JPS62267811A - 湯水混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 混合湯の供給、停止を制御する湯水混合装置に関するも
のである。

従来の技術 従来この種の湯水混合装置に関連した装置として、第３
図に示すようなものがあった。（例えば実公昭６１−２
４３８号公報） 給水路１から供給される水は、電磁弁２を経て給水対象
に供給される。給水路１の途中には、水流量を検出して
その水流量に対応した流量信号を出力する流量検知手段
ａが設けられている。設定器４で得たい流量積算値を設
定し給水を開始すると、流量検知手段３で検出された流
量が制御器５で積算され、設定器４で設定した流量積算
値に到達した時点で、電磁弁２を閉成し所定量の水を浴
槽に張るものである。

発明が解決しようどする問題点 しかしながら上記のような構成では、水圧の低い地域で
は問題とならなくても水圧の高い地域において、流量積
算値に到達した時点で電磁弁２がし、ひどい場合は給水
路１や電磁弁２自身や流量検知手段、３が損傷す予問題
点を有していた。このウォータハンマを防止するため、
級動作の電磁弁やモータで駆動する電動弁を使用するこ
とも容易に考えられるが、そうすると今度は動作時間が
かがシ使い勝手が悪くなることが予想された。

本発明はこのような従来の問題点を解消するものであり
、使い勝手を損うことなくウォータハンマを防止した流
量制御弁を備えた湯水混合装置を提供゛することを目的
とする。

問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために本発明の湯水混合装置は
、湯と水の混合比率を調節する湯水混合弁と、混合湯の
供給、停止を制御する流量制御弁と、この流量制御弁を
駆動する電気的駆動手段と。

混合湯の供給開始、停止を設定する給湯設定器と、この
給湯設定器の設定に従って流量制御弁を、混合湯の供給
開始時よりも停止時に緩慢に制御する制御器とを備えて
構成するものである。

作　　　用 本発明は上記した構成によって、混合弁で適温の混合湯
を供給するとともに、給湯設定器で混合湯の供給開始を
設定した時は、速く流量制御弁を開成して混合湯を素早
く供給開始し、供給停止を設定した時は緩慢に流量制御
弁を閉成しウォータハンマの発生を防止するものである
。

実施例 以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する。

第１図は本発明の第１の実施例を示すものであるが、湯
流路６と水流路７を経て供給される湯と水は、弁框体８
に入り、圧力バランス弁９で湯と水の圧力が均圧化され
る。均圧化された湯と水は次に湯水混合弁１０に入る。

湯水混合弁１０は、湯側弁体１１と水側弁体１２が軸１
３にて左右に動かされ、弁座１４，１５との間隙を反比
例的に調節して混合比を調節する。軸１３は外部に設け
た混合弁モータ１６により、減速歯車１７と直線運動変
換機構１８を介して駆動される。混合した智と水の温度
はサーミスタ１９で検出され、混合流量は流量センサ２
０で検出される。そして混合湯は流量制御弁２１により
、供給、停止及び流量の調節が行なわれるっ流量制御弁
２１は弁座２２、弁体２Ｇ、軸２４から構成されておシ
、軸２４が外部に設けた電気的駆動手段である流量制御
弁モータ２５により、減速歯車２６と直線運動変換機構
２７を介して駆動される。流量制御をされた混合湯は、
混合湯流路２８を通って給湯口２９がら給湯対象に供給
される。給湯口２９の近傍には、混合湯の供給開始、停
止を設定するとともに、混合湯温、混合流量、混合流量
の積算値を設定し、またこれらの現在値を表示する設定
器３ｏが設けられている。スイッチ３１は混合湯の供給
開始を設定するとともに、予め記憶している混合湯温と
流量で給湯を行ない、予め記憶している積算流量値に到
達したら給湯を自動的に停止するスイッチである。混合
湯の流量は、スイッチ３１の記憶値以外にスイッチ３２
でレベルが選択できる。また３３は混合湯の供給を停止
させるスイッチである。

混合湯温はスイッチ３４で前述のスイッチ３１の記憶（
１ｆｉ以外に下降させたり、スイッチ３５で上昇させた
りすることが可能である。３６は表示部である。設定器
１Ｒと、サーミスタ１９と、流量センサ２０の信号は、
制御器３７に伝えられ、制御器３７は混合弁モータ１６
と、流量制御弁モータ２５と、設定器ａＯの表示部３６
を制御する。

上記した構成により、設定器３０のスイッチ３１を押し
て混合湯の供給を指示すると、まず流量制御弁！髪が流
量制御弁モータ２５により開成され、流動が開始される
。弁框体８内に入った湯と水は、圧力バランス弁９にて
圧力が均一にされ、混合弁１Ｂで混合される。混合湯温
はサーミスタ１９で検出され、制御器３７で設定器３０
のスイッチ３１の記憶値と比較され、両者の温度偏差を
なくすように混合弁モータ１６で混合弁１０が調節され
る。混合湯の流量は流量センサ２ｏで検出され、制御器
３７で設定器３ｏのスイッチａ１の記ｔα値と比較され
５両者の流量偏差をなくすように、流量制御弁モータ２
５で流量制御弁２１が調節される。温度と流量を調皿さ
れた混合湯は、混合湯流路２８を経て給湯口２９から供
給される。

