JPS62277116A - プリコート方法 - Google Patents

プリコート方法

Info

Publication number
JPS62277116A
JPS62277116A JP12083786A JP12083786A JPS62277116A JP S62277116 A JPS62277116 A JP S62277116A JP 12083786 A JP12083786 A JP 12083786A JP 12083786 A JP12083786 A JP 12083786A JP S62277116 A JPS62277116 A JP S62277116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
precoat
filter
tank
precoating
coat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12083786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0342921B2 (ja
Inventor
Chiaki Hasegawa
千晃 長谷川
Takeshi Tsurumi
鶴見 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Kurita Water Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc, Kurita Water Industries Ltd filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP12083786A priority Critical patent/JPS62277116A/ja
Publication of JPS62277116A publication Critical patent/JPS62277116A/ja
Publication of JPH0342921B2 publication Critical patent/JPH0342921B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は発電所の復水処理等に使用されるプリコート
フィルタ、特に濾過寿命の長いプリコート層を効率的に
形成可能なプリコートフィルタに関するものである。
〔従来の技術〕
発電所における復水処理として、復水中の酸化生成物(
クラッド)を除去するためにプリコートフィルタが使用
されている。このプリコートフィルタに使用されるプリ
コート材としては、天然または人工の繊維状物質、ケイ
ソウ土、イオン交換樹脂粉末等が使用されている。原子
力発電所では特に処理水質の点からイオン交換樹脂粉末
が使用されているが、使用済のプリコート材は放射性物
質を含み、処理が必要なため、廃棄物発生量の区域が要
望されており、濾過寿命すなわち′M転待時間長くする
ことが望まれる。
プリコート材の濾過寿命を延ばすために、イオン交換樹
脂粉末に繊維状物を混入することが提案されだが、効果
が顕著でないため、これを改善したものとして種層の多
層化が提案されている。線層の多層化は濾過素子に接す
る下層に細いプリコート層を形成し、上層に行くほど順
次粗いプリコート層を多層に形成するもので、単層の場
合には表層濾過しか行われないものが、多層とすること
によって全層濾過に近くなり、濾過寿命が延びる。
第2図は従来のプリコートフィルタを示す系統図である
。図において、1は濾過器で、濾過素子2を内蔵してお
り、原液管3および処理液管4が連絡している。5はw
J環路であってプリコートタンク6およびポンプ7を有
し、プリコートタンク6と並列にバイパス路8が設けら
れている。■1〜v6はバルブである。
上記のプリコートフィルタにおいて、復水処理は弁V、
、 V、を開き、原液管3から濾過器1に復水を供給し
てプリコートされた濾過素子2を通して濾過を行い、処
理液管4から処理された復水を戻す。従来のプリコート
は次の手順で行われる。
■フィルタ通水停止 (全パルプ閉) ■プリコート層の剥離 (逆洗操作により行うが、詳細は省略)■プリコート卆
備 (プリコートタンク6にプリコート材を分散)■プリコ
ートI (ポンプ7′&転、バルブV7、■4開)■プリコート
材 (ポンプ7運転、バルブV1、■4、v9、v6開)■
プリコート層 (ポンプ7′M転、バルブV1、V、、 Vl、 V、
開)■通 水 (ポンプ7停止、バルブV1、v2開)多層プリコート
の場合は、上記の過程で■、■、■を繰り返えし、その
都度別のプリコート材をプリコートタンク6に溶解し、
多層のプリコート層を形成する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような従来のプリコートフィルタ
においては、多層プリコートを行う場合。
■工程においてプリコート材を手作業で分散するため繁
雑であり、−例としてm層の場合30分間でプリコート
可能なものが、2層の場合50分間、3層の場合70分
間となるなど、プリコートに長時間を要するとともに、
多層プリコートを行ってもプリコート材の粒径変化が連
続的でないため、完全な全層濾過を行うことができない
