JPS622728Y2 - - Google Patents
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- JPS622728Y2 JPS622728Y2 JP11740882U JP11740882U JPS622728Y2 JP S622728 Y2 JPS622728 Y2 JP S622728Y2 JP 11740882 U JP11740882 U JP 11740882U JP 11740882 U JP11740882 U JP 11740882U JP S622728 Y2 JPS622728 Y2 JP S622728Y2
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- JP
- Japan
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- adhesive
- insulating tube
- frp
- bonded
- insulating
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Adjustable Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は液体抵抗器の電極部を囲む絶縁筒の改
良に関するものである。
良に関するものである。
液体抵抗器は主として三相誘導電動機の可変二
次抵抗として用いられ、各相の固定電極と可動電
極とは絶縁筒の中に対向して設けられるのが普通
である。
次抵抗として用いられ、各相の固定電極と可動電
極とは絶縁筒の中に対向して設けられるのが普通
である。
この場合、絶縁筒の役割は、相間絶縁、電極の
対地間リーク電流の防止、電流通路の有効断面積
の維持および電極間発生熱をタンク内電解液に吸
収させるための対流通路の形成にある。
対地間リーク電流の防止、電流通路の有効断面積
の維持および電極間発生熱をタンク内電解液に吸
収させるための対流通路の形成にある。
従来の絶縁筒の一例を第１図に示す。
第１図において絶縁筒１はそれぞれガラスせん
維強化プラスチツク（以下FRPと呼ぶ）で成形
された円筒部２、底板３、小円筒部４、取付板５
がそれぞれ接着剤６（例えばエポキシ樹脂）で接
合されて構成されている。
維強化プラスチツク（以下FRPと呼ぶ）で成形
された円筒部２、底板３、小円筒部４、取付板５
がそれぞれ接着剤６（例えばエポキシ樹脂）で接
合されて構成されている。
尚、第１図Ａはその上面図、第１図Ｂはその縦
断面図である。
断面図である。
第１図のように接着構成では、絶縁筒が電解液
に浸漬されたとき、接着部が最も加水分解の影響
や熱的なストレスを受け易く、接着面の剥離を誘
発する危険がある。
に浸漬されたとき、接着部が最も加水分解の影響
や熱的なストレスを受け易く、接着面の剥離を誘
発する危険がある。
これを防止するため、第１図と異なり一体成形
として接着を用いない方法もあるが、この場合も
ガラスせん維に含浸した樹脂が成形時に流れ出
て、ガラスせん維が歪んだり切断したりして、加
水分解による穴明き現象や熱的ストレスによる亀
裂が誘発される。
として接着を用いない方法もあるが、この場合も
ガラスせん維に含浸した樹脂が成形時に流れ出
て、ガラスせん維が歪んだり切断したりして、加
水分解による穴明き現象や熱的ストレスによる亀
裂が誘発される。
また材質をFRPから酸化アルミナなどに変え
ると上記の欠点は除去できるが、重量および機械
的強度の面でFRPに劣る。
ると上記の欠点は除去できるが、重量および機械
的強度の面でFRPに劣る。
本考案はFRP接着構成の液体抵抗器用絶縁筒
において、接着部の信頼性を向上した絶縁筒を提
供することを目的としている。
において、接着部の信頼性を向上した絶縁筒を提
供することを目的としている。
本考案はガラスせん維強化プラスチツクの成形
物を接着剤で接着して構成した液体抵抗器用絶縁
筒において、接着剤の周囲を成形物と同成分の貼
付材でオーバラツピングし、これによつて劣化を
防止すると共に絶縁信頼性を向上したものであ
る。
物を接着剤で接着して構成した液体抵抗器用絶縁
筒において、接着剤の周囲を成形物と同成分の貼
付材でオーバラツピングし、これによつて劣化を
防止すると共に絶縁信頼性を向上したものであ
る。
本考案の一実施例を第２図に示す。
第２図Ａはその上面図、第２図Ｂはその縦断面
図である。
図である。
第２図において、円筒部２、底板３、小円筒部
４、取付板５を接着剤６で接着することは第１図
と同じである。
４、取付板５を接着剤６で接着することは第１図
と同じである。
第２図においては、接着工程完了後、各部品の
FRPと同一成分となるような熱硬化性樹脂を含
浸したガラスせん維７を貼付材として第３図に示
すように接着面を囲んで複数層に分けて貼付けて
いる。（以下これをオーバラツピングと呼ぶ。） これによつて接着面は直接電解液に接触しなく
なり、従つて加水分解による剥離を生ずることが
なくなり、さらに接着部周辺の曲面がなだらかに
なるので放熱のための液体の対流が円滑になると
共に、熱的および電気的なストレスの集中がなく
なり、耐劣化性および絶縁信頼性が著しく向上す
る。
FRPと同一成分となるような熱硬化性樹脂を含
浸したガラスせん維７を貼付材として第３図に示
すように接着面を囲んで複数層に分けて貼付けて
いる。（以下これをオーバラツピングと呼ぶ。） これによつて接着面は直接電解液に接触しなく
なり、従つて加水分解による剥離を生ずることが
なくなり、さらに接着部周辺の曲面がなだらかに
なるので放熱のための液体の対流が円滑になると
共に、熱的および電気的なストレスの集中がなく
なり、耐劣化性および絶縁信頼性が著しく向上す
る。
以上説明したように本考案によれば、FRP成
形品を接着剤で接着して構成した液体抵抗用絶縁
筒において、接着面をFRPと同成分の貼付材を
用いてオーバラツピングして一体化構造とするこ
とによつて、接着部の剥離を防ぐと共に、絶縁筒
の絶縁信頼性および耐劣化性を向上することがで
きる。
形品を接着剤で接着して構成した液体抵抗用絶縁
筒において、接着面をFRPと同成分の貼付材を
用いてオーバラツピングして一体化構造とするこ
とによつて、接着部の剥離を防ぐと共に、絶縁筒
の絶縁信頼性および耐劣化性を向上することがで
きる。
第１図Ａ，Ｂは従来の液体抵抗器用絶縁筒の一
例を示す上面図と縦断面図、第２図Ａ，Ｂは本考
案の一実施例を示す上面図と縦断面図、第３図は
本考案におけるオーバラツピングの詳細を示す図
である。 １……絶縁筒、２……円筒部、３……底板、４
……小円筒部、５……取付板、６……接着剤、７
……貼付材。
例を示す上面図と縦断面図、第２図Ａ，Ｂは本考
案の一実施例を示す上面図と縦断面図、第３図は
本考案におけるオーバラツピングの詳細を示す図
である。 １……絶縁筒、２……円筒部、３……底板、４
……小円筒部、５……取付板、６……接着剤、７
……貼付材。
Claims (1)
- ガラスせん維強化プラスチツクの成形物を接着
剤で接着して構成した液体抵抗器用絶縁筒におい
て、上記接着剤の周囲を上記成形物と同成分の貼
付材でオーバラツピツグしたことを特徴とする液
体抵抗器用絶縁筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11740882U JPS5923702U (ja) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | 液体抵抗器用絶縁筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11740882U JPS5923702U (ja) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | 液体抵抗器用絶縁筒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5923702U JPS5923702U (ja) | 1984-02-14 |
| JPS622728Y2 true JPS622728Y2 (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=30270280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11740882U Granted JPS5923702U (ja) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | 液体抵抗器用絶縁筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923702U (ja) |
-
1982
- 1982-08-03 JP JP11740882U patent/JPS5923702U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5923702U (ja) | 1984-02-14 |
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