JPS62274983A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPS62274983A
JPS62274983A JP61117430A JP11743086A JPS62274983A JP S62274983 A JPS62274983 A JP S62274983A JP 61117430 A JP61117430 A JP 61117430A JP 11743086 A JP11743086 A JP 11743086A JP S62274983 A JPS62274983 A JP S62274983A
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JP
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paper
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speed
scanning
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Pending
Application number
JP61117430A
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English (en)
Inventor
Yuji Suemitsu
末光 裕治
Yoshihiko Fujimura
義彦 藤村
Kazuo Asano
和夫 浅野
Toshiro Yamamoto
山本 敏郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、原稿上を走査することにより、原稿の所望の
部分の情報を読取る画像読取り部を有し、持ち運びを容
易に出来るようにする複写装置に関し、特に、画像の読
取りと同時に複写の動作を行い得るように構成してなる
複写装置に関づ−る。
(従来の技術) 原稿の複写物を得ようとする場合に、オフィスにおいて
は、通常複写機が用いられており、原稿を全面にわたり
複写する場合、または、通常の文書のファイリングを行
う際には有効に使用されていて、その複写機の普及率も
高くなっている。
一方オフィスにおける文書作成に際しては、原稿の一部
を切貼りしたり、それらを合成することによって、1つ
の文書を作成することが多く行なわれている。また、原
稿の必要部分のみをメモ的に必要とする場合があり、そ
の際には、前記通常の定置式複写機等を用いて、原稿全
面の複写を行い、後でその必要部分のみを切取り、所定
の箇所に貼付ける作業を行ったりすることが必要である
したがって、上記したような不便さを解消する方法とし
ては、持ち運びが可能で、机の片隅にも置くことが出来
、かつ、原稿の所望の部分の複写を短時間で行い得るよ
うな部分複写装置が、切貼り原稿作成用、メモ帳代りの
ツールとして必要とされている。
そこで、そのような需要に応じる−にめに、簡易な部分
複写装置として、手動走査式、自走式等の複写機が最近
用いられるようになってぎている。
上記したように、走査系に駆動用動力源を用いない複写
装置、つまり、手走査型部分複写装置は、駆動用の動力
系が不要で、小型化が出来る等のメリッ[〜があり、例
えば、特開昭56−117471号公報、特開昭56−
31188号公報、または、特開昭57−15193/
4号公報雪に開示されるにうな装置が用いられている。
上記したよ・うな従来例に示されている部分複写装置は
、複写に余分な手間をか+Jることを省く意味で有益な
装置であり、手1Yな切貼り文」の作成のため、メモ帳
代りどして、または、情報収集のためのツールとしC1
需要が大きいものと考えられる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような従来例の部分複写装置に
おいては、部分複写装置を原稿の」−面で移動させる際
に、手動でその動作を行う点では、丁走査型の装置であ
るが、読取りあるいは印字の際の仲買決めのために、特
殊な原稿台またはスケールを用いることが必要であるも
の、または、読取り幅が非常に狭く、1文字の大ぎさに
