JPS62267746A - スクリ−ン印刷用感光フイルムの製造方法 - Google Patents
スクリ−ン印刷用感光フイルムの製造方法Info
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- JPS62267746A JPS62267746A JP11169586A JP11169586A JPS62267746A JP S62267746 A JPS62267746 A JP S62267746A JP 11169586 A JP11169586 A JP 11169586A JP 11169586 A JP11169586 A JP 11169586A JP S62267746 A JPS62267746 A JP S62267746A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/12—Production of screen printing forms or similar printing forms, e.g. stencils
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野]
本発明はスクリーン印刷用感光フィルムの製造方法に関
する。さらに詳しくは、孔版スクリーン印刷などに用い
るスクリーン版を光化学的方法で製版するばあいに用い
られるスクリーン印刷用感光フィルムの製造方法に関す
る。 ゛
する。さらに詳しくは、孔版スクリーン印刷などに用い
るスクリーン版を光化学的方法で製版するばあいに用い
られるスクリーン印刷用感光フィルムの製造方法に関す
る。 ゛
従来、スクリーン印刷用感光フィルムは、木製あるいは
金属製の型枠にポリエステル系の繊維、絹糸などで作ら
れたスクリーン紗を張った状態で貼付け、このスクリー
ン紗上に感光液を刷毛またはヘラなどにより均一に塗布
し、その後これを乾燥してスクリーン紗上に均一な感光
剤塗膜を形成せしめることにより製造されている。この
感光フィルムを用いて製版するばあい、かかる版は感光
フィルム上にトレーシングペーパーなどの透光性のフィ
ルムに子猫法、写真法などで図柄などが描かれた原稿を
密着させ、これに平板露光器を用いて光をあてることに
より前記感光剤の塗膜を感光させ、その後、これを水洗
いして感光されていない感光剤部分を溶解除去して現像
し、ついでこれを乾燥することによってえられる。 上記のようにしてえられた版を用いて被印刷物にスクリ
ーン印刷を施すばあい、前記版を゛たとえばTシャツな
どの被印刷物に密着させ、版の被印刷物と反対側の面か
ら版面上に所望の色のカラーペーストを塗り付け、カラ
ーペーストをスクリーン紗を通して被印刷物上に付着さ
せることにより行なわれる。 したがって前記方法によってスクリーン印刷するばあい
には図柄の大きさに合わせて各図柄ごとに型枠を作る必
要がある。 さらに従来のスクリーン印刷用感光フィルムを製造する
別の方法としては、第2図に示されるようにたとえばポ
リエステルフィルムなどのプラスチックフィルムからな
る所定の大きさの支持材(211をその表面が平になる
ように支持台上に保持し、この支持材(211上にこれ
に密着させてスクリーン紗のをのせ、さらにスクリーン
紗の上に感光剤をコーティングナイフなどにより均一に
かつ所望の膜厚となるようにコーティングして感光剤の
塗膜のを形成し、その後、支持材(211をスクリーン
紗のから引き離してスクリーン印刷用感光フィルムQ4
をうる方法がある。この感光フィルムQ4を実際に使用
するばあいには、感光フィルムQ4を適宜な大きさに寸
断して使用される。 【発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記のような従来のスクリーン印刷用感
光フィルムの製造するばあいには、前記型枠を使用する
方法では、図柄が異なるごとにそれに合わせて金属製な
どの型枠を作製する必要があるため、これに要する費用
