JPS6227011A - 逆浸透分離装置 - Google Patents

逆浸透分離装置

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Publication number
JPS6227011A
JPS6227011A JP16395585A JP16395585A JPS6227011A JP S6227011 A JPS6227011 A JP S6227011A JP 16395585 A JP16395585 A JP 16395585A JP 16395585 A JP16395585 A JP 16395585A JP S6227011 A JPS6227011 A JP S6227011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pressure
raw water
reverse osmosis
permeated
Prior art date
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Pending
Application number
JP16395585A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiro Uemura
忠廣 植村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Publication of JPS6227011A publication Critical patent/JPS6227011A/ja
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液状混合物の成分を選択分離するための逆浸
透分離装置に関する。特にかん水を脱塩して淡水化する
こと、染色廃水や、電着塗料廃水の処理、半導体工業な
どでの工業用水の超純水化などに有効な低圧逆浸透分離
装置に関する。
[従来技術] 従来工業的に利用されている半透膜には、酢酸セルロー
ズから作った非対称膜が中心であり、ざらに芳香族ポリ
アミドを素材とする中空糸膜も一部に用いられている。
これらの半透膜は海水淡水化、あるいはカン水淡水化を
目的として、膜構造、膜形態の設計がなされ、通常海水
の淡水化の場合には50kq/−以上、カン水の淡水化
の場合には25kq/cnf以上の圧力を原水にかけて
脱塩を行ってきた。この理由は、海水のもつ浸透圧が約
25に+3/cl(あることを考えるとわかるように、
ある程度の造水量を得ようとすると、有効圧、Vなわち
(原水圧カー浸透圧)′b’125kq10#以上(以
下高圧操作という)ないと経演的でないことによる。
一方最近の複合膜化技術の進歩により、有効圧が前記圧
力の半分、すなわち原水圧力として10〜20ks/r
il(以下低圧操作という)でも酢酸セルロース非対称
膜や、芳香族ポリアミド中空糸膜の高圧操作での造水量
をしのぐ膜が出現してきた。
このためざらに低圧、すなわち5〜10kq/+orf
の圧力(以下超低圧という)でも、従来の酢酸廿ルロー
ス等の膜で必って中圧で示す性能のものが出現してきて
いる。このような例はたとえば特願昭59−38788
号に示されている。しかしこれらの技術はいまだ装置の
簡略化に問題があったり、装置の運転コストが高いとい
う問題があった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は特に超低圧、低圧領域の逆浸透法による膜分離
を目的として鋭意検討した結果、逆浸透分離装置に特別
の配慮をすることにより、装置の簡略化ができ、装置の
運転コストが安価にできるとともに、安定した処理が可
能となる技術を提供する。
「問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は下記の構成からなる
「原水送水管、濃縮水流路管、透過水流路管および複数
個の逆浸透エレメントを一体化して圧力容器に装着して
なる逆浸透分離装置において、前記複数個の逆浸透ニレ
メン1〜が実質的に垂直方向に配列され、原水送水管が
実質的に最上部に連結され、かつ濃縮水流路管、および
透過水流路管が実質的に再下部に連結されてなることを
特徴とする逆浸透分離装置。」 本発明において最も特徴的なことは、複数個の逆浸透エ
レメントを実質的に垂直方向に配列させる点におる。こ
こで「実質的に垂直方向」とは、水平面に対する実質的
な垂直方向(鉛直方向)をいい、水の落差が得られる程
度であればいかなる方向でもよい。より具体的には、水
平面に耐して90°を中心にして、これを基準に45°
程度傾けることは差しつかえない。また垂直方向の高さ
は任意のものとすることができる。例えば垂直方向に5
mの高さをとれば逆浸透エレメントの最下部には水圧の
みで0.5kq10+fの圧力が加えられ、10mの高
さをとれば逆浸透エレメントの最下部には1.0ki1
0tfの圧力が加えられる。
かかる本発明の装置の一例を第1図に示す。
原水(被処理液)は、該原水の有する浸透圧以上の圧力
に加圧され、原水送水管1を通して圧力容器2内に導入
され、膜エレメント3に供給される。この膜ニレメン1
へ3により、原水の一部は膜を通過し、透過水として透
過水流路管4よりとり出される。また透過水として膜を
通過しなかった原水の一部は、濃縮水として濃縮水路管
5よりとり出される。
浸透圧は原水の溶解する成分の′a度に比例して増jD
するため、上流より下流になるにしたがって大きな値と
なる。そして一般に浸透圧は下記式で示される。
(ただしπは浸透圧、■は被処理液の量、niはi成分
のモル濃度、Rは気体定数、Tは絶対温度を示す。) ところで逆浸透膜にあける透過水量は、原水圧力と、浸
透圧の差に比例するため、下流の膜ニレメンi〜はど透
過水量は低下する。
また一般に、膜ニレメン1〜原水を導入し、濃縮水を流
出させると、流れのための圧力損失が生じ、このため下
流のエレメントはど、原水圧力が低下する。このことも
