JPS6227096Y2 - - Google Patents

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JPS6227096Y2
JPS6227096Y2 JP9929083U JP9929083U JPS6227096Y2 JP S6227096 Y2 JPS6227096 Y2 JP S6227096Y2 JP 9929083 U JP9929083 U JP 9929083U JP 9929083 U JP9929083 U JP 9929083U JP S6227096 Y2 JPS6227096 Y2 JP S6227096Y2
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JP
Japan
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feed
side plate
pig
claws
feeder
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JP9929083U
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JPS607747U (ja
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は養豚用給飼器(以下、「給飼器」とい
う。)における飼料掻出し防止具に関する。
上記給飼器は、従来、例えば、第1図に示すよ
うに、前面板1と背板2と左右の側板3とから成
る給飼槽部分Aの前部に、前面板1と前面板1の
下方に配置した湾曲板4と側板3とから成り、且
つ間仕切柵5を左右に並列配置した餌桶部分Bを
設け、前面板1の下部に設けた昇降自在の調整板
6により形成される飼料流出口7を経て、給飼槽
部分A内に貯溜してある飼料を、餌桶部分Bの湾
曲板4上に供給するようになつている。豚は、餌
桶部分Bにその頭部を突つ込んで飼料を摂取する
が、その際、側板3側に位置した豚は、その習性
としての遊びを兼ねて鼻先で飼料を側板3に押し
つけてぶつけるように掻上げ、飼料を給飼器外に
飛散せしめる。そのため、飼料の無駄が生じると
共に、給飼器外に飛散する飼料により豚舎が不潔
となり、清掃の手間がふえることになる、という
問題があつた。
本考案は上記の問題に鑑みて為されたもので、
その目的とするところは、豚が鼻先により飼料を
給飼器外に飛散させることを有効に防止し得る飼
料掻出防止具を提供することにある。本考案の飼
料掻出し防止具は、かかる目的達成のために、側
板内面の必要個所に溶着する取付部が延長した先
端部を、側板に対して斜め方向に向かせ、且つ滑
らかに処理した爪を有するアームを連設した構成
としたことを特徴とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照しつつ説
明する。本考案に係る飼料掻出防止具8は第1図
及び第2図に示すように、側板3の内面3aの必
要個所に取付けて使用するものであつて、より詳
細に述べれば、第3図に示すように、例えば金属
製の丸棒を屈曲形成することにより、側板3の内
面3aへの取付部たるU字状の基部8aに、爪8
b及び8cをそれぞれ先端に有するアーム8d及
び8eを連設したものである。基部8aは、同図
ロに示す如く側板3の内面3a(図中鎖線にて示
す)に密着するように下面が同一平面をなすよう
に形成する。アーム8d及び8eは、それぞれ、
側板3の内面3aに対し漸次上方に湾曲離間し、
再接近するように基部8aから弧状に浮き上がつ
た形状に形成し、且つ、各先端部の爪8b及び8
cが、内面3aに対し斜め方向に内向すると共に
内面3aからやや離間するように形成する。この
内面3aからの離間距離は、例えば、豚が飼料を
掻上げる際に鼻先の縁部のみが入り込む程度の寸
法とする。また、爪8b及び8cを前記の如く側
板3の内面3aに対し斜め方向に向かせるという
ことは、爪8b及び8cの各先端面8f及び8g
が、それぞれ、内面3aに対し斜めに交わる面内
にあることを意味する。爪8b及び8cの先端部
即ち各先端面8f及び8gの周縁部8h及び8i
は例えば面取りにより滑らかに処理してある。な
お、アーム8dの長さはアーム8eのそれよりも
短く設定してある。
かかる防止具8を、第1図及び第2図に示す如
く、アーム8dを前方に向け全体を斜め方向に配
置した状態で、基部8aを側板3の内面の有効個
所3aに、例えば溶接9することにより、内面3
aに固着すると、豚は、前述のように飼料を鼻先
で側板3の内面3a側に動かして掻上げようとす
る際に、鼻先が爪8b又は8cの周縁部8h又は
8iに当たつて苦痛を感じることとなり、豚の習
性によりその後再び同じいたずらを繰り返さな
い。従つて、飼料を側板3に押しつけて給飼器外
に飛散させることがなくなる。この場合、アーム
8d及び8eは弧状になつており、爪8b及び8
c及び周縁部8h,8iも既述の如く滑らかに処
理してあり、爪8b,8cの先端部が、側板3a
に対して内向しているため豚の鼻先を負傷させる
ことはない。また、防止具8は丸棒から形成し、
且つ、爪8b及び8cを側板3から離間させてあ
るため、飼料が防止具8と側板3との間に堆積し
腐敗を招くということもない。
以上述べたように、本考案によれば、側板への
取付部に連設したアームの先端部の爪を、側板の
内面に対し斜め方向に内向させると共に滑らかに
処理してあるため、単に飼料を摂取する時には支
障を与えず、飼料掻出しのいたずらに対して豚の
鼻先に損傷を与えることなく苦痛のみを覚えさせ
ることができ、従つて、鼻先による飼料の掻出し
を防止して飼料の節約を図ることができるうえ、
飛散飼料による豚舎の汚染を防止することもでき
る、等の実用的効果が得られるものである。又、
本実施例ではU字型に形成したが、有効個所に1
本のみを取付けたり、1本型のものを並列的に取
付けてもよいのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は給飼器に本考案の一実施例に係る飼料
掻出防止具を取付けた状態を示す斜視図、第2図
は第1図中−線に沿つた拡大断面図、第3図
は上記飼料掻出防止具を更に拡大して示す図でイ
は平面図、ロは側面図である。 なお、図中、3は側板、3aは内面、8は飼料
掻出防止具、8aは基部、8b及び8cは爪、8
d及び8eはアーム、8h及び8iは周縁部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部を滑らかに処理すると共に、緩い弧状に
    上方に湾曲してやや浮いた状態の爪部を有するア
    ームの、1又は複数個の根部を、養豚用給餌器の
    両側板の内面の必要個所に取りつけることを特徴
    とした、養豚用給餌器の飼料掻出し防止具。
JP9929083U 1983-06-29 1983-06-29 養豚用給飼器に於ける飼料掻出し防止具 Granted JPS607747U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9929083U JPS607747U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 養豚用給飼器に於ける飼料掻出し防止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9929083U JPS607747U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 養豚用給飼器に於ける飼料掻出し防止具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS607747U JPS607747U (ja) 1985-01-19
JPS6227096Y2 true JPS6227096Y2 (ja) 1987-07-11

Family

ID=30235366

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9929083U Granted JPS607747U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 養豚用給飼器に於ける飼料掻出し防止具

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JP (1) JPS607747U (ja)

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JPS607747U (ja) 1985-01-19

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