が高価であり、また版上に手によって感光液を塗る必要
があるため、版上に所望の厚さのかつ均一な感光剤の塗
膜を形成するのに技術的困難性が伴い、さらには使用さ
れる平板露光器が高価であるなどの問題がある。 また支持材を使用する前記別の方法では、スクリーン紗
をのせるプラスチックフィルムなどを使用する必要があ
るため、とくに感光フィルムを大量生産するばあいには
、多量のプラスチ、クフィルムなどの廃品が生じ材料費
が高くなるという問題がある。 さらには従来の方法では感光フィルムをバッチ式で製造
する必要があるので感光フィルムの量産によるコストの
低下をはかりにくいという問題がある。 本発明は上記のような従来のスクリーン印刷用感光フィ
ルムの製造方法の問題点を解決するために鋭意研究を重
ねた結果、金属性などの型枠やプラスチックフィルムな
どの支持材を使用する必要がなく、しかもスクリーン紗
上に所望膜厚のかつ均一な感光剤の塗膜を容易かつ廉価
に製造でき、さらに連続的に感光フィルムを製造しうる
とともにスクリーン印刷を簡易かつ廉価に行なうことが
できる全く新しいスクリーン印刷用感光フィルムの製造
方法を見出し、本発明を完成するに至った。 c問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は連続したスクリーン紗を感光液に浸
漬したのち引き上げることにより前記スクリーン紗の表
面上に感光液の塗膜を形成する工程、塗膜が形成された
スクリーン紗を塗膜調整ロール面上に接触させて通過さ
せることにより前記塗膜の膜厚を均一かつ所望の値の値
に調整する工程および前記回転ロール面上を通過したス
クリーン紗上の感光液が感光されないように乾燥する工
程からなるスクリーン印刷用感光フィルムの製造方法に
関する。 [実施例] つぎに本発明を実施態様に基づいて詳細に説明するが、
本発明はかかる実施態様のみに限定されるものではない
。 第1図は本発明の一実施態様を示すスクリーン印刷用感
光フィルムの製造方法の概略構成図である。図において
(1)はたとえばテトロン、ナイロン、絹などの糸、ま
たはステンレスなどの金属線条材を平織りしたスクリー
ン紗であり、このスクリーン紗(1)はその目の開きが
30〜300メツシニ、なかんづ<50〜200メツシ
ユ、厚さは0.O1〜0゜1mm、幅500〜2000
龍のものが使用される。スクリーン紗(1)は矢印Aの
方向に送られ、外径寸法lO〜50m5の回転ロール(
2)の表面上これに接触して通過し、ついで該回転ロー
ル(2によって回転ロール(2)から適宜の距離にある
感光液浸漬槽(3)に向って送られる。感光液浸漬槽(
3)内には感光液(4)が充満されている。ここで感光
液(4)はジアゾ乳剤、ジアゾ樹脂、ポリビニルアルコ
ール系水溶性感光性樹脂、特公昭5B−40814号公
報に記載されたスクリーン印刷版感光樹脂組成物など光
硬化性感光剤の水溶液であり、該感光液(4)の濃度は
その光硬化性感光剤の種類によって異なるが、10〜5
0%程度となるように調製されおり、かかる感光液(4
)の粘度は20℃において2000〜4500cPであ
るのが好ましい。 これは該粘度が2000cPよりも小さくなりすぎると
スクリーン紗上で感光液(4)がはじき、また粘度が4
500cPよりも大きくなりすぎると感光液膜の厚さが
大きくなりすぎ、膜厚調整が困難となるので、上記範囲
内であるのが好ましい。さらに感光液浸漬槽(3)内の
感光液(4)の表面下50〜100mmの深さの位置に
は外径寸法10〜50mの回転ロール(5)が設けられ
ている。そして回転ロール(2)を経て送られてきたス
クリーン紗(1)は感光液浸漬1(3)内の感光液(4
)内に浸漬せられ、回転ロール(5)の下表面上をこれ
に接触させて通過し回転ロール(5)にほぼ180”曲
げられ上方に向って移動するようになっている。 上記のようにして前記感光液浸漬槽(3)、感光液(4
)および回転ロール(5)により第1の工程が構成され
ている。 つぎに回転ロール(2)の上方で感光液浸漬層(3)の
