JPS62274258A - 脆性亀裂伝播停止特性の評価試験方法 - Google Patents
脆性亀裂伝播停止特性の評価試験方法Info
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- JPS62274258A JPS62274258A JP61117443A JP11744386A JPS62274258A JP S62274258 A JPS62274258 A JP S62274258A JP 61117443 A JP61117443 A JP 61117443A JP 11744386 A JP11744386 A JP 11744386A JP S62274258 A JPS62274258 A JP S62274258A
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Landscapes
- Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
３、発明の詳細な説明
〔発明の技術分野〕
この発明は、脆性亀裂伝播停止特性の評価試験方法に関
するものである。
するものである。
近年、鋼構造物の脆性破壊に対する研究あるいは鋼構造
物の安全性に対する評価方法等が数多く提案されている
。大型構造物においては、事故やその他の理由によって
大型構造物に亀裂が発生しても、亀裂が脆性的に伝播す
る過程において、最小限の規模で亀裂を停止させること
が重要であり、このための研究も盛んに行なわれている
。
物の安全性に対する評価方法等が数多く提案されている
。大型構造物においては、事故やその他の理由によって
大型構造物に亀裂が発生しても、亀裂が脆性的に伝播す
る過程において、最小限の規模で亀裂を停止させること
が重要であり、このための研究も盛んに行なわれている
。
脆性亀裂伝播停止特性を評価するための試験方法として
は、従来からＥＳＳＯ試験、２重引張り試験、テーパ付
きＤＣＢ 試験等が提案されている。
は、従来からＥＳＳＯ試験、２重引張り試験、テーパ付
きＤＣＢ 試験等が提案されている。
しかし、これらの試験法は一般的に大規模なものであり
、時間的、経済的な観点からも手軽に行なえるものとは
云い難い。
、時間的、経済的な観点からも手軽に行なえるものとは
云い難い。
別の方法として、ＮＲＬ によって提案された落重試
験法（ＡｓＴＭＥ２０８ ） がある。この方法は、
比較的簡単な評価法として広く使用されているが、実験
室的規模で実施する場合には、素材の制約等から必らず
しも手軽な方法とは、云い難い。
験法（ＡｓＴＭＥ２０８ ） がある。この方法は、
比較的簡単な評価法として広く使用されているが、実験
室的規模で実施する場合には、素材の制約等から必らず
しも手軽な方法とは、云い難い。
そこで、脆性亀裂伝播停止特性を簡単に評価することが
できる試験法の開発が望まれているが、かかる方法は未
だ提案されていない。
できる試験法の開発が望まれているが、かかる方法は未
だ提案されていない。
従って、この発明の目的は、脆性亀裂伝播停止特性を簡
単に評価することができる試験方法を提供することにあ
る。
単に評価することができる試験方法を提供することにあ
る。
この発明は、シャルピー試験用試験片に形成されたノツ
チに溶接ピードを盛り、次いで、前記溶接ビードの幅方
向中央部に前記溶接ピードの長手方向にそってソーノツ
チを形成し、次いで、このようにして作った試験片をシ
ャルピー衝撃試験に供して破面遷移温度を測定すること
に特徴を有するものである。
チに溶接ピードを盛り、次いで、前記溶接ビードの幅方
向中央部に前記溶接ピードの長手方向にそってソーノツ
チを形成し、次いで、このようにして作った試験片をシ
ャルピー衝撃試験に供して破面遷移温度を測定すること
に特徴を有するものである。
次に、この発明の、脆性亀裂伝播停止特性の評価試験方
法を説明する。
法を説明する。
この発明において使用する試験片としては、ＪＩＳ３号
または４号のシャルピー衝撃試験用試験片が好ましい。
または４号のシャルピー衝撃試験用試験片が好ましい。
このような試験片に形成された深さ２瓢のノツチ１に対
して、ＴＩＧ溶接によシ第１図（Ａ）。
して、ＴＩＧ溶接によシ第１図（Ａ）。
（Ｂ）に示すように、溶接ビード２を盛る。ＴＩＧ溶接
を用いるのは、入熱量を小さく押えて熱影響を少なくす
るためである。入熱量を小さく抑えることができれば、
他の溶接法を用いても良い。溶接材料としては、脆性亀
裂を発生させるために、できるだけ靭性が劣るものを使
用することが望ましい。
を用いるのは、入熱量を小さく押えて熱影響を少なくす
るためである。入熱量を小さく抑えることができれば、
他の溶接法を用いても良い。溶接材料としては、脆性亀
裂を発生させるために、できるだけ靭性が劣るものを使
用することが望ましい。
次に、第２図（Ａ）、（Ｂ）に示すように、上記溶接ピ
ード２の幅方向中央部にその長手方向にそってソーノツ
チ３を形成する。ソーノツチ３０幅は、脆性亀裂の発生
を容易にするために０．５１以下が良い。ソーノツチ３
の深さは、溶接ピード２の深さを超えないように２個以
下とする。