対応していないために、数anずつのピッチで、原稿を
何回−b走査することが必要である等の欠点を持ってい
る。
また、その伯に、読取り部と印字部とが別々に別れてい
るタイプでは、ハードコピーをその場で必要と覆る場合
には、特別の接続コードを用いることが必要であり、さ
らに、読取りと印字のタイミングに時間的なズレがある
ために、数ライン分のメモリを設()ることが必要とな
り、それらの理由によって、装量が大型化づる等の欠点
が生じることがある。
この他に、用紙送りや、走査のためのモータを用いるた
めに、装置が大型化する等の他に、例えばイメージセン
ザーがCODの場合や、カメラ型のように1画面を一度
に結像させるタイプの装置では、レンズ系統の大型の光
学系を必要とし、そのためにやはり装置が大型化すると
いう欠点が発生する。
そして、そのような構成の部分複写装置を用いる場合に
は、その部分複写装置を用いての複写の動作を行う際に
、その装置の移動性に制限が生じるために、壁面や、斜
面等からの複写が困難になり、複写可能な対象物が限定
されることが多くなる。
また、部分複77装詔を小型に構成するための1つの条
件である照明系や、データ搬送等に用いられる制御装置
の具体的な構成が間示されているものは非常に少なく、
したがって、従来例の文献の多くは、単なるアイデアに
終わっているものであり、その実現性に乏しいものが多
い。
上記した部分複写装置の他に、従来J:り市場で販売さ
れているイメージスキレナーを用いて、画像の読取りを
行い、ハードコピーを得る方法も考えられるが、通常販
売されているスキャナーは、いれもが非常に大ぎく、持
ち運びが出来るものは少ない1、ざらに、上記した従来
のスキャナーは、1頁の複写を行うので、複写機と同等
の欠点を持つものとなる。
(発明の目的) 本発明は、上記したような従来より用いられている部分
複写装置の欠点を解消するもので、走査のためにモータ
等の駆動部拐を用いることなしに、装置の移動に追従さ
せて、印字装置等の他の部材の駆動を行い得るようにす
るとともに、原稿の表面に光学系が正確に追従可能な装
置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明の複
写装置は、少なくとも画像読取り部と、位置検出部材お
よび印字装置とを有し、手動により被複写物を走査し、
画像の読取りを行い得るように構成してなる装置であり
、その画像読取り部での読取りの動作と同時に印字を行
うように構成するとともに、該印字部が読取りの動作に
対して同期駆動され1qるように構成してなる装置であ
る。
したがって、本発明の複写装置においては、特別に駆動
装置を用いることなしに、am上を移動させるのみの動
作によって、画像の読取りと、印字装置による記録が出
来るとともに、その装置の構成を簡素化出来、複写装置
を小形化することが可能になる。
さらに、本発明の部分複写装置は、手走査式の装置であ
るために、その原稿の表面に対して移動が可能であれば
、複写の対象とする原稿に制隈を受Uることがなく、さ
らに、走査に際して、スキコー等が発生ずることが防止
されるので、鮮明な画像の再生が可能なものである。
(実施例) 図示された実施例に従って、本発明の複写装置の構成を
説明する。
第1図に示されるように、本発明の部分複写装置1は、
原稿りの」二を移動させながら、その画像の走査を行い
、目的とする画像費情報を読取り得るにうに構成してな
る装置である。そして、例えば、原稿の借間部分の1〜
数行の文章の複写を行い、それを切取ってノー1〜に貼
付するどか、図表の一部を複写し、幾つかの図表を組合
せて、1枚の原稿を作成しようという時に、このような
部分複写装置1を用いて複写を行えば、所定の図表、文
章の組合u等の作業を容易確実に行い得るものとなる。
また、本発明の部分複写装置を用いて、必要とされる部
分のみの複写を行う場合には、原稿の所定の部分に、本
発明の部分複写装置を手動で移動させ、その部分の複写
を行うのみの動作ですみ、その動作によって、原稿の読
取りと、複写の動作とが同時に行われ、その場で複写物
を得ることが出来る。さらに、この用紙を糊付きラベル
用紙等のようなものを用いる場合には、必要な分を貼り
