JPS6227104A - 原木等処理装置 - Google Patents
原木等処理装置Info
- Publication number
- JPS6227104A JPS6227104A JP16706785A JP16706785A JPS6227104A JP S6227104 A JPS6227104 A JP S6227104A JP 16706785 A JP16706785 A JP 16706785A JP 16706785 A JP16706785 A JP 16706785A JP S6227104 A JPS6227104 A JP S6227104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- processing chamber
- chamber
- carbon
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、リグニンの変成分解を中核とする原木等の処
理装置に関するものである。
理装置に関するものである。
従来より原木等の処理装置は存したが、従来のものは発
煙室において発生した煙及び水蒸気を、自然の流れにて
処理室内へその底面から導き入れていた。然るに、この
方式によった場合には、発煙室の上部を処理室よりも下
に位置させなければならず、そのためには発煙室を、地
面を深く堀下げて設置しなければならず、また、発煙室
の操作をその下部において行うために、そのためのスペ
ース(穴)も十分に設けなければならず、掘削等の工事
に費用と日数がかかる欠点がある。
煙室において発生した煙及び水蒸気を、自然の流れにて
処理室内へその底面から導き入れていた。然るに、この
方式によった場合には、発煙室の上部を処理室よりも下
に位置させなければならず、そのためには発煙室を、地
面を深く堀下げて設置しなければならず、また、発煙室
の操作をその下部において行うために、そのためのスペ
ース(穴)も十分に設けなければならず、掘削等の工事
に費用と日数がかかる欠点がある。
本発明の目的は、些程地面を掘り下げることなく設置す
ることができる木材処理装置を提供することにある。
ることができる木材処理装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、原木及び半製品に含有されている
リグニンを変成分解することにより、建物や家具用の木
材として良質のものが得られる木材処理装置を提供する
ことにある。
リグニンを変成分解することにより、建物や家具用の木
材として良質のものが得られる木材処理装置を提供する
ことにある。
本発明の更に多の目的は、防虫、殺虫、殺卵等の処理も
することができる木材処理装置を提供することにある。
することができる木材処理装置を提供することにある。
本発明は、一酸化炭素、二酸化炭素を発生する本炭素室
と、 ダクトを介して本炭素室に連通される処理室とか
ら成り、ダクトは処理室の下部に開口させ、その中途に
ファンを設置し、処理室の天井にはスプリンクラ−を配
備し、また、処理室の天井及び/又は側面にガス抜き窓
を設置して成る原木等処理装置であって、図面はその最
も好ましい実施例を示すものである。
と、 ダクトを介して本炭素室に連通される処理室とか
ら成り、ダクトは処理室の下部に開口させ、その中途に
ファンを設置し、処理室の天井にはスプリンクラ−を配
備し、また、処理室の天井及び/又は側面にガス抜き窓
を設置して成る原木等処理装置であって、図面はその最
も好ましい実施例を示すものである。
本装置は、一酸化炭素及び二酸化炭素を発生する本炭素
室1と、処理室2と、炭素を処理室2へ導くダクト3と
から成る。本炭素室1は中程まで地中に埋め込まれ、上
半の地上に出た部分に、燃料4を投入するための扉5と
エア供給口6とが設けられる。また、その上部には、発
生した炭素を送出するためのダクト3が、室内と連通状
態にして設置される。ダクト3は下方に傾斜させられ、
処理室2の下部に、連通状態にて接合される。ダクト3
は処理室2に向けて先細とすることが好ましい。ダクト
3の中途には、本炭素室1内の炭素をダクト3内に強制
的に引き込むためのファン7が設置される。また、ダク
ト3の処理室2内に臨む端部には、変向板8が取りつけ
られることが好ましい。変向板8は、ダクト3から噴出
する炭素を、処理室2内周辺部に散らす役目をする。処
理室2の天井には、数個所スプリンクラ−9が配備され
る。各スプリンクラ−9には、分岐された水道管10が
接続される。水道管10には、水、湯、あるいは、防虫
、殺虫、殺卵等のための薬液等が供給される。
室1と、処理室2と、炭素を処理室2へ導くダクト3と
から成る。本炭素室1は中程まで地中に埋め込まれ、上
半の地上に出た部分に、燃料4を投入するための扉5と
エア供給口6とが設けられる。また、その上部には、発
生した炭素を送出するためのダクト3が、室内と連通状
