JPS62266810A - 油入誘導電器 - Google Patents

油入誘導電器

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JPS62266810A
JPS62266810A JP11107486A JP11107486A JPS62266810A JP S62266810 A JPS62266810 A JP S62266810A JP 11107486 A JP11107486 A JP 11107486A JP 11107486 A JP11107486 A JP 11107486A JP S62266810 A JPS62266810 A JP S62266810A
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insulating
oil
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JP11107486A
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Tatsuo Okamoto
岡本 達生
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は巻線部分の絶縁および冷却媒体として鉱油系絶
縁油を使用したにも拘らず不燃化または難燃化された防
災形の高電圧、大容量油入誘導電器の構造に関する。
〔従来技術とその問題点〕
近年主として防災上の観点から誘導電器の不燃化、難溶
化が求められており、使用電圧が数10 kV程度の変
圧器、リアクトル等の誘導を器については巻線部分を一
体樹脂モールドした樹脂モールド誘導を器、絶縁および
冷却媒体SF6ガスを使用したガス絶縁変圧器、冷媒液
として70口カーボン。
フロンなどの凝縮液を併用した液冷形ガス絶縁変圧器等
がすでに実用化されている。しかしながら。
超高圧、超々高圧送電等に使用される超高電圧。
大容量の電力用誘導電器においては絶縁油の優れた耐宣
圧性卵および冷却性能が局部的電界集中および発熱楡が
多い巻線の絶縁および冷却性能の維持向上に好適である
ことから多くの使用実績があり、前述の絶縁媒体、冷却
媒体に置きかえた場合には@導電器の大形化ならびに経
済的不利益を回避できないばかりか、信頼性の低下を招
く欠点がある。
第4図は前述の状61tζ鑑みて発明者#1ごよってす
でに提案された防災形の油入誘導電器の阪略構造園であ
り、誘導電器の本体タンク1はコンサベータllbおよ
び放圧装置14を備えるとともにP′′3邪に不燃性絶
縁液6を包賦し、本体タンク1に収納された鉄心2およ
び巻IW3からなる誘導電器本体の巻線3は?繰槽4に
収納され、絶縁槽4は内部放圧器7を備えるとともに、
上下配v8 a 、 8 bおよびポンプ9を介して外
部冷却器10およびコンサベータllaに連通し、絶縁
槽4および外部冷却器10を含む密閉系には鉱油系の絶
縁油5が充填されている。また、 13a 、 13b
は本体タンク1と上下配’f 8aまたは8b七の間に
それぞれ配された電磁弁であり、密閉系内に設けられた
圧力センサ12が密閉系の嵩常圧力上昇を検知したとき
発する出力信号により開状態となるよう構成されており
1巻線3は気泡等を含まず優れた耐電圧性能を有する絶
縁油5によって巻線近傍の高電界部の絶縁が維持される
とともに、冷却が行われるよう構成されている。ところ
で、巻線3の絶縁破壊等が発生して絶縁槽4の内圧が上
昇すると、内部放圧器7が動作し、不燃化の絶縁液体6
と混合することにより不溶化または難燃化された鉱油と
の混合液体が放圧装置14を介して誘導電器の外に放出
されることにより、放出された液体が燃焼する危険性を
回避でき、また異常内圧上昇を感知した圧力センサ12
の出力信号により弁13a、13bが開き、鉱油5と不
燃性の絶縁液体6とが混合して難燃性の混合油が生成す
ることにより、本体タンク1内には難燃化された混合油
が充満し、誘導を器を実質的に不燃化することができる
。しかしながら、前述のように構成された油入誘導電器
の設置場所近傍で近接火災が発生し、誘導電器が熱影響
を受けるような非常事態となった場合、可燃性の鉱油を