真上の適宜の位置、すなわち感光液(4)の表面から1
.5〜5m上方には塗膜調整回転ロール(6)が設けら
れており、スクリーン紗(1)はその両面に感光液(4
)を付着したまま塗膜調整回転ロール(6)の右上表面
上をこれと接触して通過し、塗膜調整回転ロール(6)
により適宜の角度に曲げられるようになっている。そし
て塗膜調整回転ロール(6)とスクリーン紗(1)の左
表面上に付着した感光液膜との接触によりこの感光液膜
の厚さが均一化されかつ所望の値に調整されるようにな
っている。 また前記回転ロール(6)のほぼ真上の適宜の位置には
塗膜調整回転ロール(7)が設けられており、塗膜調整
回転ロール(6)の上表面を通過したスクリーン紗(1
)は塗膜調整回転ロール(7)の表面上を通過し塗膜調
整回転ロール(7)により乾燥機(8)へ向ってほぼ水
平となるように曲げられるようになっている。そして回
転ロール(7)をスクリーン紗(1)の表面上に付着し
た感光液膜との接触により該感光液膜の厚さが均一化さ
れかつ所望の値に調整されるようになっている。 上記のようにして塗膜調整回転ロール(6)および塗膜
調整回転ロール(7)により第2の工程が構成されてい
る。 つぎに塗膜調整回転ロール(7)の適宜の位置にはその
横断面がほぼ長方形の形状で高さ100〜200關、幅
600〜2000 mmの寸法のたとえば熱風乾燥機な
どの乾燥機(8)が設けられており、塗膜調整回転ロー
ル(7)上を通過したスクリーン紗(1)はその表面上
に所望のかつ均一な膜厚を形成された状態で乾燥機(8
)内をほぼ水平に通過するようになており、ここで感光
液膜が乾燥され感光剤層が形成される。該乾燥機(8)
のパスラインの長さは5〜7mであるのが好ましい。上
記のようにして第3の工程が構成されている。 つぎに前記乾燥機(8)の適宜の距離の位置には引上げ
速度調節装置(9)が設けられており、引上げ速度調節
装置(9)は下側の回転ロール(9a)と上側の回転ロ
ール(9b)とからなっている。そしてこれらの回転ロ
ール(9a)、および(9b)はスクリーン紗(1)の
上側の感光剤層がその上面を回転ロール(9b)の下端
面と接触しスクリーン紗(1)の下側の感光剤層が回転
ロール(9a)の上端面と接触するように間隙があげら
れ、この間隙を感光剤層が設けられたスクリーン紗が通
過するようになっている。そして回転ロール(9a)は
、たとえば適宜の位置に置かれたモータ(財)などの駆
動軸とベルト(10a)で連結され、モータ(財)によ
り回転ロール(9a)が回転駆動されるようになってい
て、回転ロール(9a)が図示の矢印B方向に回転する
ことによって感光剤層を有したスクリーン紗(1)が回
転ロール(9a)、(9b)の表面上をスリップするこ
となく送り出されるようになっている。 そして引上げ速度調節装置(9)により送り出された感
光剤層が設けられたスクリーン紗(1)は自重により回
転ロール(9a)の右上表面に接触しながら下方に移動
し、たとえば振り落し装置01)や巻取り装置02)に
よって、収納されるようになっている。 以上のように構成されたスクリーン印刷用感光フィルム
製造装置においては、スクリーン紗(1)は第1の工程
を通過することによってスクリーン紗の両面に感光液(
4)が付着されつぎに第2の工程を通過することによっ
て、すなわち塗膜調整回転ロール(6)および塗膜調整
回転ロール(7)により各々のスクリーン紗の左面上お
よび右面上に形成された感光液の膜厚が均一かつ所属の
値に調整され、さらに第3の工程を通過することにより
感光液膜中の水分が蒸発し、感光液膜が乾燥・されてス
クリーン紗(4)の表面上に均一かつ所望の感光剤の塗
膜が形成されるのである。 このばあいにおける乾燥条件は40〜70℃で6〜lO
分間である。 そしてつぎに乾燥された感光剤塗膜が形成されたスクリ
ーン紗(1)は引上げ速度調節装置を経て振り落し装置
01)または巻き取り装置02)によってスクリーン印
刷用感光フィルムの製品として収納されるのである。 そして装置全体において、スクリーン紗(1)の移動は
