JPS62270218A - 線材のマ−キング方法 - Google Patents

線材のマ−キング方法

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Publication number
JPS62270218A
JPS62270218A JP61114392A JP11439286A JPS62270218A JP S62270218 A JPS62270218 A JP S62270218A JP 61114392 A JP61114392 A JP 61114392A JP 11439286 A JP11439286 A JP 11439286A JP S62270218 A JPS62270218 A JP S62270218A
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JP
Japan
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mark
wire
light
marking
marks
Prior art date
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Pending
Application number
JP61114392A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Kojima
小島 勝洋
Shunji Yokoyama
横山 俊司
Riyouji Hatama
畠間 良治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP61114392A priority Critical patent/JPS62270218A/ja
Publication of JPS62270218A publication Critical patent/JPS62270218A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C51/00Measuring, gauging, indicating, counting, or marking devices specially adapted for use in the production or manipulation of material in accordance with subclasses B21B - B21F
    • B21C51/005Marking devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 技術分野 本発明は線材の所定の部位にマークを付けるマーキング
方法に係り、特にマークの誤検出を防止するようにした
マーキング方法に関するものである。
従来技術 線材の所定の部位にマークを施し、そのマークを検出装
置によって検出することにより、前記所定の部位を容易
に検知し得るようにすることが従来から考えられている
。例えば、鋼材に圧延加工や引抜き加工を行って得られ
た伸線材には、圧運ローラ等による表面疵が存在するが
、このような表面疵を有する伸線材をそのまま用いてボ
ルト等の製品を製造すると、表面疵に起因する不良品が
発生する。このため、そのような表面疵が存在する部位
に予めマークを施し、その後の製品製造工程においてそ
のマークを検出装置によって検出することにより、必要
に応じてその部位を取り除いたり表面疵を削り取ったり
するか、或いは製品の製造後にマークが存在する製品を
取り除いたりするのである。
ところで、このようなマークは、一般に塗料若しくは螢
光物質を含む螢光塗料を線材に付着することによって付
けられ、その塗料に投射した光の反射光を受光するか、
或いはマークが螢光塗料の場合には紫外線等を照射する
ことによってマークから発せられる螢光を受光すること
により、そのマークを検出するようにしているのが普通
である。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記反射光を受光する場合には、そのマ
ークの有無に伴う反射光の強弱の変化に基づいてマーク
を検出しているため、例えば線材の表面に錆等が存在す
ると、その錆等の有無に起因して反射光が変化した場合
にも、それをマークと誤って検出してしまう恐れがあっ
た。また、螢光塗料を用いてマークを付けた場合には、
線材の表面に付着した油に含まれている螢光物質から発
せられる螢光をマークによるものと誤検出する恐れがあ
った。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために為されたものであ
り、その要旨とするところは、線材の所定の部位に施さ
