JPS62273396A - 気泡混合ズリの処理方法 - Google Patents

気泡混合ズリの処理方法

Info

Publication number
JPS62273396A
JPS62273396A JP11344386A JP11344386A JPS62273396A JP S62273396 A JPS62273396 A JP S62273396A JP 11344386 A JP11344386 A JP 11344386A JP 11344386 A JP11344386 A JP 11344386A JP S62273396 A JPS62273396 A JP S62273396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bubble
waste
air
bubbles
mixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11344386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0374758B2 (ja
Inventor
藤原 紀夫
羽生田 吉也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohbayashi Gumi Ltd
Obayashi Corp
Original Assignee
Ohbayashi Gumi Ltd
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ohbayashi Gumi Ltd, Obayashi Corp filed Critical Ohbayashi Gumi Ltd
Priority to JP11344386A priority Critical patent/JPS62273396A/ja
Publication of JPS62273396A publication Critical patent/JPS62273396A/ja
Publication of JPH0374758B2 publication Critical patent/JPH0374758B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、シールド掘進機rtic道を掘削する際に、
掘削土砂に気泡を滞有させた気泡混合ズリの処理方法に
関し、特にその物理的処理方法に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、例えば非イオン活性剤のポリオキシ化合物または
スルホン化合物からなる空気連行剤や起泡剤を使用し、
ズリ中に発生ちしくは混入させた気泡は、ズリに流動性
と止水性を付与するのでカッターの掘削抵抗の軽減やズ
リ排出上有効であり、シールド式トンネル掘進工法にお
いて利用されている。
しかしながら、例えば滞水レキ層にお【プる施工では、
上述した起泡剤の他に高吸水性樹脂やメチルセルロース
などの、fs分子添加剤を加えて、気泡の強化が行なわ
れることがある。このような添加剤を加えると得られる
気泡は、添加剤や起泡剤の気泡粒子が水溶液中に分散し
た状態となり、単位重量が増し、気泡粒子相互の結束力
が大きくなると考えられているが、気泡を強化している
ので、気泡を滞有した掘削ズリを放置して自然に消泡を
させることが殆ど期待できない。
そこで、気泡を消滅させるために、界面活性剤や高級ア
ルコールなどの消泡剤を使用することが考えられる。
しかし、このような消泡剤を使用したとしても前述した
添加剤を用いた気泡は、消泡が難しいのでその消費♀が
増加するとともに、シールド工法で排出するズリの吊が
多田なので、人聞の消泡剤を使わなければならなかった
また、消泡剤を使用すると処即後のズリが水分を増し、
運搬、捨土などの取扱が面倒となり、その上環境に影響
を及ぼす惧れもあった。
この発明は前述した従来の問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、消泡剤を使用せずコスト的に安上
がりでIf境再汚染心配もない物理的な方法によって消
泡することができる、気泡混合ズリの処理方法を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、シールド掘進
機で坑道を掘削する際に掘削土砂に気泡を滞右させた気
泡混合ズリの処理方法において、前記シールド掘進機の
加圧域から排出された気泡混合ズリを加熱することによ
り気泡を消散させることを特徴とする。
(作 用) シールド掘進機の加圧域から排出された気泡混合ズリは
、空気連行剤や起泡剤あるいは添加剤によって軟練りモ
ルタル状を呈してJ′3つ、この気泡混合ズリに、例え
ば熱風を吹き何ける方法などにJ:って加熱すると、加
熱により気泡内の圧力が僧太し、気泡膜の内外での圧力
差および膜の蒸発によって気泡膜が破壊される。
また、加熱により気泡混合ズリの乾燥も促進される。
(実施例) 以下、この発明の好適な実施例について添附図面を参照
にして詳細に説明する。
第1図はこの発明係る気泡混合ズリの処理方法の第1実
施例を示しており、同図に示す処理方法は本発明をいわ
ゆる気泡シールド工法に適用した場合を例示している。
同図において、10はシールド掘進機を示し、掘進機1
0はその後方に掘進に伴って設置されるセグメント12
に反力を担持させる推進ジヤツキ14.14を備え、ま
た、その前部には土砂を掘削するためのカッターヘッド
16を回転可能に支承し、且つ、カッターヘッド16の
後方にあって掘削された土砂(ズリ)を取り込むととも
に、この土砂を所定の圧力状態に維持して切羽に対抗さ
せる土圧室18が隔壁20によって画成されている。
カッターヘッド16と隔壁20には、それぞれ気泡注入
管22.22が配置され、気泡注入管22には発泡器2
4からそれぞれ気泡供給管26を介して気泡が供給され
る。
発泡器24では、起泡剤、添加剤を収容したタンク26
からポンプ28によって送られた薬剤と、コンプレッサ
30からの空気とでシュークリーム状の強化された1M
密な気泡を生成させる。
一方、上記土庄室18内には、隔壁20を貫通するよう
にし、ズリ搬出用のスクリューコンベア32が設けられ
