JPS62262726A - 有害ガス及び煙の除去方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「１１）″ＩＪ　ｍ　＋”」　　　　　　　　ツ。

本発明は火災等によって発生する有Ｖガス４煙るもので
ある。

「従来の技術」 最近気密性が高く、シかも高層の建築物や難燃性の建材
を用いた木造住宅又は、坑内等の火災の場合は、火災よ
りも内装品や鉱物の燃焼に依る一酸化炭素、亜硫酸ガス
、塩化水素、シアン、その他の有害ガスと刺激の強い煙
に依る呼吸困難や視界狭搾にもとづく行動不能に伴う焼
死等、人命の被害が誠に多い。

従来火災発生に際し、大炎に対しては大量の放水、注水
、または消火液、粉末等を用いる消火と、泡沫を用いて
の火源への空気遮断に依る消火が行われて来た。一方、
有害ガスに対しては、鉱山の様に、予め危険を予知され
る場合は、防毒マスクの携帯が義務づけられているが、
普通のビル火災や坑内の大火災の場合は防火扉による出
入口又は、通路の閉止や、坑道密閉の方法をとられるの
が−般である。

然しなから、この方法では、逃げ遅れて取残された人命
の救助の可能性は皆無となり、また閉止が遅れれば、ガ
ス又は煙は、通路又は他室もしくは他の坑道に流出して
、中毒被害や行動不能、行倒れに依る焼死等の被害が拡
大する。

「発明が解決しようとする間ｍ点」 断除去する一方、人間、動物等が自由に有害気流中から
無害気流中へ退避し得ることを可能ならしむる方法を、
提案することを目的とする。

本発明者は、すでに公開特許昭ｇ　／　−／／／ｒ２に
かかる、有害ガス遮断方法及びその装置を発明しでいる
が、本発明は先願発明の方法と組合せて使用することに
依り、有害ガスの遮断除去を、一層効果的ならしむる目
的を果すこととなる。

「問題点を解決するための手段」 泡沫は、一般的に界面活性剤等の混合溶液を、ポンプ、
その他を用い、噴霧すると共に、或抵抗部を通して空気
を送風して発泡せしめるものであるが、形成された泡沫
は空気の遮断には有効であるけれどもカスや煙の吸着作
用は充分でない。

本発Ｉ！ｌノは、有害ガスや煙の気流の直角断面に、微
細で且つ多数の開口部を有°する網、又はのれん状の仕
切り、を／及至数ケ所、人間の通行可能な開閉自在に設
備し、この仕切りに上部から分撒流下、又は側面から微
細噴霧状等の方法で、発泡液を均−分撒せしめることに
より、特別な送風を行わなくとも、上記有害ガスや煙の
気流が、仕切りを通過する際に発生する風圧により開口
面全面から、泡沫を発生せしめる事が出来る。

「作　用」 このようにして、発生した泡沫は、有害ガスや煙を包倉
し、消泡迄の一定時間は、ガスの吸着又は、煙粒子の雨
着に、有効に作用することになるＯ更に、特許請求の範
囲２項の如く、ガスの捕捉に適する薬剤を溶解せしめた
発泡液を用いることに依り、泡沫に依る捕捉と、薬剤の
中和吸収等の化学反応の相乗効果で、除害の効率が大き
く向上する。

「実施例」 この発明の実施例を図面を参照しながら説明する０ 第１図は、本発明を実施する方法の一例を示す系統路線
的側面図、第２図、第３図は、実施例としての泡沫発生
仕切りｊｂＳｊｃを防火ａ　ｒ　−ｏ　。

ｌｒＱに組込んで、Ｉ　−Ｉ’断面及ＩＴ　−ＩＴ’断
面に、設置した場合を示す。２は火災に際し、安全な場
所に設置された発泡液貯蔵タンクを示し、これには界面
活性剤等の発泡剤を溶解した液２ｂが予め貯蔵され、こ
のタンク２には、バルブ３が附属されている。そして、
火災発生の場合に、煙又は熱気或は有害ガスを感知する
センサーが別途設けられており、このセンサーの作動に
依って、自動、又は人間の監視に依る手動、何れかの方
法でノ５ルプ３が開放されるように構成されている。し
たがつて、液２ｂは配管弘を経て、直ちに周囲を閉鎖さ
れた人道又は、坑道に直角に設けられた泡沫発生仕切り
、５ａ％　ｊｂ・・・に達する事になる。

この仕切りＪ’ａ１Ｊｂ・・・は、第２、第３図に示す
如く、発泡液を分撤せしめる管、又は噴霧スプレー状の
液撒布器４ａ％乙ｂ・・・及び撒布液を均一に分布せし
める網又は、のれん状の発泡面７ａ、７ｂ・・・に依り
構成されているが、実際設備とする場合は液撒布器と、
発泡面の形状の組合せは、軟性に応じ自由に選択可能で
ある。