れたマークを、その線材と検出装置とを相対移動させつ
つ検出するに際して、その線材に前記マークを付けるマ
ーキング方法であって、前記マークを、予め定められた
一定の間隔を隔てて断続的に前記線材に付けるようにし
たことにある。
作用および発明の効果 すなわち、本発明は、線材の所定の部位にやめ定められ
た一定の間隔を隔ててマークを(t it ?)ことに
より、マークを符号化したのであり、このようにすれば
、そのマークから反射する反則光或いは螢光は、その線
材と検出装置との相対移動の際の移動速度に基づく一定
の時間間隔で断続的に検出装置により受光されることと
なる。そして、その一定の時間間隔で反射光或いは螢光
を受光した場合にのみ、それをマークとして検出するこ
とにより、錆の有無等によって反射光が変化したり、油
に含まれている螢光物質から螢光が発せられたりしても
、それ等の反射光や螢光とマークによるものとが区別さ
れ、それ等をマークと誤って検出することが防止される
なお、マークは一定の間隔を隔てて少なくとも2箇所に
付ける必要がある。また、複数の間隔を隔てて3箇所以
上にマークを付ける場合には、それ等の相互の間隔は必
ずしも同じである必要はない。さらに、例えば複数種類
の所定の部位にマークを施す場合には、間隔が異なる複
数種類のマークを付けることにより、そのマークの種類
によって所定の部位の種類を区別し得るようにすること
も可能である。
また、マークから反射する反射光を受光してそのマーク
を検出する場合には、光を乱反射させる粗粒子を含有さ
せた塗料にてマークを付けることにより、線材の表面に
存在する錆等による乱反射よりも激しく乱反射させる一
方、その反射光を受光する受光器を、錆等の乱反射によ
る反射光は受光しないがマークの乱反射による反射光は
受光し得る位置に配置すれば、マークによる反射光のみ
が受光されることとなり、上記マークの符号化と相俟っ
てマークの誤検出が一層効果的に防止される。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図において、10は鋼材に圧延加工および引抜き加
工を行って得られた中間伸線材であり、軸まわりの回転
可能に設けられたロール12に巻回されている。かかる
中間/I線材10は、複数のローラ14によって張力が
付与された状態で、線引きダイス16.18および20
内を引き抜かれることにより、更に引抜き加工が施され
て所望する太さの伸線材22が製造され、ロール24に
巻き取られる。本実施例では、この伸線材22がマーク
を施すべき線材である。
上記線引きダイス18と20との間には渦流探傷等によ
る疵検出装置26が配置されており、前工程の圧延加工
や引抜き加工等に起因する伸線材22の表面疵を検出し
て、疵信号SKをマーキング制御装置28に出力する。
また、線引きダイス20とロール24との間にはマーキ
ング装置30が配置されており、マーキング制御装置2
8から供給されるマーキング信号SMに従って、伸線材
22の表面疵が存在する部位にマークを付ける。
マーキング制御装置28は、疵検自装置26が配置され
た部分を通過した伸線材22が、マーキング装置30が
配置された部分に達するまでの時間として、引抜き速度
に基づいて予め定められた一定の遅延時間後にマーキン
グ信号SMを出力するようになっている。なお、ローラ
14にパルスジェネレータ等を配設して、実際の引抜き
加工時における引抜き速度を測定しつつ、遅延時間を演
算するようにすることも可能であり、また、疵検自装置
26を引を友きダイス20とロール24との間等に配設
しても差支えない。
上記マーキング装置30は、第2図に示されているよう
に、伸線材22の軸線に対して略直角な平面内において
、その伸線材22の軸線まわりに略90°隔たった二位
置から塗料を吹き付ける一対のスプレーガン32.32
を備えており、略円形の横断面を成す伸線材22の外周
面には、その外周まわりにおいて全外周の60%よりも
広い範囲に上記塗料から成るマーク34が施されるよう
になっている。
スプレーガン32は、第3図に詳しく示されているよう
に、本体36の圧力室38内に図示しない電磁弁を介し
て圧力エアが供給され、ニードル弁40がスプリング4
2の付勢力に抗して後退させられることにより、塗料室
44内を(盾環させられている高圧、例えば30=35
Kg/cJ程度の塗料をノズル46から噴射するもので
、橿めて高い応答性を有している。上記電磁弁は、前記
マーキング信号SMに従って予め定められた一定の時間
間隔で少なくとも2回以上開閉させられるようになって
おり、これにより、毎分100m程度の引抜き速度で移
動させられる伸線材22には、一連のマーク34が等間
隔で断続的に付けられることとなる。第4図は、このよ
うにして底部48に一連のマーク34が付けられた伸線