モータ(至)によって駆動される引上げ速度調節装置(
9)の回転ロール(9a)によって行なわれ、この回転
ロール(9a)の回転速度を変速機などによって変える
ことによりスクリーン紗(1)の移動即ち感光液浸漬槽
(1)の引上げ速度が変えられるのである。そしてこの
引上げ速度は塗膜調整回転ロール(6)と感光液浸漬槽
(3)の感光液(4)の液面との距離によって決まる。 すなわち感光液(4)中から引上げられたスクリーン紗
(1)が塗膜調整回転ロールに達するまでの時間は、ス
クリーン紗(1)に付着された感光液(4)の厚さが回
転ロール(6)に達する前に感光液(4)の自重および
感光液(4)とスクリーン紗(1)のぬれとの関係で決
定される。 すなわち、塗膜調整回転ロール(6)、および(7)に
より厚さが調整されるが、かかる効果をさらに向上させ
るためには、塗膜調整回転ロール(6)と感光液浸漬槽
(3)内の感光液面との間の距離が大きいばあいにはス
クリーン紗(1)の引上げ速度を速くし、反対に前記距
離が小さいばあいは前記引上げ速度を遅くする。かかる
塗膜調整回転ロール(6)と前記感光液面との間の距離
は製造装置のスペースを考慮して1.5〜51が好まし
く、さらには前述の感光液膜の均一化の時間および製造
上の採算性をも考慮すると前記引上げ速度は1〜3量1
分が好ましい。しかしながら本発明はこれらの値に限定
されるものではない。 また本実施例では第2の工程において2つの塗III調
整回転ロール(6)、(7)を設けたが、それは1つの
みの塗膜調整回転ロールだけではこの塗膜調整回転ロー
ルに接触しないスクリーン紗(1)の感光液塗膜が不均
一になるのでこれを防ぐために設けられているのである
。 また感光液(4)のスクリーン紗(1)への付着量は塗
膜調整ロール(6)、(7)のみでなく感光液(4)の
粘度、濃度およびスクリーン紗(1)の引上げ速度によ
って調整されうる。 なお、本実施例の製造装置においては、感光液および感
光剤が光にあたって感光されないよう適宜の方法により
遮光されることはもちろんである。 [効 果] 上記のように本発明によれば連続しているスクリーン紗
を感光液に浸漬して引き上げることによりスクリーン紗
上に感光液の塗膜を形成し、さらに塗膜調整ロール面上
を通過させて感光液塗膜の膜厚を均一かつ所望の値に調
整し、さらに前記感光液塗膜が感光されずに乾燥するこ
とができるのでスクリーン印刷用感光フィルムを連続的
に製造でき、バッチ式生産のばあいに必要とされる金属
製型枠などやプラスチックフィルムなどの支持材を使用
する必要がなく、スクリーン紗上に所望のかつ均一な感
光剤塗膜を容易にかつ廉価に形成することができるとい
う効果を奏する。 またさらには本発明の製造方法によって製造された感光
フィルムは連続的にスクリーン印刷ができるという効果
を奏する。
金属製の型枠にポリエステル系の繊維、絹糸などで作ら
れたスクリーン紗を張った状態で貼付け、このスクリー
ン紗上に感光液を刷毛またはヘラなどにより均一に塗布
し、その後これを乾燥してスクリーン紗上に均一な感光
剤塗膜を形成せしめることにより製造されている。この
感光フィルムを用いて製版するばあい、かかる版は感光
フィルム上にトレーシングペーパーなどの透光性のフィ
ルムに子猫法、写真法などで図柄などが描かれた原稿を
密着させ、これに平板露光器を用いて光をあてることに
より前記感光剤の塗膜を感光させ、その後、これを水洗
いして感光されていない感光剤部分を溶解除去して現像
し、ついでこれを乾燥することによってえられる。 上記のようにしてえられた版を用いて被印刷物にスクリ
ーン印刷を施すばあい、前記版を゛たとえばTシャツな
どの被印刷物に密着させ、版の被印刷物と反対側の面か
ら版面上に所望の色のカラーペーストを塗り付け、カラ
ーペーストをスクリーン紗を通して被印刷物上に付着さ
せることにより行なわれる。 したがって前記方法によってスクリーン印刷するばあい
には図柄の大きさに合わせて各図柄ごとに型枠を作る必
