JPS62277556A - 電磁超音波探触子 - Google Patents

電磁超音波探触子

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JPS62277556A
JPS62277556A JP61121664A JP12166486A JPS62277556A JP S62277556 A JPS62277556 A JP S62277556A JP 61121664 A JP61121664 A JP 61121664A JP 12166486 A JP12166486 A JP 12166486A JP S62277556 A JPS62277556 A JP S62277556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
thin plate
eddy current
coil
transmitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP61121664A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiro Sanemori
実森 彰郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS62277556A publication Critical patent/JPS62277556A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電磁超音波を応用した計測に使用される電
磁超音波探触子の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の電磁超音波探触子の4造を示す概略図で
ある。図tこおいて、1は計測の対象となる導心性衣面
を持った被検材、2は磁石、3は送受信コイルである。
第3図に示す講造から明らかなように、電磁超音波を応
用した計測に使用される従来の電磁超音波探触子は、磁
石2と、この磁石2の面に対向して配設された送受信コ
イル3とから構成されている。
次に、上記従来の電磁超音波探触子の動作について説明
する。磁石2は被検材1の表面に矢印で示す方向の垂直
な磁界Bを発生するように配設されている。送受信コイ
ル3に矢印で示す方向に高周波交流電流Iが流されると
、被検材1の表面部に渦電流Jが生じる。この渦電流J
と上記磁界Bとの相互作用によって生ずるローレンツ力
により矢印で示す方向に撮動Fが生じ、この振動Fは超
音波として伝播して行く。一方、磁界B中に超音波が到
来すると、その超音波の撮動により被検材1に渦電流J
が発生し、被検材1と対向して存在する送受信コイル3
により上記渦電流Jが検出され、超音波の到来したこと
を検矧できる。
ところで、送受信コイル3に高周波交流電流工を流すと
、磁石2も専心性物質であるので、送受信コイル3に近
接して配置される磁石2の一面にも渦11!流が生じ、
この結果として超音波が生ずる。
このようにして発生した超音波は磁石2の内部を伝播し
、この磁石2の反射側の而で反射され、再び送受信コイ
ル3側lこ戻って来て送受信コイル3により検出される
。従って、上記のように送受信コイル3側に戻って来る
不要な超音波は被検材1内からの超音波エコーと誤認さ
れ、正確な計測を行うことができなくなるという問題点
があった。
このような問題点を解決するためlζ、例えば特開昭5
8−5645号公報及び特開昭58−44342号公報
に開示されたものが提案されている。第4図は上記特開
昭58−5645号公報に記載された慮磁超音波探1幀
子の構造を示しており、これは、磁石2と送受信コイル
3との間に短絡コイル5を設けるようにしたものである
。これによると、超音波の送信のために送受信コイル3
に電流を流した時、短絡コイル5に1流が誘起されるの
で、磁石21ζ発生する渦1流は少なくなる。従って、
磁石2@の超音波エコーによる障害は少なくなり、その
徨度は、短絡コイル5が存在しない場合と比べて約6d
Bであることが開示されている。また、第5図は上記特
開昭58−44342号公報に記載された超音波による
材料の非破壊検査用のダイナミック変成器ヘッドの構造
を示しており、これは、磁石2の送受信コイル3に近接
する磁極部分4に、この送受信コイル3に流れる′It
流の方向と直角な方向にスロット6を設け、磁石2内で
の渦電流の発生を抑えるようlこしたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来のitm超音波探触子は以上のよう1こ構成さ
れているので、前者lこおける短絡コイル5を設けるも
のは、その効果としてはたかだか約6dB程度であって
余り良好ではないっこれは、短絡コイル5では送受信コ
イル3と磁石2との間の遮へいを十分に行えないからで
ある。また、短絡コイル5の挿入によって磁石2の磁極