合せて、1枚の文書を作り得るものとなる。
第2図に示されるように、本発明の部分複写装置1は、
ケース2の内部にその主要部が収容されており、そのケ
ース2の表面には、把手3が突出して設けられ、その他
に電源スィッチ4、スタートスイッチ5等のスイッチの
他、速度インジケータ6を設【ノ、部分複写装置を手動
で移動させて走査を行う際に、その速度を設定値に比較
して、表示部に表示出来るようにしている。
この表示部6においては、表示ランプを、例えば赤、青
、黄色等の色分けを行って設けておき、制御部に入力さ
れた位置検出ローラの回転速度の情報を、その設定値に
対して比較し、部分複写装置1の走査速度に応じて、所
定の色のランプを点灯してオペレータに知らせるように
する。
例えば、走査速度が早い場合には、赤ランプを点灯して
曹告の表示を行い、遅い場合には、黄色の表示を行う等
の動作を行い、オペレータに対して、その走査速度が表
示部の中間の表示ランプである青色になるような指示を
行う。したがって、オペレータは、ぞの速度インジケー
タ6を見て、その走査速度を調節出来るJ:うにするの
である。
さらに、本発明の装置においては、速度インジケータ6
に表示して警告を出力するとともに、そのランプの点滅
間隔を、走査速度の状況に一致さけるようにすること等
も当然可能である。この他に、速度インジケータ6の一
部をパワースイッチのオン・オフのインジケータとして
用いることも可能である。
また、ケース2の一部には、蓋7がヒンジ7aを介して
設()られており、その蓋7の」一部には、用紙挿入口
8が、下部には用紙排出口9がそれぞれ設iJられてお
り、その上下の口の間を用紙を案内して複写を行い4q
るようにしている。
したがって、複写を行う際には、蓋7を開いて用紙をセ
ラ1〜し、蓋を閉じてから原稿上を走査することにより
、その走査速度に一致させて用紙の送りの動作が行われ
、コピーが紡出されるようになる。
第3図は、本発明の部分複写装置1の側断面図であり、
第4図はその横断面図である。この図に見られるように
、本発明の部分複写装置は、ケース2の下部に開口を設
け、その開口に面して、位−10= 断検出ローラ11を設けるとともに、原稿の照明を行う
ための発光部材12と集光手段12a、および、結像手
段13が配向され、結像手段13の上部に画像読取り部
14が設けられている。
これらの部材は、ケース2の内部に設けられたフレーム
10に支持されるようになっており、両側に設けられる
−・対の位置検出ローラ゛11.11aは、同軸に固定
支持されていて、原IDに接触して回転されるようにな
っている、そして、その軸に設けたプーリ17に駆動ベ
ルト16を巻き掛け、そのベルl〜16に対して、テン
ションローラ18により所定の張力を付加するようにし
、位置検出ローラの回転を、仙の部材に伝達するように
構成している。
また、ケース2内の把手3部分には、位置検出手段15
を設けでいて、その位置検出手段15により走査速度の
検出を行うようにするとともに、後述する印字装置との
それぞれの駆動手段に対して、位置検出ローラ11の回
転を伝達しそれらを同期回転させる。
 11 一 つまり、本発明の部分複写装置においては、位冒検出ロ
ーラ11、用紙送りローラ22、および位置検出手段1
5のプーリ17.17aに駆動ベルト16を掛は渡し、
それらの駆動を行うようにしているが、その駆動ベルト
1Gの張力を一定に維持さけるために、テンションロー
ラ18を駆動ベル1〜の経路の一部に設は駆動ベルトの
押圧を行う、。
また、ケース2の開閉可能な蓋7により覆われた部分に
は、印字装置が設けられており、この印字装置は、印字
部20と、その印字部に対して用紙24の押圧を行うた
めの抑圧ロー521、および、用紙24の搬送用の用紙
送りローラ22、ピンチローラ22a等から構成されて
いる。
ざらに、用紙の挿入口およびす1出口には、それぞれペ
ーパーガイド23.23aを設け、用紙を案内する。
したがって、この例においては、部分複写装置1を矢印
へ方向に移動させることにより、位置検出部材11が時
11方向に回転され、その回転によって、駆動ベルト1
6が巻き掛けられるブーりを介して、他の部材が同じ方
向に回転されるようになる。