ード２の幅方向中央部にその長手方向にそってソーノツ
チ３を形成する。ソーノツチ３０幅は、脆性亀裂の発生
を容易にするために０．５１以下が良い。ソーノツチ３
の深さは、溶接ピード２の深さを超えないように２個以
下とする。
このようにして作られた試験片をＪＩＳ Ｚ ２２４２
に規定されたシャルピー衝撃試験に供して破面遷移温度
を測定し、この結果に基いて試験片の脆性亀裂伝播停止
特性の評価試験を行なう。
に規定されたシャルピー衝撃試験に供して破面遷移温度
を測定し、この結果に基いて試験片の脆性亀裂伝播停止
特性の評価試験を行なう。
次に、この発明の実施例について説明する。
第１表に示す化学成分を有する２種類の鋼Ａ。
Ｂを用い、圧延方法および熱処理条件を変化させて靭性
レベルの異なる４種類の鋼板（厚さ１６ｗ）を製造し、
これら４種類の鋼板からそれぞれ試験片を切り出し、そ
して、各試験片を靭性試験に供した。靭性試験は、２ｍ
ｍｖノツチシャルピー試験法、ＮＲＬ落重試験法および
本発明の試験法に従って行なった。試験片の切り出し方
向は、何れも圧延直角に対して直角の方向とした。なお
、本発明の試験法に供した試験片に形成した溶接ビード
の深さは２ｒｍ、溶接ビードに形成したソーノツチの深
さは１＋＋ｌｌ１１、幅は０．１慣とした。
レベルの異なる４種類の鋼板（厚さ１６ｗ）を製造し、
これら４種類の鋼板からそれぞれ試験片を切り出し、そ
して、各試験片を靭性試験に供した。靭性試験は、２ｍ
ｍｖノツチシャルピー試験法、ＮＲＬ落重試験法および
本発明の試験法に従って行なった。試験片の切り出し方
向は、何れも圧延直角に対して直角の方向とした。なお
、本発明の試験法に供した試験片に形成した溶接ビード
の深さは２ｒｍ、溶接ビードに形成したソーノツチの深
さは１＋＋ｌｌ１１、幅は０．１慣とした。
上述した各試験法によって得られた特性値の結果を第１
表に示す。第１６表中、ｖＴｓは、ＪＩＳ Ｚ２２４２
に規定された通常の２ ｍ Ｖノツチシャルピー試
験における破面遷移温度を示し、ＴＴＳは、本発明のＴ
ＩＧ脆化シャルピー試験による破面遷移温度を示し、そ
して、ＮＤＴＴは、ＡＳＴＭ Ｅ ２０８ に規定さ
れたＮｉｌ Ｄｕｃｔｉｌｉｔｙ Ｔｒａｎｓｉｔｉｏ
ｎ Ｔｅｍｐｅｒａｔｕｒｅを示す。
表に示す。第１６表中、ｖＴｓは、ＪＩＳ Ｚ２２４２
に規定された通常の２ ｍ Ｖノツチシャルピー試
験における破面遷移温度を示し、ＴＴＳは、本発明のＴ
ＩＧ脆化シャルピー試験による破面遷移温度を示し、そ
して、ＮＤＴＴは、ＡＳＴＭ Ｅ ２０８ に規定さ
れたＮｉｌ Ｄｕｃｔｉｌｉｔｙ Ｔｒａｎｓｉｔｉｏ
ｎ Ｔｅｍｐｅｒａｔｕｒｅを示す。
第１表
第２表
ＮＤＴＴと、ｖＴｓ およびｙＴｓとの関係を第３図
に示す。第３図から明らかなように、ｖＴｓとＮＤＴＴ
との間に相関は認められるものの広いバンドでバラツキ
がある。即ち、ｖＴｓは、一定のＮＤＴＴに対して約９
０℃の幅を有する。一方、ＴＴａとＮＤＴＴとの間には
、ｖＴｓの場合に比べて、より良好な相関が認められる
。しかも、ｙＴｓは、一定のＮＤでＴに対して約３０℃
の幅であシ、ｖＴｇに比較して約３倍の精度でＮＤＴＴ
を予測し得ることがわかる。
に示す。第３図から明らかなように、ｖＴｓとＮＤＴＴ
との間に相関は認められるものの広いバンドでバラツキ
がある。即ち、ｖＴｓは、一定のＮＤＴＴに対して約９
０℃の幅を有する。一方、ＴＴａとＮＤＴＴとの間には
、ｖＴｓの場合に比べて、より良好な相関が認められる
。しかも、ｙＴｓは、一定のＮＤでＴに対して約３０℃
の幅であシ、ｖＴｇに比較して約３倍の精度でＮＤＴＴ
を予測し得ることがわかる。
なお、ＮＤＴＴとＴＴａとの関係は、次式で表わされる
。
。
ＮＤＴＴ（’Ｃ） ＝ −１５＋ ０．８１ Ｘ ＴＴ
ａ（”Ｃ） ・・・（１）〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、脆性亀裂伝播
停止特性をシャルピー試験と同等の簡便さで予測するこ
とが可能となるので、各種鋼材の脆性亀裂伝播停止特性
を系統的に評価する上で有益といったきわめて有用な効
果がもたらされる。
ａ（”Ｃ） ・・・（１）〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、脆性亀裂伝播
停止特性をシャルピー試験と同等の簡便さで予測するこ
とが可能となるので、各種鋼材の脆性亀裂伝播停止特性
を系統的に評価する上で有益といったきわめて有用な効
果がもたらされる。
第１図（Ａ）は、溶接ビードが盛られた試験片の平面図
、第１図（Ｂ）は、同（Ａ）図のＡ−Ａ線断面図、第２
図（Ａ）は、溶接ビードにソーノツチが形成された試験
片の平面図、第２図（Ｂ）は、同（Ａ）図のＢ−Ｂ線断
面図、第３図は、ＮＤＴＴと、ｖＴｓおよびＴＴａとの
関係を示すグラフである。図面において、１・・・ノツ
チ、 ２・・・溶接ビード、３・・・ソーノ
ツチ。
、第１図（Ｂ）は、同（Ａ）図のＡ−Ａ線断面図、第２
図（Ａ）は、溶接ビードにソーノツチが形成された試験
片の平面図、第２図（Ｂ）は、同（Ａ）図のＢ−Ｂ線断
面図、第３図は、ＮＤＴＴと、ｖＴｓおよびＴＴａとの
関係を示すグラフである。図面において、１・・・ノツ
