JPS622623A - 高密度プラズマの形成方法 - Google Patents

高密度プラズマの形成方法

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JPS622623A
JPS622623A JP14213985A JP14213985A JPS622623A JP S622623 A JPS622623 A JP S622623A JP 14213985 A JP14213985 A JP 14213985A JP 14213985 A JP14213985 A JP 14213985A JP S622623 A JPS622623 A JP S622623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
target
substrate
rays
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP14213985A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Okumura
勝弥 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS622623A publication Critical patent/JPS622623A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、高密度プラズマ形成方法の改良に関する。
〔発明の技術的背景〕
近年、半導体装置の製造工程において、プラズマを用い
たエツチングやスパッタリングが実用に供されているが
、生産性の向上を目的としてエツチング速度の増大やス
パッタリング堆積速度の増大の要求が高まっている。
このようなことから、従来、プラズマ空間中に存在する
電子にマグネトロン運動を起こさせてプラズマ密度を増
大させる方法が行われている。これを第4図に示す装置
を参照して説明する。即ち、かかる方法はターゲット1
の裏面に複数の磁石(永久磁石でもm磁石でもよい)2
を配置し、被堆積基板3と前記ターゲット1の間にプラ
ズマ4を形成させ、該磁石2からの漏れ磁界によってプ
ラズマ中の電子をマグネトロン運動させることにより局
部的にプラズマ密度を増大させるものである。この際、
高密度プラズマ4aに接しているターゲット1の部分1
aが主にスパッタリングされる。この部分1aを一般に
エロージョン領域といわれている。こうした方法は、プ
ラズマ密度を増大させる点で非常に有効である。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上述した方法ではエロージョン領域がタ
ーゲット1上に局在する・ため、被堆積基板3上に均一
な膜厚の被膜を堆積することが困難となる。また、ター
ゲット1として有効に寄与しているのはエロージョン領
域のみであるため、ターゲット1を有効に使用できない
問題がある。更に、ターゲット1を磁性材料で形成して
、基板3上に磁性膜を堆積する場合には、漏れ磁界がほ
とんど発生しないため、プラズマ密度の増大を図ること
ができない。
(発明の目的) 本発明は、プラズマ密度を均一に増大させ、エツチング
速度や膜堆積速度を向上できると共に、磁性体のエツチ
ングや膜堆積も同様に可能な高密度プラズマの形成方法
を提供しようとするものである。
〔発明の概要〕
本発明は、プラズマ空間にX線を照射することを特徴と
するものである。かかる本発明によれば、プラズマ空間
外からX線を照射することによって、プラズマ効率を向
上させ、既述の如くプラズマ密度を均一に増大させ、エ
ツチング速度や膜堆積速度を向上できると共に、磁性体
のエツチングや膜堆積も同様に可能な高密度プラズマを
形成できるものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
実施例1 まず、ターゲット11と被堆積基板12とを対向させて
配置し、これらターゲット11と基板12の間にプラズ
マ13を発生させる。つづいて、ターゲット11の面と
平行な方向からX線14をプラズマ13に照射してター
ゲット材料からなる躾を基板12上に堆積する(第1図
図示)。
しかして、本実施例1によればX114により気体の電
離効率が向上するため、プラズマ密度が増大して膜堆積
速度を向上できる。しかも、X線14をプラズマ13に
均一に照射することにより、プラズマ13空間内で均一
