JPS62272851A - リラクタンス型半導体電動機 - Google Patents

リラクタンス型半導体電動機

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JPS62272851A
JPS62272851A JP61112496A JP11249686A JPS62272851A JP S62272851 A JPS62272851 A JP S62272851A JP 61112496 A JP61112496 A JP 61112496A JP 11249686 A JP11249686 A JP 11249686A JP S62272851 A JPS62272851 A JP S62272851A
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curve
circuit
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JP61112496A
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Itsuki Ban
伴 五紀
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Secoh Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、小型で強力な出力と高速回転を必要トスルル
ームエアコンのシロッコファンの駆動源若しくは、電動
回転研磨板の駆動源若しくはロボットの駆動源となるサ
ーボ装置等に利用されるものである。
本発明装置は、次に述べる特性が要求される駆動源の場
合に適用されるものである。
小型若しくは偏平な構成であることが必要なとき、なら
びに大きい出力トルクと高速回転若しくはそれ等のいず
れかが必要であるとき、ならび忙耐用時間を大きく必要
とするときに利用されるものである。又サーボ特性を良
好とする為に平滑なトルク特性が要求されるときに利用
されるものである。
回転子が、磁性体のみで、コイル無しで構成されている
ので、その径を小さく、細長い回転子とすることが容易
となる。従って、慣性が少なく、出力トルクが大きいの
で、サーボ装置の駆動電動機として有効である。
又マグネットがないので、廉価に構成される。
従って一般用の半導体電動機としても利用することがで
きる。更に又、数万回転の電動機とした場合に、焼結マ
グネットは遠心力により破損するおそれがあるので、一
般に補強の為の装置が必要となるが、本発明装置では、
珪素鋼板のみの回転子となっているので、補強の必要が
なく、高速電動機とすることが容易である。
〔従来の技術〕
リラクタンス型の電動機は、高出力であるが、磁極数が
増加し、又界磁マグネットがないので、磁極の蓄積磁気
エネルギが著しく大きく、該エネルギの出入に時間がか
かり、周知の重ね巻き多相直流電動機のように高速度と
することが不可能で、従って高トルク低速の電動機しか
得られていない現状にある。
同じ目的を達する高速高トルクの半導体電動機として界
磁磁極を稀土属マグネットとすると出力トルクは大きく
なるが高価となり実用性が失なわれる。更に、出力トル
クリプルが大きく、サーボ電動機として使用することが
不可能となる欠点がある。
〔本発明が解決しようとしている問題点〕4第1の問題
点として、リラクタンス半導体電動機は、一般の整流子
電動機のよ5に相数を多くできない。これは、各相の半
導体回路の価格が高い為に実用性が失なわれるからであ
る。
従って、各磁極の蓄積磁気エネルギは大きくなり、その
放出と蓄積に時間がかかり、高トルクとなるが高速とな
らない問題点がある。
第2の問題点として、特に出力トルクの大きいリラクタ
ンス型の電動機の場合には、電機子の磁極の数が多くな
り、又その磁路の空隙が小さいので、蓄積磁気エネルギ
が大きく、上記した不都合は助長される。
高トルクとする程この問題は解決不能となるものである
第3の問題点として、出力トルクが平坦でなく、大きい
りプルトルクが発生する。従ってサーボ特性が良好でな
い。
第ダの問題点として、l相毎の通電が電気角で180度
の通電となっているので、通電の初期と末期で、出力ト
ルクに無効な通電が行なわれて効率を劣化せしめる。特
に、末期における損失が著しい。従って、3相Y型接続
の電動機に比較して!//1位の効率となる不都合があ
る。又蓄積磁気エネルギの放電の為に反トルクを発生し
、出力と効率の低下を招く不都合がある。
第5の問題点として、前述したように、高速度の電動機
の場合に、焼結型のマグネットが回転子となるので、遠
心力による破損が問題となっている。
〔問題点を解決する為の手段〕
第1、第2の問題点を解決する為に次の手段が採用され
ている。
出力トルクと回転数に対応した高い直流電源を使用し、
励磁電流の立上りを急峻とし、蓄積磁気エネルギを電源
に還流せしめることにより、急速に放電電流を消滅して
いる。又電気角で/ざ0度の通電角の巾の初期と末期の
所定角度の通電を小さくして、第りの問題点を解決して
いる。或いは、位置検知信号をtgo度の巾とし、中央
部を大きく、両端を漸減する通電曲線として問題点を解
決している。第3の問題点を解決する為に、位置検知信
号の波形を設定された形状とし、これによる出力トルク
曲線をサイン技法乗曲線とすることにより、平坦なトル
ク特性を得ている。回転子に焼結型のマグネットを使用
しないので、高速度の運転のできる電動機が得られる。
従って、第3の問題点は解決されている。
〔作用〕
本発明装置の作用の第1は、次の点にある。
出力トルクを指定する為の励磁電流の大きさを、エネル
ギ損失のないインダクタンスによる制御を行なって独立
に処理している。従って、磁極の大きいインダクタンス
は出力トルクに有効に利用されている。通電中を電気角
でltO度内とし、設定された通電波形とする為に、電
源電圧を高くして、磁気エネルギを電源に還流して高速
度とする為の目的を達成している。
以上の説明のように、電源電圧は、励磁電流と無関係と
した為に高い電源電圧を利用して、通電電流曲線の立上
りが急峻となり、又大きい蓄積磁気エネルギは、高い電
源電圧に急速に還流して、急速に放電できる。
又励磁コイルの通電区間は、電気角でl’KO度以内と
なるようになっているので、上述した作用と併せて、高
速高トルクのリラクタンス半導体電動機を作ることがで
きる。又同時に、出力トルクに無効な通電が行なわれな
いので、効率を著しく上昇せしめる作用がある。
位置検知信号の曲線を、設定された形状に、例えばRO
Mに記憶させた電気信号により変形して、この形状に相
似した励磁電流を通電することKより、出力トルクをサ
イン曲線の次乗に比例した曲線とすることができる。従
って合成トルクを平坦と、することができる。
〔実施例〕
第1図は、リラクタンス型のコ相の電動機の実施例を示
すものである。第1図(α)において、回転軸lは、軸
承により、本体に回動自在に支持されている。第2図に
つき後述するように、円環状電機子3は、第2図の昇速
円筒Aこの内側に圧入固定されている。固定電機子3.