包蔵した外B4冷却器10.コンサベータ1】a、ポン
プ9.配管3a、3b等が直接熱影響を受けることに1
より、かつ圧力センサ12が動作する程の内圧上昇が直
ちには発生しないために、熱影響により配管系のバッキ
ングなどが損傷して鉱油が直接漏れ出す可能性があり、
近接火災に対して十分な防災性能を有するとはいい誰い
欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は前述の状況に鑑みてなされたもので、近接火災
に対しても防災性能を発揮できる油入誘導電器を提供す
ることを目的とする。
〔発明の要点〕
本発明は、巻線および鉱油系の絶縁油を収蔵した絶R槽
と、この絶縁槽に連通した液冷式熱交換器とからなる密
閉系、および隔膜式可変容積部。
内部放圧器等を本体タンク内に収納して不燃性絶縁液中
に浸漬するよう構成したことにより、近接火災が発生し
て本体タンクが熱影響を受けた場合、不燃性絶縁液が沸
騰して本体タンク側の放圧装置から気化した不燃性ガス
を放出し1本体タンク内の密閉系の温度上昇を不燃性絶
縁液の沸点温度以下に抑制することにより、可燃性の絶
縁油を用いたにも拘らず実質的に不燃性の油入誘導電器
を得られるようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例を示す概略構造図である。図に
おいて、本体タンクlは放圧器[14,隔膜式のコンサ
ベータ11b、不溶性絶縁液6を冷却するための外部放
熱器δ等を備え、内部に不燃性絶Pjvfj、6を包蔵
している。4はその内部に巻線3および鉱油系P通油5
を収蔵した絶縁槽であり、P!縁通油5熱膨張収縮を吸
収するための隔膜式可変容積部24および内部放圧器7
を備えるとともに、上下間’123a、2Jb、送油ポ
ンプaを介して液冷式熱交換器21に連通ずる密閉累加
を形成しており、液冷式熱交換器2]中を循環する絶縁
油5は配管26゜ポンプ四、外部冷却器nを介して熱交
換器21に環流する不燃性の冷却液により冷却されるよ
う構成されている。また墓は密閉累加に絶縁油5を注入
排出するために設けられたハンドホールである。
前述のように構成された油入誘導電器において。
定常運転時には密閉累加に充填された絶縁油により巻線
近傍の高′に外部の耐電圧が高度に維持されるとともに
、絶縁槽4の外11i1は不燃性の絶縁液により耐電圧
が維持され、巻線3の発熱は液冷式V交押器21により
、鉄心2の発熱は外部放熱器3によってそれぞれ大気中
に放出することができる、6中に絶縁油5が混入し、不
燃化された混合液が放圧器#14を介して放出されるこ
とにより、着火の危険性を排除することができる。一方
、近接火災が発生して誘導電器が熱影響を受けるような
事態に至った場合、本体タンクlを介し一〇不燃性絶縁
液が加熱されることになるが、不燃性絶縁液6にパーク
ロルエチレン、フロン等の凝縮性液体を主剤とする絶縁
液を用いることにより、沸点温度に加熱されることによ
って不燃性絶縁液6が局部的に沸騰し、放圧装置114
を介して不燃性の蒸気が放出されることにより、本体タ
ンクlおよび不燃性P緑液6の温度を沸点温度以下に保
つよう機能するので、不燃性絶縁液中に浸漬された誘導
電器本体や密閉系の温度の過度の上昇を抑制することが
でき、したがって密閉系m内に収納された絶縁油が沸騰
する温度(250’C以上)に到達することを阻止する
ことができ、したがってoJ燃性の絶縁油を一部に使用
しているにも拘らず実質的にス燃件の油入誘導電器とす
ることができる。
第2図は本発明の異なる実施例を示す構成図であり、本
体タンク1の蓋板上に画成された液冷式熱交換器21.
送油ポンプ麓の収納室31を設けて内部に不燃性IP3
縁液緑液収蔵させるとともに、液冷式熱交換器21に配
管あ、ポンプ37を介して連通し、本体タンク1に配管
襲、ポンプ39を介して連通した外部冷却器あを設け、
外部放熱器謳に流れる不燃性絶縁液6によって鉄心2の
冷却と、液冷式熱交換器21の冷却とを併せて行うよう
構成した点が前述の実施例と異なっており、収納室31
内の不燃性絶縁液k液のみを排出することにまり液冷式
熱交換器2】および送油ポンプ麓の点検修理が可能とな
る利便性が得られる。
第3図1は本発明のさらに異なる実施例を示す概略構造