要がある。 さらに従来のスクリーン印刷用感光フィルムを製造する
別の方法としては、第2図に示されるようにたとえばポ
リエステルフィルムなどのプラスチックフィルムからな
る所定の大きさの支持材(211をその表面が平になる
ように支持台上に保持し、この支持材(211上にこれ
に密着させてスクリーン紗のをのせ、さらにスクリーン
紗の上に感光剤をコーティングナイフなどにより均一に
かつ所望の膜厚となるようにコーティングして感光剤の
塗膜のを形成し、その後、支持材(211をスクリーン
紗のから引き離してスクリーン印刷用感光フィルムQ4
をうる方法がある。この感光フィルムQ4を実際に使用
するばあいには、感光フィルムQ4を適宜な大きさに寸
断して使用される。 【発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記のような従来のスクリーン印刷用感
光フィルムの製造するばあいには、前記型枠を使用する
方法では、図柄が異なるごとにそれに合わせて金属製な
どの型枠を作製する必要があるため、これに要する費用
が高価であり、また版上に手によって感光液を塗る必要
があるため、版上に所望の厚さのかつ均一な感光剤の塗
膜を形成するのに技術的困難性が伴い、さらには使用さ
れる平板露光器が高価であるなどの問題がある。 また支持材を使用する前記別の方法では、スクリーン紗
をのせるプラスチックフィルムなどを使用する必要があ
るため、とくに感光フィルムを大量生産するばあいには
、多量のプラスチ、クフィルムなどの廃品が生じ材料費
が高くなるという問題がある。 さらには従来の方法では感光フィルムをバッチ式で製造
する必要があるので感光フィルムの量産によるコストの
低下をはかりにくいという問題がある。 本発明は上記のような従来のスクリーン印刷用感光フィ
ルムの製造方法の問題点を解決するために鋭意研究を重
ねた結果、金属性などの型枠やプラスチックフィルムな
どの支持材を使用する必要がなく、しかもスクリーン紗
上に所望膜厚のかつ均一な感光剤の塗膜を容易かつ廉価
に製造でき、さらに連続的に感光フィルムを製造しうる
とともにスクリーン印刷を簡易かつ廉価に行なうことが
できる全く新しいスクリーン印刷用感光フィルムの製造
方法を見出し、本発明を完成するに至った。 c問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は連続したスクリーン紗を感光液に浸
漬したのち引き上げることにより前記スクリーン紗の表
面上に感光液の塗膜を形成する工程、塗膜が形成された
スクリーン紗を塗膜調整ロール面上に接触させて通過さ
せることにより前記塗膜の膜厚を均一かつ所望の値の値
に調整する工程および前記回転ロール面上を通過したス
クリーン紗上の感光液が感光されないように乾燥する工
程からなるスクリーン印刷用感光フィルムの製造方法に
関する。 [実施例] つぎに本発明を実施態様に基づいて詳細に説明するが、
本発明はかかる実施態様のみに限定されるものではない
。 第1図は本発明の一実施態様を示すスクリーン印刷用感
光フィルムの製造方法の概略構成図である。図において
(1)はたとえばテトロン、ナイロン、絹などの糸、ま
たはステンレスなどの金属線条材を平織りしたスクリー
ン紗であり、このスクリーン紗(1)はその目の開きが
30〜300メツシニ、なかんづ<50〜200メツシ
ユ、厚さは0.O1〜0゜1mm、幅500〜2000
龍のものが使用される。スクリーン紗(1)は矢印Aの
方向に送られ、外径寸法lO〜50m5の回転ロール(
2)の表面上これに接触して通過し、ついで該回転ロー
ル(2によって回転ロール(2)から適宜の距離にある
感光液浸漬槽(3)に向って送られる。感光液浸漬槽(
3)内には感光液(4)が充満されている。ここで感光
液(4)はジアゾ乳剤、ジアゾ樹脂、ポリビニルアルコ
ール系水溶性感光性樹脂、特公昭5B−40814号公
報に記載されたスクリーン印刷版感光樹脂組成物など光
硬化性感光剤の水溶液であり、該感光液(4)の濃度は