磁極3α、3b、・・・は、珪素鋼板を積層して作られ
ている。
回転子コも同じ手段により作られ、突極コα。
rb、・・・が等しいピッチ、等しい巾となり、突極と
磁極は、Olミリメートル位の空隙で対向している。回
転子コは回転軸lに固定されている。
励磁コイルqα、ah、・・・は、磁極3α、3b、・
・・に装着されている。
各突極の巾と磁極中は等しくされ、又磁極3α、3e及
び磁極Jb、3dは対称の位置即ち180度離離間てい
る。
上述した構成は、リラクタンス型のl相の電動機となる
もので、第グ図((L)の展開図につき、回転原理の説
明をする。
本明細書とおいては、同一記号のものは同一部材である
。又角度表示は以降はすべて電気角で表示する。
第μ図(α)において、リング状のマグネット評は、回
転子コと同期回転するように、回転軸lに固定されてい
る。その詳細が第5図(α)に示されている。N、S磁
極は72個で等しい巾となり、打点部はプラスチック部
材である。ホール素子// 、 l/αは90度離間し
て電機子側に固定されてマグネット5りの磁極面に対向
している。
第5図(句は、ホール素子//の出力を得る為の電気回
路である。記号tIo a 、 qo hは直流電源端
子で、オペアンプ!Oα、gotはIJ ニヤ増巾回路
となり、端子♂lα、♂/bの出力は、第9図のタイム
チャートにおいて、曲線♂2α、Ir2h、・・・及び
曲線t3α、t3b、・・・として表示されている。
ホール素子/lαも同じ電気回路により出力が得られて
いるが省略して図示していない。この出力は、第9図の
タイムチャートの曲線r2α、!コb、・・・及び曲線
′ざ3α、ざ3b、・・・より90度だけ右方にずれた
一組の出力となる。
周知のリラクタンス型電動機は、上述した位置検知出力
(曲線I2 LL 、 12 h 、・・・及び曲線ざ
3α。
Oh、・・・)により、励磁コイルqα、lIe及び4
Ib、Qdを交互に、突極コα、2b、・・・が180
度回転する毎に通電されて、回転子λを矢印C方向に駆
動している。
励磁コイルダα、Qcが通電されたときに、磁極3α、
3Cは、それぞれ異極となり、磁極3b、3etは無励
磁となるようになっている。
励磁コイルIlb、 lIdの通電の場合も同じ事情に
ある。回転子コを共通として、同じ構成の固定電機子が
設けられている。かかる電機子を了として、又磁極を3
α、3h、・・・と表示し、これ等に装着された励磁コ
イルをダα、 4Ih、・・・と表示する。
第1図(α)の電機子3に対して、点線EよりFまで即
ち90度回転軸lに関して回転して裏面に電機子3が固
定される。
上述した構成の断面が第2図に示されている。
電機子3と3は、カップ状の外筐/41 (Lの内側に
圧入固定され、回転子コを共通として、この突極と磁極
3α、3h、・・・及び磁極3a、3h。
・・・と空隙を介して対向している。
外筐lダαの右側には、側板/It hが嵌着され、外
筐t4!αと側板1tIbの中央空孔には、ポールベア
リング/jα、/l)が装着され、回転軸12回転子コ
を回動自在に支持している。
ホール素子l/αによる位置検知出力により、励磁コイ
ルTτl−及び7τ、77が交互に通電されるので、l
相のリラクタンスミ動機として回転する。
電機子3と3による回転トルクによりコ相のリラクタン
ス電動機として回転するものである。
第2図の点線りより下方は省略して図示していない。
本実施例は、内転型となっているが外転型としても実施
できるものである。
第1図(勾は、電機子の構成を変更して、出力トルクを
大きくしたものである。回転子λは、第1図(α)と全
く同じものである。
電機子磁心は、図示の形状に珪素鋼板をプレス打抜き加
工して積層したものである。
磁極Sα、rbの中間に励磁コイルtαが装着される。
他の磁極についても事情は全く同じで、図示のように励
磁コイルqb、qa、qdが捲着される。
次に、打点部/3で示されるように、磁極、励磁コイル
を埋設してプラスチック材によす、円環状に成型される
次に、カッタを使用して、点線/3α、 /、? h 
・・・の部分を削除する。
以上の構成なので、磁極5α、sb及び磁極ta、th
、磁極7a、7A及び磁極ra、s:bは、それぞれ磁
気的に独立したコ型の電磁石となる。
上記した磁極、突極の展開図が第q図Ch)に示されて
いる。
マグネットSりに対向する。ホール素子//の出力によ
り、励磁コイル9α、9e及び励磁コイル94.9dを
交互に、突極λα、コb、・・・がiro度回転する毎
に通電すると、l相のリラクタンスミ動機となる。
コ型の磁極za、zhの磁束が隣接するコ型の磁極に洩
れると逆トルクを発生するので、各コ型の磁極の隣接部
は、lミリメートル〜λミリメートルの空隙がある。こ
の為に磁極中は突極中より少しせまくされている。
上述した電機子と同じ構成の電機子を作り、第1図(句
の電機子j、A、?、ffの裏面に、点線EよりFまで
、即ち90度回転して固定し、回転子コを共通とするこ
ととし、裏側の電機子の励磁コイルの通電制御をホール
素子//αより得られる位置検知信号により行なうと、
λ相のリラクタンスミ動機となる。全体の構成は、第2
図に示すような構成とするものである。
第1図(α)Ah)の実施例において、同時に励磁され
る磁極は、常に軸対称の位置にあるので、磁極と突極の
吸引力による振動の発生が抑止される。
第1図(句においては、吸引駆動される突極がダ個であ
るが、第1図(α)の場合は一個である。
従って前者は出力トルクが一倍となる特徴がある。
第1図(h) において、突極数をg個として構成する
こともできる。この場合には、隣接するコ型の電機子の
磁極間の空隙が大きくなるので、磁極中と突極中を同一
とすることができる。
第1図(α)Ah)の電機子の裏側に、720度ずつ順