などの問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためのもので、[嘔な
構造と操作により短時間でプリコートを行うことが可能
であり、かつ形成されるプリコート層は細いものから粗
いものに連続的に変化して全層濾過が可能で、濾過寿命
の長いプリコートフィルタを提供することを目的として
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、濾過素子を内蔵した濾過器と、この濾過器
に連結する原液管および処理液管と、前記濾過素子にプ
リコートするように濾過器に連絡する循環路およびバイ
パス路と、前記@環路に設けられかつプリコート材を分
散させるプリコートタンクと、このプリコートタンクの
細いプリコート材により一定時間プリコート後粗いプリ
コート材を前記循環路に注入する補助プリコートタンク
とを備えたプリコートフィルタである。
〔作 用〕
この発明のプリコートフィルタにおいては、プリコート
タンクにイオン交換樹脂粉末、ケイソウ上等の粒状の細
いプリコート材を分散させ、循環路を通して濾過器に供
給して濾過素子にプリコート層を形成し、濾過液を循環
路およびバイパス路を通して循環させる。一定時間経過
後補助プリコートタンクに分散させたセルロース系濾材
等の天然または人工の繊維状物からなる粗いプリコート
材を循環路に注入してプリコートを続けると、プリコー
トタンクに残留する粒状のプリコート材と注入された繊
維状のプリコート材が混合されてプリコートされ1両者
の比率はプリコートを続けるに従って逆転し、最後には
繊維状のプリコート材のみがプリコートされる。従って
形成されるプリコート層は濾過素子側が細く、上層に行
くに従って粗くなり、その変化は連続的となり、完全な
全層濾過を行うことが可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明を図面の実施例について説明する。第1
図はこの発明の一実施例によるプリコートフィルタを示
す系統図であり、第2図と同一符号は同一または相当部
分を示す。9は補助プリコートタンクであって、内部に
セルロース系炉材等の繊維状物を水に分散させたプリコ
ート材が充填され、バルブv7を介してプリコートタン
ク6に注入できるように連絡している。プリコートタン
ク6はイオン交換樹脂粉末、ケイソウ士等の粒状物を水
に分散させたプリコート材を充填しており。
このプリコート材で一定時間プリコートした後、補助プ
リコートタンク9から繊維状物プリコート材をプリコー
トタンク6に注入し、プリコートを続けるようになって
いる。
上記の構成において、プリコートは次の手順で行われる
■フィルタ通水停止 (全パルプ閉) ■プリコート層の剥離除去 (従来法と同様に行う) ■プリコート準備 (プリコートタンク6.9にプリコート材を分散)■プ
リコートI (ポンプ7運転、バルブV7、■4開)■プリコート材 (ポンプ7運転、バルブv1、V4. V、、 V、開
)■プリコート材 (ポンプ7運転、バルブv3、V、、 V、、v6、v
7開)■プリコート■ (ポンプ7運転、バルブv0、V2. V4、■4開)
0通 水 (バルブV、、■、開) 上記の操作において、プリコート■ではバイパス路8を
通って液が循環し、濾過素子2を通る均一な流れが生じ
る。プリコート■ではプリコートタンク6の粒状のプリ
コート材が濾過器1に供給され、濾過素子2上に細いプ
リコート層が形成される。一定時間プリコートを行った
後プリコート■に入ると、プリコートタンク6に残留す
る粒状のプリコート材と、補助プリコートタンク9から
注入された繊維状プリコート材が混合されて濾過器1に
供給され、混合状態のプリコート層が形成される。プリ
コートタンク6に残留するプリコート材は次第に少なく
なるから、繊維状プリコート材の比率が高くなり、濾過
素子2上に形成されるプリコート層は細いものから粗い
ものに連続的に変化する。
従って通水工程では細いプリコート層から順次復水中の
懸濁物(クラッド)を捕捉し、プリコート層全体が有効
に使用されて全層濾過が行われ、濾過寿命は長くなる。
前記工程■と工程■のタイミングおよび工程■における
バルブV、の流量は重要な因子であり、濾過すべき復水
の性状により異なるが、次の条件を満足するのが望まし
い。
■プリコートタンク6のプリコート材使用量:全体の6
0〜90% ■補助プリコートタンク9のプリコート材使用量:全体
の10〜40% ■プリコート材からプリコート■へ移るタイミング:プ
リコートタンク6の容量をVa(m’)、バルブv6の
流量をQa(m3/h)とすると、プリコート■開始後
0.1〜3 Va/Qa(h)■バルブv7の流量: 補助プリコートタンク9の容量をVb(m3)、バルブ
v7ノ流量をQb(m’/h)。
プリコート■の所要時間をT (h)とすると、0、I
T≦Vb/Qb≦1/2T(7)範囲以上により補助プ
リコートタンク9は小容量、バルブv7は小口径のもの
でよく、従来装置にこれらを追加するだけで本発明のプ
リコートが可能となる。そしてプリコートは従来の単一
プリコート層の場合とほぼ同等の時間でプリコートが可
能であり、濾過寿命は1.2〜2.5倍程度となる。
以下試験例について説明する。
試験例1(従来法) 第2図の装置において、濾過素子2として濾過面積70
0c+s”のウェッジワイヤエレメントを設置し、プリ
コートタンク6の容量を7Qとして、カチオン交換樹脂