図であり、比較的容量の小さい自冷式の油入誘導電器へ
の適用例を示したものである。図において、41は絶縁
槽4に連通配管43を介して連結されだ液冷式のパネル
熱交換器であり、巻fi!3の熱を奪って加熱された絶
縁油5が自然対流循環するパネル熱交換器41の外側を
、外部放熱器5によって冷却された不燃性絶縁液k液が
対流することによって熱交換が行われるよう構成されて
おり、案内板45などを設けて整流を行うとともに、絶
縁油5の体積変化をパネル熱交換器の膨張収縮によって
構成を簡素化できる利点が得られる。
〔発明の効果〕
本発明は前述のように、誘導電器本体の巻線部分を収納
し、内部放圧器および隔膜式可変容積部を備えた?縁槽
と、この絶縁槽に連通した液冷式熱交換器上からなる密
閉系を形成し、密閉系に鉱油系絶縁油を充填するととも
に、銹導¥1L器本体および密閉系全体を不燃性絶縁液
を包蔵した本体タンク内に収納し、不燃性絶縁液中にV
漬するよう構成した。その結果、近接火災による熱影響
を不燃性絶縁液の潜熱によって吸収し、放圧装置を介し
て不燃性ガスとして放出することにより、密閉系に包蔵
された絶縁油の温度上昇を抑制することができ、近接火
災に弱い従来技術の欠点が排除され1巻線の高電界部分
の絶縁に耐電圧性能には優れるものの可燃性の絶縁油を
用いているにも拘らず実質的に不燃性の防災形油人誘導
電器を提供することができる。また、密閉系内の巻線の
絶縁事故等により密閉系に漏れを生じた場合においても
絶縁油と不燃性絶縁液とが混合して難燃化されるので、
漏油あるいは放圧装置からの放出油が燃焼する危険性を
回避できる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す構造図、第2図は異なる
実施例を示す構造図、第3図はさらに異なる実施例を示
す構造図、第4図は従来技術を示す構造図である。 1・・・本体タンク、2・・・鉄心、3・・・巻線、4
・・・絶縁槽、5・・・鉱油系絶縁油、6・・・不燃性
絶縁液。 7・・・内部放圧器、8 a 、 8 b 、′13a
 、Z3b 、26,36,38.43・・・配管、9
,22,28,37.39・・・ポンプ、10 、25
 、35・・・外部冷却器、14・・・放圧装置、加・
・・密閉系、2】・・・液冷式%式% 第2図 第3図 14      iib 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)外部放熱器、コンサベータ、放圧装置を備え内部に
    不燃性絶縁液を包蔵した本体タンクに収納された誘導電
    器本体の巻線部分が絶縁槽に収納されて前記不燃性絶縁
    液と画成されたものにおいて、前記絶縁槽から前記本体
    タンク円に突設された隔膜式可変容積部ならびに内部放
    圧器と、前記絶縁槽に連通した液冷式熱交換器と、前記
    絶縁槽ならびに液冷式熱交換器とからなる密閉系に充填
    された鉱油系の絶縁油とが前記本体タンク内に収蔵され
    て前記不燃性絶縁液中に浸漬されてなることを特徴とす
    る油入誘導電器。
JP11107486A 1986-05-15 1986-05-15 油入誘導電器 Granted JPS62266810A (ja)

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JP11107486A JPS62266810A (ja) 1986-05-15 1986-05-15 油入誘導電器

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JPH055366B2 JPH055366B2 (ja) 1993-01-22

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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02184006A (ja) * 1989-01-11 1990-07-18 Takaoka Electric Mfg Co Ltd 電磁誘導機器
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