材22の一例である。なお、上記ノズル46の周囲は、
塗料の固着による詰まりを防止するため、通路50を経
て供給されるシール液によってシールされている。
一方、かかるスプレーガン32から噴射される塗料は油
性の速乾性塗料で、ガラス粉体、ステンレス等の金属粉
体7無機粉体等の光を乱反射させる粗粒子を含有させた
ものである。速乾性塗料は、例えば、アセトン60%、
トルエン10%、特殊造膜剤13%、白色顔料6%、そ
の他11%から成るもので、常温においても比較的短時
間で乾燥するが、その塗料は引抜き加工直後の伸線材2
2の表面に付着されるため、引抜き加工に伴う発熱によ
り一層速やかに乾燥する。これにより、マーキング装置
30によって塗料が付着された伸線材22が、その塗料
の付着後、数秒程度でロール24に巻き取られるように
なっていても、その塗料が伸線材22の他の部位に付着
したり、そのような付着に起因してマーク34が消えた
りすることが防止される。
ここで、引抜き加工に伴う発熱は、その引抜き加工の加
工条件によって異なるものであり、その発熱による伸線
材22の温度が高過ぎると、塗料が損傷して後工程にお
けるマーク34の検出精度が損われる一方、伸線材22
の温度が低過ぎると、塗料の乾燥に長時間を要するとこ
ろから、塗料を付着する際に伸線材22が所定の温度範
囲内となるように加工条件を設定する必要がある。所定
の温度範囲は塗料の種類によっても異なるが、一般には
40〜70℃程度であれば良く、例えば断面減少率を2
〜20%の範囲内、引抜き速度を30〜150m/分の
範囲内にそれぞれ設定して引抜き加工を行えば、良好な
結果が得られる。第5図は、断面減少率(9A)および
引を友き速度(m/分)を種々変更して引抜き加工を行
い、伸線材22に付けたマーク34が他の部位に付着し
たり過熱により損傷したりする場合について調べた結果
で、○印はマーク34の付着や損傷等がなかった場合で
ある。また、X印はマーク34の付着や損傷等を生じた
場合であり、Δ印はマーク34の付着や損傷等を生じる
が、実用上問題とならない程度の場合である。
第1図に戻って、このようなマーク34が施されてロー
ル24に巻き取られた伸線材22は、その後、ボルト等
の製品製造ラインに搬送され、複数の駆動ローラ52に
よってロール24から引き出されつつ、切断機54によ
り所定の長さ寸法の製品素材56に切断される。ロール
24と切断機54との間には、前記マーク34を検出す
るためのマーク検出装置58が配置されており、マーク
検出信号SSを選別制御装置60へ出力するようになっ
ている。このマーク検出装置58は、第6図に示されて
いるように一対の投光器62と受光器64とを備えて構
成され、投光器62から投射された光の反射光を受光器
64によって受光することにより、マーク34が付けら
れている部位とそうでない部位とにおける反射光の強さ
の変化に基づいてマーク34の有無を検出する。
ところで、かかるマーク34は、前述したように光を乱
反射させるガラス粉体等の粗粒子を含有させた塗料を付
着したものであるため、投光器62から投射された光が
マーク34に当たると、その光は上記粗粒子によって激
しく乱反射する。この乱反射の程度は、伸線材22の表
面に存在する錆等による乱反射よりも強い。一方、受光
器64は、錆等による乱反射に伴う反射光は殆ど受光し
ないが、マーク34による乱反射に伴う反射光は受光し
得る位置に配置されている。これにより、伸線材22の
表面に存在する錆の有無等に起因して反射光の強さが変
化しても、そのような反射光は受光器64によって受光
されず、それをマーク34の有無による反射光の強さの
変化として誤って検出することが大幅に軽減される。
また、マーク34は伸線材22の表面に一定の間隔を隔
てて断続的に付けられているため、受光器64には、伸
線材22の送り速度に基づく一定の時間間隔で断続的に
マーク34による反射光が入射する。したがって、前記
マーク検出信号SSの信号強度も、第7図に実線で示さ
れているように一定の周期で強弱を繰り返すこととなり
、図において一点鎖線で示されているノイズNのように
、上記錆の有無等に起因する反射光が仮に受光器64に
入射したとしても、それによる信号強度の変化とは区別
される。マーク検出信号SSが供給される選別制御装置
60は、その信号強度が予め定められた一定の周期で変
化する場合にのみ、伸線材22にマーク34が存在する
ものとして以後の信号処理を行うのである。これにより
、上記粗粒子の乱反射による反射光のみを受光すること
と相俟って、マーク34以外のものをマーク34として
誤検出することが一層確実に防止される。本実施例では
、この選別制御装置60と前記マーク検出装置58とに
よって検出装置が構成されている。
一方、投光器62から投射された光は、第8図から明ら
