JPS62265096A - 推力を三次元方向に調節できる可変ピツチプロペラ - Google Patents

推力を三次元方向に調節できる可変ピツチプロペラ

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JPS62265096A
JPS62265096A JP10669986A JP10669986A JPS62265096A JP S62265096 A JPS62265096 A JP S62265096A JP 10669986 A JP10669986 A JP 10669986A JP 10669986 A JP10669986 A JP 10669986A JP S62265096 A JPS62265096 A JP S62265096A
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JP
Japan
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propeller
blade
thrust
shaft
swash plate
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JP10669986A
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Tamaharu Ikeda
池田 玉治
Masao Nakano
中野 昌男
Tamio Nakano
中野 民雄
Kazuo Watanabe
和夫 渡辺
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は可変ピッチプロペラを利用して推進用プロペ
ラの推力の方向を推進軸方向ばかりでなく、任意の方向
に変化させるようにした推進機に関するものである。
なお本発明の適用は舶用ばかりでな(航空機にも適用さ
れる。
(従来の技術) プロペラによる推進手段は通常、回転軸に垂直に放射状
に設けたプロペラ翼を回転軸によって回転し、軸方向の
推力を発生させるものである。プロペラ翼のピッチを翼
軸を回動させることにより変化させる可変ピッチプロペ
ラによって推力を変化させ、あるいは推力を正逆に変化
させるものは存在する。
回転軸に垂直な円板に、回転軸に平行な翼を配設し回転
軸中心に対する翼のピンチ角を変化させて回転し、回転
軸に対し横方向の推力を発生させる技術はフォイトシュ
ナイダープロペラとして曳船その他に使用されている。
フォイトシュナイダープロペラの軸心は垂直で水平に配
置された円板を回転し、該円板から下向きに翼が設けら
れたものである。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の可変ピッチプロペラは回転軸の軸心方向に推力を
発生させるものであり、フォイトシュナイダープロペラ
は回転軸と直角な平面上に推力を発生させるもので、前
者は軸心方向、後者は軸心直角方向と、それぞれ決った
方向に推力を発生するが、それ以外の任意の方向に向か
う推力を発生させることができないという問題点がある
(問題点を解決するための手段) 本発明はプロペラ回転軸に対してプロペラ翼の取り付け
方向を後方に傾斜させて配設すると共に、それぞれのプ
ロペラ翼にそのピンチ角を変更するように構成した変節
棒を設け、プロペラの一回転中に該変節棒を往復動させ
るスワ・ノシュプレートをプロペラ回転軸上に設けたこ
とを特徴とする可変ピッチプロペラである。
(作用) 上記の如く構成したのでプロペラ軸に対しスワッシュプ
レートの軸方向位置、傾斜角、傾斜方向を推力とその方
向に応じて設定すると、変節棒の端部はスワッシュプレ
ートに沿って往復動しながらプロペラ軸と共に回転し、
それぞれの変節棒が回転軸の一回転の間にプロペラ翼の
ピッチを変化させるように往復動するので、各プロペラ
翼は回転中の翼位置に基づいて一定の方向に推力を発生
し、スワッシュプレートの軸方向位置、傾斜角と傾斜方
向を決定することによってどのような方向にも推力を発
生させることが出来る。
(実施例) 本発明の実施例を図面によって説明すると、第1図は可
変ピッチプロペラの構造を示す側断面図で、プロペラ回
転軸7は原動機8によって回転し、該回転軸7にはハブ
2を介して放射状にプロペラ翼4が複数個配置されてい
る。翼4の翼の長手方向線(以下真心という)1はハブ
2の回転軸心3に対し垂直でなく後方に傾斜しており、
回転軸心3と真心lとの角度θは30〜75″の範囲内
で傾斜している。翼4は真心1を中心に回動可能に構成
され、翼4を回動することによりプロペラピンチを変更
することができる。真心1は翼の根本において軸5を有
し軸受6に支承されている。各プロペラ翼4のそれぞれ
の軸5にはクランク13を介して変節棒9が取り付けら
れ、この変節棒9の他方の端部はスワツシュプレー目0
に接続される。変節棒9をスワッシュプレートlOから
押し引きすることによってプロペラ翼4のピッチ角を変
更することができる。回転軸7には軸心方向に滑るスリ
ーブ11が装着されており、該スリーブ11の外側球面
上にスワッシュプレートlOが自在的に嵌合している。
スワッシュプレート10は回転軸7と一体なって回転す
るが、スワンシュプレートの傾斜角は外周の保持枠14
に支持されており、外部の制御システム(図示せず)に
よって制御維持される。スリーブ11はレバー12によ
って前後に移動可能であり、スリーブ11の位置によっ
てプロペラ翼のピンチ角を一斉に変えることが出来る。
次に本発明の作動状況を作用と共に説明すると、スワツ
シュプレー目0が回転軸7に直角である場合には各プロ
ペラ翼4は一斉に同じピッチ角を維持して回転し、スリ
