JPS62270854A - Vベルト式無段変速機のベルト異常検出方法 - Google Patents

Vベルト式無段変速機のベルト異常検出方法

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JPS62270854A
JPS62270854A JP11146886A JP11146886A JPS62270854A JP S62270854 A JPS62270854 A JP S62270854A JP 11146886 A JP11146886 A JP 11146886A JP 11146886 A JP11146886 A JP 11146886A JP S62270854 A JPS62270854 A JP S62270854A
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JP
Japan
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belt
delta
pulley
slip
slip factor
Prior art date
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Pending
Application number
JP11146886A
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English (en)
Inventor
Takumi Honda
匠 本多
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明はVベルト式無段変速機において、Vベルトのス
リップに基づく異常を検出する方法に関するものである
従来技術とその問題点 一般にVベルト式無段変速機において、Vベルトとプー
リとの間には幾分かのスリップは避けられないが、その
スリップ量が一定値を越えると変速機としての性能に影
響するだけでなく、Vベルトが破断する前兆である可能
性もあるため、運転を続行するか否かを判断する上でも
重大である。
Vベルトの異常なスリップを検出する方法としては種々
の方法が考えられるが、もしベルトスリップ量が一定の
許容値を越えた時、即座にベルト異常であると判断する
と、プーリ推力が不足している場合などのベルト異常と
は直接関係がない場合もベルト異常と誤って判断してし
まうおそれがあり、好ましくない。逆に、スリップ量の
判別基準である許容値を緩く設定すると、Vベルトが破
断する前の比較的小さなベルトスリップを判別すること
ができなくなる。
発明の目的 本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、誤ったベルト異常検出を防止でき、かつVベルト
の破断前の比較的小さなスリップも確実に判別し得るV
ベルト式無段変速機のヘルド異字検出方法を提供するこ
とにある。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は、■ヘルドの駆動
側プーリ及び従動側プーリに対するスリップ率を検出し
、該スリップ率が許容値以上となったとき駆動側プーリ
及び従動側プーリの推力を一定値上昇させ、この状態で
もなお■ベルトのスリップ率が許容値以上の時ベルト異
常と判断するものである。
すなわち、ヘルドのスリップ率が許容値以上となった時
、単にプーリ推力が不足してスリップしている場合もあ
るので、最初にスリップ率が許容値を越えても即座にベ
ルト異常とは判断せず、−異常と判断し、誤検出を防止
し得るようにしたものである。
実施例の説明 第1図は本発明を実施するためのVベルト式無段変速機
の一例を示し、駆動側プーリ1は固定シーブ2と可動シ
ーブ3とでVベルト13を挟持しており、可動シーブ3
の背後には可動シーブ3を軸方向に変位させるための油
圧室4が設けられている。上記固定シーブ2の外周部に
は駆動側プーリ1の回転数を検出するための回転検出器
5が近接配置され、まだ可動シーブ3の外周部に形成さ
れた環状溝3aには可動シーブ3の軸方向変位量を検出
するための変位検出器6の摺動子6aが摺動自在に係合
している。
一方、Vベルト13を介して駆動される従動側ブーIJ
7も駆動側プーリ1と同様の構造からなり、固定シーブ
8と可動シーブ9とを有し、可動シーブ9の背後に油圧
室IOが設けられている。固定シーブ8の外周部には回
転検出器11が配置され、可動シーブ9の外周環状?R
9aには変位検出器12の摺動子12aが係合している
調圧弁20は油溜22からオイルポンプ23を介して吐
出された油圧を調圧し、ライン圧P、として出力するも
ので、側部に設けたソレノイド21によってライン圧P
Lを自在に制御し得るようになっている。上記ライン圧
PLは駆動側プーリ1の油圧室4に直接導かれるととも
に、変速比制御弁24を介して従動側ブーI77の油圧
室10にも導かれている。変速比制御弁24もソレノイ
ド25によってその制御油圧Pcを自在に制御しており
、従動側プーリ7の推力を変化させて無段変速を行うよ
うになっている。
制御装置30は上記各検出器5. 6.11.12から
信号が入力され、これら信号とメモリに記憶されたデー
タとを比較判別し、上記ソレノイド21.25をデユー
ティ制御している。したがって、ソレノイド21.25
に出力される制御信号のデユーティ比を変化させること
によって、上記油圧PL、PCを自在に変化させること
ができる。
上記構成のVベルト式無段変速機において、Vベルト1
3のスリップ率を検出する方法を以下に説明する。
まず、第2図に示すように駆動側プーリ1の回転数をN
4、ベルト巻き13)け径をり2.ベルトのスリップ速
度(回転数で換算)をΔN、とし、従動側プーリ7の回
転数をN2、ヘルド巻き掛は径をD2.ベルトのスリッ
プ速度(回転数で換算)を八N2とする。また、変位検
出器6,12は駆動側ブー’J 1及び従動側プーリ7
の可動シーブ3゜9の軸方向変位量S、、S2を検出し
ており、その変位量S、、S2とベルト巻き掛は径り、
、D2とは第3図に示すように比例関係にあるので、S