かなように、伸線材22の上半分に照射されるのみであ
るが、検出すべきマーク34は、前述したように伸線材
22の全外周の60%よりも広い範囲に施されているた
め、仮に、第8図に示されているようにマーク34の切
れ目が投光器62側に位置する位相に伸線材22が保持
されている場合であっても、伸線材22の全外周の少な
くとも10%に相当する範囲のマーク34に光が照射さ
れる。このため、かかるマーク34は、マ一り検出装置
58によって確実に検出されることとなり、マーク34
が存在するにも拘らず、そのマーク34が検出されない
恐れはないのである。
因に、かかる伸線材22の外周まわりにおいて長さが異
なる連続したマークを施し、伸線材22の全外周に対し
てマークを施した範囲の割合(%)と、そのマークに投
射した光の反射光を受光してマークを検出した場合の検
出率(%)との関係を調べた結果を第9図に示す。かか
る第9図から明らかなように、伸線材22の全外周の略
50%の範囲にマークを施していても、その検出率は約
85%程度であって、検出精度としては必ずしも充分で
ない。これに対して、全外周の60%以上にマークが施
されている場合には、略100%の検出率でマークが検
出され、高い信頼性が得られることが判る。なお、この
実験では、光を乱反射させる粗粒子が含有されていない
塗料を用いてマークを付け、そのマークの通常の反射光
を受光することによってマークを検出した。
第1図に戻って、前記選別制御装置60にはまた、パル
スジェネレータ66および切断機54からそれぞれパル
ス信号SPおよびタクト信号STが供給されるようにな
っている。パルスジェネレータ66は、前記駆動ローラ
52に対向して設けられた押えローラ68の回転に伴っ
て、その回転量すなわち伸線材22の移動量に対応する
数のパルス信号SPを出力する。また、タクト信号ST
は、切断機54の作動時すなわち伸線材22の移動が停
止している際に出力される。そして、このようなパルス
信号SP、タクト信号STおよび前記マーク検出信号S
Sが供給される選別制御装置60は、それ等の信号を処
理して選別装置70に選別信号SCを出力し、その選別
信号SCに従って選別装置70が駆動されることにより
、前記マーク34が存在する製品素材56は不良品とし
て容器72内に排除され、マーク34が存在しない製品
素材56のみが良品として後工程の製品加工工程へ送ら
れる。
上記選別制御装置60は、先ず、第10図に示されてい
るように、一つのタクト信号STが供給されたのち次の
タクト信号STが供給されるまでの間に供!されたパル
ス信号SPのパルス数p、。
P2.・・をそれぞれカウントして記憶し、それ等の平
均パルス数Pnを、例えば予め定められた所定の回数の
移動子均等によって算出する。次に、この平均パルス数
Pnに対応する伸線材22の移動量、すなわち製品素材
56の実際の切断長βを求め、この切断長lでマーク検
出装置58と切断機54との間の離間距離りを割ること
により、マーク検出装置58によって検出されたマーク
34を有する製品素材56が、マーク検出信号SSが供
給された後に切断機54によって切り出されるまでの切
断回数Nを算出する。そして、本実施例では第1図から
明らかなように、切断機54から2番目に位置する製品
素材56が選別装置70によって選別されるようになっ
ているところから、マーク検出信号SSが供給された後
、上記切断回数Nに1を加えた(N+1)回だけタクト
信号STが供給された時に選別信号SCを出力して選別
装置70を駆動する。
このような選別制御装置60においては、製品素材56
の実際の切断長lに基づいて切断回数Nが算出されてい
るため、切断に伴って伸線材22の切断面に生じるパリ
等に起因して設計上の切断長と実際の切断長βとの間に
差異があっても′、製品素材56の選別を誤る恐れはな
い。また、製品素材56の設計切断長に基づいて、マー
ク検出信号SSが供給されたのち選別信号SCを出力す
るまでの切断回数を作業者が計算し、それを制御装置に
設定する場合に比較して、作業者の負担が軽減されると
ともに設定ミスによる誤った選別が回避される。また、
切断機54によって切断した後、直ちに良品と不良品と
を選別するようになっているため、製品加工後に選別す
る場合に比較して無駄な加工を行わずに済み、加工能率
が向上する)1点がある。なお、本実施例では切断回数
Nを算出して選別信号SCを出力する時期を制御するよ
うになっているが、例えば、前記離間距fiiI Lに
対応する総パルス数を予め算出しておくとともに、マー
ク検出信号SSが供給された後に供給されるパルスft
号sPのパルス数を順次その総パルス数から減算するこ
とにより、選別信号SCを出力する時期を求めるように
するなど、選別信号SCの出力時期の制御に際しては種
々の態様を採用し得る。