この位置検出手段15は、本発明の実施例の場合は、ロ
ータリーエンコーダを用いているもので、位置検出部材
の回転信号を電気信号のパルスに変換して、出力を行う
ようにされているが、ロータリーエンコーダ以外の他の
信号出力装置を用いることも可能である。
また、上記本発明の実施例においては、照明用光源12
としてLEDアレイ等のような小型で、高輝疫、低電力
で発光する部材を用い、その光を集光手段12aを介し
て集光し、原稿りの画像面の照射を行うように構成して
いる。この光源としては、他の発光手段を用いることも
当黙り能ではあるが、後述するように、パルス状の発光
を行わせるためには、LEDが適当である。
結像手段13は、従来より複写機に用いられている集束
性光学mm:<例えば、セルフメックレンズ・・・商品
名)を用い、反射光を単に集光するのみの作用を行わせ
るようにしている。
ぞして、この結像手段13に組合せて用いられる画像読
取り部材15としては、例えば、近年量産されている密
着型イメージセンサ−のような、光信号を電気信号に変
換して出力できるような部材を用いることが出来る。
このような組合せで構成する場合には、CODを用いる
場合のように、大型のレンズ系による光学系を用いる必
要がなく、原fiDを、例えば主走査方向に順次照明す
る等の、特別の機構を設けることを必要とせず、一度に
1ライン分の画像情報を読取ることが可能になる。
印字装置としては、印字部20と加圧ローラ21と組合
せることによって、用紙24の抑圧を行いながら、印字
するような装置を用いているもので、用紙として感熱記
録紙を用い、紙送りローラ22.22aの間に、前記用
紙を挟持しながら送り出し得るような構成のものとして
いる。
この印字装置としては、感熱記録装置を用いることに限
定されるものではなく、その他に、TTP1インクジェ
ットまたは放電破壊等の、直接記録を行い得るようにす
る装置も当然用いられるが、1ライン型で小型の装置で
あることが必要条件となる。
さらに、位置検出ローラ11としては、弾性体、剛体等
により構成されたものを用いることが可能である。しか
し、このローラ11に要求される条何としては、原稿と
画像読取り部との間隔を一定に規11tlJ L、かつ
、手動で走査した場合に、原稿と接触されて同転するこ
とが必要であることより、ある程度の弾力性を有し、原
稿に対する摩擦係数が比較的大きく、すべりを生じない
ような材料により構成されることが必要である。
例えば、位置検出ローラ11をポリウレタンゴム等のよ
うなゴムUl’lで構成し、上記したように軸の両端部
で固定して同時に回転するようにし、装置の両側の2カ
所で接触されることによって、走査時にスキューが生じ
ないような構成を用いている。
位置検出手段15は、例えば、ロータリーエン=1−ダ
(商品名)のような、一定の回転角度毎にパルスを発生
さぼるようにする装置を用いる。これは、例えば、円盤
上に多数の等間隔のスリットを設置j、フォトセンサに
より光のオン・オフの検知を行うようにする装置や、円
盤上に磁気信号を等間隔に記録しておき、その信号を磁
気ヘッドで検知する等の手段を用いるようにしている。
なお、上記エンコーダの回転によるパルス数と、位置検
出ローラ11の外径、駆動ベルト16が巻ぎ掛けられる
プーリの径等を任意に調節することによって、副走査線
密度が決定される。なお、主走査線密度は、印字部と読
取り部のドツト密度で決定されることはいうまでもない
また、本発明の部分複写装置における読取り、印字等の
タイミングは、後述するにうに、位置検出手段によって
発生されるパルスにより制御されるものである。
次に、本発明の部分複写装置用いて複写を行う際の動作
について説明する。手動によって、本発明の部分複写装
置1を原稿り上で移動させ、走査= 16− を行うと、位置検出ローラ11が回転する。この回転に
同期して、位置検出手段15と、用紙送りローラ22が
同時に回転される。
第5図に示されるように、位置検出手段15がパルスを
発生し、そのパルスによって制御装置33が動作を開始
すると、読取り部駆動回路30、印字部駆動回路32、
照明部駆動回路32が順次駆動される。
この制御装置が作動されることによって、原稿りは最初