次に回転して、全く同じ構成の電機子−組を固定し、回
転子を共通とし、第2図のような構造とすることにより
、3相のリラクタンスミ動機を得ることができる。
第1図(α)、(A)の電動機は、次に述べる欠点があ
る。
第1に、第り図(α)のタイムチャートの点線曲線?9
 bで示すように、突極が磁極に対向し始める初期はト
ルクが著しく大きく、末期では小さくなる。従って合成
トルクも大きいりプルトルクを含む欠点がある。かかる
欠点を除去するには、次の手段によると有効である。
第3図は、突極コαと磁極3αとの間の磁気吸引力の発
生する状態を図示したものである。
磁極3αの巾は、突極コαの巾より小さく、若しくは大
きくされる0本図の場合は前者である。
突極λαを矢印C方向に駆動するトルクは、矢印J及び
点線矢印で示す磁束である。この大きさは、突極コαと
磁極3αの対向面積が小さいとき即ち初期は大きく、末
期では小さくなる。
従って出力トルクは非対称となる。例えば、第1図(α
)の曲線tq hのようになる。しかし矢印K。
Lで示す磁力線は、初期は少なく、末期が多くなるので
、両者の対向の初期より末期の方がトルクが増大する。
従って、出力トルク曲線は対称形となるものである。
他の突極と磁極との間にも同じ手段が採用されているの
で、全出力トルクも対称形となる。
かかるトルク曲線が、第1図(α)のタイムチャートで
、曲線7ダα、7弘す、・・・として示されている。
第2に効率が劣化する欠点がある。
励磁電流曲線は、第1図(α)において、曲線79のよ
うになる。
通電の初期は、電機子コイルのインダクタンスにより電
流値は小さく、中央部は逆起電力により、更に小さくな
る。末期では、逆起電力が小さいので、急激に上昇し、
曲線79のようになる。この末期のピーク値は、起動時
の電流値と等しい。この区間では、出力トルクがないの
で、ジュール損失のみとなり、効率を大巾に減少せしめ
る欠点がある。曲線79は180度の巾となっているの
で、磁気エネルギは点線79αのように放電し、これが
反トルクとなるので更に効率が劣化する。
第3に、出力トルクを大きくすると、即ち突極と磁極数
を増加し、励磁電流を増加すると、回転速度が著しく小
さくなる欠点がある。
一般に、リラクタンス型の電動機では、出力トルクを増
大するKは、第1図(α)、Ch)の磁極数を増加する
ことが必要となる。このときに回転数を所要値に保持す
ると、第1図(α)の磁極J a。
3b、・・・に蓄積される磁気エネルギにより、電機子
電流の立上り傾斜が相対的にゆる(なり、又通電が断た
れても、磁気エネルギによる放電電流が消滅する時間が
相対的に延長され、従って、反トルクが発生する。
かかる事情により、電機子電流値のピーク値は小さくな
り、反トルクも発生するので、回転速度が小さい値とな
る。
第1の欠点で示したように、トルクリプルが小さくなる
が、特に平坦なトルク特性の必要な場合には、問題点が
残るものである。
次に、上述した諸欠点を除去する手段につき説明する。
第5図につき、励磁□コイルの通電制御手段につき説明
する。第3図において、励磁コイルA。
Bは、第1図(α)の励磁コイルqα、lle及びqb
、 lIdをそれぞれ示している。励磁コイルqα、q
eは直列若しくは並列に接続されている。
励磁コイルダb、4Idも同様な接続となっている。
励磁コイルA、Hの両端には、それぞれトランジスタ1
0α、IOe及び10b、ladが挿入されている。
トランジスタlOα、10h 、/It! 、10(L
は、スイッチング素子となるもので、同じ効果のある他
の半導体素子でもよい。
直流電源正負端子りα。pobより供電が行なわれてい
る。
アンド回路J7αより正の電気信号が入力されると、ト
ランジスタ10α、10eが導通して、励磁コイルAが
通電される。アンド回路3りbより正の電気信号が入力
されると、トランジスタ10b、10dが導通して、励
磁コイルBが通電される。
端子4I/α、1Itbには、第3図のタイムチャート
の曲線r2α、 12 h 、・・・及び曲線ざ3α、
0h。
・・・で示す電気信号が入力されている。これ等は、矩
形波に、増巾回路/Aα、11.hにより成型されて、
アンド回路3りα、3りbの入力となっている。
トランジスタ10α、IOCのベース制御回路(記号3
7α、 、??A 、 ls9. &II等〕が同一記
号で第6図(α)に示しであるので、両者を用いて制御
手段の説明をする。
第S図の記号Tの回路は、第6図(α)の同一記号のも
のである。又端子pHd 、 IIK−の入力は、第3
図の増巾回路/ルα、/Ahの出力となり、端子轄α、
轄すの出力は、第5図のM、N点の出力となる。
端子3gより出力トルクを指定する規準電圧が入力され
ている。従って、乗算回路44Cの出力FL第S図の曲
線nα、♂2h、・・・及び曲線13 a 、 13b
、・・・の電気信号と相似し、しかも端子3gの入力に
より高さの異なる電気信号が出力される。
第6図(α)の端子ダ6αの入力は、第S図の端子q/
α、ダ/hの入力となり、端子lit bの入力は、端
子3gの入力となっている。
オペアンブル9の一端子の入力は、抵抗3Sαの電圧降
下即ち励磁電流の検出電圧が入力されている。
第1図(勾のタイムチャートは、励磁コイルAを流れる
電流曲線を示すものである。
第1図Cb)の電気信号62α、6コh、・・・は、第
6図(α)の発振回路sr 、単安定回路56による出
カッくルスである。
この出力パルスにより、フリップフロップ回路社α、g
hが付勢されて、アンド回路37αの入力をハイレベル
とする。このときに、位置検知信号nαが入力されると
、180度の間は、アンド回路37αの上側の出力はノ
1イレベルとなる。
従ってアンド回路37αの出力もノ・イレベルとなる。