以上、中間伸線材10から伸線材22を製造するととも
に庇部48が存在する部位にマーク34を施し、その後
、その伸線材22から製品素材56を切り出すとともに
マーク34を有する製品素材56を選別する一連の加工
工程について詳細に説明したが、本実施例では、庇部4
8に付けられるマーク34が一定の間隔を隔てて符号化
されている。このため、投光器62から投射された光は
、その一連のマーク34によって一定の時間間隔で断続
的に反射され、受光器64から出力されるマーク検出信
号SSが周期的に変化させられる。そして、選別制御装
置60においては、その周期的に変化するマーク検出信
号SSのみをマーク34によるものとして信号処理する
ようになっているため、伸線材22の表面に存在する錆
等に起因してマーク検出信号SSが変化しても、それを
マーり34によるものと誤って検出する恐れがないので
ある。
また、マーク34は光を乱反射させる粗粒子を含有させ
た塗料にて付けられ、受光器64は、錆等の乱反射によ
る反射光は受光しないがマーク34の乱反射による反射
光は受光し得る位置に配置されているため、マーク34
による反射光のみが受光されることとなり、上記マーク
34の符号化と相俟ってマーク34の誤検出が一層効果
的に防止される利点がある。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明し
たが、本発明は他の態様で実施することもできる。
例えば、前記実施例ではマーク34が等間隔で付けられ
るようになっているが、その間隔は必ずしも同じである
必要はない。要するに、底部48が検出された場合に、
等間隔であるか否かに関係なく、予め定められた一定の
間隔を隔てて断続的に一連のマークを付けるようにすれ
ば良いのである。
また、例えば底部48以外の所定の部位にもマークを付
ける場合など、伸線材22の複数種類の所定の部位にマ
ークを施す場合には、間隔が異なる複数種類のマークを
付けることにより、そのマークの種類によって所定の部
位の種類を区別し得るようにすることも可能である。
また、第11図或いは第12図に示されているように、
伸線材22の全外周面にマーク76を付けたり、外周面
の三箇所にマーク78を付けたりするなど種々の態様の
マークを採用できることは勿論、伸線材22の全外周に
対する割合も必ずしも60%以上とする必要はなく、例
えば一つのスプレーガン32のみで伸線材22の外周面
の一部にマークを付けるだけでも差支えない。なお、マ
ークの検出率を高める上で、伸線材22の外周まわりに
おいて、その伸線材22の全外周の40%に相当する連
続した領域を任意に設定した場合に、何れの領域におい
てもマークが存在するように付けることが望ましい。
また、前記実施例では光を乱反射する粗粒子を含有した
塗料が用いられているが、そのような粗粒子を含まない
通常の塗料を用いたり、或いは螢光塗料を用いてマーク
を付け、その塗料から発せられる螢光を受光してマーク
を検出したりするようにすることも可能である。
また、マーク34を検出するマーク検出装置58は、そ
の検出精度を高める上で伸線材22に近接して配置する
ことが望ましいが、ロール24に巻回された伸線材22
の後端部は変形しているため、その伸線材22とマーク
検出装置58とが干渉したり、マーク検出装置58によ
る検出範囲から伸線材22が逸脱したりする恐れがある
。このため、例えば第13図に示されているように、伸
線材22の移動方向における上流側の端部にランバ状の
ガイド80が形成されているとともに、マーク検出装置
58に対応する部分に開口82が形成された筒体84を
設け、マーク投出装置58を伸線材22に近接して配置
することにより、マーク34の検出精度を更に向上させ
ることも可能である。なお、線材の種類や加工条件等に
よっては、マークを検出すべき検出装置を線材に対して
移動するようにしても差支えない。
また、前記実施例では製品素材56の段階で良品と不良
品とを選別するようになっているが、その製品素材56
が製品とされた後に選別するように構成することもでき
る。例えば、第14図に示されているように1.切断機
54によって切り出された製品素材56を、その切断機
54と同期して怖ω1するヘッダ装置86により4段階
でヘッダ加工して製品88を製造し、そのヘッダ装置8
6から払い出された製品88を前記選別装置70によっ
て選別する場合には、マーク検出装置58によってマー
ク34が検出された後、前記タクト信号STが(N+5
)回だけ供給された時に、その選別装置70に選別信号
SCを供給するようにすれば良いのである。なお、選別
信号SCを出力する時期については、製品素材56の設
計切断長に基づいて作業者が手動で設定するようにして
も差支えない。
また、前記実施例では3個の線引きダイス16゜18.