ーブ11を前後に移動させることによってピンチ角を一
斉に変えることが出来、これによって発生ずる推力は回
転軸心3方向である。スワッシュプレート10を傾斜さ
せた状態では変節棒9の位置によってそれぞれのプロペ
ラ翼4のピッチ角が変化し、プロペラ回転軸7の一回転
の間に変節棒9はスワンシュプレー)10の傾斜に沿っ
て往復動する。
第2図(イ)はスワツシュプレート10ガ回転軸7と直
角であるとき翼4を第1図に示す半頂角(90°−θ)
の円錐面1−1で切断し、回転軸心3中心に展開した図
で、各翼4は一斉に接線から+αずつ正のピンチ角をと
っているが、各翼はスワンシュプレート10の移動に応
じて相互に同量のピッチ角を正から逆まで変化すること
ができる。
第3図は第2図(イ)に相当する第1図の半頂角の円錐
断面を翼断面を直線的に配列した展開図で、プロペラ翼
4を回転駆動によって、翼4のピンチ角αは矢Pの回転
方向の時、推力が矢A方向に発生する。ピッチ角αの増
減により推力の増減が生じることは通常の可変ピソチブ
ロペラと同じである。
スワンシュプレートの傾斜によって、たとえば翼4のピ
ンチ角を第2図(イ)の状態から第2図(0)のように
すると、翼4の上下左右位置によってピンチ角が+βか
ら一βの範囲に変化する。すなわち翼4のピンチ角がイ
ロハニの各位置よって逆、零、正、零、逆と変化する。
推力はB方向に発生し、同じ回転数でも正、逆のピッチ
角を大きくすれば推力Bの価も増加する。
またスワンシュプレート10の傾きの方向をかえて、正
、逆のピンチ角がそれぞれ最大になる点を軸心3の周り
に沿って変化させると、推力Bの方向もそれにつれて軸
心3に沿って廻る。この現象はフォイトシュナイダープ
ロペラの作用と同様である。第1図において、このプロ
ペラの推力は上記推力Aのベクトルと推力Bのベクトル
との和となる。それ故それぞれのベクトルを調整すれば
、このプロペラは三次元すべての任意の方向に任意の大
きさの推力を発生するlとが出来る。
(発明の効果) 上述の通り、このプロペラは通常の可変ピッチプロペラ
のように推力をAの方向に限ることなく、又フォイトシ
ュナイダープロペラのように推力をBの方向(軸心と直
角の方向)に限ることなく、三次元のあらゆる任意の方
向に、その大きさと共に任意に調節できるので、例えば
潜水航走体のプロペラに用いると、その潜水航走体の三
次元方向の操縦に必要なプロペラ数を著しく滅じ得る。
又、推力の方向及び大きさの変化が連続的かつ滑らかな
ので、潜水航走体の位置や姿勢の精密な調節が極めて容
易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明するための実施例を示す側断面図
、第2図(イ)および(ロ)は半頂角(906−θ)の
円錐面で翼を切断し軸心を中心に展開した図の二個、第
3図は第2図(イ)に相当する翼断面を直線的に展開し
た図である。 l・・・真心、2・・・ハブ、3・・・軸心、4・・・
プロペラ翼、5・・・軸、6・・・軸受、7・・・プロ
ペラ回転軸、8・・・原動機、9・・・変節棒、10・
・・スワッシュプレート、11・・・スリーブ、12・
・・レバー、13・・・クランク、14・・・保持枠。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プロペラ回転軸に対してプロペラ翼の取り付け方向を後
    方に傾斜させて配設すると共に、それぞれのプロペラ翼
    のピッチ角を変更するように構成した変節棒を設け、プ
    ロペラの一回転中に該変節棒を往復動させるスワッシュ
    プレートをプロペラ回転軸上に設けたことを特徴とする
    可変ピッチプロペラ。
JP61106699A 1986-05-12 1986-05-12 推力を三次元方向に調節できる可変ピツチプロペラ Expired - Lifetime JP2600070B2 (ja)

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JPS62265096A true JPS62265096A (ja) 1987-11-17
JP2600070B2 JP2600070B2 (ja) 1997-04-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109466730A (zh) * 2018-11-13 2019-03-15 中国船舶工业集团公司第七0八研究所 一种用于调距螺旋桨模型的螺距调节装置及其使用方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59227592A (ja) * 1983-06-06 1984-12-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 舶用プロペラ装置
JPS6177593A (ja) * 1984-09-22 1986-04-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 舶用可変ピッチプロペラ装置

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CN109466730B (zh) * 2018-11-13 2020-08-04 中国船舶工业集团公司第七0八研究所 一种用于调距螺旋桨模型的螺距调节装置及其使用方法

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JP2600070B2 (ja) 1997-04-16

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