チ、 ２・・・溶接ビード、３・・・ソーノ
ツチ。
Claims (1)
- シャルピー試験用試験片に形成されたノッチに溶接ビー
ドを盛り、次いで、前記溶接ビードの幅方向中央部に前
記溶接ビードの長手方向にそつてソーノッチを形成し、
次いで、このようにして作つた試験片をシャルピー衝撃
試験に供して破面遷移温度を測定することを特徴とする
、脆性亀裂伝播停止特性の評価試験方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61117443A JPS62274258A (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 脆性亀裂伝播停止特性の評価試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61117443A JPS62274258A (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 脆性亀裂伝播停止特性の評価試験方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62274258A true JPS62274258A (ja) | 1987-11-28 |
Family
ID=14711776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61117443A Pending JPS62274258A (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 脆性亀裂伝播停止特性の評価試験方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62274258A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995035499A1 (de) * | 1994-06-20 | 1995-12-28 | Dieter Pachur | Verfahren zur berechnung der übergangstemperaturkurve von bestrahltem niedriglegiertem reaktor-druckbehälterstahl |
| JP2011033457A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Jfe Steel Corp | 厚鋼板の脆性破壊伝播停止性能の評価方法 |
| JP2011179984A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Kobe Steel Ltd | 落重破壊特性の評価方法 |
| KR20160009589A (ko) | 2013-06-26 | 2016-01-26 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 후강판의 취성 파괴 전파 정지 성능의 평가 방법 |
| JP2020071149A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 日本製鉄株式会社 | 脆性亀裂伝播停止特性試験方法及び試験片 |
-
1986
- 1986-05-23 JP JP61117443A patent/JPS62274258A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995035499A1 (de) * | 1994-06-20 | 1995-12-28 | Dieter Pachur | Verfahren zur berechnung der übergangstemperaturkurve von bestrahltem niedriglegiertem reaktor-druckbehälterstahl |
| JP2011033457A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Jfe Steel Corp | 厚鋼板の脆性破壊伝播停止性能の評価方法 |
| JP2011179984A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Kobe Steel Ltd | 落重破壊特性の評価方法 |
| KR20160009589A (ko) | 2013-06-26 | 2016-01-26 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 후강판의 취성 파괴 전파 정지 성능의 평가 방법 |
| JP2020071149A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 日本製鉄株式会社 | 脆性亀裂伝播停止特性試験方法及び試験片 |
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