従って、トランジスタ10α、10eが導通するので、
第1図Cb)の曲線63αに示すように励磁電流が増大
する。
励磁電流が増大して、点線曲線♂2(これはオペアンプ
69の子端子の入力となっている。)を越えると、オペ
アンブル9の出力はローレベルに転化し、フリップフロ
ップ回路tIrα、1Ishはリセットされて、アンド
回路J7αの下側の入力がローレベルとなるので、トラ
ンジスタ10α、 10eは不導通となる。
励磁コイルAに蓄積された磁気エネルギは、ダイオード
j& b 、電源、抵抗3Sα、ダイオード36αを介
して放電され、この曲線が第1図(α)で曲線4J A
として示される。
電源を充電する形式となっているので、印加電圧を高く
することにより、曲線63bは急速に降下する。又曲線
63αの上昇も急速となる。
次に、電気信号&2 eの到来により、フリップフロッ
プ回路qsα、1tzhは再び付勢されるので、励磁コ
イルAの通電が開始され、曲線6J eのように電流が
上昇する0曲線♂コとの交点で通電が停止され、このと
きに電気信号&2dにより通電が開始されるが、これは
すぐに停止され、曲線63 (Lに示すように励磁電流
は減少する。
上述したサイクルを繰返すことにより、励磁電流の曲線
は、電気信号♂2と同形のものとなる。
曲線rsは、乗算回路6tIの出力で位置検知信号12
 cLK規準電圧(端子3g:の入力)を乗算した値と
なっている。
以上の説明より判るように、励磁コイ/I/AK流れる
電流は、位置検知信号12α、12b、・・・と相似し
たものとなり、この大きさは、端子3gの規準電圧によ
り変更できる。
全く同じ事情で、端子4(/ jsより入力される位置
検知信号♂3eL、t3b、・・・により、励磁コイル
Bの通電が制御され、同形の通電曲線となる。
端子3gの入力によりその大きさを変更できることも同
様である。以上の説明より判るよう忙、l相の電動機と
して回転する。
記号/1,1りは、それぞれFG、及びFV回路で、電
動機の回転速度に反比例した出力が得られるようKなっ
ている。端子3gの入力の代りにFV回路の出力を乗算
回路641の入力とすると、低速で出力トルクが大きく
、高速となると出力トルクが小さくなる一般の直流機の
特性に似た特性のものが得られる。
第3図の励磁コイルA、Bは、第1図(α)の電機子3
の裏面にある電機子Jの励磁コイルで、励磁コイルAは
励磁コイルダα、weを示し、励磁コイルBは励磁コイ
ル、h、、dを示すものである。
ホール素子//αより得られる位置検知信号により、前
述したアンド回路37α、3りす1回路T。
オペアンプ69等と全(同じ構成の制御回路の出力を端
子j9 b 、 J?より入力せしめて、トランジスタ
lo g 、 io g 、 to f 、 10 A
のオンオフを制御して、全く同様に励磁電流の制御を行
なうことができ、その作用効果も又同じである。
端子33 eは、抵抗3Shの電圧降下即ち励磁電流の
検出出力端子となり、又端子3gの規準電圧は共通に利
用できる。
ダイオード3& j 、 jA f 、・・・の作用も
同じである。
本発明装置の特命は次の点にある。
第1m、出力トルクは、端子3gの規準電圧により規制
されて、印加電圧に無関係である。印加電圧は、磁気エ
ネルギの急速な蓄積と放出に効果を挙げている。
従って、リラクタンス型の電動機は、高トルクとすると
、大きい磁気エネルギの蓄積があるので、回転速度が著
しく低下する。しかし位置検知信号に相似した通電が強
制的に印加電圧を大きくすることKより出来るので、反
トルクの混入と、電流の立上りのおくれが除去される。
従って高速高トルクの電動機が得られ、有効な技術が供
与できる効果がある。
第2に、lrO度の通電の初期と末期は電流値が小さく
抑止されているので第1図(α)の通電曲線79につい
て前述した効率の低下が防止でき、一般の直流機と同等
な効率の得られる効果がある。
第3に、通電波形が、位置検知信号g2α、♂2b、・
・・(@9図)K見られるように、滑らかな立上りと降
下なので撮動の誘発が防止できる効果がある。
第6図(α)の誤差増巾回路の説明をする。FG回回路
g、FV回路/?、誤差増巾回路q3は定速制御の為の
ものである。
電動機の回転速度は、FG回回路gにより、エンコーダ
を利用して電気パルスの周波数に変換され、FV回路/
りにより電圧信号に変更される。
端子4I3αより、定速度を指令する規準電圧が入力さ
れている。
設定速度を越えて、増加すると、誤差増巾回路QJの出
力電圧は降下するので、乗算回路6弘の右側の入力電圧
も減少して、回転速度が降下し、出力トルクも減少して
、負荷トルクとバランスした回転速度となる。
設定速度を越えて、減少したときには、反対の制御が行
なわれて定速度が保持される。
次に第6図(h)の回路につき説明する。第6図(h)
の回路は、第6図(α)と同じ目的を達する為の他の手
段である。
第6図(句において、端子62α、62bの出力は、第
S図のM点及びN点の入力となっている。
第3図の抵抗3Sα、j!hは除去され、その代りに、
励磁電流が正逆いずれの方向に流れても、電流に比例し
た正の出力の得られる電流検出回路が挿入される。この
出力が、第6図Ch)の端子/、Ohの入力となってい
る。
第6図(句の端子63α、63bより、第9図の位置検
知信号♂コα、 12 h 、・・・を矩形波に整形し
た電気信号及び位置検知信号nα、 13 h 、・・
・を矩形波に整形した電気信号が、それぞれ入力されて
いる。
乗算回路6ダαの端子3ざαには、出力トルクを指定す
る規準電圧が入力されている。
端子ダlα、Uhには、第S図の同一記号の端子と同様
に、第9図の位置検知信号z2a、t2bh・・・及び
13α、0h、・・・が入力されている。
位置検知信号t2αが入力された場合を説明する。