に一定時間照明され、次に読取り部駆動回路30の動作
とともに、蓄積された1ライン分のデータが、シリアル
あるいはパラレルに印字部に送られる。シリアルの場合
には、印字部に設けられたシフ+−レジスターに一度ラ
ッチされた後で、印字部駆動回路31により印字部が駆
動されて印字が行われる。
このようにして、読取りと印字の動作がほぼ同時に行わ
れ、かつ、原稿上のスキャン距離と用紙の搬送量とは同
じに制御される。また、この場合には、全ての動作を位
置検出1段15から出力されるパルスによって行われる
ものであり、さらに、原IDに対する照明時間は如何な
る場合でも一定であるので、手動による速度ムラの影響
を一切受けることなしに、常に良好な一定条件の複写物
が得られる。
また、前記したように、読取りまたは印字速度よりも速
い速度でスキャンが行なわれた場合には、そのことが速
度インジケータ6に表示され、オペレータに曹告を出力
することになる。それとともに、エンコーダにより発生
されるパルスを受は付しプないように、その回路を構成
すると、字や像が歪んだりするという不都合な事態の発
生を防止出来ることになる。つまり、本発明の部分複写
装置においては、読取り部の移動量と、用紙の送り量が
一致されているので、上記したような制御が可能になる
例えば、走査速度が速すぎる場合には、第8図に示され
るように、フラグを設定し、その間は位置検出手段の発
生パルスを受付けないような構成とすることにより、制
御装置の暴走を防止出来、−18= かつ、該当部分の1ラインを飛ばして印字することにな
るので、その印字された画像に歪みは発生しないものと
なる。
第6図に示される給紙装置は、ロール状の記録紙を用い
る場合の例を示しているもので、給紙カセット25に収
容したロール記録紙27を、押圧ローラ28とフィード
ローラ29を介して引き出すとともに、開口26の部分
で、押圧ローラ28により印字部20に押圧し、印字の
動作を行わせるように構成している。
このように構成した場合には、複写の都度、用紙を挿入
して印字を行う手間を省き、複写を容易に行い得るよう
にすることが可能になる。また、押圧ロー528とフィ
ードローラ29とを同一の給紙カセットに内蔵せずに、
用紙のみを給紙力ゼット内に収容し、給紙を行い得るよ
うにすることも当然可能なことである。
さらに、第4図に示されるように、2個の位置検出ロー
ラ1L 11aを同軸に設けることに代えて、位置検出
ロー511Aを第7図に示されるように、1本の長いロ
ーラとして構成し、原稿り上を走査するように構成する
ことも当然可能である。この場合には、走査に際しての
スキユーの発生を防止することが容易に行なわれること
になるとともに、装置の幅を狭くすることが出来、一層
の小形化が出来ることにもなる。
上記実施例においては、画像の読取りと印字の動作が同
期した状態で行なわれる場合の例を示しているが、前記
したように走査速磨が設定値以上になった場合には、読
取りのエラーが発生したり、印字不良が生じるという欠
点が発生する。この問題を解決するだめの手段としては
、例えば、倍速モードを設定し、通常モードの2fSの
速度で印字を行い得るように構成すること等の方法にJ
:つて解決出来ることになる。
例えば、第14図に示されるように、(a)の場合には
、通常モードで印字が行われ、その画像は鮮明に再現さ
れるが、倍速モードに設定した場合には、(b)に示さ
れるように比較的粗い状態で再現されることになる。つ
まり、倍速モードに−20= 設定した場合には、印字速度は2倍になるが、1ライン
おきに印字が行なわれることになり、白黒のラインが交
互に出るようになる。
実際には、肩当たり8ドツトの密度で印字が行なわれる
場合は、125μmビッヂで印字が行なわれるが、倍速
t−ドの場合には、そのライン毎に白線が出現されるよ
うになる。このようにして印字が行なわれた場合には、
文字としては十分に認識が可能であり、−見して薄い濃
度の画像が再現されることになるが、字体の変形や、像
のゆがみが発生することは確実に防止出来るものとなる
つまり、このような印字モードに設定した場合には、通
常モードに比較して濃淡の明確な画像は再現されないも
のの、トレースを短い時間で行いたい場合には、十分に
