JPS6226240B2 - - Google Patents
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- JPS6226240B2 JPS6226240B2 JP54081485A JP8148579A JPS6226240B2 JP S6226240 B2 JPS6226240 B2 JP S6226240B2 JP 54081485 A JP54081485 A JP 54081485A JP 8148579 A JP8148579 A JP 8148579A JP S6226240 B2 JPS6226240 B2 JP S6226240B2
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- Japan
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- electrode
- pvf
- interdigital electrode
- interdigital
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- Expired
Links
- 239000002033 PVDF binder Substances 0.000 claims description 3
- 229920002981 polyvinylidene fluoride Polymers 0.000 claims description 3
- 230000002463 transducing effect Effects 0.000 claims 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000005616 pyroelectricity Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
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- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01K7/00—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
- G01K7/32—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using change of resonant frequency of a crystal
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般に超音波変換素子に関し、特に
PVF2(ポリふつ化ビニリデン)からなる高分子
圧電フイルムを基板とする超音波変換素子に関す
る。
PVF2(ポリふつ化ビニリデン)からなる高分子
圧電フイルムを基板とする超音波変換素子に関す
る。
PVF2は著るしい圧電性と焦電性とを有するの
で、このような特質を活かすためオーデイオ分野
においては、例えば小形のマイクロホン等に利用
されるエレクトレツトなどを作るのに用いられ、
更には他方面における実用化の検討が行なわれて
いるものである。
で、このような特質を活かすためオーデイオ分野
においては、例えば小形のマイクロホン等に利用
されるエレクトレツトなどを作るのに用いられ、
更には他方面における実用化の検討が行なわれて
いるものである。
従来知られているPVF2の圧電応用としては、
フイルム状のPVF2の両面に全面電極を設けた構
成のものが主として用いられている。本発明は従
来の全面電極の代りに、PVF2フイルムの一面に
すだれ状電極他面に平板状電極を設けることによ
り超音波変換素子を構成することにある。従つて
本発明の目的は、PVF2フイルムを基板として用
いることによりPVF2がその特質として有する圧
電性及び焦電性を利用し、熱源検知素子、温度セ
ンサ、赤外線検知素子などとして用いることので
きる超音波変換素子を提供することにある。以下
図面により実施例を説明する。
フイルム状のPVF2の両面に全面電極を設けた構
成のものが主として用いられている。本発明は従
来の全面電極の代りに、PVF2フイルムの一面に
すだれ状電極他面に平板状電極を設けることによ
り超音波変換素子を構成することにある。従つて
本発明の目的は、PVF2フイルムを基板として用
いることによりPVF2がその特質として有する圧
電性及び焦電性を利用し、熱源検知素子、温度セ
ンサ、赤外線検知素子などとして用いることので
きる超音波変換素子を提供することにある。以下
図面により実施例を説明する。
第1図は本発明による超音波変換素子の一実施
例を示す。1はPVF2フイルム、2はくしの歯状
の電極を交互にインターデイジタルに配置するこ
とにより構成される第1のすだれ状電極で、
PVF2フイルム1の表面に設けられる。3は第1
のすだれ状電極2と同様にインターデイジタルに
構成される第2のすだれ状電極で、PVF2フイル
ム1の表面で第1のすだれ状電極2に離間して設
けられる。4は第1のすだれ状電極2に対向して
PVF2フイルム1の裏面に設けられる第1の平板
状電極、5は第2のすだれ状電極3に対向して同
様にPVF2フイルム1の裏面に設けられる第2の
平板状電極である。また、A及びBは第1のすだ
れ状電極2を構成する2個のくしの歯状の電極か
ら夫々引き出される端子、Oは第1の平板状電極
から引き出される端子、A′及びB′は第2のすだ
れ状電極3を構成する2個のくしの歯状の電極か
ら夫々引き出される端子、Oは第2の平板状電極
から引き出される端子である。なお、第1のすだ
れ状電極2により構成されるトランスデユーサと
第2のすだれ状電極3により構成されるトランス
デユーサ間には、同位信号を除去するためのシー
ルド用蒸着膜を設ける。あるいは2つのトランス