設定器３０のスイッチ３３を押すと流量制御弁２１は閉
成され、混合湯の供給は停止される。この停止時におい
て、制御器３７が流量制御弁モータ２５を介して流量制
御弁２１を閉成する時間は。

開成時よりも緩慢に設定され、ウォータハンマの起こら
ない速度で流量制御弁２１が閉成される。

例えば、混合湯の供給開始時には、スイッチ３１を押し
てからなるべく早く混合湯を供給できるように１〜２秒
で流量制御弁２１を開成し、停止時には、スイッチ３３
を押してから４〜５秒かけて流路を閉成するように設定
されている。モして閉成時には、閉成時間を短縮してな
おかつウォータハンマを防止するために、使用流量から
少流量（例えば１２ｅ／ｍｉｎ　から１ｇ／ｍ１ｎ）ま
では開成時と同等の速度で流量制御弁２１を閉成し。

ウォータハンマの発生する少流量から停止までは時間を
かけゆっくりと閉成し、これを防止している。

このため便月首は、スイッチ３１を押すと即座に混合湯
の供給が開始でき、スイッチ３３を押すと自動的にしか
もウォータハンマが起こらない範囲で速く、混合湯の供
給を停止することができる。

積算流量値に達し几ら給湯を停止する動作もこれと同様
である。またスイッチ３５で混合湯温を上昇させて使用
していた場合、例えば浴槽にさし湯して温度を上げるた
め８０°Ｃで給湯を行なった場合に、停止時に混合湯流
路２８に熱湯が残り、再使用時温度を下げて使用しても
残留湯が一時的に出て来て危険である。このためこの対
策として。

熱湯使用後に供給を停止する場合は、流量制御弁２１の
閉成される間に自動的に混合弁１０で混合湯温を下げ、
混合湯流路２８に残る湯を危険のない温度に戻す制御が
行なわれる。また通常の供給停止時において′も、設定
器３０で設定された混合湯温を維持する制御は勿論行な
われる。このため混合湯流路２８に設定器３ｏで設定さ
れた適温が残り、湯水混合弁１０が手動式の時によく起
こる。

湯と水の圧力アンバランスにより流量制御弁２１の閉成
時に湯と水の混合比率が崩れ、混合湯流路２８に熱湯学
水が残る現象が起こらない。

この実施例の効果としては、湯水混合弁１０は電気的に
制御される方式としたため、操作が容易で表示も簡単に
でき、複雑な制御に対応できる点と、湯水混合弁１０は
、設定器３０のスイッチ３３の操作に連動して、熱湯出
湯時には、予め設定した危険のない温度にまで混合湯温
を戻して停止を行なうため、再供給水時の残留湯による
危険が防止できる点である。

第２図は本発明の第２の実施例を示すものである。

湯水混合弁１０と流量制御弁２１はこの場合前ねられ、
混合比の調節と流量の調節、止水を行なう湯側弁３８と
水側弁３９を、湯側モータ４０と水側モータ４１が、い
ずれも減速歯車４２と直線運動変換機構４３を介して駆
動するものである。

主要部の基本的な動作については第１の実施例と同一で
あるので、詳しい説明は割愛する。

発明の効果 以上運べたように本発明の湯水混合装置によれば１次の
ような効果が得られる。

（１）ウォータハンマの起こる流量制御弁の閉成時に、
緩慢に閉成力ｉされる念め、混合湯の供給停止時におけ
るウォータハンマの発生が防止できる。

（２）混合湯の供給開始時は、閉成時よりも速く開成が
行なわれるため、使用者は即座に混合湯の供給を受ける
ことが可能であるとともに、供給停止時は設定器の操作
で自動的に緩慢に閉成が行なわれるため、すぐにその場
を離れてもよく、操作性と利便性にすぐれる。

（３）湯水温合弁で自動的に混合湯温の調節ができ　−
るため、給湯の停止時に混合湯流路に熱湯や冷水が残る
ことがなく、危険が防げる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における湯水混合装置の
一部切欠断面図、第２図は同第２の実施例の一部切欠断
面図、第３図は従来の給水装置を示す構成図である。 １０・・・・・・湯水混合弁、２１・・・・・・流量制
御弁、２５・・・・・・流量制御弁モータ（電気的協動
手段）、３０・・・・・・設定器（給湯設定器）、３７
・・・・・・制御器。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）湯と水の混合比率を自動調節する湯水混合弁と、
   混合湯の供給、停止を制御する流量制御弁と、この流量
   制御弁を駆動する電気的駆動手段と、混合湯の供給開始
   、停止を設定する給湯設定器と、この給湯設定器の設定
   に従って前記電気的駆動手段を介して前記流量制御弁を
   混合湯の供給開始時よりも停止時に緩慢に制御する制御
   器とを備えた湯水混合装置。
2. （２）湯水混合弁は電気的に制御する特許請求の範囲第
   １項記載の湯水混合装置。
3. （３）湯水混合弁は、給湯設定器の停止信号に連動して
   混合湯温を予め設定した温度に変更する特許請求の範囲
   第２項記載の湯水混合装置。