、スクリューコンベア32の後方には土圧室18内の圧
力低下を来たすことなくズリを外部に排出するためのロ
ータリ一式のバルブ34が設けである。
そして、バルブ34の下方には、ズリ搬出用のベルトコ
ンベア36がシールド掘進機10の発進立坑側に延設さ
れているとともに、バルブ34とベルトコンベア36と
の間には、=1ンベア36上に移し替えられる途中で、
バルブ34から落下供給されるズリに熱を加えるために
、熱風吹出口38を備えた熱風吹付装置40が設けであ
る。
また、コンベア36上の熱風吹田口38に近接したm所
には、ファン42を有づる天N44が設置されCいる。
さて、以上のような装置的構成で施工されるシールド工
法では、シールド掘進110のI(F進とともに、カッ
ターヘッド16に配置された気泡注入管22から気泡が
切羽に向けて放出され、これによりカッターの掘削抵抗
が軽減された状態で土砂を掘削し、掘削された土砂すな
わちズリは気泡とともに土圧室18に内に取り込まれる
土圧室18内でも掘削ズリには、隔壁20に取着された
気泡注入管22を介して気泡が注入され。
例えば土圧室18内に設けられた撹拌機などによって混
合撹拌されて、ズリは軟練りモルタル状に流動化させら
れる。
この場合、例えば掘削地盤が滞水レキ層であれば、気泡
の混合比率を増加させたり、あるいは起泡剤に高分子添
加剤を加える。
このようにして流動化された気泡混合ズリは、圧縮性に
富んだものとなり、土圧室18内の圧力を・低下させる
ことなくスクリューコンベア32によって(p方に送ら
れ、バルブ34から常圧域に排出される。
排出されたズリには、その落下途中から熱風吹付装置4
0の吹出口38から加熱された凪が吹付けられる。
加熱された風が当たると、ズリ中に含まれている気泡は
、温度上昇によって気泡膜内の圧力が上背し、膜内外で
の圧力差が大きくなり、これによって気泡は破壊される
とともに、熱風によってズリ自体の乾燥ら促進される。
このようにして消泡処理が施されたズリは、事後ベルト
コンベア36によって外部に搬出される。
なお、熱風によって消散、蒸発、飛散した気泡の薬剤は
、天蓋41によって集められた侵、ファン42によって
外部あるいは坑外に放出されるが、この際にフィルタJ
3よび冷却ソラチを通して放出することが望ましい。
また、上記実施例のようにバルブ34から排出されたズ
リをベルトコンベア3Gで搬出する場合には、ズリの加
熱方法としては、上記熱風吹付装置40に代えてベルト
コンベア36を囲繞するトンネル炉であってもよい。
第2図はこの発明に係る気泡混合ズリの処理方法の他の
実施例を示している。
この実施例では、バルブ34から排出されたズリを、ポ
ンプ圧送、コンベア輸送などで地上まで搬出した後に、
加熱により消泡処理を行なう方法であって、−ズリはト
ロッコ50に収容された状態で、加振装ff152を備
えた振動台54上に載せられており、トロッコ50内に
は熱風吹出装置40′に接続された熱風吹出口38′が
挿入されている。
消泡処理は熱風吹出口38−からの熱風による加熱と、
加振装置52による振動とによって行なわれ、気泡は上
記実施例と同様に加熱による圧力差に加え、振動によっ
て気泡がズリの表面に浮上するため、より効果的に且つ
迅速に行なわれる。
また、地上までズリを搬出して消泡処理するため、処理
設備の大型化にも簡単に対応できる。
(発明の発明の効果) 以上、実施例で詳細に説明したように、この発明に係る
気泡混合ズリの処理方法にあっては、気泡を加熱するこ
とによって物理的に消泡させるので、高級アルコール、
界面活性剤などによる化学的消泡と異なり、強化した気
泡であっても簡単に消泡できるととも、設備のみで材料
費が不要となるので、コスト的に安上がりで、環境汚染
の心配もなく、輸送、処分コストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る処理方法の第1実施例を示づ仝体
向、第2図は同第2実施例を示す要部説明図である。 10・・・・・・シールド掘進機 16・・・・・・カッターヘッド 18・・・・・・土圧¥    20・・目・・隔 壁
22・・・・・・気泡注入管  36・・・・・・ベル
トコンベア38.38′・・・・・・熱風吹出口 40.40−・・・・・・熱」吹付装置52・・・・・
・加振装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シールド掘進機で坑道を掘削する際に掘削土砂に
    気泡を滞有させた気泡混合ズリの処理方法において、該
    シールド掘進機の加圧域から排出された該気泡混合ズリ
    を加熱することにより該気泡を消散させることを特徴と
    する気泡混合ズリの処理方法。
  2. (2)前記加熱は熱風の吹き付けで行なわれるとともに
    、これが前記気泡混合ズリの流動落下の状態で行なわれ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の気泡混
    合ズリの処理方法。
  3. (3)前記熱風の吹き付けが気泡混合ズリに振動が付与
    された状態で行なわれることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の気泡混合ズリの処理方法。
JP11344386A 1986-05-20 1986-05-20 気泡混合ズリの処理方法 Granted JPS62273396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11344386A JPS62273396A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 気泡混合ズリの処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11344386A JPS62273396A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 気泡混合ズリの処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62273396A true JPS62273396A (ja) 1987-11-27
JPH0374758B2 JPH0374758B2 (ja) 1991-11-27