デユーサ間にアルミホイルを配置することによつ
ても同位信号を除去することができる。
例を示す。1はPVF2フイルム、2はくしの歯状
の電極を交互にインターデイジタルに配置するこ
とにより構成される第1のすだれ状電極で、
PVF2フイルム1の表面に設けられる。3は第1
のすだれ状電極2と同様にインターデイジタルに
構成される第2のすだれ状電極で、PVF2フイル
ム1の表面で第1のすだれ状電極2に離間して設
けられる。4は第1のすだれ状電極2に対向して
PVF2フイルム1の裏面に設けられる第1の平板
状電極、5は第2のすだれ状電極3に対向して同
様にPVF2フイルム1の裏面に設けられる第2の
平板状電極である。また、A及びBは第1のすだ
れ状電極2を構成する2個のくしの歯状の電極か
ら夫々引き出される端子、Oは第1の平板状電極
から引き出される端子、A′及びB′は第2のすだ
れ状電極3を構成する2個のくしの歯状の電極か
ら夫々引き出される端子、Oは第2の平板状電極
から引き出される端子である。なお、第1のすだ
れ状電極2により構成されるトランスデユーサと
第2のすだれ状電極3により構成されるトランス
デユーサ間には、同位信号を除去するためのシー
ルド用蒸着膜を設ける。あるいは2つのトランス
デユーサ間にアルミホイルを配置することによつ
ても同位信号を除去することができる。
以上のごとく構成される超音波変換素子におい
て、第1のすだれ状電極の端子A−O,B−Oの
いずれか1組を入力端子とし、すだれ状電極の電
極周期dと音速Vとにより定まる周波数(=
V/P)の交流電気信号を上記入力端子に印加すれ ば、音波が効率よく励起される。該音波はPVF2
フイルム1上を伝搬し、第2のすだれ状電極3に
到達する。第2のすだれ状電極3の端子A′−
O′,B′−O′のいずれか1組を出力端子とすれ
ば、電気変換された出力信号を得ることができ
る。この場合、端子A′−O′又は端子B′−O′にお
いて得られる出力電気信号は、前述したPVF2の
性質からその周囲温度の著るしい影響を受けるこ
とになる。従つて、PVF2フイルムの温度の変化
により超音波変換素子の出力電圧を変化させるこ
とができる。なお、出力端子A′−O′,B′−O′で
得られる電気信号は互いに180゜位相が相違す
る。
て、第1のすだれ状電極の端子A−O,B−Oの
いずれか1組を入力端子とし、すだれ状電極の電
極周期dと音速Vとにより定まる周波数(=
V/P)の交流電気信号を上記入力端子に印加すれ ば、音波が効率よく励起される。該音波はPVF2
フイルム1上を伝搬し、第2のすだれ状電極3に
到達する。第2のすだれ状電極3の端子A′−
O′,B′−O′のいずれか1組を出力端子とすれ
ば、電気変換された出力信号を得ることができ
る。この場合、端子A′−O′又は端子B′−O′にお
いて得られる出力電気信号は、前述したPVF2の
性質からその周囲温度の著るしい影響を受けるこ
とになる。従つて、PVF2フイルムの温度の変化
により超音波変換素子の出力電圧を変化させるこ
とができる。なお、出力端子A′−O′,B′−O′で
得られる電気信号は互いに180゜位相が相違す
る。
第2図aは上述した概念を明らかにするための
本発明による超音波変換素子の実験の構成例であ
る。参照番号aは本発明による超音波変換素子で
恒温槽6内に収納される。端子A−Oは入力端子
として、周波数の交流電気信号がチユーニング
コイル7を介し、該入力端子に印加される。出力
は、端子A′−O′及びB′−O′の両方から差動増幅
器8を介して得られる。
本発明による超音波変換素子の実験の構成例であ
る。参照番号aは本発明による超音波変換素子で
恒温槽6内に収納される。端子A−Oは入力端子
として、周波数の交流電気信号がチユーニング
コイル7を介し、該入力端子に印加される。出力
は、端子A′−O′及びB′−O′の両方から差動増幅
器8を介して得られる。
以上の構成で入力端子A−Cに17VP-PのRFパ
ルスを印加し、出力電圧と温度変化との関係を測
定した。第2図bは出力電圧と温度変化との関係
を示し、ここに横軸は温度(℃)、縦軸は出力電
圧(mV)を示す。第2図bにおいて、(イ)は
入力信号のキヤリア周波数が500KHz、(ロ)は550K
Hz、(ハ)は600KHz、(ニ)は650KHzの夫々の場合
における変化の状態を示す。第2図bから明らか
なごとく550KHzの入力信号に対して最も著るし
い変化が得られ、室温から50℃までの30℃の間の
変化において約20dBの出力の増大が認められ
た。なお、超音波変換素子としては、室温で周波
数が650KHzのときに最も効率よく動作する、す
だれ状電極の周期長が2.5mmのものを用いた。
ルスを印加し、出力電圧と温度変化との関係を測
定した。第2図bは出力電圧と温度変化との関係
を示し、ここに横軸は温度(℃)、縦軸は出力電
圧(mV)を示す。第2図bにおいて、(イ)は
入力信号のキヤリア周波数が500KHz、(ロ)は550K
Hz、(ハ)は600KHz、(ニ)は650KHzの夫々の場合
における変化の状態を示す。第2図bから明らか
なごとく550KHzの入力信号に対して最も著るし
い変化が得られ、室温から50℃までの30℃の間の
変化において約20dBの出力の増大が認められ
た。なお、超音波変換素子としては、室温で周波
数が650KHzのときに最も効率よく動作する、す
だれ状電極の周期長が2.5mmのものを用いた。
上述した特性は恒温槽中で測定されたものであ
るが、白熱電球の光を本発明による超音波変換素
子に照射し、光を時折遮断した場合においても、
迅速な応答を示し出力電圧が減少することが認め
られた。
るが、白熱電球の光を本発明による超音波変換素
子に照射し、光を時折遮断した場合においても、
迅速な応答を示し出力電圧が減少することが認め
られた。
以上説明したごとく本発明による超音波変換素
子においては、PVF2(ポリふつ化ビニリデン)
からなる高分子圧電フイルムの表面に、第1のす
