JPS62264595A - Elデイスプレイパネル及びその製造方法 - Google Patents

Elデイスプレイパネル及びその製造方法

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JPS62264595A
JPS62264595A JP61106691A JP10669186A JPS62264595A JP S62264595 A JPS62264595 A JP S62264595A JP 61106691 A JP61106691 A JP 61106691A JP 10669186 A JP10669186 A JP 10669186A JP S62264595 A JPS62264595 A JP S62264595A
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JP
Japan
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insulating film
resistivity
display panel
film
ta2o5
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JP61106691A
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関戸 睦弘
林 直司
見田 充郎
真澄 小泉
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はディスプレイ装置等に用いられるF2L(エレ
クトロルミネッセンス)ディスプレイパネルに関し、特
て印加電圧が低くてすむELパネル並びにその製造方法
に関する。
(従来の技術) 従来、この種の技術として本願出願人の先の出願に係る
特願昭60−193135号に開示される技術がある。
従来この種の装置は第2図に示す様にガラス基板1ノ上
に複数本の電極子として・ぐターニングされた透明電極
12を設け、さらにその上に高抵抗率SiO膜13→低
抵抗率Ta2O5膜14→発光層15→低抵抗率Ta2
O5膜16→高抵抗率S t O2膜17→背面電極1
8と順次積層しである。背面電極18は前記透明電極1
2とは直角に交差するように配設されており透明電極1
2と背面電極18との間に交流電圧を印加すると両電極
の交差点部がドツトとして発光し、複数個のドツトをマ
) IJクス状に発光させ、文字および画素を表示する
。ところで上記文献にも示される如く発光層15の両側
に低抵抗率Ta2O5膜14及び16を設けると高輝度
発光が得られることがわかっており、この低抵抗率Ta
2O5膜14.16はTa2O5粉末をプレス成形し、
500℃以上の温度で焼成したペレットを電子ビーム蒸
着法を用いるにより容易に形成される。このTa2O5
膜14.16の抵抗率は10〜10b(10〜10 %
において)である。
また、高抵抗率SiO膜13及び17はS IO2ター
ゲットをAr+O□ガス雰囲気中でス・ぐツタ法を用い
て形成されるもので、10〜10胎(10〜106v7
’、mにおいて)と高抵抗率である。通常低抵抗率Ta
2O5膜14及び16の膜厚は500〜3500^、高
抵抗率SiO□膜13及び17の膜厚は400〜100
0Xに選ばれている。また発光層15はznS : M
nを電子ビーム蒸着法で形成されている。
このようなELディスプレイパネルへの印加電圧を低電
圧化する方法としては高抵抗率S 102膜13゜17
あるいは低抵抗率Ta2O5膜14.16の少なくとも
いずれか一方に高誘電率材料を用いればよいが、高抵抗
率SiO□膜13及び17の役割はELディスプレイパ
ネルに流れる電流を制限するほかに、背面電極18をノ
Pターニング16とき、発光層15がエツチング液に腐
食されないようにするノ4ッシペーション膜の役割も果
させるため、実験の結果、SiO□膜が用いられている
。従って低抵抗率Ta2O5膜14及び16の代りに高
誘電率の材料を用いる方がELパネルの信頼性からは良
い。このような材料として、とくにB aT iOsは
高誘電率材料の代表的なものであり、E L/#ネルの
低電圧化が期待できる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、B a T r 03をプレス成形し、
1000℃以−ヒの温度で焼成したペレットを用い、電
子ビーム蒸着法で薄膜成形しようとしても融点が高いた
めBaOr TiOr TiO2s O□ガスなどに分
解し、放出されだ02ガスで真空度が下がり電子ビーム
を照射できなくなったりBaO、TiOが火花になって
飛散するため、B aT io 3の薄膜が形成できな
いという欠点があった。また、スパッタ法により薄膜成