このときの乗算回路64!αの出力を、第1図(h)の
タイムチャートで点線nとして示しである。
その始端部が入力され、端子tohの電流検出信号より
、乗算回路6ダαの出力信号の方が大きいときには、オ
ペアンプ60の出力はノーイレベルとなるので、アンド
回路61αの出力はノーイレペルとなり、トランジスタ
10α、10eが導通して、励磁コイルAの通電が開始
され、この曲線が第1図Ch)で曲線66αとして示さ
れている。
電源端子ダ0α、IAobに印加される電圧は高電圧と
なっているので、電機子電流曲線66αの立上り部は急
峻となり、前記した電流検出回路の出力が乗算回路61
Iαの出力より大きくなると、オペアンプ60の出力は
、ローレベルに転化して、アンド回路61αの出力をロ
ーレベルとする。
従って、トランジスタ10α、101”は不導通となる
。従って蓄積磁気エネルギの放電により、曲線AA A
にそって電流が減少する。所定値に減少すると、オペア
ンプ60の出力は再びハイレベルとなり、トランジスタ
10α、10Cが導通して、電流は曲線1.A eにそ
って増大する。かかるサイクルは、正帰還回路となって
いるオペアンプ60のヒステリシス特性により繰返され
る。電流の上限と下限は、第6図<h)の点線t2と6
6になる。
点線r2.A&の高さの差は、オペアンプ60のヒステ
リシス特性で規制され、又それ等の高さは、端子3gα
の出力トルク指令の規準電圧信号により規制されている
上述した通電制御により、通電曲線は、第6図(h)の
曲線12に相似した形即ち位置検知信号(第を図の曲線
ざ2α、♂2b、・・・)に相似した形状となる。
かかる通電曲線が、第を図に曲線tりα、gt4b。
・・・及び曲線8α、8h、・・・として示されている
リプル電流は曲線Jlαのみに表示しである。他は省略
して点線で示しである。
端子’I/ bより、位置検知信号(第9図の曲線g3
α、 13 A 、・・・)が入力された場合にも、端
子6J Aの出力により、トランジスタ10h、lOd
のオンオフ制御が同様に行なわれる。従ってl相の電動
機として回転する。
励磁コイルA、Hについても事情は同じで、第6図Cb
)の回路により同じ通電制御が行なわれる。従ってλ相
の電動機として回転する。作用効果は前実施例と同じで
ある。
第1図CQ)の励磁コイルの通電制御について説明した
が、第1図Ch)の実施例の場合にも同じ手段を適用す
ることができる。次に、トルクリプルの制御について説
明する。
コ相の電動機において、l相のトル′り曲線がSin’
θとなり、他のl相のトルク曲線をCos’θに比例す
るものとすると、 Si3コθ+Cotコθ=l となるので、トルクリプルが消滅することが知られてい
る。
又3相の電動機の場合には、各l相のトルク曲線を、そ
れぞれ5in−θ、5iJ(θ+6σ)。
Sin’(θ+1ao0)とすると、それ等の合成トル
クが3/コとなり、一定となり、トルクリプルは消滅す
る。一般にル相の場合には、n/、となり、トルクリプ
ルが消滅するものである。
第1図(α)のタイムチャート及び第1O図を用いて、
トルクリプルを除去して平坦なトルク特性を得る手段に
つき説明する。
第1図(α)において、第を図(b)の回路の端子ざl
α、♂/bの出力を矩形波に整形したのが、曲線70a
、 7Qb 、 ・・・及び曲線7/ (L 、 7/
 h 、 ・・・として示されている。
ホール素子// eLの出力を第j図(b)と同じ回路
でとり出し、矩形波に整形したものが、曲線7コα、7
2に、・・・及び曲線73α、 73 b、・・・で示
されている。
位置検知・信号70α、7ob、・・・で示す巾だけ定
電流で、第5図の励磁コイルAに通電した場合のトルク
曲線は、曲線7IAα、7弘り、・・・となる。
このトルク曲線は、第3図で説明した手段により始端部
のピーク値を低くしたものである。
他の位置検知信号によるトルク曲線も相似した形状とな
っているが省略して図示していない。
これ等のトルク曲線の合成トルク曲線は大きいりプルト
ルクを含んでいるものである。
前述したように、かかるトルクリプルを除去するには、
位置検知信号70α、70b、・・・及び71α、 7
/ A 、・・・による通電波形を変更して、それぞれ
のトルク曲線を、曲線76α、 1& A 、・・・及
び曲線7Sα、 7s b 、・・・のよ5に、即ちサ
イン曲線の次乗に比例した形状とし、図示していないが
、位置検知信号72α、72h、・・・及び73α、 
73 h 。
イン曲線即ちコサイン曲線の次乗曲線とすると、合成ト
ルクは定数となり1.トルクリプルは除去される。
本発明装置では、前述したよ5に、位置検知信号の曲線
に相似した通・電波形を得ることができる特徴があるの
で、出力トルク曲線がサイン曲線の次乗曲線となるよう
に、位置検知信号の波形を設定することKより目的が達
成される。
例えば、トルク曲線74!αを曲線74 (!のように
するには、位置検知信号曲線は記号7gのようにすれば
よい。
曲線7gの形は、実測により定めてもよいが、計算によ
ってもできる。リラクタンス電動機の場合には、トルク
は励磁電流の次乗に比例することを利用して計算できる
点線Rの膚では、曲線71Aaは曲線76αのコ倍とな
っている。従って通電電流の曲線7gはスbとすればよ
い。
曲線7gのような位置検知信号は、リゾルパを利用して
得ることができる。
他の位置検知信号も曲線7gと同じ形状とすることKよ
り、合成トルク曲線は平坦となる。
曲線7gの形状の位置検知信号を得る他の手段を第1O
図につき説明する。
第10図において、記号lユはシャフトエンコーダで、
その出力は、図示しない矩形波整形回路により、矩形波
の電気パルス列として端子3コαに入力される。この波
形が第1図(a)のタイムチ端子32 hには、第1図