だれ状電極とこれと離間して第2のすだれ状電極
を設けると共に、上記フイルムの裏面に第1のす
だれ状電極に対向する第1の平板状電極と第2の
すだれ状電極に対向する第2の平板状電極とを設
けることとしたので、PVF2フイルムの温度変化
により出力電圧を著るしく変化させることがで
き、従つて熱源検知素子、温度センサー、赤外線
検知素子などに応用することができる。
子においては、PVF2(ポリふつ化ビニリデン)
からなる高分子圧電フイルムの表面に、第1のす
だれ状電極とこれと離間して第2のすだれ状電極
を設けると共に、上記フイルムの裏面に第1のす
だれ状電極に対向する第1の平板状電極と第2の
すだれ状電極に対向する第2の平板状電極とを設
けることとしたので、PVF2フイルムの温度変化
により出力電圧を著るしく変化させることがで
き、従つて熱源検知素子、温度センサー、赤外線
検知素子などに応用することができる。
第1図は本発明による超音波変換素子の実施
例、第2図aは本発明による超音波変換素子の実
験構成例、第2図bは本発明による超音波変換素
子の出力電圧と温度との関係を示す図である。 1;PVF2フイルム、2;第1のすだれ状電
極、3;第2のすだれ状電極、4;第1の平板状
電極、5;第2の平板状電極。
例、第2図aは本発明による超音波変換素子の実
験構成例、第2図bは本発明による超音波変換素
子の出力電圧と温度との関係を示す図である。 1;PVF2フイルム、2;第1のすだれ状電
極、3;第2のすだれ状電極、4;第1の平板状
電極、5;第2の平板状電極。
Claims (1)
- 1 PVF2(ポリふつ化ビニリデン)からなる高
分子圧電フイルムと、該フイルムの表面に設けら
れる第1のすだれ状電極と、上記フイルムの表面
で上記第1のすだれ状電極から離間して設けられ
る第2のすだれ状電極と、上記第1のすだれ状電
極に対向して上記フイルムの裏面に設けられる第
1の平板状電極と、上記第2のすだれ状電極に対
向して上記フイルムの裏面に設けられる第2の平
板状電極とを有することを特徴とする超音波変換
素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8148579A JPS566598A (en) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | Ultrasonic converting element |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8148579A JPS566598A (en) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | Ultrasonic converting element |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS566598A JPS566598A (en) | 1981-01-23 |
JPS6226240B2 true JPS6226240B2 (ja) | 1987-06-08 |
Family
ID=13747698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8148579A Granted JPS566598A (en) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | Ultrasonic converting element |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS566598A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3588023A1 (en) | 2018-06-29 | 2020-01-01 | NPL Management Limited | Ultrasound sensor and detection apparatus |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01101799A (ja) * | 1987-10-15 | 1989-04-19 | Koji Toda | 液中超音波トランスデューサ |
JPH01101800A (ja) * | 1987-10-15 | 1989-04-19 | Koji Toda | 液中超音波トランスデューサ |
JP2844068B2 (ja) * | 1988-04-30 | 1999-01-06 | 日本電波工業株式会社 | 超音波トランスジューサ |
FR2920591B1 (fr) | 2007-09-04 | 2009-12-18 | Renault Sas | Dispositif d'actionneur a membrane electroactive |
JP2017134024A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 三菱マテリアル株式会社 | 温度センサ |
-
1979
- 1979-06-29 JP JP8148579A patent/JPS566598A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3588023A1 (en) | 2018-06-29 | 2020-01-01 | NPL Management Limited | Ultrasound sensor and detection apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS566598A (en) | 1981-01-23 |
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