JPS6227345Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6227345Y2
JPS6227345Y2 JP4361583U JP4361583U JPS6227345Y2 JP S6227345 Y2 JPS6227345 Y2 JP S6227345Y2 JP 4361583 U JP4361583 U JP 4361583U JP 4361583 U JP4361583 U JP 4361583U JP S6227345 Y2 JPS6227345 Y2 JP S6227345Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
welded
jig
vertical frame
welding
spring
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JP4361583U
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English (en)
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JPS59148189U (ja
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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は溝型鋼の切断によつて形成される被溶
接体を保持する溶接治具に関するものである。
〔背景技術〕
第1図に示すように家屋における窓用開口10
を形成するにあたつて、第2図にも示すように縦
枠11に横枠12を溶接にて連結固着する場合、
縦枠11に直接横枠12を溶接するのではなく、
縦枠11にまずコ字状の被溶接体4の底片を溶接
しておき、そしてこの被溶接体4に先端を絞つた
横枠12を溶接している。ここで、通称「ネコ」
と呼ばれる被溶接体4は、溝型鋼の切断によつて
形成されたものであるために第3図に示すように
切断の際に変形してしまうことがあるが、従来に
おいてはこの変形に対する矯正を行なうことなく
縦枠11に固着していた。従つて被溶接体4の保
持が難しく、また被溶接体4を介して縦枠11に
取付けられる横枠12は、被溶接体4の変形度に
よつて縦枠11に対する位置ずれを生じてしまう
ものであつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは被溶接体の縦枠への
溶接作業が行ないやすくなる上に、被溶接体の変
形の矯正が容易に行なえて、縦枠と横枠との位置
精度の向上にもつながる溶接治具を提供すること
にある。
〔考案の開示〕
本考案は被溶接体の両側片間にさし込まれる治
具の先端部片面に被溶接体の一側片内面に当接す
る基準突面を、他の片面に被溶接体の他側片内面
に弾接するばね付勢された部材を設けたものであ
り、この治具にて被溶接体を保持した状態で被溶
接体の縦枠への溶接を行なえるようにしたもので
あるとともに基準突面が被溶接体の一側片内面に
正しく接触しておらなければこの被溶接体は変形
しているわけであるから基準突面に接するように
被溶接体の形状の矯正をこの治具を利用して行な
えるようにしたものである。
図示実施例に基いて詳述すると、第4図に示す
ようにこの治具1は全体として矩形体状若しくは
立方体状となしていて一面から把持部7が延設さ
れている。そして片面の先端部には基準突面2が
突設され、他の片面にはスプリングプランジヤー
3を埋め込んである。スプリングプランジヤー3
は第6図に示すように筒体14とばね15と鋼製
プランジヤー16とから構成されていて、ばね1
5による付勢でプランジヤー16が筒体14の一
端開口から突出しているものである。
被溶接体4の保持にあたつては、被溶接体4の
両側片5,6間にこの治具1をさし込む。被溶接
体4の両側片5,6間の間隔が変形によつてばら
ついていてもスプリングプランジヤー3のプラン
ジヤー16が一方の側片6の内面に弾接すること
から確実に治具1にて被溶接体4を保持できるも
のである。そしてこの時に、被溶接体4の変形度
が微小であれば問題はないもので、変形度が大き
い時には治具1の基準突面2の全面に他方の側片
5が当接しなくなるからこの時には治具1を被溶
接体4にさし込んだ状態でプレスその他のものを
利用して上記側片5が基準突面2全面に当接する
ように第5図矢印方向に力を加えて被溶接体4を
矯正する。この場合、一方の側片5のみが矯正さ
れ、他方のスプリングプランジヤー3が接する側
片6は矯正されないが、この被溶接体4は横枠1
2を溶接するにあたつては、一方の側片5のみを
基準面として溶接するわけであるから何ら問題は
ない。
こうして一方の側片5、殊に屈曲部の近くが基
準面となるように矯正した被溶接体4は、治具1
で保持された状態で縦枠11に溶接固着され、そ
して次いで横枠12の被溶接体4への溶接が上記
基準面となる側片5を基準に行なわれるものであ
る。
〔考案の効果〕
本考案にあつては上述のように被溶接体が少々
変形していてもばね付勢された部材の存在によつ
て被溶接体を確実に保持することができるもので
あり、従つて被溶接体の他部材への溶接の際の作
業を容易なものとすることができ、しかもこの治
具には基準突面を設けてあるので被溶接体の変形
度を確認できるとともにこの基準突面を利用して
被溶接体の矯正も行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は被溶接体の使用箇所を示す正面図、第
2図は同上の分解斜視図、第3図a,bは被溶接
体の変形を示す正面図、第4図は本考案一実施例
の斜視図、第5図は同上の正面図、第6図はスプ
リングプランジヤーの断面図であつて、1は治
具、2は基準突面、3はスプリングプランジヤ
ー、4は被溶接体、5,6は側片を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溝型鋼の切断によつて形成される被溶接体を保
    持する治具であつて、被溶接体の両側片間にさし
    込まれるこの治具はその先端部片面に被溶接体の
    一側片内面に当接する基準突面を具備し、他の片
    面に被溶接体の他側片内面に弾接するばね付勢さ
    れた部材を具備している溶接治具。
JP4361583U 1983-03-25 1983-03-25 溶接治具 Granted JPS59148189U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4361583U JPS59148189U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 溶接治具

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JP4361583U JPS59148189U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 溶接治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59148189U JPS59148189U (ja) 1984-10-03
JPS6227345Y2 true JPS6227345Y2 (ja) 1987-07-13

Family

ID=30174152

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4361583U Granted JPS59148189U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 溶接治具

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Publication number Publication date
JPS59148189U (ja) 1984-10-03

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