JPS62272502A - 超電導コイル装置 - Google Patents

超電導コイル装置

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JPS62272502A
JPS62272502A JP61115592A JP11559286A JPS62272502A JP S62272502 A JPS62272502 A JP S62272502A JP 61115592 A JP61115592 A JP 61115592A JP 11559286 A JP11559286 A JP 11559286A JP S62272502 A JPS62272502 A JP S62272502A
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JP
Japan
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superconducting
filament
filaments
wire
coil device
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Pending
Application number
JP61115592A
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English (en)
Inventor
Misao Koizumi
小泉 操
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、超電導コイル装置に係り、特に。
第1の超電導線と第2の超電導線とを直列に接続して超
電導コイル本体を形成するようにした超電導コイルII
の改良に関する。
(従来の技術) 周知のように、永久電流モードで使用される超電導コイ
ル装置は、第5図に示すようにクライオスタット1内に
冷媒である液体ヘリウムを収容するとともに第1の超電
導線2で形成されたコイル部3を収容し、さらにコイル
部3の両端間に第2の超電導14で形成された永久電流
スイッチ5を接続したものとなっている。なお0図中6
a。
6bは励磁時や消磁時に外部電源に接続されるリード線
を示している。
このような超電導コイル装置では9通常、コイル部3を
形成する第1の超電導1!2と永久電流スイッチ5を形
成する第2の超電導wA4とは異なった構成のものが用
いられている。すなわち、第6図に示すように、コイル
部3を形成する第1の超電導線2としては通常、銅など
のような常電導低抵抗金属材7中にNb−Ti合金など
で形成された棒状の超電導フィラメント8を複数埋設し
たものが用いられ、また永久電流スイッチ5を形成する
第2の超電導線4としては通常、同図に示すように0L
I−N+金合金どのような常電導高抵抗金属材9中にN
b−Ti合金などで形成された棒状の超電導フィラメン
ト1oを複数本埋設したものが用いられている。そして
、第1の超電導[12と第2の超電導線4とを接続する
に当たっては、第6因に示すように両超電導線2.3の
先端部同志を突き合わせ、棒状のff1i!導フイラメ
ント8゜10の端面同志を互いに圧着させる方式が採用
されている。
しかしながら、上記のように構成された従来の超電導コ
イル装置にあっては、上述した構成の第1および第2の
超電導線2.4を使用し、かつ上述した接続方式を採用
しているので1次のような問題があった。すなわち、接
続作業時に第1および第2の超電導線2,4に埋設され
ている棒状の超電導フィラメント8.10の端面同志を
完全に一致させて圧着させることが困難で1通常は、第
7図に示すように互いの中心軸がずれた状態で接続され
る。このため、接合面積が減少してコイル部3および永
久電流スイッチ5からなるコイル本体に流し得る電流値
、つまり臨界電流値が大幅に減少してしまう問題があっ
た。また、極端な場合には接合面積の減少に伴なって接
合部の抵抗が大きくなり、永久電流モードを維持できな
くなるなどの問題もあった。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の如く、何等かの手段で超電導フィラメント間の接
合面のずれを抑制または解消しないかぎり良好な特性の
超電導コイル装置を実現することはできない。
そこで本発明は、構成的に接合面にずれが生じる虞れが
なり、シかも製作の自由度に冨み、良好な性能を発揮し
得る超電導コイル装置を提供することを目的としている