役立つことになる。
第9図および第10図に示される装置は、上記第2〜4
図に示された部分複写装置に、さらに、モード切替スイ
ッチ40と、ブレーキ41とを追加して設けた場合の例
を示している。そして、複写の動作を倍速モードで行う
場合には、モード切替スイッチ40を用いて、その印字
速度を2倍に設定し、走査を行うようにする。
この装置において、ブレーキ41.41aは位置検出[
]−ラ11、llaに、それぞれ設けられているもので
、第11図または第12図に示されるような構成のもの
が用いられる。
第11図に示されるブレーキは、車軸44に設けられる
制動ドラム42に対して、制動パッド43を拡開して押
圧するような形式のものであり、第12図に示されるも
のは、制動ディスク45に対して、制動パッド46を押
圧するような構成のものである。
このブレーキ装置は、第13図に示されるような回路に
よって、その制御が行われる。
この制御回路は、基準信号発生器35と、位置検出手段
パルス発生器36とから出力される信号を比較演算回路
37に入力し、その演算の結果にしたがって、制動装置
駆動回路38を作動させるようにしている。
実際の制御の動作は、第15図のタイミングチヤードに
示されるようにして行われる。この図において、(a)
は通常モードの場合を示し、(b)は倍速モードの場合
を示している。
まず、通常D−ドの場合には、位置検出手段の発生する
パルスの立上がりでもって、部分複写装置は原稿の画像
の読取りと印字の動作を開始する。
そして、印字を終了した後で、次の位置検出手段の発生
パルスが入力されると、また、同様にして印字の動作を
行う。
ここで、1回の印字の動作が終了するまでの間に、次の
パルスが入ノjされないように、あらかじめ設定された
速度に対応した基準信号と、入力されたパルスとの比較
を行って、その走査速度の制御を行う。速度のlす御は
、第13図に示される回路において、両信号の比較を行
い、入力された走査速度のパルスが、基準値よりも速く
出力される場合には、ブレーキ装置を作動させて、オペ
レータがそれ以上の速度で走査させ得ないようにするも
ので、それによって、位置検出手段から出力されるパル
スが、基準値以上の速度にならないように制御するので
ある。
倍速モードに設定した場合には、モード切替スイッチ4
0を切昌えることにより、位置検出手段の出力するパル
スを通常モードの場合の1/2に設定する。または、基
準信号発生器の周波数を2倍にし、検出パルスと比較す
るようにしても良い。
このように構成することによって、位置検出手段の出力
するパルスを1つ飛びに検出させるようになるが、その
時、部分複写装置の走査と用紙の搬送とは同期して行な
われるので、結局は1ライン毎に飛ばして印字するのと
同じことになり、第14図の(b)の場合と同じような
印字が行なわれることになる。したがって、この」:う
な制御を行うことににっで、通常モードの場合の2倍の
速度で走査を行うことが可能になる。
さらに、本発明の部分複写装置においては、2倍の複V
を行う伯に、3倍の速度に設定することも当然可能であ
る。その場合には、制御装置の回路の構成を若干変更す
るのみで良く、その他に、t−ド切替えスイッチの作動
範囲を複数段階に設 24一 定することにより、十分に対処が可能になる。
上記したような構成の本発明の部分複写装置は、従来よ
り用いられている定置式複写機等に代えて、原稿の移動
が困Hな状態にある原稿の複写を行い得るものとなる他
に、多数の原稿から、特定の項目だ(プを転記して、一
覧表を作成する場合や、複数の原稿から所定の図面を複
写して、1枚の用紙に編集する場合等の用途を有するも
のとなる。
(発明の効果) 本発明の部分複写装置は、上記したような構成を有する
ものであるから、原稿の所定の部分の上を走査すること
により、複写を容易に行い得るものであり、その複写に
際して、特別に駆動装置を用いることを必要としなく、
壁面等に張られた原稿等の特殊な状態にあるものを容易
に複写することが可能になる。
また、本発明の装置は、画像読取り部と印字部とを長い
ものとして構成することも可能であり、そのように構成
した場合でも、全体の形状と重量を、比較的小型のもの
として構成することが出来るために、移動性を損うこと