20によって引抜き加工が行われるようになっているが
、1個、2f[ffi、或いは4個以上の線引きダイス
を用いて引抜き加工を行うようにしても良いことは勿論
、引抜き加工によって得られる伸線材22の断面形状は
必ずしも円形である必要はなく、更に、引抜き加工によ
って得られた伸線材22以外の線材にマークを付ける際
にも本発明は同様に通用され得る。
また、前記実施例では表面疵が存在する部位にマーク3
4を付けて、そのマーク34が存在する製品素材56を
排除するようになっているが、マーク34が付けられた
部位を削り取るようにしたり、或いは底辺外の所定の部
位にマーク34を付けたりするなど、本発明は種々の態
様で実施することができる。
その他−々例示はしないが、本発明はその精神を逸脱す
ることなく当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を
加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマーキング方法によりマークを付
ける工程を含む伸線材の一連の加工工程を説明する図で
ある。第2図は第1図においてマーキング装置によりマ
ークを付ける工程を説明する図である。第3図は第1図
のマーキング装置に備えられているスプレーガンの概略
を示す断面図である。第4図は第1図のマーキング装置
によって伸線材に付けられたマークの一例を示す正面図
である。第5図は第1図の引抜き加工工程における引抜
き加工条件とマークの乾燥状態との関係を示す図表であ
る。第6図は第1図においてマーク検出装置によりマー
クを検出する工程を説明する図である。第7図は第1図
のマーク検出装置から出力されるマークキ食出信号の一
例を示すタイムチャートである。第8図は第6図の断面
図である。 第9図は、伸線材の全外周に対するマークの割合と、そ
のマークの検出率との関係を示すグラフである。第10
図は第1図の切断機およびパルスジェネレータから出力
されるタクト信号およびパルス信号の一例を示すタイム
チャートである。第11図および第12図は、それぞれ
第1図のマークを付ける工程において伸線材に付けられ
るマークの別の態様を示す図である。第13図は第1図
のマーク検出装置が配置された部分に伸線材を案内する
筒体が設けられた態様を示す図である。第14図は第1
図の切断装置にヘッダ装置が設けられた態様を説明する
図である。 22:伸線材(線材)  3o:マーキング装置34.
76.78:マーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線材の所定の部位に施されたマークを、該線材と
    検出装置とを相対移動させつつ検出するに際して、該線
    材に前記マークを付けるマーキング方法であって、 前記マークを、予め定められた一定の間隔を隔てて断続
    的に前記線材に付けるようにしたことを特徴とする線材
    のマーキング方法。
  2. (2)前記検出装置は、前記マークに光を投射すること
    により該マークから反射した反射光を受光して該マーク
    を検出するものであり、該マークは、前記投射された光
    を乱反射する粗粒子を含有させた塗料から成るものであ
    る特許請求の範囲第1項に記載の線材のマーキング方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0772207A2 (en) * 1995-11-01 1997-05-07 Takikawa Engineering Co., Ltd. Method and device for marking an elongate material

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0772207A2 (en) * 1995-11-01 1997-05-07 Takikawa Engineering Co., Ltd. Method and device for marking an elongate material
EP0772207A3 (en) * 1995-11-01 1999-04-14 Takikawa Engineering Co., Ltd. Method and device for marking an elongate material

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