と被検材1との間隔が大きくなり、被検材1の表面では
磁界強度(磁束密度)が小さくなるためlこ感度が低下
するという問題点があった。これは、第6図における磁
石2の磁界分布を示す図から容易に理解できる。
図中のA2の位置ではA1の立置よりも磁界の垂直成分
が少ないので、被検材1の表面がA2の位置にある場合
は、A1の位置にある場合よりも磁界と渦電流との相互
作用で発生する超音波の大きさが小さい。さらに、短絡
コイル5は送受信コイル3と同等の製作上の手間がかか
り、製造コストが高くなるなどの問題点があった。
また、後者におけるものは磁石2の磁極部分4にスロッ
ト6を設ける加工をしなければならず、このようなスロ
ット6は密に複数個設けなければ、磁石2に発生する渦
?!を流の抑制効果は少ないので、製作に手間がかかる
と共に高価になるという問題点があった。さらに、スロ
ット6を密に複数個設けると、その部分の磁気抵抗が増
大し、磁束密度が下がり、あるいは上記部分の磁気的有
効断面積が小さくなり、磁気飽和がしやすくなり、その
結果として磁束密度を大きくできなくなるために、感度
が低下するという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、磁石側1こ超音波が発生することなく、また、磁
石聞の超音波を検出せず、被検材中の計測を正確に行え
る電磁超音波探触子を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る1磁超音波探触子は、磁石と送受信コイ
ルとの間に、かつ磁石側と音響的に絶縁して導電性薄板
を設けたものである。
〔作用〕
この発明の電磁超音波探触子においては、送受信コイル
に流れる電流によって、被検材中に渦電流を発生して・
超音波を発生し、一方、磁石と送受信コイルとの間に設
けた導1性薄板にも渦電流を発生するようにし、これに
より、磁石内の渦電流の発生が阻止され、磁石内には超
音波が発生しないようになる。導電性薄板内に生じた渦
電流によっては超音波が発生するが、導電性薄板と磁石
とは音響的に分離されているので、その超音波が磁石内
へ伝播することなく短時間で減衰してしまう。
このようにして、計測に際して障害となる磁石側での超
音波の発生を防ぎ、正確な計測を容易に行うことができ
る。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例である4磁超音波探触子の
構造を示す概略図である。図において、1は計測の対象
となる導′JL注表面を持った被検材、2は磁石、3は
送受信コイルである。7は磁石2と送受信コイル3との
間に、かつ磁石291IIと音響的に絶縁して設けた導
電性薄板である。ここでは、磁石2には永久磁石を用い
、導電性薄板7には接着剤付きの銅箔テープを用い−こ
の導電性薄板7を磁石2に軟らかく接着した構成とされ
ている。
次に、上記この発明の一実施例である電磁超音波探触子
の動作について説明する。まず、送受信コイル3に、超
音波を送信するための高周波交流電流Iを矢印に示す方
向に流すと、被検材1の表面部に渦1流Jが生じる。こ
の渦電流Jと磁石2により矢印で示す方向に与えられて
いる被噴材1に垂直な磁界Bとの相互作用によって生じ
るローレンツ力のために、矢印で示す方向に振動Fが生
じ、この振動Fは超音波として伝播して行く。また、こ
のようにして発生した超音波の受信が上記とは逆の過程
によって行われることは、上述したような従来例の場合
と同じである。
一方、送受店コイル3に流す高周波交流電流工により導
電性薄板7にも渦tL流が生じる。このために、磁石2
にはほとんど渦′1流は生じない。導電性薄板7中の渦
電流によっても超音波が生じるが、この超音波は導4性
薄板7の表面、裏面間で反射を繰り返して急速に減衰し
てしまう。ところで、導電性薄板7中に生じた超音波の
一部は磁石2と導電性薄板7との間にある接着剤中へ伝
わって行くが、この接着剤としては軟らかいものを用い
であるので、上記超音波は急速に減衰して磁石2中への
伝播は極めてわずかなものとなる。また、わずかではあ
るが、磁石2中に伝播して行った超音波は、この磁石2
の裏面で反射されて戻って来て渦電流を生じるが、導電
性薄板7Iこよって音響的に遮へいされているため、送
受信コイル3で検出される名号は極めて小さくなる。ま
た、磁石2の裏面から戻って来た超音波は、磁石2から
導電性薄板7との間にある歌らかい接着剤によって吸収
され、導電性薄板7に達するものは極めて小さくなる。
このようにして、磁石2内に発生する超音波を著しく小
さくし、さらに、磁石2内の超音波を検出する能力を臘
力小さくすることができる。
ところで、上記1磁超音波探融子を用い、鋼板を被検材
1として、その裏面エコーを観測した例を第2図に示し
ている。第2図(alはこの発明を適用しない場合、す
なわち導電性薄板7が無い場合の裏面エコーの波形を示
し、図中のCは被検材1の裏面エコーを、Dii蚕石2