(α)の位置検知信号70α。
70 h 、・・・が入力されている。
アンド回路yo aの出力は、位置検知信号70α。
7ob、・・・の巾の間だけ電気パルスがある電気信号
となる。
記号/?は微分回路で、位置検知信号70α、 70b
、・・・の立上りの点で微分パルスが得られ、これがリ
ードコlを介して、リセット信号としてダイレクト、メ
モリ、アクセス、コントローラ回路(以後DMAコント
ローラ回路と呼称する)19に入力される。リセット信
号は、第1/図のタイムチャートで記号!/α、、 s
t h 、・・・とじて示されている。
アンド回路30αの出力もDMAコントローラ回路19
にリード−を介して入力されている。この電気信号が、
第1/図で記号ココα、 n b 、・・・とじて示さ
れている。
DMAコントローラ回路/9からはデータ読み出し信号
がリード3を介し、番地繰り上げ信号がアドレスバス:
11Iを介してROM廖tit入力されている。ROM
10Kは叱創h;#i式第り図(α)の曲@Uの高さが
デジタル化されて記憶されている。このメモリの番地は
、電気パルス7ダが利用されているので、突極と磁極と
の相対角度がよこ軸となり、即ち番地となり、その角位
相のところの曲線7Sの高さがデジタル信号としてRO
M 10に記憶されているものである。
上述した曲線71の巾は1gQ度であるが、一般K 1
00分割の番地とすればよいので、/、Nl毎忙番地が
変るようにされる。
DMAコントローラ回路/9からは取り込み信号がデジ
タル−アナログ変換回路(以後D−A変換回路と呼称す
る)Jにリードコクを介して入力され、D−A変換回路
9からはレディ信号が7) 、M Aコントローラ回路
/9にリード29を介して入力されている。ROMto
からはデータ出力がデータ出力リードUを介してデータ
バス26上に出力され、D−A変換回路Jにデータ入カ
リートコを介して入力されている。
次に第1/図に示すタイムチャートと共に上述した構成
の読み出し装置の動作について説明する。
微分回路/?の出力は、リセット信号となり、第1/図
のリセット信号コ/a、2/h、・・・として、リード
U/を介して、DMAコントローラ回路19に入力され
る。又電動機の回転位蓋に同期した信号がシャフトエン
コーダl−より出力され、波同期信号=α、コニb、・
・・がD M Aコントローラ回路19に入力される。
かかる同期信号−λαの立ち上がり点がDMAコントロ
ーラ回路19のスタート信号として検出され、DMAコ
ントローラ回路/9からは第1/図示に示すデータ読み
出し信号コ3α、 23 A 、・・・及び番地繰り上
げ信号評αがそれぞれリードコ3.アドレスバス評を介
してROM 10に入力され、ROM IOに入力され
ていたデータは順次にデータ出力リードSを介してデー
タバス26上に第1/図に示すデータ信号26αとして
出力される。データバス−6上にデータが出力され終わ
ると、DMAコントローラ回路19からは第11図に示
す取り込み信号27α、コクb。
・・・がD−A変換回路Jにリードコクを介して入力さ
れ、データバスコロ上のデータがデータ入力リードUを
介してD−Δ変換回路のに取り込ま攬ROM1oの第1
の番地に入力されていたデジタル化された数値がアナロ
グ信号に変換される。
その様子は第11図の出力信号20aとしてその一例が
記載されている。デジタル信号からアナログ信号への変
換が開始されると、D、−A変換回路Xから第11図に
示すレディ信号29αがDMAコントローラ回路/9に
リードコ9を介して入力され、ROM ’ioの第2の
番地に入力されていたデジタル化された数値をアナログ
信号への変換を実行する動作に移行する。上述した動作
を繰り返し、D−A変換回路Xの出力は一例として第1
/図に示すような出力信号Jαとなっている。
D−A変換回路Jの出力端子J3αの出力は、第1/図
の電気信号Jαに示す形となり、この波形が、第を図(
勾の曲線7gとなるように、ROMl0の各番地にデジ
タル信号が予め記憶されているものである。
端子33αの出力を、第3図の端子qlαの入力信号と
することにより、励磁コイルAによる出力トルクは、第
1図(α)の曲線76α、 7A A 、・・・に示す
サイン曲線の成果曲線となる。
第1O図の反転回路J/を介する信号は、第2図(α]
の曲線7/α、 7/ b 、・・・となるので、アン
ド回路JObの出力は、曲線7/α、 ?/ b、・・
・の巾の間ROM10.D−Am等)と同じ構成の回路
評に入力せしめて、端子、yJ、6より、よみ出したデ
ジタル信号に対応したアナログ信号が得られる。
端子、3J bの出力は、第1図(α)の曲線7gとほ
ぼ同じ波形となるので、この信号を、第3図の端子ダl
bに入力せしめることにより、第1図(a)の曲線7S
α、 7j b 、・・・に示すサイン曲線の成果曲線
のトルク曲線が得られる。これが励磁コイルBによる出
力トルクとなる。
第1O図に示す手段と同じ手段により、励磁コイルΔ、
B(第3図示)の通電制御を行なうことにより、コサイ
ン曲線の成果曲線の出力トルクを得ることができる。
以上の説明より判るように、合成トルクは平坦となり、
リプルトルクが除去され、サーボ電動機として有効な技
術手段が得られる。
3相の電動機の場合にも同じ手段を採用することができ
ることは明白である。
本発明装置は、出力トルクにリプルトルクが少なく、高
トルクとすることができるので、ロボットのアームの回
転の直接駆動をする動力源として使用することができる
この場合には、340度(機械角)の範囲の回転のみで
よいが、第1図(h)の突極の数を増加し、磁極5α、
Ih、・・・のそれぞれを更に複数個に分割し、突極と
分割された磁極の巾とを同一とする周知の手段を採用す