はない。
さらに、本発明の部分複写装置は、非常に小型の装置と
して構成されるので、自由に持ち歩きが出来、メモ帳代
りに用いて、必要な複写を随時行い得る装置として使用
することが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の部分複写装置の使用状態の説明図、第
2図は本発明の部分複写装置の斜視図、第3図はその側
断面図、第4図はぞの横断面図、第5図は本発明の駆動
回路の説明図、第6図は給紙装置の実施例の説明図、第
7図は位置検出ローラの構成を示す斜視図、第8図は本
発明の制御装置にお(Jる制御動作を示すタイミングチ
ャー1−1第9図は本発明の他の実施例の斜視図、第1
0図はその横断面図、第11図はブレーキ装置の説明図
で(a)は非制動時の状態を、(b)は制動時の状態を
示し、第12図はブレーキ装置の伯の実施例の説明図、
第13図は第9図に示される装置における制御回路の構
成を示す説明図、第14図は複写の状態の説明図で、(
a)は通常モードの場合を、(b)は倍速モードの場合
を示し、第15図は第13図に示される制御回路におけ
る制御の動作を示すタイミングヂャートであり、(a)
は通常モードの場合を、(b)は倍速モードの場合を示
す説明図である。 図中の符号 1・・・・・・部分複写装置、・・・・・・ケース、3
・・・・・・把手、4・・・・・・電源スイッチ、5・
・・・・・スタートスイッチ、6・・・・・・速度イン
ジケータ、7・・・・・・蓋、8・・・・・・用紙挿入
口、9・・・・・・用紙初出口、10・・・・・・フレ
ーム、11・・・・・・位置検出ローラ、12・・・・
・・発光部材、13・・・・・・結像手段、14・・・
・・・画像読取り部、15・・・・・・位置検出手段、
16・・・・・・駆動ベルト、17・・・・・・プーリ
、18・・・・・・テンションローラ、20・・・・・
・印字部、21・・・・・・押圧ローラ、22・・・・
・・用紙送りローラ、23・・・・・・ペーパーガイド
、24・・・・・・用紙、25・・・・・・給紙カセッ
ト、26・・・・・・ロール記録紙、27・・・・・・
押圧ローラ、28・・・・・・フィードローラ、30・
・・・・・読取り部駆動回路、31・・・・・・印字部
駆動回路、32・・・・・・照明部駆動回路、33・・
・・・・制御装置、34・・・・・・位置検出パルス発
生器、35・・・・・・基準信号発生器、36・・・・
・・位置検出手段パルス発生器、37・・・・・・比較
演算回路、38・・・・・・制御装置駆動回路、40・
・・・・・モード切替スイッチ、41・・・・・・ブレ
ーキ、42・・・・・・制動ドラム、43・・・・・・
制動パッド、44・・・・・・車軸、45・・・・・・
制動ディスク、46・・・・・・制動パッド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも画像読取り部と、位置検出部材および印字部
    とを有し、手動により被複写物を走査し、画像の読取り
    を行うための装置において、 前記画像読取り部での読取りの動作と同時に、印字を行
    うように構成するとともに、該印字部が読取り部の動作
    に対して同期駆動され得るように構成したことを特徴と
    する複写装置。
JP61117430A 1986-05-23 1986-05-23 複写装置 Pending JPS62274983A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60126632A (ja) * 1983-12-14 1985-07-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複写機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60126632A (ja) * 1983-12-14 1985-07-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複写機

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