態にして設置される。ダクト3は下方に傾斜させられ、
処理室2の下部に、連通状態にて接合される。ダクト3
は処理室2に向けて先細とすることが好ましい。ダクト
3の中途には、本炭素室1内の炭素をダクト3内に強制
的に引き込むためのファン7が設置される。また、ダク
ト3の処理室2内に臨む端部には、変向板8が取りつけ
られることが好ましい。変向板8は、ダクト3から噴出
する炭素を、処理室2内周辺部に散らす役目をする。処
理室2の天井には、数個所スプリンクラ−9が配備され
る。各スプリンクラ−9には、分岐された水道管10が
接続される。水道管10には、水、湯、あるいは、防虫
、殺虫、殺卵等のための薬液等が供給される。
処理室2の天井及び/又は側壁には、ガス抜き窓11が
形成される。ガス抜き窓11は、処理室2内の空気圧に
よって自動的に開閉するものとする。処理室2の入口1
2には、図示してないが扉が設置される。処理室2内に
はレール13が敷設され、その上を、処理すべき木材1
4を載せたトロッコ15が通る。
形成される。ガス抜き窓11は、処理室2内の空気圧に
よって自動的に開閉するものとする。処理室2の入口1
2には、図示してないが扉が設置される。処理室2内に
はレール13が敷設され、その上を、処理すべき木材1
4を載せたトロッコ15が通る。
本発明の作用につき説明するに、先ず扉5を開けて燃料
4を投入し、一方処理室2の入口12の扉を開け、処理
すべき原木14ないし半製品を積載したトロッコ15を
導き入れ、扉を閉める。
4を投入し、一方処理室2の入口12の扉を開け、処理
すべき原木14ないし半製品を積載したトロッコ15を
導き入れ、扉を閉める。
そして、エア供給口6を開けて燃料4を燃料させ、ある
程度燃焼したところでエア供給口6を閉じると、多量の
煙が発生する。そこで、ファンを作動させると、煙は強
制的にダクト3内に吸い込まれ、処理室2内に進入して
いく。ダクト3が先細になっている場合は、加速されて
処理室2内に噴出する。変向板8を設置したときは、煙
はそれに当って四方に拡散する。一方、原木14に対し
てスプリンクラ−9から数十分程度散水し続け、その表
面を湿らせる。そうすることによって、各原木(半製品
)14の表層部と芯部との(縮小率)のずれを少なくし
、以て裂傷の発生を防止することができる。水の代わり
に湯を用いると、原木(半製品)14が加熱されて処理
時間が短縮される。また、水又は湯に防虫剤、殺虫剤、
殺卵剤等を混入しておけば、同時に防虫、殺虫、殺卵等
の処理をすることもできる。炭素による処理時間は、通
例40時間程度である。処理中に処理室2内の気圧が高
まると、ガス抜き窓11を押し開いてガスが逃げる。
程度燃焼したところでエア供給口6を閉じると、多量の
煙が発生する。そこで、ファンを作動させると、煙は強
制的にダクト3内に吸い込まれ、処理室2内に進入して
いく。ダクト3が先細になっている場合は、加速されて
処理室2内に噴出する。変向板8を設置したときは、煙
はそれに当って四方に拡散する。一方、原木14に対し
てスプリンクラ−9から数十分程度散水し続け、その表
面を湿らせる。そうすることによって、各原木(半製品
)14の表層部と芯部との(縮小率)のずれを少なくし
、以て裂傷の発生を防止することができる。水の代わり
に湯を用いると、原木(半製品)14が加熱されて処理
時間が短縮される。また、水又は湯に防虫剤、殺虫剤、
殺卵剤等を混入しておけば、同時に防虫、殺虫、殺卵等
の処理をすることもできる。炭素による処理時間は、通
例40時間程度である。処理中に処理室2内の気圧が高
まると、ガス抜き窓11を押し開いてガスが逃げる。
本発明は上述した通りであって、次のような効果がある
。
。
(1)本炭素室で発生した炭素が、ファンによって強制
的に下向きにしたダクト内に吸い込まれるので、本炭素
室を地中深く埋設する必要がなく、設置が容易で工事日
数及び工事費用が余りかからない。
的に下向きにしたダクト内に吸い込まれるので、本炭素
室を地中深く埋設する必要がなく、設置が容易で工事日
数及び工事費用が余りかからない。
(2)原木等を炭素で燻製処理するに当たり、スプリン
クラ−で表面を湿らせることにより、裂傷を起こさせる
ことなく処理することができる。
クラ−で表面を湿らせることにより、裂傷を起こさせる
ことなく処理することができる。
(3)炭素はファンによって強制的に処理室内に送り込
まれるので、処理効率が良く、また、変向板を設けるこ
とにより、炭素を処理室全体に満遍なく行き渡らせるこ
とができ、各原木等を均一に処理することができる。
まれるので、処理効率が良く、また、変向板を設けるこ
とにより、炭素を処理室全体に満遍なく行き渡らせるこ
とができ、各原木等を均一に処理することができる。
第1図は本発明の実施例の側面縦断面図、第2図は処理
室の斜視図である。 符号の説明 1−木炭素室、2・・−処理室、3−ダクト、4−・燃
料、5−扉、6−・−エア供給口、7・−ファン、8−
・変向板、9−スプリンクラ−110−・−水道管、1