ることがよい。かかる手段により出力トルクが増大する
ものである。
本発明装置を正逆転せしめる為には、次の手段を採用す
ればよい。8g図(句の端子r/αの出力を第3図の端
子qi hの入力に、又端子♂ibの出力を端子q/α
の入力とすればよい。又励磁コイルA、Bの通電制御の
回路の入力信号についても同じ事情にあるので、ホール
素子//αの出力を交換して励磁コイル7、Tの制御回
路の入力信号とするものである。
〔効果〕
各実施例の説明より理解されるように、回転速度は印加
電圧により、又出力トルクは、励磁電流により独立に制
御できるので、使用目的に応じて、高速、高トルクのリ
ラクタンス電動機を自由に設計することができる。従っ
てファンモータ、コンブレサモータ、グラインダそ一タ
、サーボモータに利用して有効な手段を提供できる。
特に、サーボモータの場合には、回転子が単なる珪素鋼
板の積層体となるので、細長型とすることができ、小さ
い慣性となるので有効である。又回転子に高価な稀土属
マグネットを使用しないで、同等の出力トルクが得られ
る効果がある。又必要によっては、リプルトルクを除、
去できるのでサーボ特性を良好とすることができる。
出力トルクに無効な励磁電流が遮断されているので、効
率を上昇せしめることができる。
又一般にリラクタンス型の電動機は、磁極数も増加する
が、第1図(h)のような構成とすることにより、磁極
間の洩れ磁束による反トルクの混入を排除し、従って磁
極数が少なくなり、径が小さく効率の良いリラクタンス
電動機を得ることができる。
又第3図のように、対向磁極面の形状を変更することに
より、出力トルク曲線の対称性を改善することができる
回転速度と出力トルクを独立に自由に変更できるので、
かかる特性を利用して、サーボ特性を良好とすることが
できる。本発明装置の効果の要旨は次の点にある。即ち
高トルクとすると、特にリラクタンス型の電動機では、
励磁コイルのインダクタンスが大きくなり、反トルクを
発生するので低速となる。これを防止して高速高トルク
の特性を得る為に、励磁コイルに蓄積された磁気エネル
ギを電源に急速に還流して、励磁電流曲線を/ざ0度の
巾の間にあるように規制して目的を達成しているもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の各実施例の説明図、第2図は、
同じくその側断面図、第3図は、出力トルク曲線を対称
形とする為の手段の説明図、第1図は、突極と磁極の展
開図、第S図は、励磁コイルの通電制御回路図、第6図
は、同じくその1部の電気回路図、第り図は、位置検知
信号、出力トルク、励磁電流のタイムチャート、第g図
は、ホール素子より位置検知出力を得る装置及び電気回
路図、第9図は、位置検知信号と出力トルクのタイムチ
ャート、第io図は、出力トルクをサイン曲線の成果曲
線とする為の電気回路図、第1/図は、第1O図の各部
の電気信号のタイムチャートをそれぞれ示す。 l・・・回転軸、  13α、/!b・・・軸承、コ・
・・回転子、  コα、コb、・・・突極1.7.r、
A、?、t・・・電機子、  llα、、h。 tIC,’Id  9α qh  qe、9d、A、B
。 すぐFピ A、B・・・励磁コイル、      rh、中キジ・
・・、3α、3h、・・・磁極、  /ダα・・・外液
、14Ih・・・側板、  jl・・・マグネット、 
 II、//α・・・ホール素子、  侵α、功6・−
電源正負極、10α、10b、10ty 、/ad・・
・トランジスタ、lルα、/ルb・・・矩形波成型回路
、  69,60,10α、rob・・・オペアンプ、
  64I、44!α・・・乗算回路、  17・・・
FV回回路  /1・・・10回路、ダ3・・・誤差増
巾回路、  j’j・・・発振回路、56・・・単安定
回路、  lI3α、orb・・・フリップフロップ回
路、  70α、 7011.−d−、7/4.71b
。 ・、 72a、 ub 、−、t3a、 7.7b、 
・、 7g、 12α、♂2h、・・・、 13α、 
13 b 、・・・位置検知信号、7弘α、 7tAA
 、・・・、 ?5α、7!;b、・・・、 79 b
 、 74α。 7& h 、 ・−) /l/り曲線、  79 、4
j (L 、 &j h 、 −。 66 (L 、 4Ah 、・・・、♂ダα、評す、・
・・、79・・・励磁電流曲線、  62α、62b、
・・・発振回路sr、st、の出力信号、  /q・・
、DMAコントローラ回路、コ・・・ROM    コ
ロ・・・データバス、  J・・・D−A変換回路、 
 /?・・・微分回路、  lコ・・・シャフトエンコ
ーダ、  λt a 、 J/ h 、口・Oリセット
パルス、  −α、3h、・・・同期M 号、コa 、
 23b 、・・・よみ出し信号、  2ダα、評す。 ・・・番地繰上げ信号、  コロα、コAA、・・・デ
ータ信号、27α、 27 b 、・・・とり込み信号
、Jα・・・アナログ出力信号、  =?α 29 b
  ・・・レディ信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)等しいピッチと等しい巾の突極を備えた回転子と
    、これを駆動する為の2相の磁極ならびにこれ等を励磁
    する為の第1相、第2相の励磁コイルを設けた固定電機
    子とにより構成された2相のリラクタンス型の半導体電
    動機において、回転子の位置を検出して、電気角で18
    0度の巾で、互いに180度離間するとともに、中央部
    が最も大きく両端部が漸減する形状の電圧曲線となる第
    1の位置検知信号ならびに第1の位置検知信号より電気
    角で180度位相の異なる同じ波形の第2の位置検知信
    号を得る第1の位置検知素子と、第1、第2の位置検知