形する場合もガラス基板を800℃以上に加熱しなけれ
ば高誘電率を得られないため、ガラス基板が溶融し薄膜
形成できず、また、抵抗率も1o Ωtrn以上になり
、このため高輝度発光が得られないという欠点があった
本発明は以上述べた高誘電率で、かつ、低抵抗率のBa
TiO3膜が得られないという欠点を解決し、ELディ
スプレイiEネルの低電圧化を図ることを目的とする。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は前述の問題点を解決するために、透1】J″。
基板上に、透明電極と、高抵抗率の第1の絶縁膜と、低
抵抗率の第2の絶縁膜と、発光層と、低抵抗率の第3の
絶縁膜と、高抵抗率の第4の絶縁膜と、背面電極とを順
次積層してなるELディスプレイノやネルにおいて、前
記第2の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜がTa2O5とB
aTiO3の混合物からなるようにしたものである。ま
た、前記第2の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜においては
、B a T i O3が80重量%以下含まれること
が適当である。このようなE i、 ieネルにおいて
、第2.第3の絶縁膜は、Ta2O5粉末と80重量%
以下のB aT s Os粉末もしくは(BaC0+ 
Ti02)粉末とを混合し、この混合物をプレス成形後
500℃以上の温度で大気中もしくは真空中で焼成して
作ったぺドツトを用いて電子ビーム蒸着法によ膜形成さ
れる。
(作用) 前述の説明の如く、本発明は発光層の両側に低抵抗率絶
縁膜を設けたELパネルておいて、Ta2O5とB a
 T r 03の混合材料を被レットとし、電子ビーム
蒸着法により、ガラス基板を加熱することなく、高誘電
率でかつ、低抵抗率の(Ta2O5+BaTi03)膜
を形成しているため、ELディスプレイ・クネルの低電
圧での駆動が可能となり、しかも高輝度発光に適したT
a2O5絶縁膜の特長も損なわれない。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示すELディスプレイツク
ネルの構造図であって、ガラス基板1上にInOSnO
などから成り、複数本の電極として23 l     
2 パターニングされた透明電極2を設け、さらにこの各透
明電極2及びその間の部分の上全面に高抵抗率S s 
O2絶縁膜3を形成し、更に該高抵抗率S + 02膜
3上に低抵抗率(’ra2o5+ BaTiO3)絶縁
膜4→発光層5→低抵抗率(Ta2O5+BaTi03
)絶縁膜6→高抵抗率S i O2絶縁膜7→背面電極
8と順次積層しである。前記高抵抗率S iO2膜3及
び7は電流制限の機能をもたせるものであるから10〜
1014Ωcrn(lO〜lOv/crnにおいて)の
抵抗率が必要であるのでSiOをターゲットとしく A
r + 02 )ガス雰囲気中でスパッタ法により40
0〜100OXの膜厚に形成されている。ところで低抵
抗率(Ta2O5+BaTi05)膜4及び6は、高輝
度発光のための電子供給層としての機能を有するため特
願昭60−193135号に示されている低抵抗率Ta
2O5膜と同様に】0〜10ΩcIn(lO〜10v/
crnの電界強度において)の抵抗率が必要となる。こ
の低抵抗Ta2O5膜は特願昭60−1’)3135号
にも記載の如く電子ビーム蒸着法により容易に得られる
ことがわかっている。しかし、B a T iOsは誘
電率を1000以上にできる材料でちることは良く知ら
れているが、薄膜形成が難しく電子ビー、ム蒸着法では
、B aT iOsのペレットに電子ビームを照射し、
局所的に加熱するとBaTi0 から02ガスが分解さ
れ、0□ガスを放出し、蒸着装置の真空度を下げ、電子
ビームを発生できなくなるので、薄膜比できない。また
スパッタ法においても、高誘電率を得るためには800
℃以上の温度を必要とするが、ガラス基板の融点よシ高
い温度であるため、ガラス基板上には形成できないし、
また抵抗率は100口以上の高抵抗率となるため高輝度
が得られない。ところが、Ta2O5はプレス成形後5
00℃以上、特に真空中で焼成するとTaと0□ガスへ
の分解が少なく、電子ビーム蒸着法で容易に薄膜化でき
るのでTa2O5粉末にBaTiO3粉末もしくは(B
aCO5+ TlO2)粉末を混合し、プレス成形後5
00℃以上の温度で焼成したペレットを用いて電子ビー
ム蒸着法で低抵抗率(Ta2O5+BaTi03)膜4
および6が容易に形成できる。すなわち、(Ta O+
BaTi03)のペレットに電子ビームを照射するとT
a2O5は容易に溶融し、溶けたTa2O5でB a 
T IO3を一様に加熱溶融し、B a T s Os
の分解を少なくするばかりでなく、BaO、TiOなど