1−ガス抜き窓、12−人口、13・−レール、14−
・−原木、15− トロ、コ
室の斜視図である。 符号の説明 1−木炭素室、2・・−処理室、3−ダクト、4−・燃
料、5−扉、6−・−エア供給口、7・−ファン、8−
・変向板、9−スプリンクラ−110−・−水道管、1
1−ガス抜き窓、12−人口、13・−レール、14−
・−原木、15− トロ、コ
Claims (4)
- (1)一酸化炭素、二酸化炭素を発生する木炭素室と、
ダクトを介して木炭素室に連通される処理室とから成り
、ダクトは処理室の下部に開口させ、その中途にファン
を設置し、処理室の天井にはスプリンクラーを配備し、
また、処理室の天井及び/又は側面にガス抜き窓を設置
して成る原木等処理装置。 - (2)ダクトを処理室に向けて先細にした特許請求の範
囲第1項記載の原木等処理装置。 - (3)ダクトの先端に変向板を取付けた特許請求の範囲
第1項記載の原木等処理装置。 - (4)スプリンクラーから、水又は湯の外に防虫剤等の
液剤をも噴出可能にした特許請求の範囲第1項記載の原
木等処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16706785A JPS6227104A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 原木等処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16706785A JPS6227104A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 原木等処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6227104A true JPS6227104A (ja) | 1987-02-05 |
Family
ID=15842788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16706785A Pending JPS6227104A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 原木等処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6227104A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63218302A (ja) * | 1987-03-09 | 1988-09-12 | 株式会社クボタ | 原木処理装置 |
WO1997029894A1 (fr) * | 1996-02-19 | 1997-08-21 | Kodaijin Sugaoka Ltd. | Procede de fumage et de sechage de bois d'oeuvre |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56123803A (en) * | 1980-03-04 | 1981-09-29 | Matsuo Sawada | Method of working wood |
JPS5847328A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-19 | Toko Inc | D/a変換器 |
-
1985
- 1985-07-29 JP JP16706785A patent/JPS6227104A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56123803A (en) * | 1980-03-04 | 1981-09-29 | Matsuo Sawada | Method of working wood |
JPS5847328A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-19 | Toko Inc | D/a変換器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63218302A (ja) * | 1987-03-09 | 1988-09-12 | 株式会社クボタ | 原木処理装置 |
JPH054882B2 (ja) * | 1987-03-09 | 1993-01-21 | Kubota Kk | |
WO1997029894A1 (fr) * | 1996-02-19 | 1997-08-21 | Kodaijin Sugaoka Ltd. | Procede de fumage et de sechage de bois d'oeuvre |
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