JPS62276291A - 回転ベ−ン式ポンプ - Google Patents

回転ベ−ン式ポンプ

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Publication number
JPS62276291A
JPS62276291A JP11739786A JP11739786A JPS62276291A JP S62276291 A JPS62276291 A JP S62276291A JP 11739786 A JP11739786 A JP 11739786A JP 11739786 A JP11739786 A JP 11739786A JP S62276291 A JPS62276291 A JP S62276291A
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JP
Japan
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graphite
rotary vane
casing
rotor
side plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11739786A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kamitsuma
上妻 康夫
Atsushi Kikuchi
淳 菊池
Kyo Matsuzaka
松坂 矯
Yoshihiro Kobayashi
良弘 小林
Isao Ishi
伊師 功
Takamiki Kamiyama
神山 高樹
Masayoshi Momono
桃野 正吉
Takao Abe
阿部 孝男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11739786A priority Critical patent/JPS62276291A/ja
Publication of JPS62276291A publication Critical patent/JPS62276291A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/10Outer members for co-operation with rotary pistons; Casings
    • F01C21/104Stators; Members defining the outer boundaries of the working chamber

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転ベーン式ポンプに係り、特に、無潤滑中で
の運転に好適な耐摩耗摺動組合せ材に関する。
〔従来の技術〕
従来の回転ベーン式ポンプは部材の摩耗やかじり防止の
ため油潤滑中で動作する機構がほとんどであり、このた
め、ポンプ外部からの給油機構が具備されていた。これ
らポンプ用耐摩耗材料は、例えば、特開和58−911
41号、特公昭59−30765号、特開昭60−21
8448号、特開昭60−228794号公報などがあ
り、それぞれ特長を持った摩耗材である。しかし、これ
を無潤滑化すると給油系が不要、メンテ/スラリー化・
小型化が可能などの多くの利点が生れるが、このような
無潤滑化についてはまだ考慮されていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では無潤滑下での耐摩耗性の点について考
慮がされておらず、無潤滑下では適用不可という問題が
あった。
本発明の目的は無潤滑下で適用可能な耐摩耗性の浸れた
ポンプ材料を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前述した無潤滑という過酷な摩擦条件でも耐摩
耗性に優れた材料を開発すべく研究を重ねた結果得られ
たもので、第1図に示す回転ベーン式ポンプ用各部品材
料として、ケーシング1及びサイドブンート4は鉄系、
及び、l’kt系材料系材−ン2は黒鉛材料、ロータ3
は粒状、又は、塊状の黒鉛、又は、炭素を含有するCu
系材料とし、それらを組合せることにより本発明の目的
が達成できる。
具体的には、ケーシング1及びサイドプレート4用鉄系
材料は鋳鉄、又は、鉄系焼結材料が、At系材料として
は表面をアルマイト処理したAl―Si合金が好適でア
シ、ケーシングl、及びロータ3と常時、接触するベー
ン2用黒鉛材としては黒鉛、あるいけ、Pb又は5bt
−含浸した黒鉛及びピッチ、タール、炭素繊維,セラミ
ツクス繊維で強化した黒鉛が好適であり、ロータ3用材
料として粒状、塊状、板状の黒鉛及びこれらを混合した
ものが分散されているCu合金鋳物、又は、焼結材が好
適であり、これらの組合せにより、無潤滑化が達成でき
る。
〔作用〕
無潤滑化を達成するためには、摩擦するケーシングlと
