JPS6226520B2 - - Google Patents

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JPS6226520B2
JPS6226520B2 JP16562879A JP16562879A JPS6226520B2 JP S6226520 B2 JPS6226520 B2 JP S6226520B2 JP 16562879 A JP16562879 A JP 16562879A JP 16562879 A JP16562879 A JP 16562879A JP S6226520 B2 JPS6226520 B2 JP S6226520B2
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
current
constant current
transistor
resistor
Prior art date
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Expired
Application number
JP16562879A
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English (en)
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JPS5688596A (en
Inventor
Tsutomu Okayama
Takashi Kugaya
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5688596A publication Critical patent/JPS5688596A/ja
Publication of JPS6226520B2 publication Critical patent/JPS6226520B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2線式伝送器に係り、とくに伝送器内
部電源を安定化するための定電流回路に関する。
周知の如く2線式伝送器は、電源と負荷と伝送
器とが直列に接続され、伝送器に供給される動作
電圧は、電源電圧−負荷抵抗×信号電流の形で与
えられる。従つて動作電圧は信号電流の変化する
ため内部電源への電力供給は、その基準電圧をツ
エナダイオードにより与えたトランジスタ定電流
回路が一般に使用されている。
第1図は従来の2線式伝送器の一例を示すもの
で、端子1,2間に接続され出力電流IOを与え
る伝送器と遠隔地点の直流電源VSと負荷RLの3
者は直列接続される。測定回路Mは、例えばホイ
ートストンプリツジに構成した歪ゲージであり、
測定回路の出力は増幅器A1で増幅され、トラン
ジスタQ3で電流に変換される。増幅器A1、測
定回路Mおよび抵抗などからなる内部回路ICお
よび温度補償形ツエナーダイオードを用いた標準
電圧源VZは、トランジスタQ1とそのエミツタ
抵抗R1からなる定電流回路によりその動作電流
を供給されている。定電流回路の基準電圧はツエ
ナーダイオードZ2により与えている。トランジ
スタQ2のベース・エミツタ間電圧VBEは、ダイ
オードD1とほぼ同じであり、トランジスタQ2
と抵抗R2により、一定の動作電流がツエナダイ
オードZ2に供給されている。抵抗R3は、定電
流回路の起動用に用いられる。この起動抵抗R3
がない場合について考えると次のようになる。す
なわち、直流電源VSがオフの時、トランジスタ
Q1およびQ2のいずれもがオフである。したが
つて、直流電源がオンになつたとしても、トラン
ジスタQ1およびQ2は非導通であるため、定電
流回路は起動しないことになる。ここで、図示の
ように、トランジスタQ1のエミツタ・コレクタ
間を直接抵抗R3により接続した場合、トランジ
スタQ1に対するバイパスが形成される。したが
つて、直流電源VSがオンになつた時、電流は、
抵抗R3、トランジスタQ2のベース、ダイオー
ドD1を経て流れる。ダイオードD1の順電圧に
よりトランジスタQ2が導通し、トランジスタQ
1も導通し、定電流回路が起動される。
さて、この定電流回路の起動ということは、2
線式伝送器にとつて、特に重要なことである。す
なわち、電源のオン時はいうまでもなく、2線式
伝送器においては伝送線路が長いため、この伝送
線路上でひろつたノイズにより、定電流回路がカ
ツトオフされることがある。かかる場合にも正確
に自動起動されることが要求される。
従来の起動回路は、上述したように、定電流用
トランジスタQ1のエミツタ・コレクタ間を直接
に起動抵抗R3により接続するものである。した
がつて、起動時に抵抗R3を流れる電流は、ダイ
オードD1の他に、内部回路ICに流れることに
なる。起動用抵抗R3の抵抗値が大きい場合に
は、抵抗R3を流れる電流も小さく、また、内部
回路ICによつて分流されるため、ダイオードD
1において十分な電圧が得られず、トランジスタ
Q2,Q1が能動状態にならないことになる。ト
ランジスタQ1を能動状態とし、定電流回路を起
動するためには、抵抗R3の抵抗値を小さくすれ
ば可能である。しかしながら、抵抗R3は、定電
流回路に対する言わばバイパスであり、抵抗R3
を流れる電流は何ら制御されていないものであ
る。したがつて、定電流回路の起動後、この定電
流に対して抵抗R3のバイパス電流が重畳し、定
電流特性が悪くなる。この程度は、定電流回路を
起動しやすくするために、抵抗R3の抵抗値を小
さくすればするほど、このバイパス電流は増加
し、顕著なものとなる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、定電流特性が良く、しかも起動の容易な定
電流回路を有する2線式伝送器を提供するにあ
る。
本発明は、定電流回路の起動時に、起動用抵抗
を流れる電流が、2線式伝送器の測定回路を含む
内部回路へ流入することを防止するように構成し
たものである。
本発明の一実施例について第2図を用いて説明
する。内部回路ICは、詳細は略してあるが、第
1図に示すように、測定回路、増巾器、抵抗など
から構成される。この内部回路ICは、ツエナー
ダイオードVZからなる標準電圧源によつて駆動
される。ツエナーダイオードVZには、定電流回
路CCから動作電流が供給される。定電流回路CC
は、例えばツエナーダイオードからなる基準電圧