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の第1の発明に係る超電導コイル装置では、第1
および第2の超電導線の超電導フィラメントがそれぞれ
1本のチューブ状に形成され。
かつ上記第1の超電導線の超電導フィラメントと上記第
2の超電導線の桓電導フィラメントとは両フィラメント
内に共通に挿入された芯材への圧着によって接続されて
いる。
また1本発明の第2の発明に係る超電導コイル装置では
、第1の超電導線の超電導フィラメントが1本のチュー
ブ状に形成され、第2の超電導線の超電導フィラメント
が複数の棒状に形成され。
かつ上記第1の超電導線の超電導フィラメントと上記第
2の超電導線の超電導フィラメントとは上記チューブ状
の超電導フィラメント内へ上記棒状の超電導フィラメン
トを挿入した状態下での圧着によって接続されている。
(作用) チューブ状の超電導フィラメント相互に芯材を共通に挿
入し、この芯材を介しての圧着接続またはチューブ状に
形成された一方の超電導フィラメントへ棒状に形成され
た他方の超電導フィラメントを挿入しての圧着接続構成
を採用しているので、超電導フィラメント間の接合面に
ずれが生じることは全くない。したがって、確実な接続
が実現でき、これによって特性の良好な超電導コイル装
置を実現できる。しかも、超電導線相互が異径の場合で
あっても何等支障なく接続することができる。
(実施例) 以下1本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る超電導コイル装置にお
ける要部だけを取り出して示している。
すなわち、この実施例に係る超電導コイル装置も基本的
には従来の超電導コイル装置と同様に、ffl電導線1
1によってコイル部3が形成されており。
またコイル部3の両端間に超電導線12で形成された永
久電流スイッチ5が接続されている。
コイル部3を形成する超電導線11は、第2図゛(b)
に示すように、銅のような常電導高抵抗金属材13内に
Nb−Ti合金で形成された1本のチューブ状の超電導
フラメント14を埋設したものとなっている。一方、永
久電流スイッチ5を形成する超電導線12は、第2図(
a)に示すように、Qu−Ni合金のような常電導高抵
抗金属材17内にNb−Ti合金で形成された1本のチ
ューブ状の超電導フィラメント16を埋設したものとな
っている。そして、超電導1111と超電導線12との
接続部は、第1図に示すように1両超電導線における先
端部で超電導フィラメント14゜16内に存在する常電
導低抵抗金属材13および常電導高抵抗金属材15をそ
れぞれ軸方向に所定長ざだけエツチング等によって除去
し、この除去された部分に超電導フィラメントと同一材
料でそれぞれの内径に合致した形状に形成された芯材1
7を共通に挿入し、この状態で超電導11゜12の先端
部外周に圧力を加えて芯材17に圧着し、ざらに常電導
低抵抗金属材13と常電導高抵抗金属材15とを溶接に
よって接続したものとなっている。なお、上記溶接は必
ずしも必要とするものではない。
このようにコイル部3を形成する超電導[111の超電
導フィラメント14をチューブ状に構成するとともに永
久電流スイッチ5を形成する超電導線12の超電導フィ
ラメント16もチューブ状に構成し1両超電導フィラメ
ント14.15を両フィラメントに共通に挿入された芯
材17を介して圧着接続するようにしている。したがっ
て、超電導フイラメト同志を突き合わせ接続する場合と
は違って、超電導フィラメント14.16同志が位置ず
れして接合面積が減少するのを本質的に防止できる。こ
のため9両超電導フィラメント間の接合面積が減少した
ときに起こる不具合を確実に防止できる。また1両超電
導フィラメント14゜16をチューブ状に形成している
ので1両超電導フィラメント14.16の径が異なる場
合でも何等支障なく良好に接続でき、製作自由度を向上
させることができる。
第3図は本発明の別の実施例に係る超電導コイル装置に
おける要部だけを示すものである。この実施例において
も、超電導線21によってコイル部3が形成され、この
コイル部3の両端間に超電導線22で形成された永久電
流スイッチ5が接続されている。超電導線21は第4図
(b)に示すように銅のような常電導低抵抗金属材23
内にNb−Ti合金で形成された1本のチューブ状の超
電導フィラメント24を埋設したものとなっている。一
方、超電導線22は第4図(a)に示すように、Cu−
Jli合金からなる常電導高抵抗金属材25内にNb−
Ti合金からなる棒状の超電導フィラメント26を4本
埋設したものとなっている。そして1両超電導線21.