尚、この泡沫発生仕切りの発泡面が網状の場合は、スプ
リング又は重錘を利用した自動復帰開閉型とし、人間の
通行は自由で且つ通過後は自動的に閉鎖される。又、の
れん状の場合は、チェーン又はロープ等の組合せ構造で
、気流の風圧に耐え得るＴＸ量を保有せしめることに依
り、通行と遮閉は何等支障なく自在に行う事が出来る。

次に、本発明方法について詳ａに説明する。今、部屋／
から火災が発生した場合、この火炎、煙又は有毒ガスを
感知するために、別に設置されたセンサーに依る自動、
又は人間の監視による手動、何れかの方法でバルブ３を
開放することにより、液２１１＋は配管グを経て直ちに
仕切り５ａ、５ｂ・・・に達し、網又は、のれん状の発
泡面へ均一に流下分撒雨着して、液膜を形成するに至る
が、この液膜は＃／室ノからの、火災の影響を受けた含
煙気流／’ｓ／ｂ＠・・の風圧により、風下側へ泡沫２
Ｃを生成する。

この沸、生成された泡沫２ｃには気流中の煙や有害ガス
が金色され、泡沫の液膜内面に耐着、又は、有害ガスの
吸収、中和等の化学反応を行う時間が与えられる。

尚、発生する泡沫２Ｃは、従来の消火目的である高発泡
方式の如く数百倍の発泡率を必要とするものではなく、
比校的小粒の安定泡沫を形成せしめるものであるから、
発泡のために別途大量の空気の供給を必要とせず、風速
Ｑ、　３　ｍ　／　ｓ　１風圧Ｏ１／　ｋｇ／　ｙｐ／
程度の含煤煙気流のみにより発泡が可能である。

更に、この発泡液２ｂに特許精求範囲第２項の如く、有
害ガスの捕捉薬剤、例えば−醒化炭緊の吸収中和に役立
つ塩化第一銅、硫酸鋼等、又、シアン、亜ｉ飯、塩化水
素等に対しては苛性ソーダ、消石灰等の水溶液を混合せ
しめておくことにより、はとんどが、仕切り夕ａ、ｊｂ
・・−等により捕捉され、無害気流／ｄとなる。

「発朗の効果」 以上述べた如く、本発明によれば、周囲を閉鎖された人
道又は坑道等の、直角方向の通気全断面された気流を流
動せしめるものであると共に仕切りは、人間や動物の通
行には支陣のないように、開閉自在に設けられておるた
め、防火扉の如く、閉止に依る残留者の窒息や、焼死か
ら人命を守ることが出来る。

又、発泡液は仕切りの網、又は、のれん状の発泡面へ均
一に分撒撒布するだけで充分であるため、タンクからの
液の供給には特別加圧を必要とせず、殆んど自然水頭で
その目的を達することが出来る。

更に、本発明者がすでに先願している公開特許昭乙／−
／／／２２にかかる、有害ガス遮ｍｉ方法及びその装置
と組合せて使用することにより、火災に依る高温熱気流
に対しても、熱に依る消泡等の影響を減少すると共に、
水膨のみにては仲々捕捉され類い煤煙中の微粒子や、吸
収中和され難い有害ガスに対しても、より絶大な効果を
発揮することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１回は本発明を実施する方法の系統路線的側ｉ１ｉ’
ｉ図、第２、＠３図は泡沫発生に要するｆｌ：　５１例 りの形式÷を示すＩ−Ｉ’、及びｎ　−ｎ’の断面図、
第ｑ図は第２図を例とした発泡の原理説明図である。 「図面の主な符号の説明」 ／０１．・火災発生　第１室 、２ｂ、、・発泡剤を溶解した液 、２０．、、泡沫 ３・・・・バルブ グ・・・・配管 ５　（５ＡＮ　！；　ｂ・・・）・９．、泡沫発生仕切
り６（６ａＳ乙ｂ・番・）・・１．撒布器７　（７ａ、
　７　ｂ　＠　１１　＊）、、、、ｉ泡ｚに（Ｉｒ＆、
にｂ・・拳）−、、、防火扉特許出願人　　Ｐ′ｍ工業
株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、周囲を閉鎖された人道又は坑道等の気流の通過する
   直角方向の断面に、微細且つ多数の開口部を有する仕切
   りを開閉自在ならしむるように設け、更に該仕切りの開
   口部へ発泡液を均一に撒布しながら、上記の気流に依り
   泡沫を発生せしめ、この泡沫に有害ガス又は煤煙を包含
   吸着する事により除去する事を特徴とする、有害ガス及
   び煙の除去方法。 ２、発泡液中に、有害ガスを捕捉する目的に適合する薬
   剤を溶解せしめ、泡沫への吸着率を向上せしめる事を特
   徴とする特許請求範囲第一項記載の、有害ガス及び煙の
   除去方法。