    信号より電気角で順次に90度の位相差のある同じ波形
    の第3、第4の位置検知信号を得る第2の位置検知素子
    と、第1相の励磁コイルに含まれる2組の励磁コイルの
    それぞれの両端子と直流電源の正負端子との間に挿入さ
    れた第1、第2のスイッチング素子及び第3、第4のス
    イッチング素子と、該スイッチング素子に並列に接続さ
    れた第1、第2のダイオード及び第3、第4のダイオー
    ドと、第1、第2の位置検知信号により、それぞれ第1
    、第2及び第3、第4のスイッチング素子を付勢して、
    第1相の2組の励磁コイルに交互に通電を行なう第1の
    通電制御回路と、出力トルクを指定する規準電圧と第1
    、第2の位置検知信号電圧を乗算する乗算回路と、該乗
    算回路と、該乗算回路の出力と励磁電流の検出回路の出
    力を比較して、後者が前者より大きいときには励磁電流
    を遮断し、後者が前者より設定値だけ、小さくなると通
    電を復帰して、前記した乗算回路の出力に対応した励磁
    電流とする第2の通電制御回路と、第1相の励磁コイル
    の通電曲線を前記した設定された形状とするように、第
    1、第2、第3、第4のダイオードを介して、励磁コイ
    ルに急速に磁気エネルギを蓄積し、又該蓄積磁気エネル
    ギを直流電源に急速に還流するように設定された出力ト
    ルク及び回転速度に対応した高い電圧の前記した直流電
    源と、第2相の2組の励磁コイルを第3、第4の位置検
    知信号により第1相の励磁コイルと全く同様に通電制御
    を行なう第3、第4の通電制御回路とより構成されたこ
    とを特徴とするリラクタンス型半導体電動機。
  2. (2)第(1)項記載の特許請求の範囲において、軸対
    称の位置にある第1の磁極ならびに該磁極の中間の位置
    において軸対称の位置にある第2の磁極を設けた第1の
    固定電機子と、第1、第2の磁極のそれぞれに装着され
    た2組の励磁コイルよりなる1相の励磁コイルと、軸対
    称の位置にある第3の磁極ならびに該磁極の中間の位置
    において軸対称の位置にある第4の磁極を設けた第2の
    固定電機子と、第3、第4の磁極のそれぞれに装着され
    た2組の励磁コイルよりなる1相の励磁コイルと、回転
    軸により回動自在に支持されるとともに回転面にそって
    等しいピッチで等しい巾の突極を備えた回転子と、該突
    極に僅かな空隙を介して対向するとともに回転子の回転
    方向に電気角で90度ずらして外筐に並置して固着され
    た第1、第2の固定電機子とにより構成されたことを特
    徴とするリラクタンス型半導体電動機。
  3. (3)等しいピッチと等しい巾の突極を備えた回転子と
    、これを駆動する為の複数相の磁極ならびにこれ等を励
    磁する為の複数相の第1相、第2相、・・・の励磁コイ
    ルを設けた固定電機子とにより構成された複数相のリラ
    クタンス型の半導体電動機において、回転子の位置を検
    出して、電気角で180度の巾で、互いに180度離間
    する第1の位置検知信号ならびに第1の位置検知信号よ
    り電気角で180度位相の異なる第2の位置検知信号を
    得る第1の位置検知素子と、第1、第2の位置検知信号
    より電気角で順次に180度/n度(n=2、3、・・
    ・)位相差のある(第3、第4の位置検知信号)、(第
    5、第6の位置検知信号)、・・・の(n−1)組を得
    る第2、第3、・・・の(n−1)個の位置検知素子と
    、上記した位置検知信号を設定された形状の曲線とする
    手段と、第1相の励磁コイルに含まれる2組の励磁コイ
    ルのそれぞれの両端子と直流電源の正負端子との間に挿
    入された第1、第2のスイッチング素子及び第3、第4
    のスイッチング素子と、該スイッチング素子に並列に接
    続された第1、第2のダイオード及び第3、第4のダイ
    オードと、第1、第2の位置検知信号を設定された形状
    の曲線とした電気信号により、それぞれ第1、第2及び
    第3、第4のスイッチング素子を付勢導通せしめて、第
    1相の2組の励磁コイルに交互に通電を行なう第1の通
    電制御回路と、出力トルクを指定する規準電圧と第1、
    第2の位置検知信号を設定された形状の曲線とした電気
    信号を乗算する乗算回路と、該乗算回路の出力と励磁電
    流の検出回路の出力を比較して、後者が前者より大きい
    ときには励磁電流を遮断し、後者が前者より設定値だけ
    小さくなると通電を復帰して、前記した乗算回路の出力
    に相似した励磁電流として、出力トルクをサイン曲線の
    次乗曲線とする第2の通電制御回路と、第1相の励磁コ
    イルの通電曲線を前記した設定された形状とするように
    、第1、第2、第3、第4のダイオードを介して、励磁
    コイルに急速に磁気エネルギを蓄積し、又該磁気エネル
    ギを直流電源に急速に還流するように設定された出力ト
    ルク及び回転速度に対応した高い電圧の前記した直流電
    源と、第2相、第3相、・・・の励磁コイルを、(第3
    、第4の位置検知信号)、(第5、第6の位置検知信号
    )、・・・により、第1相の励磁コイルと全く同様な通
    電制御を行なう(第3、第4の通電制御回路)、(第5
    、第6の通電制御回路)、とより構成されたことを特徴
    とするリラクタンス型半導体電動機。
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