その光硬化性感光剤の種類によって異なるが、10〜5
0%程度となるように調製されおり、かかる感光液(4
)の粘度は20℃において2000〜4500cPであ
るのが好ましい。 これは該粘度が2000cPよりも小さくなりすぎると
スクリーン紗上で感光液(4)がはじき、また粘度が4
500cPよりも大きくなりすぎると感光液膜の厚さが
大きくなりすぎ、膜厚調整が困難となるので、上記範囲
内であるのが好ましい。さらに感光液浸漬槽(3)内の
感光液(4)の表面下50〜100mmの深さの位置に
は外径寸法10〜50mの回転ロール(5)が設けられ
ている。そして回転ロール(2)を経て送られてきたス
クリーン紗(1)は感光液浸漬1(3)内の感光液(4
)内に浸漬せられ、回転ロール(5)の下表面上をこれ
に接触させて通過し回転ロール(5)にほぼ180”曲
げられ上方に向って移動するようになっている。 上記のようにして前記感光液浸漬槽(3)、感光液(4
)および回転ロール(5)により第1の工程が構成され
ている。 つぎに回転ロール(2)の上方で感光液浸漬層(3)の
真上の適宜の位置、すなわち感光液(4)の表面から1
.5〜5m上方には塗膜調整回転ロール(6)が設けら
れており、スクリーン紗(1)はその両面に感光液(4
)を付着したまま塗膜調整回転ロール(6)の右上表面
上をこれと接触して通過し、塗膜調整回転ロール(6)
により適宜の角度に曲げられるようになっている。そし
て塗膜調整回転ロール(6)とスクリーン紗(1)の左
表面上に付着した感光液膜との接触によりこの感光液膜
の厚さが均一化されかつ所望の値に調整されるようにな
っている。 また前記回転ロール(6)のほぼ真上の適宜の位置には
塗膜調整回転ロール(7)が設けられており、塗膜調整
回転ロール(6)の上表面を通過したスクリーン紗(1
)は塗膜調整回転ロール(7)の表面上を通過し塗膜調
整回転ロール(7)により乾燥機(8)へ向ってほぼ水
平となるように曲げられるようになっている。そして回
転ロール(7)をスクリーン紗(1)の表面上に付着し
た感光液膜との接触により該感光液膜の厚さが均一化さ
れかつ所望の値に調整されるようになっている。 上記のようにして塗膜調整回転ロール(6)および塗膜
調整回転ロール(7)により第2の工程が構成されてい
る。 つぎに塗膜調整回転ロール(7)の適宜の位置にはその
横断面がほぼ長方形の形状で高さ100〜200關、幅
600〜2000 mmの寸法のたとえば熱風乾燥機な
どの乾燥機(8)が設けられており、塗膜調整回転ロー
ル(7)上を通過したスクリーン紗(1)はその表面上
に所望のかつ均一な膜厚を形成された状態で乾燥機(8
)内をほぼ水平に通過するようになており、ここで感光
液膜が乾燥され感光剤層が形成される。該乾燥機(8)
のパスラインの長さは5〜7mであるのが好ましい。上
記のようにして第3の工程が構成されている。 つぎに前記乾燥機(8)の適宜の距離の位置には引上げ
速度調節装置(9)が設けられており、引上げ速度調節
装置(9)は下側の回転ロール(9a)と上側の回転ロ
ール(9b)とからなっている。そしてこれらの回転ロ
ール(9a)、および(9b)はスクリーン紗(1)の
上側の感光剤層がその上面を回転ロール(9b)の下端
面と接触しスクリーン紗(1)の下側の感光剤層が回転
ロール(9a)の上端面と接触するように間隙があげら
れ、この間隙を感光剤層が設けられたスクリーン紗が通
過するようになっている。そして回転ロール(9a)は
、たとえば適宜の位置に置かれたモータ(財)などの駆
動軸とベルト(10a)で連結され、モータ(財)によ
り回転ロール(9a)が回転駆動されるようになってい
て、回転ロール(9a)が図示の矢印B方向に回転する
ことによって感光剤層を有したスクリーン紗(1)が回
転ロール(9a)、(9b)の表面上をスリップするこ
となく送り出されるようになっている。 そして引上げ速度調節装置(9)により送り出された感
光剤層が設けられたスクリーン紗(1)は自重により回
転ロール(9a)の右上表面に接触しながら下方に移動