に分解した分子が再び化学反応により、BaTiO3と
なり、ガラス基板1上に(Ta2O5 + BaTiO
3)膜として蒸着され、また、この膜は結晶化されてい
るため、高誘電率を示す。さらにこの膜中のTa2O5
及びBa T i Osはともに酸素欠損状態となるの
で低抵抗率となる。実験によれば、10〜10Torr
の真空度で蒸着すれば、安定して10〜lOΩ1m(1
0〜10v/crnにおいて)の低抵抗率を示す絶縁膜
が得られる。この際BaTiO3の量が多くなると電子
ビーム蒸着では02ガスの放出が多くなり、行いにくく
なるが、被レットを製作する時に焼成温度を1000℃
以上に高め、真空中で焼成すると、プレス成形時に混入
した空気をペレット中から放出できるので蒸着中のガス
の放出を少なくでき、蒸着し易くなる。しかし、 Ba
TiO3の量を80重量ツクーセント以上になると蒸着
できなくなる。上述の如くして形成される低抵抗率(T
a2O5+BaTi03)膜4および6は500〜35
00Xの膜厚に設けられる。
また、発光層5はZnSを母材とし、Mn 、 Tbな
どを発光中心としだ薄膜として電子ビーム蒸着法又はス
パッタ法で形成される。
さらに、背面電極8は透明電極2に対し直角方向に配設
されており、背面電極8と透明電極2との間に交流電圧
を印加すると両電極の交差点部がドツトとして発光する
。このようなELディスプレイ/eネルにおいて複数個
のドツトをマトリクス状に発光させ1文字および図形を
表示する。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように本発明によれば、高誘電率
材料であるB a T iO3をTa 2O sに混合
させた被レットを用いて電子ビーム蒸着法で(Ta2o
5+Ba T iO3)薄膜の形成ができ、(Ta2O
5+BaTl03)膜を発光1の上、下面に設けたこと
により、高輝度発光が得られるTa2O5の特長を生か
し、かつ、高誘電率が得られるB a T i Osの
特長をも生かしたELディスプレイパネルが実現でき、
高輝度発光かっ、印加電圧の低電圧化が図れるという効
果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構造を示す断面図、第2図
は従来のELディスプレイパネルの構造を示す断面図。 1・・・ガラス基板、2・・・透明電極、3・・・高抵
抗率S 102絶縁膜、4−・・低抵抗率(Ta2O5
+BaTio3)絶縁膜、5・・・発光層、6・・・低
抵抗率(Ta2O5+BaTi03)絶縁膜、7・・・
高抵抗率S iO2絶縁膜、8・・・背面電極。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 透明基板上に、透明電極と、高抵抗率の第1の
    絶縁膜と、低抵抗率の第2の絶縁膜と、発光層と、低抵
    抗率の第3の絶縁膜と、高抵抗率の第4の絶縁膜と、背
    面電極とを順次積層してなるELディスプレイパネルに
    おいて、 前記第2の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜がTa_2O_
    5とBaTiO_3との混合物からなることを特徴とす
    るELディスプレイパネル。
  2. (2) 前記第2の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜におい
    て、 BaTiO_3が80重量%以下含まれることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載のELディスプレイ
    パネル。
  3. (3) 透明基板上に、透明電極と、高抵抗の第1の絶
    縁膜と、低抵抗の第2の絶縁膜と、発光層と、低抵抗の
    第3の絶縁層と、高抵抗の第4の絶縁膜と、背面電極と
    を順次積層する各工程を具備するELディスプレイパネ
    ルの製造方法において、Ta_2O_5粉末と80重量
    %以下のBaTiO_3粉末もしくは(BaCO_3+
    TiO_2)粉末とを混合し、この混合物をプレス成形
    後500℃以上の温度で大気中もしくは真空中で焼成し
    て作ったペレットを用いて電子ビーム蒸着法により前記
    第2の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜を形成することを特
    徴とするELディスプレイパネルの製造方法。
JP61106691A 1986-05-12 1986-05-12 Elデイスプレイパネル及びその製造方法 Granted JPS62264595A (ja)

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