ベーン2.ベーン2とロータ3間の凝着によるかじりが
防止できる組合せであることが第一に必要であり、更に
は、できるだけ低い摩擦係数の組合せであることが必要
である。この観点に立ち、以下本発明の組合せの作用を
説明する。
まず、ケーシング1及びロータ3と常時組合されて摺動
するベーン材として黒鉛を用いたのは、無潤滑という過
酷な摩擦条件下で相手材との凝着を防止するためでおり
、黒鉛は優れた固体潤滑性をもつからである。すなわち
、他に固体潤滑剤として二硫化モリブデン(Most 
)及び硫化鉄(F’eS)等があるが、Mo5t &′
iグリースと混合し、摩擦部間に塗布し、常時、摩擦面
に供給しないと効果がないものである。又、FeSは鉄
系材料に浸硫窒化処理を行なった際に1最表面に2〜5
μm存在するものであるが、摩擦部間では初期馴み性を
与えるもので摩擦が進行すると消滅するものであって固
体潤滑剤として一長一短がある。しかし、黒鉛は自己潤
滑性があり、摩耗消滅しない限り潤滑効果をもち、油を
供給せずとも凝着によるかじり発生がなく相手材との耐
摩耗性に効果を発揮する。
次ニ、ケーシング及びロータ材について説明スる。摩擦
組合せの場合1.相手材との相性が良いことが必要でζ
b0すなわち、それらを組合せたとき、摩擦係数が低く
、摩耗重量が少なく、かつ、耐かじり限界面圧が高い組
合せであることが必要である。ケーシング材、及び、ロ
ータ材ともベーン材である黒鉛と組合されるものであり
、黒鉛と相性が良いことが必要である。
まず、ケーシング材として鋳鉄及びアルマイト処理しy
tht−Si合金を用いたのは鋳鉄はその中に黒鉛を析
出しており、ベーンの黒鉛とも相性がよく摩耗特性が優
れるためであシ、又、At−Si合金にアルマイト処理
したのはアルマイト処理することにより表面硬さが高く
なシ人140sとSiの混合膜が形成され耐摩耗性が優
れ、ベー/の黒鉛とも相性が良いためである。
次に、ロータとして黒鉛分散銅合金としたのは、Cuは
熱伝導性が優れ摩擦熱の放出が良好で摩擦時の一耗低減
とかじり摩耗発生防止に効果があること、又、固体潤滑
性のある黒鉛が分散されており、ペー/の黒鉛と鋼合金
中に分散した黒鉛との相乗効果により、接触摩擦面間に
黒鉛膜を作り、相手材の直接接触を防止するため、かじ
り摩耗が皆無となり、無潤滑中でも十分適用でき耐摩耗
性向上により、効果が大きいためである。
〔実施例〕
第2図はロータ材として純At、At−11%Si合金
、黒鉛分散At合金(黒鉛:20VOtチ。
Si : 12−54.Ni :λate、Cu* M
n<1.0%、残At)と純Cu、Cu−101Sn合
金、溶製及び焼結製黒鉛分散Cu合金(黒鉛=20%V
oL4a Z n : 4 憾* P b: 6 % 
、S ” ’5憾、残c u) #比較材として油潤滑
中で使用されている鉄系焼結材(C:0.3〜0.71
 Cu:1〜2優)のへ徨類を用い、又、相手材(ベー
ン材)として黒鉛(市販材:HCB−30)を用いて耐
摩耗性及び摩擦係数を求めた結果である。この図から知
られるように、ロータ材をAt、At合金とした場合、
摩耗量が多く摩擦係数が選定組合せ中高い値を示し摩耗
特性が悪いことがわかる。
又、Atマトリックス中に黒鉛が分散した賦香A3の場
合は、黒鉛の影響によシ摩耗特性が改善されているが摩
耗量がCu材に比べて多い。
次に、ロータ材t”cu* cu−sn合金とした場合
、At系に比べ摩耗特性が優れていることがわかる。更
に、Cuマトリックスに黒鉛を分散し念黒鉛分散鋼合金
(賦香46,47)の組合せは選定組合せ中尉摩耗性が
特に優れておシ、著しく良くなっておシ、溶製及び焼結
製でも大差なく優れていることがわかる。次に1比較材
として油潤滑中で効果が得られ摩耗特性の良好な鉄系焼
結材を用いて乾式で行なった場合、摩耗量が多く、摩擦
係数も高いことがわかる。又、摩擦面はかじり摩擦面を
呈しており摩耗特性が非常に悪いことがわかった。
第3図はケーシング及びサイドプレート材としてht、
Al―Si合金の素材及びそれに硬質アルマイトしたも
の、鋳鉄(FC20)の素材及びFe12に浸硫窒化処
理したものの針穴種類を用い、ベーン材として曲げ強度
4 kg/mm”以上の市販黒鉛材を用いて耐摩耗性及
び摩擦係数を求めた結果である。
この図から知られるように、ケーシング及びサイドプレ
ート材にAt、At−Si合金素材を用い黒鉛と組合せ
た場合、AtよCAt−Si合金が耐摩耗性に優れ、又
これらに硬質アルマイト処理した場合、いずれも料も摩
耗特性が向上し表面処理の効果が発揮されていることが
わかる。
次に、ケーシング及びサイドプレート材とじて鋳鉄を用
いた場合、選定組合せ中最も摩耗係数が優れており、耐
摩耗性も賦香屋4のAl―Si合金(アルマイト処理)
よりあるが、優れていることがわかる。尚、鋳鉄と同等
の黒鉛を含む鉄系焼結材でも同等の特性がある。冑、鋳
鉄に浸硫窒化したものを組合せると組合せ中最も摩耗特
性が悪く、黒鉛と浸硫窒化層の摩擦相性は悪いことがわ
かる。