源BVを有しており、基準電圧源BVには、電流供
給回路CSから動作電流が供給される。
次に、定電流回路の起動回路について説明す
る。トランジスタQ1のエミツタは、抵抗R4に
よりトランジスタQ2のベースに接続されてお
り、起動用のバイパスが形成されている。それと
ともに、トランジスタQ1のコレクタとトランジ
スタQ2のベースの間には、ダイオードD4が接
続されている。このダイオードD4は、トランジ
スタQ2のベースからトランジスタQ1のコレク
タへの電流流入を防止するように配置されてい
る。したがつて、起動時には、抵抗R1、抵抗R
4をへて、トランジスタQ2のベースに電流が流
れ、トランジスタQ2,Q1が能動状態になる。
この起電時に、トランジスタQ2のベースに流れ
る電流は、ダイオードD4によつて阻止されて内
部回路ICには流れない。したがつて、起動抵抗
R4の抵抗値を大きくしても、十分に起動をかけ
られる。すなわち、従来の数百KΩに対して数M
Ωの抵抗を使用可能である。それとともに、定電
流回路CCの能動状態においては、トランジスタ
Q1、ダイオードD4側にメインルートができ、
抵抗R4はバイパスとなるが、上述したように、
起動抵抗R4の抵抗値を大きくできるため、十分
な定電流特性を得られる。
以上の説明では、基準電圧源BVは、ツエナー
ダイオードを用いている。しかしながら、第3図
に示すように、ダイオード接続したトランジスタ
D5と抵抗R5から構成することもできる。この
場合、Q1のベース・エミツタ電圧VBE1と、D
5の順方向電圧はほぼ等しく、その温度係数も酷
似しているので、R1を流れる電流に温度係数が
小さいものが得られる。
また、定電流回路出力電流の電源電圧VSに対
する依存性は、トランジスタの直流増幅率hFE
電圧変化により生じ得るが、Q1,Q2にhFE
大なるものを使用することにより、ツエナダイオ
ードを用いた定電流回路と同等以下の特性が得ら
れる。
さらに定電流回路の基準電圧は、ツエナダイオ
ードを使用する場合と異り、任意の値に設計でき
る。基準電圧の下限はQ1のベースエミツタ電圧
とD5の順方向電圧の数倍程度まで可能であるか
ら、Q1とD5に適切な品種の素子の組合せをす
れば0.1〜0.2Vを基準電圧として設計可能であ
る。2線式伝送器としての最小動作電圧は、定電
流回路の最小動作電圧と標準電圧源の和電圧で定
まる。定電流回路における最小動作電圧はその基
準電圧と同様低い値となるので、同一電源電圧で
あればより大きい負荷抵抗RLを接続できる。
また、トランジスタD4は、ダイオードでもよ
い。
また、トランジスタQ1は第4図A,Bに示す
ようにダーリントン接続したものでも、pnpと
npnトランジスタを組合せた広義のダーリントン
接続したものでも良い。
トランジスタQ1に第4図Bの広義のダーリン
トン接続トランジスタを用いれば、温度特性を低
下させることなく、標準電圧源の動作電流を定電
流回路出力電流の1/hFEに低減することができ
るので、測定回路あるいは増幅器において許容し
うる消費電流が増加し、回路設計が容易になると
いう利点もある。
また、電流供給回路CSのトランジスタQ2の
ベース・エミツタ間には、3個のダイオードD
1,D2,D3を用いているが、これは1個でも
よい。但し、ダイオード1個の場合には、トラン
ジスタQ2のベース電位が低く、ベース・エミツ
タ電流、すなわち、コレクタ電流が小さくなる。
したがつて、トランジスタQ2のコレクタ電流を
大きくするには、ダイオードを複数個直列に接続
した方がよい。
本発明の一実施例によれば、定電流回路の起動
時に起動抵抗を流れる電流は内部回路に流入する
ことはないため容易に起動を行えるとともに、起
動用電流は小さくて済むため起動抵抗の抵抗値を
大きくでき、定電流特性を向上できる。
本発明によれば、2線式伝送器における定電流
回路の定電流特性が良く、しかも起動が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の2線式伝送器の回路構成図で
あり、第2図は、本発明の一実施例の回路構成図
であり、第3図は、基準電圧源の一例の回路図で
あり、第4図は、複合トランジスタの一例の回路
図である。 RL……負荷、VS……電源電圧、VZ……標準
電圧源、IC……内部回路、CC……定電流回路、
CS……電流供給回路、D4……ダイオード、R
4……抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 負荷を介して遠隔点より電源電圧が供給され
    る2線式伝送器において、標準電圧源と、この標
    準電圧源により駆動される測定回路を含む内部回
    路と、制御トランジスタと基準電圧源から構成さ
    れ上記標準電圧源に動作電流を供給する定電流回
    路と、上記基準電圧源に動作電流を供給する電流
    供給回路と、上記定電流回路の制御トランジスタ
    のエミツタと上記電流供給回路の制御トランジス
    タのベース間に接続された起動抵抗と、上記電流
    供給回路の制御トランジスタのベースから上記定
    電流回路の制御トランジスタのコレクタへの電流
    流入を防止するように配置されたダイオードとを
    備えたことを特徴とする2線式伝送器。
JP16562879A 1979-12-21 1979-12-21 Twoowire transmitter Granted JPS5688596A (en)

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JPS5688596A JPS5688596A (en) 1981-07-18
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JP5673750B2 (ja) * 2012-11-12 2015-02-18 横河電機株式会社 電流出力回路、および同回路を有する広帯域2線式伝送器
JP6229831B2 (ja) * 2013-09-17 2017-11-15 横河電機株式会社 電流出力回路、および同回路を有する広帯域2線式伝送器

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JPS5688596A (en) 1981-07-18

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