22の接続部は。
第3図に示すように超電導線21の先端部で超電導フィ
ラメント24内の常電導抵抗金属材23を軸方向に所定
長さだけエツチング等によって除去し、また超電導線2
2の先端部の常電導高抵抗金属材25をエツチング等に
よって除去して超電導フィラメント26を露出させ、こ
の露出した部分を上記超電導フィラメント24内へ差込
み、この状、態で超電導線21の先端部外周に圧力を加
えて圧着し、ざらに外側の常電導低抵抗金属材23と常
電導高抵抗金属材25とを溶接接続したものとなってい
る。なお、上記溶接は必ずしも必要とするものではない
このように構成しても2両超電導線21.22の接続部
における両層電導フィラメント24゜26間に位置ずれ
が生じるようなこはない。したがって、良好な接続が実
現できる。また超電導フィラメント26を挿入できる径
の超電導フィラメント24でありさえすれば径の違いに
左右されずに良好に接続することができ、結局、前記実
施例と同様な効果を得ることができる。
なお、上述した各実施例では超電導線としてNb−Ti
合金で形成された超電導フィラメントを埋設したものを
用いているが、Nb−Zr。
Nb−Ta、Nb−Hf合金にTi、Ta、Hf。
MO,W等の第3元素の添加されたフィラメントを使用
してもよい。また、常電導低抵抗金属材としてAI、A
u、Pt、AQなどの単一金属、もしくはこれらの単一
金属に微量のA1.Cu。
3n、AU、Pt、AQ、Zn、N iなどの第3元素
が含まれた合金を使用してもよい、さらに。
常電導高抵抗金属材としてはCu−3n、CLJ−Zn
、Cu−Alなどの合金を使用してもよい。
さらに上述した実施例ではコイル部を形成する超電導線
の超電導フィラメントをチューブ状に形成し、・永久電
流スイッチを形成する超電導線の超電導フィラメントを
チューブ状または棒状に形成しているが、この関係は逆
でもよい。また、コイル部の途中位置で接続する場合も
上述した接続方式を採用できることは勿論である。
[発明の効果] 以上述べたように9本発明によれば、fJ作の自由度に
冨み、しかも良好な特性を発揮する超電導コイル装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る超電導コイル装置にお
ける要部だけを取り出して示す縦断面図。 第2図(a)は同装置に組み込まれた一方の超電導線の
横断面図、第2因(b)は同装置に組み込まれた他方の
超電導線の横断面図、第3図は本発明の他の実施例に係
る超電導コイル装置における要部だけを示す縦断面図、
第4図(a>は同装置に組み込まれた一方の超電導線の
横断面図、第4図(b)は同装置に組み込まれた他方の
超電導線の横断面図、第5図は超電導コイル装置の模式
的構成図、第6図は従来の超電導コイル装置に使用され
ている超電導線の構造および接続方式を説明するための
図、第7図は従来装置の問題点を説明するための図であ
る。 2・・・コイル部、5・・・永久電流スイッチ、11゜
12.21.22・・・超電導線、13.23・・・常
電導低抵抗金属材、15.25・・・常電導高抵抗金属
L14.16.24・・・チューブ状の超電導フィラメ
ント、26・・・棒状の超電導フィラメント。 17・・・芯材。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 (a)     (b) 第2図 第3図 (a)            (b)第4図 6a         1 b 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)常電導金属材中に合金系の超電導フィラメントを
    埋設してなる第1の超電導線と常電導金属材中に合金系
    の超電導フィラメントを埋設してなる第2の超電導線と
    を直列に接続して超電導コイル本体を形成してなる超電
    導コイル装置において、前記第1および第2の超電導線
    の前記超電導フィラメントはそれぞれ1本のチューブ状
    に形成され、かつ上記第1の超電導線のチューブ状超電
    導フィラメントと上記第2の超電導線のチューブ状超電
    導フィラメントとは両フィラメント内に共通に挿入され
    た芯材への圧着によって接続されてなることを特徴とす
    る超電導コイル装置。
  2. (2)前記芯材は、何れか一方の超電導フィラメントと
    同一材料で形成されてなることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の超電導コイル装置。
  3. (3)常電導金属材中に合金系の超電導フィラメントを
    埋設してなる第1の超電導線と常電導金属材中に合金系
    の超電導フィラメントを埋設してなる第2の超電導線と
    を直列に接続して超電導コイル本体を形成してなる超電
    導コイル装置において、前記第1の超電導線の前記超電
    導フィラメントは1本のチューブ状に形成され、前記第
    2の超電導線の前記超電導フィラメントは複数の棒状に
    形成され、かつ上記第1の超電導線のチューブ状超電導
    フィラメントと上記第2の超電導線の棒状超電導フィラ
    メントとは上記チューブ状超電導フィラメント内へ上記
    棒状超電導フィラメントを挿入した状態下での圧着によ
    って接続されてなることを特徴とする超電導コイル装置
JP61115592A 1986-05-20 1986-05-20 超電導コイル装置 Pending JPS62272502A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005086291A1 (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 超電導ケーブルの中間接続部

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005086291A1 (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 超電導ケーブルの中間接続部
US7498519B2 (en) 2004-03-04 2009-03-03 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Joint for superconducting cable

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