次に、油潤滑中で適用された組合せ(賦香&7)を用い
て乾式で試験した結果、耐摩耗性がわずかに劣るが金属
を含浸した黒鉛も適用可能な組合せであることがわかる
〔発明の効果〕
本発明によれば潤滑油を導入する必要がないため油タン
ク並びに油供給配管が不、j、、要であり、ポンプ吐出
空気と混合したオイルミントによる大気汚染並びにポン
プは独立電動式にCきるのでポンプの常時回転によるエ
ンジンの馬力のロスがなくなる等の効果がある。又、今
回の発明の組合せにより実機ポンプを製作し、回転試験
を行なった結果、耐久時間: 2000h、全十分満足
し、信頼性を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回転ベーン式ポンプ機構の
断面図、第2図は各組合せの耐摩耗性及び摩擦係数を示
す図、第3図は各組合せ(ケーシング及びサイドプレー
ト材対ベーン材)の耐摩耗性及び摩擦係数を示す図であ
る。 1・・・ケーシング。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ケーシング、サイドプレート、ロータ及びべーンか
    らなる回転ベーン式ポンプにおいて、前記ケーシング及
    び前記サイドプレートが体積で2〜10%の球状,板状
    又は塊状の黒鉛を含む鉄系材料か、表面にアルマイト処
    理されたAl及びAl―Si合金であり、べーンが黒鉛
    であり、ロータが体積で2〜20%の球状,板状又は塊
    状の黒鉛を含む銅系材料で構成されることを特徴とする
    回転ベーン式ポンプ。
  2. 2.特許請求の範囲第1項において、前記ケーシング及
    び前記サイドプレート用鉄系材料は体積で2〜10%の
    黒鉛が分散された鋳鉄又は焼結材料であることを特徴と
    する回転ベーン式ポンプ。
  3. 3.特許請求の範囲第2項において、前記鋳鉄は普通鋳
    鉄(FC20)であることを特徴とする回転ベーン式ポ
    ンプ。
  4. 4.特許請求の範囲第1項において、前記ケーシング及
    び前記サイドプレート用Al―Si合金はSi:4〜1
    7%,Fe:0.25〜5%,Cu::0.25〜5%
    ,Mg:0.2〜5%,残Alからなり、表面が硬質ア
    ルマイト処理されたものであることを特徴とする回転べ
    ーン式ポンプ。
  5. 5.特許請求の範囲第1項において、前記ベーン用の黒
    鉛は、曲げ強度:4kg/mm^2以上の黒鉛又はPb
    及びSb含浸黒鉛又はピッチ,タール,炭素繊維,セラ
    ミツクス繊維で強化された黒鉛であることを特徴とする
    回転ベーン式ポンプ。
  6. 6.特許請求の範囲第1項において、前記ロータ用の銅
    系材料は体積で2〜10%の黒鉛が分散された鋳造材又
    は焼結材であることを特徴とする回転ベーン式ポンプ。
  7. 7.特許請求の範囲第6項において、前記ロータ用材料
    はZn:4%,Pb:6%,Su:5%,残部Cuから
    なり、体積で2〜20%の遊離黒鉛が分散された黒鉛分
    散型銅合金であることを特徴とする回転ベーン式ポンプ
JP11739786A 1986-05-23 1986-05-23 回転ベ−ン式ポンプ Pending JPS62276291A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323681U (ja) * 1989-07-19 1991-03-12
US5181844A (en) * 1991-08-15 1993-01-26 Sigma Tek, Inc. Rotary vane pump with carbon/carbon vanes
US6364646B1 (en) 1999-05-27 2002-04-02 Kevin R. Kirtley Rotary vane pump with continuous carbon fiber reinforced polyetheretherketone (peek) vanes
WO2004111460A1 (ja) * 2003-06-11 2004-12-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ベーンロータリ型空気ポンプ
JP2007132237A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Jtekt Corp オイルポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004111460A1 (ja) * 2003-06-11 2004-12-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ベーンロータリ型空気ポンプ
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