」 第14図はこの発明の実施例6を説明する図であって、
この実施例6では逆F形アンテナ素子21.21’を直
方体状筐体11の上面35および底面36に設置してダ
イハーシチアンテナ構成としたものである。この実施例
6では第1の逆F形アンテナ素子21を設置している筐
体面35を通って筐体の外周を無線機筐体面に沿って一
周する筐体外周経路長37を考えた場合、アンテナ素子
21の設置面35の長さbより、その設置面35とその
対向面により挟まれた筐体面31の長さaが長(、かつ
筐体外周経路37上に第2の逆F形アンテナ素子21′
が存在している。このような場合には、逆F形アンテナ
素子21′が筐体外周経路長37上で占める長さく逆F
形アンテナ素子21′の導体板16の長さj!r’)部
分には筐体側に流れるアンテナ電流がうまく筐体11上
にのらないので、筐体外周経路長Sからこの筐体外周経
路37上に存在する第2の逆F形アンテナ素子21′の
経路占有長(逆F形アンテナ素子の導体板長)βr′を
差し引いた値を有効経路長S′と考え、この経路の長さ
S′を1波長±0.2彼長の範囲として構成することに
より、逆F形アンテナ素子の広帯域化が実現される。ま
た第2の逆F形アンテナ素子21′を基阜として同様の
筐体構成とするときは第2の逆F形アンテナ素子21′
が広帯域化される、すなわち第1及び第2の逆F形アン
テナ素子21.21’の共振周波数が同じ場合には、ア
ンテナ素子の導体板の外周経路に沿った長さ1r並びに
j!r’がほぼ同じとなるのでどうらの素子を基阜とし
ても有効経路長S′はほぼ同しとなり、第1及び第2の
逆F形アンテナ素子21及び21′が共に広帯域化さね
、る。
[実施例7J 第15図はこの発明の実施例7を説明する図である。こ
の実施例7は逆F形アンテナ素子21を設置している筐
体面31を通って筐体の外周を無線機筐体面に沿って一
周する筐体外周経路長37を考えた場合、アンテナ素子
設置面とその対向面とで挟まれた面の長さa  (a体
臭行きD)よりアンテナ素子設置面の長さb(筐体間さ
し)が短く、筐体外周経路37上に他の逆F形アンテナ
素子は存在せず、かつ筐体外周経路長Sがアンテナ素子
21の共振周波数に対して0.8波長〜1.2波長より
も大なる構成となっている場合である。この場合は筐体
外周経路の長さS(有効経路長S’)がアンテナ素子2
1の共振周波数に対して0.8波長〜1.2波長の範囲
の長さにアンテナの共振周波数の波長の整数倍の長さを
加えた範囲の長さとなるように無線機筐体構造を決定す
ることにより、実施例1及び実施例5と同様に筐体側に
流れるアンテナ電流を丁度うまく筐体上にのせてアンテ
ナ入力端からみたインピーダンスの周波数特性を緩慢に
でき、従って逆F形アンテナ素子21の帯域特性を広帯
域化できる。
なお、逆F形アンテナ素子が複数個筐体上に実装されて
いる場合についても実施例3,4及び6に示したものと
同様にして筐体寸法を決定することにより、同様の作用
効果が得られる。
また、前記各実施例では直方体筺体11を例として説明
したが、直方体筐体の筐体構造に限らず、任意形状の筐
体についてもアンテナ素子を実装する筐体面と筐体寸法
とから算出される有効経路長S′又は(S’−a)をほ
ぼ1波長±0.2彼長とすることにより同様の作用効果
を得る筐体構造を容易に実現できる。更に上述において
a<bの場合は(S’ −a)を、a>bの場合はS′
をnλ(nは1以上の整数)としてもよい。
「発明の効果J 以上説明したように、筐体上に少なくとも一つの逆F形
アンテナ素子を設置した)14造を有する携帯形無線機
において、この発明では第一の逆F形アンテナ素子を設
置している筐体面を含み筐体の外周を筐体面に沿って一
周する複数の筐体面により構成される筐体外周経路から
、その玉体外周経路上に他の逆F形アンテナ素子の前記
臣体外周経路上の占有長(他の逆F形アンテナ素子が存
在しない場合はゼロ)を前記筐体外周経路より差し引い
た経路長を有効経路長S′とし、前記第一の逆F形アン
テナ素子を実装した筐体面とこの筐体面に相対する筐体
面とで挟まれる筐体面の前記筐体外周経路に沿った方向
の長さaを、第一の逆F形アンテナ素子を設置している
筐体面の前記筐体外周経路に沿った方向の長さbより短
かくし、かつ長さく3’ −a)を(n±0.2)、l
とするか、或いは前記筐体面の長さaが前記筐体面の長
さbよりも長くし、かつ前記経路の長さS′を(n±0
.2)λとなるように筐体構造を設定しているから、筐
体側に流れるアンテナ電流を丁度うまく筐体上にのせる
ことができ、アンテナ入力端からみたインピーダンスの