の裏面エコーである。
第2図(blはこの発明を適用した場合、すなわち導電
性薄板7を設けた場合であり、被検材1の裏面エコーC
のみが観測され、8石2の裏面エコーDは観測されてい
ない。また、この時においても、被検材1の裏面エコー
Cの減衰などの不利な現象は起っていない。
なお、上記果m列では、導電性薄板7に接着剤付きの鋼
箔テープを用いた場合について説明したが、導電性があ
れば銅に限らず他の材料を使用しても良い。また、接着
剤を用いなくても、磁石2と導電性薄板7との音響的結
合が弱ければ、他のいかなる方法を用いても良い。
また、上記実施例では、送受信コイル3は一つのコイル
で送信、受信の両機能を行うものについて示したが、各
々の機能を分担して行うようにしても良い。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、電磁超音波探触子にお
いて、磁石と送受信コイルとの間に、かつ磁石側と音響
的に絶縁して導電性薄板を設けた構成としたので、極め
て容易に、かつ安価な構成により磁石側の不要なエコー
を除去することができ、被検材中の計測を正確に行うこ
とができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である電磁超音波探触子の
構造を示す概略図、第2図は、第1図の1磁超音波探咄
子による検出信号を、従来例のものと比較して示す波形
図、第3図は従来の電磁超音波探触子の構造を示す概略
図、第4図及び第5図は、それぞれ従来の他の例である
電磁超音波探触子及び超音波検査用変成器ヘッドの構造
を示す概略図、第6図は、第4囚の電磁超音波探触子に
おける磁石の磁界分布を示す図である。 図において、1・・・被検材、2・・・磁石、3・・・
送受信コイル、4・・・磁極部分、5・・・短絡コイル
、6・・・スロット、7・・・24電性薄板である。 なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁界と渦電流との相互作用により電磁的に超音波を発生
    、検出させる電磁超音波探触子において、磁石と送受信
    コイルとの間に、この磁石と音響的に絶縁して導電性薄
    板を設けたことを特徴とする電磁超音波探触子。
JP61121664A 1986-05-27 1986-05-27 電磁超音波探触子 Pending JPS62277556A (ja)

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JP61121664A JPS62277556A (ja) 1986-05-27 1986-05-27 電磁超音波探触子

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JPS62277556A true JPS62277556A (ja) 1987-12-02

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ID=14816843

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JP61121664A Pending JPS62277556A (ja) 1986-05-27 1986-05-27 電磁超音波探触子

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0296607A (ja) * 1988-10-04 1990-04-09 Babcock Hitachi Kk 電磁超音波用トランスジューサ
DE10241831B3 (de) * 2002-09-09 2004-01-29 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Vorrichtung und Verfahren zur Detektion von Materialdiskontinuitäten in einem Prüfkörper
JP2007527532A (ja) * 2004-02-26 2007-09-27 オトクリトエ アクツィオネルノエ オブシェストボ ”ノルディンクラフト” 電磁超音波探触子
US8907499B2 (en) 1997-04-04 2014-12-09 Glenn J Leedy Three dimensional structure memory

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JP4842922B2 (ja) * 2004-02-26 2011-12-21 オブシェストボ エス オグラニチェンノイ オトベツトベンノスチュ“ノルディンクラフト サンクト−ペテルブルグ” 電磁超音波探触子

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