JPS62262954A - 油揚方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は食品の油揚方法に関するものである。

更゛に詳細には、本発明は、効率が良くて、品質の均一
な、歩留りのよい食品の油揚方法に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、常圧におけるポテトの油揚方法としては、油檜中
の揚油を流動状態として、流れ方向にスライスしたポテ
トなどを投入し、一方から油揚したポテトを取り出す方
法が採用されているが、スライスしたポテトが器壁には
りついたり、お互に付着して完全に油揚げされず、廃棄
するものがでて。

製品の歩留りを悪くしていた。

また、減圧油揚では、生の食品を収容した金網かと等を
加熱油中に上方から浸漬して行うタイプのものが専ら使
用されているが、この方法では食品が水蒸気の泡ととも
に浮上して上の方でお互にはりつき、熱の通りが悪いた
め、生揚げや不均一な製品が多くでて、製品歩留りが低
くなるという欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は食品を油中でスクリューコンベヤーで移送させ
ることによって、単位時間当り多量の油揚量を可能とし
、生産効率を上げ、且つお互のはりつきをなくし、ばら
ばらにして油揚を行うことによって、品質が均一で、製
品歩留りをよくするものである。

本発明の油揚方法は常圧でも減圧でもよく、いずれの油
揚においても採用されるものである。

本発明は、食品を油中でスクリューコンベヤーで移送し
つつ油揚げすることを特徴とする油揚方法である。

〔実施例〕

本発明に用いるスクリューコンベヤーをもつ油揚装置と
しては、その説明図が第１図に示される。

第１図において、１は円筒状の移送筒でステンレス製の
金網２やステンレス板に透孔を多数穿設したものなどに
よって構成され、油揚げするとき、揚油が自由に移動で
きるようになっているのがよい。３はスクリューで軸４
を有し、モーター５によって回転するようになっており
、食品を油揚げするとき、スクリューの回転によって食
品は油中を右から左に移動し１例えばチップ状ポテトで
あれば、押されて攪拌されるように、互に付着したポテ
トもばらばらとなり、浮いたポテトも順次押されて下方
に沈められるようになって、品質の均一な歩留りよい、
フライドポテトが出来るようになる。

６は油槽で加熱油送入管７から加熱油を送り、加熱油送
出管８から加熱油を抜取り、加熱装置（図示せず）に送
り、再び油槽６に送って、循環させるようになっている
。

９は原料送入筒で、スクリューｌＯと＠ｌｌで構成され
る送入手段によって食品原料は順次油槽６中の移送筒１
に送り込まれるようになっている。

１２は油揚げの完了した食品を取り出すコンベヤである
。

第１図は常圧における油揚装置を示したが、全体を減圧
にたえる容器で覆って真空ポンプで減圧にすれば、その
まま減圧油揚装置となるものである。

本発明の方法によって油揚げされる食品はいかなるもの
でもよいが、特に、スライスポテト、かぼちゃ、くわい
、リンゴなどが好適に油揚げできる。

（発明の効果） 本発明においては、食品を油中でスクリューコンベヤー
で移送しながら油揚げすることによって。

食品が互に付着してあげむらができたり、塊状になるこ
とを防止し、品質が均一で製品の歩留りを向上させたも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明で使用する油揚装置の説明図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）食品を油中においてスクリューコンベヤーで移送
   しつつ油揚げすることを特徴とする油揚方法。
2. （２）油揚が常圧下もしくは減圧下で行なわれる特許請
   求の範囲第１項記載の油揚方法。