し、たとえば振り落し装置01)や巻取り装置02)に
よって、収納されるようになっている。 以上のように構成されたスクリーン印刷用感光フィルム
製造装置においては、スクリーン紗(1)は第1の工程
を通過することによってスクリーン紗の両面に感光液(
4)が付着されつぎに第2の工程を通過することによっ
て、すなわち塗膜調整回転ロール(6)および塗膜調整
回転ロール(7)により各々のスクリーン紗の左面上お
よび右面上に形成された感光液の膜厚が均一かつ所属の
値に調整され、さらに第3の工程を通過することにより
感光液膜中の水分が蒸発し、感光液膜が乾燥・されてス
クリーン紗(4)の表面上に均一かつ所望の感光剤の塗
膜が形成されるのである。 このばあいにおける乾燥条件は40〜70℃で6〜lO
分間である。 そしてつぎに乾燥された感光剤塗膜が形成されたスクリ
ーン紗(1)は引上げ速度調節装置を経て振り落し装置
01)または巻き取り装置02)によってスクリーン印
刷用感光フィルムの製品として収納されるのである。 そして装置全体において、スクリーン紗(1)の移動は
モータ(至)によって駆動される引上げ速度調節装置(
9)の回転ロール(9a)によって行なわれ、この回転
ロール(9a)の回転速度を変速機などによって変える
ことによりスクリーン紗(1)の移動即ち感光液浸漬槽
(1)の引上げ速度が変えられるのである。そしてこの
引上げ速度は塗膜調整回転ロール(6)と感光液浸漬槽
(3)の感光液(4)の液面との距離によって決まる。 すなわち感光液(4)中から引上げられたスクリーン紗
(1)が塗膜調整回転ロールに達するまでの時間は、ス
クリーン紗(1)に付着された感光液(4)の厚さが回
転ロール(6)に達する前に感光液(4)の自重および
感光液(4)とスクリーン紗(1)のぬれとの関係で決
定される。 すなわち、塗膜調整回転ロール(6)、および(7)に
より厚さが調整されるが、かかる効果をさらに向上させ
るためには、塗膜調整回転ロール(6)と感光液浸漬槽
(3)内の感光液面との間の距離が大きいばあいにはス
クリーン紗(1)の引上げ速度を速くし、反対に前記距
離が小さいばあいは前記引上げ速度を遅くする。かかる
塗膜調整回転ロール(6)と前記感光液面との間の距離
は製造装置のスペースを考慮して1.5〜51が好まし
く、さらには前述の感光液膜の均一化の時間および製造
上の採算性をも考慮すると前記引上げ速度は1〜3量1
分が好ましい。しかしながら本発明はこれらの値に限定
されるものではない。 また本実施例では第2の工程において2つの塗III調
整回転ロール(6)、(7)を設けたが、それは1つの
みの塗膜調整回転ロールだけではこの塗膜調整回転ロー
ルに接触しないスクリーン紗(1)の感光液塗膜が不均
一になるのでこれを防ぐために設けられているのである
。 また感光液(4)のスクリーン紗(1)への付着量は塗
膜調整ロール(6)、(7)のみでなく感光液(4)の
粘度、濃度およびスクリーン紗(1)の引上げ速度によ
って調整されうる。 なお、本実施例の製造装置においては、感光液および感
光剤が光にあたって感光されないよう適宜の方法により
遮光されることはもちろんである。 [効 果] 上記のように本発明によれば連続しているスクリーン紗
を感光液に浸漬して引き上げることによりスクリーン紗
上に感光液の塗膜を形成し、さらに塗膜調整ロール面上
を通過させて感光液塗膜の膜厚を均一かつ所望の値に調
整し、さらに前記感光液塗膜が感光されずに乾燥するこ
とができるのでスクリーン印刷用感光フィルムを連続的
に製造でき、バッチ式生産のばあいに必要とされる金属
製型枠などやプラスチックフィルムなどの支持材を使用
する必要がなく、スクリーン紗上に所望のかつ均一な感
光剤塗膜を容易にかつ廉価に形成することができるとい
う効果を奏する。 またさらには本発明の製造方法によって製造された感光
フィルムは連続的にスクリーン印刷ができるという効果
を奏する。
第1図は本発明の一実施態様に基づくスクリーン印刷感
光フィルムの製造装置の概略構成図、第2図は支持体を
