JPS62272933A - 鰹節微粉末だしの製造方法とそのための乾燥装置 - Google Patents

鰹節微粉末だしの製造方法とそのための乾燥装置

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JPS62272933A
JPS62272933A JP61114736A JP11473686A JPS62272933A JP S62272933 A JPS62272933 A JP S62272933A JP 61114736 A JP61114736 A JP 61114736A JP 11473686 A JP11473686 A JP 11473686A JP S62272933 A JPS62272933 A JP S62272933A
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JP
Japan
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flakes
dried
drying
bonito
drum
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JP61114736A
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Toshimasa Shimabukuro
島袋 俊政
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、鰹節微粉末だしの製造方法とそのための乾燥
装置に関する。
従来の技術 鰹節は、古くから旨味のある良質のだしとして広く使用
されてきている。しかしながら、!!!節は使用に際し
て薄片状に削り、それを煮だし、煮だし後はだし汁に殻
が残らないように殻を漉し分けるかまたは掬いださねば
ならないので、時間と手間がかかり、しかも高価である
という難点があった。
そのため、最近では鰹節を煮だし後に殻を掬い出さなく
ても済むように粉末状にしたものや、鰹節粉末と煮干や
鰯等の粉末とを混合したものをティーバック状に包装し
て、煮だし後の殻の取りだしを容易にしたものが提供さ
れている。
上記従来の鰹節粉末は、鰹節を洗って熱風乾燥させたも
のを粉砕機で粉砕して製造し、それを所定量づつ袋詰め
して包装している。
発明が解決しようとする問題点 鰹節はかびが発生し易く、粉末後のかびの発生を防止す
るためには、鰹節を十分に乾燥及び殺菌してから粉砕す
る必要がある。しかしながら、かびの発生を防止するた
めに、鰹節を従来の熱風乾燥で乾燥させると、味と香り
が逃げてしまい、鰹節本来の風味が損われる。また、熱
風で乾燥させると、鰹節表面が過乾燥になり、堅くて脆
くなり、直接粉砕機によって粉砕すると堅い粒状に砕け
たりして均一に粉末にすることが困難であった。さらに
、従来の鰹節粉末は、微粉末化されておらず粗く、煎じ
出し袋やティ°−バック式に包装したまま煮だしすると
、だしが抽出するまで時間がかかり、完全にがしが抽出
されない状態で取り出されて無駄が生じ不経済であった
本発明は、上記実情に鑑み創案されたものであって、そ
の目的とするところは、鰹節を味と香りりを逃さず鰹節
本来の風味を維持してしかもソフトに乾燥させ、微粉末
化することが容易であり、微粉末後もかびが発生し難い
鰹節微粉末だしの製造方法を提供することにある。さら
に、本発明の他の目的は、上記方法を実施するために直
接使用される乾燥装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明者は、種々研究した結果、鰹節を薄片状に削って
から低温除湿乾燥法により乾燥させると、鰹節本来の風
味を損わずソフトに乾燥させ、かつ微粉化し易いことを
知得し、本発明を達成したものである。
即ち、第1番目の発明は、鰹節微粉末だしの製造方法で
あって、鰹節を蒸して加熱殺菌する工程、該鰹節を薄片
状に切削する工程、前記鰹節薄片を低温下で除湿しなが
ら乾燥させる工程、該鰹節薄片を微粉末にする工程、該
鰹節微粉末を充填包装する工程からなることを特徴とす
るものである。
第2番目の発明は、第1番目の方法を実施するのに直接
使用する乾燥装置であって、機台13と、該機台上に回
転可能に支持され一方端が閉遮され他方端に開閉蓋を有
する円筒状乾燥ドラム2と。
該乾燥ドラムと可撓性パイプ27で接続され前記乾燥ド
ラム内を低温除湿する除湿装置26とからなることを特
徴とするものである。
作用 蒸し機により蒸すので完全に加熱殺菌され、かつかつ鰹
節が柔らかくなり、切削が容易となる。
低温除湿することによって、熱風乾燥の様に表面が熱硬
化を起すことなく非常にソフトに乾燥し。
味や香りが逃げる事なく鰹節本来の風味を維持して乾燥
する。そして回転させながら乾燥するので。
乾燥が均一におこなわれる。かつ乾燥しても表面硬化を
おこさいので、微粉末化が容易であり、均一な鰹節微粉
末を得ることが出来る。上記乾燥温度は、5〜15℃が
適している。また1回転速度は、2〜5rpmがよい。
実施例 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
鰹節はかびが発生しやすく通常表面にかびが付着してい
るので、鰹節を丹念に洗う、その後、鰹節を蒸し器によ
り蒸し、それによって加熱殺菌すると同時に鰹節を削り
易くする。該鰹節を削り器にかけて、薄片状に削る。
薄片状に削られた鰹節を、温度5〜10”Cの低温雰囲
気内で除湿しながら含水率15〜20%程度に乾燥させ
る。乾燥後、粉砕機により微粉末にする。
上記の工程を経て微粉末化された鰹節を、充填包装機に
よりポリエチレン等の空気や水分の遮断性を有するフィ
ルム材で構成された小袋に充填するか、又は煎じ出し袋
やティパック式の袋に充填する。出来上がった小袋を所