粉末ダイヤイオンDFK−1o  (三菱化成工業KK
製、登録商標) 23.3g(乾燥重量)、アニオン交
換樹脂粉末ダイヤイオンDFA−1011,7g(乾燥
重量)、および繊維状プリコート材クリソーブし−10
(要因工業)[K製、賛録商標)35g(乾燥重量)を
溶解し、プリコートを行った(プリコート材使用量1k
g/!I+2瀘面)。プリコートは循環路5に流量21
0Ω/hで流して行ったところ、循環水は約10分で清
澄となったが、一般に行われているように15分間循環
を継続してプリコートを完了した。
プリコート後水和酸化鉄2 IIg−Fe/ Qの模擬
復水を流量350Q/h (対濾過面流速5m/h)で
通水し、差圧1 、2kg/cm”になるまで濾過を継
続したところ、鉄捕捉量33g−Fe/kg−瀘材、鉄
除去率98%であった。
試験例2(実施例) 試験例1の装置に第1図のように、補助プリコートタン
ク9(容量212)およびバルブv7を追加し、プリコ
ートタンク6にダイヤイオンDFK−10を23.3g
、ダイヤイオンDFA−10を11.7g、およびクリ
ソーブし−10を5g全分散せ、補助プリコートタンク
9にクリソーブを30g分散させた(プリコート材の全
体使用量は試験例1と同量)。
プリコートはバルブv7を閉じた状態で循環路5を通し
て流量210 Q /hで循環し、2分後にバルブv7
を開き、流130Q/hで補助プリコートタンク9から
プリコート材を約2分間でプリコートタンク6に注入し
た。さらに@環を継続したところ、約10分間で循環水
が清澄となり、5分後にプリコートを完了した。
その後試験例1と同様に水和酸化鉄2 H−Fe/ Q
の復水を350 Q /hで通水し、差圧’ −2kJ
C/cm”になるまで濾過を行ったところ、鉄捕捉量6
4g−F’s/にに一炉材、鉄除去率98%であった。
以上の結果より、従来法の単層プリコートの場合(15
分)に対し、約5分間のプリコート時間の延長で、濾過
寿命を延して鉄捕捉量を増大させ、放射性廃棄物量を減
少させることができる。
なお以上の説明において、補助プリコートタンク9のプ
リコート材は直接@環路5(濾過器1を含む)に注入し
てもよいが、実施例のようにプリコートタンク6に注入
するのが望ましい。また本発明は原子力発電所の復水処
理における復水処理に適しているが、他のプリコートフ
ィルタにも適用できる。
〔発明の効果〕
この発明によれば補助プリコートタンクを設けて粗いプ
リコート材を細いプリコート材の上からプリコートする
ようにしたので、Ml、な構造と操作により短時間でプ
リコートを行うことができ、かつ形成されるプリコート
層は細いものから粗いものに連続的に変化し、全層濾過
が可能で濾過寿命が長く、放射性物質を処理する場合で
も放射性廃棄物量を少なくすることができる6
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の系統図、第2図は従来のプリコートフ
ィルタの系統図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、1は濾
過器、2は濾過素子、5は循環路、6はプリコートタン
ク、7はポンプ、8はバイパス路、9は補助プリコート
タンク、■、〜v7はバルブである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)濾過素子を内蔵した濾過器と、この濾過器に連結
    する原液管および処理液管と、前記濾過素子にプリコー
    トするように濾過器に連絡する循環路およびバイパス路
    と、前記循環路に設けられかつプリコート材を分散させ
    るプリコートタンクと、このプリコートタンクの細いプ
    リコート材により一定時間プリコート後粗いプリコート
    材を前記循環路に注入する補助プリコートタンクとを備
    えたプリコートフィルタ。
  2. (2)補助プリコートタンクがプリコート材をプリコー
    トタンクに注入するように連絡した特許請求の範囲第1
    項記載のプリコートフィルタ。
  3. (3)プリコートタンクのプリコート材が粒状物、補助
    プリコートタンクのプリコート材が繊維状物である特許
    請求の範囲第1項または第2項記載のプリコートフィル
    タ。
JP12083786A 1986-05-26 1986-05-26 プリコート方法 Granted JPS62277116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12083786A JPS62277116A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 プリコート方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12083786A JPS62277116A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 プリコート方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62277116A true JPS62277116A (ja) 1987-12-02
JPH0342921B2 JPH0342921B2 (ja) 1991-06-28