、、S2が分かればり、、D2を一義的に知ることがで
きる。
いま、プーリの実測変速比をi、とすると、N。
であり、一方、ヘルドのスリップを考慮した理論変速比
を18とすると、 である。また、変位ff1s+、N2により求められる
り、、D2の比はスリップを考慮したときの理論変速比
18の逆数に等しいので、 illl=□          ・・・(3)である
ところで、(2)式の右辺をマクロ−リン展開し、ΔN
+ / N + 、  ΔN 2 / N 2の2次以
上を無視す。
ると、(2)式は次式で近似できる。
(4)式において、ΔN+/N+は駆動側プーリlのス
リップ率、ΔN 2 / N 2は従動側プーリ7のス
リップ率であるから、両プーリのスリップ率の総和をδ
とすると、(4)式は i8=     (1−δ) ”’ip  (1−δ)       ・・・(5)と
なる。
(5)式において、i、は(11式で求まり、igは(
3)式で求まるので、結局スリップ率δは ig δ;1−□        ・・・(6)ip で求めることができる。そして、(6)式で求められた
スリップ率δを許容値δ° と比較することによって、
ベルトスリップが異常であるか否かを判別できる。
ここで、本発明のベルト異常検出方法の具体的な一例を
第4図にしたがって説明する。
まず制御がスタートすると、各検出器からN。
、N2.s、、s2を入力しく40)、これら信号から
実測変速比i、と理論変速比重。とを(1)式及び(3
)式により演算しく41)、さらに(6)式からスリッ
プ率δを演算する(42)。つぎに上記スリップ率δを
許容値δ”(例えば0.06) と比較しく43)、δ
〈δ゛であれば、スリップが少ないと判断してリターン
する。δ≧δ′のときには、制御装ff130から調圧
弁20のソレノイド21に入力されるデユーティ比を増
大させ、ライン圧PLを一定値上昇させる(44)。こ
れにより駆動側プーリ1の推力が上昇するとともに、変
速比制御弁24によって制御される従動側ブー177の
推力も上昇する。なお、このとき調圧弁20のソレノイ
ド25へのデユーティ比を増大させただけでは、従動側
プーリ7の推力上昇率が駆動側プーリ1の推力上昇率に
比べて低くなり、変速比が変化してしまうおそれがある
ので、変速比が変化しないように変速比制御弁24のソ
レノイド25へのデユーティ比も増大させてもよい。
上記のようにして両プーリの推力を均等に上昇させた後
、再びN、、N2.S、、s2を入力しく45)、ip
、igの演算(46)、スリップ率δの演算(47)を
順次行い、スリップ率δを許容値δ”と比較する(48
)。もしδ〈δ°であれば、ベルトが一旦はスリップし
たが推力上昇によってスリップが解消したことを意味す
るので、ベルト異常なしとしてリターンさせる。一方、
δ≧δ゛であれば、プーリ推力を上昇させたにもかかわ
らずスリップ率δが減少しないことを意味し、■ヘルド
13が破断前の状態にあるか、又はプーリとベルト間の
摩擦抵抗が著しく低下した状態が考えられるので、この
場合には運転者に「ベルト異常」であると警告しく49
)、制御を終了する。
なお、上記実施例ではスリップ率δをプーリの回転数N
と可動シーブの軸方向変位量Sとから求めたが、これに
限るものではなく、他の検出方法を用いてもよい。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によればベルトの
スリップ率が許容値を越えた時、即座にベルト異常と判
断せず、プーリ推力を上昇させた後再度スリップ率が許
容値を越えた時、ベルト異常と判断するようにしたので
、誤ったベルト異常検出を防止できるとともに、ヘルド
の破断前の比較的小さなスリップも確実に判別できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための■ベルト式無段変
速機の構成図、第2図はVヘルド式無段変速機の側面図
、第3図は可動シーブの変位量とベルト巻き掛は径との
関係を示す図、第4図は本発明方法の一例のフローチャ
ート図である。 1・・・駆動側プーリ、3・・・可動シーブ、5,11
・・・回転検出器、6,12・・・変位検出器、7・・
・従動側プーリ、9・・・可動シーブ、13・・・Vベ
ルト、20・・・調圧弁、24・・・変速比制御弁、3
0・・・制御装置。 出 願 人  ダイハツ工業株式会社 代 理 人  弁理士 筒井 秀隆 第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Vベルトの駆動側プーリ及び従動側プーリに対す
    るスリップ率を検出し、該スリップ率が許容値以上とな
    ったとき駆動側プーリ及び従動側プーリの推力を一定値
    上昇させ、この状態でもなおVベルトのスリップ率が許
    容値以上の時ベルト異常と判断することを特徴とするV
    ベルト式無段変速機のベルト異常検出方法。
JP11146886A 1986-05-15 1986-05-15 Vベルト式無段変速機のベルト異常検出方法 Pending JPS62270854A (ja)

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JP11146886A JPS62270854A (ja) 1986-05-15 1986-05-15 Vベルト式無段変速機のベルト異常検出方法

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JPS62270854A true JPS62270854A (ja) 1987-11-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100350121B1 (ko) * 1999-12-30 2002-08-22 현대자동차주식회사 무단 변속기의 오일펌프 구동장치
KR100412731B1 (ko) * 2001-12-18 2003-12-31 현대자동차주식회사 자동차용 무단 변속기의 고온 출발시 프라이머리 풀리의유압 제어방법

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