用個数宛トレーに載せて予め用意された空気や水分を遮
断する機密性の高い袋に脱酸素剤を入れて、トレーごと
挿入し。
し 密封する。それによって、鰹節本来の風味を有、かつ均
一な微粉末状で効果的にだしを抽出することができる経
済的で良質な鰹節だしが得られる。
次に、上記薄片状に削られた鰹節を低温除湿乾燥させる
為に使用する乾燥装置の実施例を説明する。第1図乃至
第2図は、本発明の乾燥装置の実施例を示す。
図1において、1は乾燥機本体であって、該乾燥機本体
は機台13と該機台上の回転可能に支持された乾燥ドラ
ム2から構成されている。
乾燥ドラム2は、一方端が閉遮され他方端に開閉蓋4を
有する円筒状ドラムであり、内部に攪拌用のピン9が複
数個(図示の実施例では12本の5列)立設されている
。乾燥ドラム2の外周には、図示のように回転ガイド溝
6,7が設けられ、該溝部6,7を前記機台13上に設
けられた回転駆動ローラ17.18で支持し、該ローラ
を回転させることによって乾燥ドラム2が回転する様に
なっている。なお、前記回転ガイド溝6,7の表面には
駆動ローラとの摩擦を高めるために適宜の摩擦材8が塗
布されている。
前記回転駆動ローラ17,18は、機台13内に設置さ
れているモータ20から無段変速機21、伝動ベルト2
2,23,24、回転シャフト16を介して回転が伝え
られる。回転伝動機構は。
これに限るものでなく、適宜の手段が採用できる。
26は空調装置を兼ねた除湿装置であり、パイプ27に
よって乾燥ドラム2と接続されている。
パイプ2丁は、乾燥ドラム2の後壁3の中心部に開口し
て取り付けられたロータリージヨイント11に接続され
ている。除湿装置26によって、乾燥ドラム2内は5〜
10”Cの所望の温度に維持されながら除湿される。
上記乾燥機によって薄片状鰹節を乾燥させるには、鰹節
薄状片をドラム2内に入れ、蓋4を間遠して2〜5rp
m程度の低速で回転させかつドラム内の温度を5℃〜1
0℃に維持する。ドラム2内の鰹節薄片は、ドラムの回
転によってピン9ですくい上げられて上昇落下を繰り返
しながら、除湿され乾燥する。該乾燥装置によると、乾
燥ドラムの単位容量(1ボ)当り10kgの削り片を1
0乃至15分で含水率15〜20%まで乾燥させること
ができた。その乾燥状態は、低温除湿乾燥であるので、
熱風乾燥の様に表面が熱硬化を起すことなく非常にソフ
トに乾燥し、味や香りが逃げる事なく鰹節本来の風味を
維持して仕上がった。
そして、乾燥時間も従来の乾燥装置よりも短縮された。
効果 本発明は1以上の様に構成されているので、次のような
種々な効果を奏する。
(イ)低温除湿乾燥であるので、熱風乾燥の様に表面が
熱硬化を起すことなく非常にソフトに乾燥し、味や香り
が逃げる事なく鰹節本来の風味を維持して乾燥する。そ
して乾燥しても表面硬化をおこさいので、微粉末化が容
易であり、均一な鰹節微粉末を得ることが出来、だしの
抽出が容易で鰹節本来の風味を有し経済的で良質な鰹節
だしを得ることができる。
(ロ)本発明の微粉末ダシは、蒸し機により加熱殺菌さ
れ、かつ乾燥効率が良〈従来のものより乾燥度が高いの
で、良好に殺菌乾燥され、かびの発生を防止し長期保存
することができる。
(ハ)薄片状に削る前に、鰹節を蒸すので削り加工が容
易である。
(ニ)乾燥装置は、機構が極めて簡単であり、かつ鰹節
片を効率良くしかもソフトに乾燥させる事が出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の乾燥装置の実施例を示すものであり、第
1図はその正面図、第2図は第1図のA−A断面図であ
る。 1:乾燥機本体  2:乾燥ドラム  4:開閉蓋  
6,7:ガイド溝  9:ピン13:機台  17,1
8:回転駆動ローラ21:無断変速機  26:除湿機
  27:パイプ 特許出願人   島 袋 俊 政 出願人代理人 弁理士 入城重信 (他2名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)鰹節を蒸して加熱殺菌する工程、該鰹節を薄片状に
    切削する工程、前記鰹節薄片を低温下で除湿しながら乾
    燥させる工程、該鰹節薄片を微粉末にする工程、該鰹節
    微粉末を充填包装する工程からなることを特徴とする鰹
    節微粉末だしの製造方法 2)機台と、該機台上に回転可能に支持され一方端が閉
    遮され他方端に開閉蓋を有する円筒状乾燥ドラムと、該
    乾燥ドラムと可撓性パイプで接続され前記乾燥ドラム内
    を低温除湿する除湿装置とからなことを特徴とする乾燥
    装置。
JP61114736A 1986-05-21 1986-05-21 鰹節微粉末だしの製造方法とそのための乾燥装置 Pending JPS62272933A (ja)

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JP61114736A JPS62272933A (ja) 1986-05-21 1986-05-21 鰹節微粉末だしの製造方法とそのための乾燥装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100404381B1 (ko) * 2000-12-07 2003-11-07 장명관 곡물살균장치
JP2008182968A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Omaezaki Kezuribushi Corp 乾燥魚節小片の製造方法及び乾燥魚節小片
KR101175519B1 (ko) * 2010-06-28 2012-08-21 현대제철 주식회사 소결광의 소결 원료 조립 장치

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