使用して感光フィルムを製造する従来の方法における感
光フィルム、が製造された状態を示す断面図である。 (図面の主要符号) (1)ニスクリーン紗 (4):感 光 液 (6)、(71、塗膜調整ロール く廿 −
光フィルムの製造装置の概略構成図、第2図は支持体を
使用して感光フィルムを製造する従来の方法における感
光フィルム、が製造された状態を示す断面図である。 (図面の主要符号) (1)ニスクリーン紗 (4):感 光 液 (6)、(71、塗膜調整ロール く廿 −
Claims (1)
- 1 連続したスクリーン紗を感光液に浸漬したのち引き
上げることにより前記スクリーン紗の表面上に感光液の
塗膜を形成する工程、塗膜が形成されたスクリーン紗を
塗膜調整ロール面上に接触させて通過させることにより
前記塗膜の膜厚を均一かつ所望の値に調整する工程およ
び前記回転ロール面上を通過したスクリーン紗上の感光
液が感光されないように乾燥する工程からなるスクリー
ン印刷用感光フィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11169586A JPS62267746A (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 | スクリ−ン印刷用感光フイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11169586A JPS62267746A (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 | スクリ−ン印刷用感光フイルムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62267746A true JPS62267746A (ja) | 1987-11-20 |
Family
ID=14567819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11169586A Pending JPS62267746A (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 | スクリ−ン印刷用感光フイルムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62267746A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110247507A1 (en) * | 2004-03-19 | 2011-10-13 | Stork Prints B.V. | Method for producing a base material for screen printing, and base material of this type |
-
1986
- 1986-05-15 JP JP11169586A patent/JPS62267746A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110247507A1 (en) * | 2004-03-19 | 2011-10-13 | Stork Prints B.V. | Method for producing a base material for screen printing, and base material of this type |
US8357476B2 (en) * | 2004-03-19 | 2013-01-22 | Stork Prints B.V. | Method for producing a base material for screen printing, and base material of this type |
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