周波数特性を緩慢にして従来の逆F形アンテナ素子に特
段の細工を要さずに広帯域化を実現できる利点があるた
め、小形・低姿勢で軽萱であるというnfiを有する逆
F形アンテナ素子を安価な調整コストで実装でき、携帯
性・信頼性に優れた携帯形無線機を実現できるので、公
衆f多動通信用携帯電話機の実現に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は逆F形アンテナ素子を実装した従来の携帯無線
機を示す斜視図、第2図はそのアンテナ素子にカバーを
被せた状態を示す斜視図、第3図及び第4図はそれぞれ
広帯域化を図った逆F形アンテナ素子を実装した従来の
携帯無線機を示す斜視図、第5図は逆F形アンテナ素子
を筐体側面に実装したこの発明の携帯無線機の実施例を
示す斜視図、第6図は実施例1における筐体寸法と帯域
幅との関係を示す特性図、第7図は逆F形アンテナ素子
を筐体側面に設けた凹部に取り付けた場合のこの発明の
携帯無線機を示す斜視図、第8図は複数の逆F形アンテ
ナ素子を筐体側面に実装した場合のこの発明の携帯無線
機の実施例を示す斜視図、第9図は実施例3における筐
体寸法と帯域幅との関係を示す特性図、第10図は複数
の逆F形アンテナ素子を筐体側面に設けた1M数の凹部
にそれぞれ取り付けた場合のこの発明の携帯無線機の実
施例を示す斜視図、第11図は実施例4における1体寸
法と帯域幅との関係を示す特性図、第12図はアンテナ
素子を筒体頂面に実装した場合のこの発明の携帯無線機
の実施例5を示す斜視図、第13図は実施例5における
筐体寸法と帯域幅の関係を示す特性図、第14図は複数
の逆F形アンテナ素子を筐体頂面および筐体底面にそれ
ぞれ取り付けた場合のこの発明の携帯無線機の実施例を
示す斜視図、第15図はアンテナの動作波長に比して比
較的筐体寸法が大きい場合のこの発明の携帯無線機の実
施例を示す斜視図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属材からなる筐体と、この筐体に平行に近接対
    向して設けられた導体板、この導体板を前記筐体に接続
    する接地用導体、前記導体板に給電する給電用導体で構
    成される逆F形アンテナ素子の少なくとも一つとを有す
    る携帯無線機において、第1の逆F形アンテナ素子を設
    置している筐体面を含み前記筐体の外周を筐体面に沿っ
    て一周する複数の筐体面により構成される筐体外周経路
    から、その筐体外周経路上の他の逆F形アンテナ素子の
    前記筐体外周経路上の占有長(ゼロを含む)を差し引い
    た経路長を有効経路長S′とする時、前記第一の逆F形
    アンテナ素子を実装した筐体面とこの筐体面に相対する
    筐体面とで挟まれる筐体面の前記筐体外周経路に沿った
    方向の長さaは、前記第一の逆F形アンテナを設置して
    いる筐体面の前記筐体外周経路に沿った方向の長さbよ
    り小であり、 かつ長さ(S′−a)が(n±0.2)λ(nは1以上
    の整数:λは前記第一の逆F形アンテナの共振周波数の
    波長)になるように前記筐体が構成されていることを特
    徴とする携帯無線機。
  2. (2)金属材から成る筐体と、この筐体に平行に近接対
    向して設けられた導体板、この導体板を前記筐体に接続
    する接地用導体、前記導体板に給電する給電用導体で構
    成される逆F形アンテナ素子の少くとも一つとを有する
    携帯無線機において、第1の逆F形アンテナ素子を設置
    している筐体面を含み前記筐体の外周を筐体面に沿って
    一周する複数の筐体面により構成される筐体外周経路か
    ら、その筐体外周経路の他の逆F形アンテナ素子の前記
    筐体外周経路上の占有長(ゼロを含む)を差し引いた経
    路を有効経路長S′とする時、前記第一の逆F形アンテ
    ナ素子を実装した筐体面とこの筐体面に相対する筐体面
    とで挟まれる筐体面の前記筐体外周経路に沿った方向の
    長さaは、前記第一の逆F形アンテナを設置している筐
    体面の前記筐体外周経路に沿った方向の長さbよりも大
    であり、 かつ前記有効経路長S′が(n±0.2)λ(nは1以
    上の整数、λは前記第一の逆F形アンテナの共振周波数
    の波長)になるように前記筐体が構成されていることを
    特徴とする携帯無線機。
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