下流側はど透過水量が低下する一因で必る。
しかし本発明によれば、複数個の逆浸透膜エレメントは
実質的に垂直方向に配列されているので、下流側はど水
圧は高くなる。したがって下流側の原水圧力を低下させ
ずに逆浸透処理が可能のため、透過水量の低下を抑制す
ることができる。重力の利用により下流に静水圧が働き
、原水圧力が高められるからである。
さらに透過水を再下部から流出させることにより、一種
のザイホン効果が動き、膜の透過側に負圧を生じさせ、
ざらに透過水量を増加することができる。
本発明の装置の構成は、膜エレメントとしてスパイラル
型、チューブラ−型、中空糸型など公知のいずれのタイ
プのものも使用できる。待に圧■と透過性能のバランス
からスパイラル型が好ましい。
また膜は能の向上に伴ない、高圧操作から低圧、超低圧
と原水圧力が低下可能となっているが、特に超低圧タイ
プのものに有効である。この理由は、超低圧タイプでは
水の落差分の水圧の影響を大きく受は易いからである。
圧力と透過水量の理論的関係式を下記に示す。
F−(Pl−π+P2)×C (ただしFは透過水量(Tr13/Tr12・日)、P
は原水圧力(kす/−)、πは浸透圧(kす10#)、
P2は透過水の負圧(ki/イ)、Cは膜エレメントの
透過係数(Tri!/m2・日−atm)を示す。)こ
の式において、P2は高々1気圧であり、透過水の央き
出しをざらに効果的にするためポンプによる吸引も有効
である。
以下実施例により詳細に説明する。実施例中atmはk
q/−を示す。
[実施例] 第1図に示す本発明の装置を用いて実験を行った。比較
として従来法の水平方向にエレメントを配列したものを
用いて実験した。逆浸透膜は理論的に脱塩率100%、
透過係数C(m’/m2・日・atm ) 、原水とし
て食塩500pDm(浸透圧0.4.atm >とした
ものを用いた。膜エレメントはスパイラルタイプのもの
を用い、一本当り1mのものを3本心列に配列した。ま
た各エレメントの圧損を0.1atmとし、原水圧力を
5atm、回収率を80%とした。
以上の条件による結果を第1表に示す。
第1表 以上の結果かられかるとあり、本発明による装置では、
従来法に比べて約7%の造水量の上昇が可能となった。
[発明の効果] 本発明によれば、複数個の逆浸透膜エレメントは実質的
に垂直方向に配列されているので、下流側はど水圧は高
くなる。したがって下流側の原水圧力を低下させずに逆
浸透処理が可能のため、透過水量の低下を抑制すること
ができる。重力の利用により下流に静水圧が動き、原水
圧力が高められるからである。このことから膜エレメン
トの全面を有効に利用することができ、結果として造水
けを上昇させることができる。
さらに透過水を再下部から流出させることにより、一種
のサイホン効果が働き、膜の透過側に負圧を生じさせ、
さらに透過水量を増り口することができる。
また本発明によれば、低圧、超低圧膜はど効果を顕著に
発揮できる。水の落差分の影響が相対的に大きいからで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一例でおる。 1;原水送水管   2;圧力容器 3;膜エレメント  4;透過水流路管5:濃縮水路管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原水送水管、濃縮水流路管、透過水流路管および
    複数個の逆浸透エレメントを一体化して圧力容器に装着
    してなる逆浸透分離装置において、前記複数個の逆浸透
    エレメントが実質的に垂直方向に配列され、原水送水管
    が実質的に最上部に連結され、かつ濃縮水流路管、およ
    び透過水流路管が実質的に再下部に連結されてなること
    を特徴とする逆浸透分離装置。
JP16395585A 1985-07-26 1985-07-26 逆浸透分離装置 Pending JPS6227011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16395585A JPS6227011A (ja) 1985-07-26 1985-07-26 逆浸透分離装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16395585A JPS6227011A (ja) 1985-07-26 1985-07-26 逆浸透分離装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6227011A true JPS6227011A (ja) 1987-02-05

Family

ID=15783996

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16395585A Pending JPS6227011A (ja) 1985-07-26 1985-07-26 逆浸透分離装置

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JP (1) JPS6227011A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04150923A (ja) * 1990-10-12 1992-05-25 Kawasaki Heavy Ind Ltd 低圧用逆浸透膜による高濃度溶液の濃縮方法及び装置
JP2016083641A (ja) * 2014-10-29 2016-05-19 株式会社日立製作所 逆浸透処理装置および逆浸透膜の洗浄方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04150923A (ja) * 1990-10-12 1992-05-25 Kawasaki Heavy Ind Ltd 低圧用逆浸透膜による高濃度溶液の濃縮方法及び装置
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