Family

ID=14796185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12083786A Granted JPS62277116A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 プリコート方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62277116A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009061619A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Fujifilm Corp 溶液製膜方法及び設備
JP2009061617A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Fujifilm Corp 溶液製膜方法及び設備

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527080A (en) * 1978-08-17 1980-02-26 Ebara Infilco Co Ltd Treatment of condensed water

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527080A (en) * 1978-08-17 1980-02-26 Ebara Infilco Co Ltd Treatment of condensed water

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009061619A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Fujifilm Corp 溶液製膜方法及び設備
JP2009061617A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Fujifilm Corp 溶液製膜方法及び設備

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0342921B2 (ja) 1991-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0351363B1 (de) Filtrationsverfahren, Verwendung von Stabilisierungsmitteln, Anlage für ein Filtrationsverfahren und Verfahren zum Betreiben der Anlage
CH497917A (de) Verfahren zur Verminderung der Volumenzunahme eines Ionenaustauscherharzes und Gemisch zur Durchführung des Verfahrens
DE3617519A1 (de) Zwei- oder mehrstufiges verfahren zum entfernen von verunreinigungen aus stillen oder kohlensaeurehaltigen fluessigkeiten, insbesondere getraenken, sowie vorrichtung zu dessen durchfuehrung
DE102011056633A1 (de) Verfahren zum Reinigen eines Filters
JPS62277116A (ja) プリコート方法
EP0322427B1 (de) Verfahren zur nachbehandlung von flüssigkeiten, insbesondere geklärtem saft, und anlage zur durchführung des verfahrens
US3628663A (en) Automatic control system for cooling towers
US5620607A (en) Filtering fluidized bed reactor
EP0278379B1 (de) Verfahren zum Entfernen von radioaktiven Metallisotopen aus flüssigen Lebens- oder Futtermitteln
US4219414A (en) Method for fluid purification and deionization
EP0491006A1 (en) Causing liquid/solid interaction
JP3958635B2 (ja) ろ過脱塩装置
JPH02164406A (ja) 粒状濾過材の前処理方法
JPS6039434B2 (ja) イオン交換繊維を用いる濾過脱塩方法
JPH0218469Y2 (ja)
DE3000503C2 (ja)
JPH01139192A (ja) 生物濾過装置
JPH0760248A (ja) 逆浸透膜設備における供給水処理方法
KR820000468B1 (ko) 액체중의 현탁고형분 제거 방법
JPS62234515A (ja) プレコ−ト型平行流濾過装置の運転方法
Ives Progress in deep-bed filtration
JPS5658507A (en) Backwashing method in filter apparatus
JPS60248212A (ja) 液体中から不純物を除去する方法
JPS62280375A (ja) 化成処理物品の水洗装置
JPH01139193A (ja) 生物濾過装置