Family

ID=14612354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11344386A Granted JPS62273396A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 気泡混合ズリの処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62273396A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0374758B2 (ja) 1991-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102256758B (zh) 振动增强的混合方法
JPS62273396A (ja) 気泡混合ズリの処理方法
JPH11324324A (ja) コンクリートへの炭酸ガスの混合方法及び混合装置
JP2000064613A (ja) 吹付耐火被覆用セメント供給装置
JPH0374759B2 (ja)
JPH0374760B2 (ja)
JPH09111753A (ja) 地中連続壁の施工方法および同装置
JP3446144B1 (ja) 気液撹拌混合土壌洗浄装置
JP3379680B2 (ja) 泥土圧シールド工法における掘削土リサイクル方法及びその装置
JPS5949999B2 (ja) 気泡混入「ずり」の処理方法
JPS6183800A (ja) 気泡混入ずりの処理方法
JP2002200415A (ja) 空気を水に溶解する装置
JPS647929B2 (ja)
JPS6183798A (ja) シ−ルド式トンネル掘進方法
JPH0747088B2 (ja) 掘削ズリの消泡・解ゲル剤
JP3557537B2 (ja) 補強土の繊維分散方法とその方法に用いる装置
JP3848695B2 (ja) 泥水式シールド工法掘削用液の添加剤およびそれを用いた泥水式シールド工法
JPH0146679B2 (ja)
KR100451562B1 (ko) 준설 오니토의 반송처리장치
JPS5721924A (en) Emulsifier
JP2998063B2 (ja) 土砂の搬送方法
JP3668279B2 (ja) 地盤掘削工事等に用いる安定液の性状調整装置
JPH01203121A (ja) 砂等を圧送した泡沫を消泡させる方法
JPH11324012A (ja) 泥土の固化処理設備
JP2000336648A (ja) 長尺材の埋設若しくは打設工法