にプラズマ密度を増大できるため、堆積膜厚の均一性を
図ることができると共に、エロージョン領域11aも均
一となってターゲット11の有効利用を達成できる。更
に、磁石によるプラズマの高密度化を行う方法ではない
ため、磁性材料からなるターゲットを使用しても基板上
に磁性膜を高い速度で堆積できる。
なお、上記実施例1においてX線の照射効率を上げるた
めに、XIの反射板(ブラッグ角を利用したもの等)を
使用してプラズマ空間を通過したX線を再度プラズマ空
間に照射させるようにしてもよい。
上記実施例1において、プラズマが側面から拡がするの
を防止するために側面に磁界や電界を形成してプラズマ
を閉じ込めるようにすることによって、X線照射との相
互作用によりプラズマ密度を一層増大せることも可能で
ある。
実施例2 まず、ターゲット11と被堆積基板12とを対向させて
配置し、これらターゲット11と基板12の間にプラズ
マ13を発生させる。つづいて、ターゲット1jXのl
[Jに配置した磁石15によってプラズマト3中の電子
をマグネトロン運動させると共に、基板12の背面側か
らX線14を照射して、ターゲット材料からなる躾を基
板12上に堆積する(第2図図示)。かかる本実施例2
において、磁石15による漏れ磁界が弱くプラズマ密度
の低い領域に基板12の背面側からX線14を照射する
、つまりマグネトロンスパッタリングにX線を重畳する
ことによって、全体的なプラズマ密度を増大でき、ター
ゲット材料からなる膜を基板12上に高速度で堆積でき
る。この場合、磁界を発生させている時間とX線の照射
時間とを交互に行ってもよい。
上記実施例1.2ではスパッタリング装置に適用して膜
堆積を行なう例について説明したが、プラズマCVD装
置にも同様に適用でき、膜堆積速度の向上、膜厚の均一
性を図ることができる。
実施例3 まず、一対の平板電極21.22を互いに平行となるよ
うに配向して配置し、一方の電極(例えば下部平板電極
)22上に被エツチング基板23を設置し、前記一対の
電極21.22間に交流電力を印加してプラズマ24を
発生する。つづいて、平板電極21.22の面と平行な
方向からX線25をプラズマ24に照射してプラズマ密
度を増大させる、つまりプラズマで発生する活性イオン
種を増大させ、該活性イオン種を下部平板1!ff12
2上の基板23に照射して異方性エツチングを行った(
第3図図示)。
しかして、本実施例3によればプラズマ24へのX線2
5の照射によりプラズマ密度を増大でき、プラズマ24
で発生する活性イオン種も増大できるため、X線照射を
行わない場合に比べて30〜100%のエツチング速度
の向上を達成できる。
また、従来法のようにエツチング速度の増大させること
による基板23へのダメージを防止できる。即ち、従来
法ではエツチング速度の増大を図るために平板N極間の
印加電力を高める方法が採用されている。しかし、かか
る方法では印加電力を増大させるために基板ダメージが
発生する。例えば、マスク材であるフォトレジストパタ
ーンが熱損傷したり、単結晶シリコン基板の結晶的な欠
陥を誘起させるような機械的損傷を与える等のダメージ
が発生する。゛これに対し、本実施例3の方法は平板電
極間への印加電力を高めずにX!!の照射によりプラズ
マ密度を増大させるため、既述の如く基板へのダメージ
を生じさせずに、エツチング速度を向上できる。
なお、上記実施例3では一対の平板電極を使用したエツ
チングについて説明したが、レジストアッシングIIや
バレル型プラズマエツチング装置に適用しても同様な効
果を達成できる。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、本発明によればプラズマ空間外から
xIlを照射することによって、プラズマ効率を向上さ
せてプラズマ密度を均一に増大でき、ひいてはエツチン
グ速度や膜堆積速度を向上できると共に、磁性体のエツ
チングや膜堆積も同様に可能な高凹度プラズマを形成し
得る方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1で適用したスパッタリング装
置を示す概略断面図、第2図は本発明の実施例2で適用
したスパッタリング装置を示す概略断面図、第3図は本
発明の実施例3で適用した平行平板型ドライエツチング
装置の概略断面図、第4図は従来のスパッタリング装置
を示す概略断面図である。 11・・・ターゲット、12・・・被堆積基板、13.
24・・・プラズマ、14.25・・・X線、15・・
・磁石、21.22・・・平板電極、23・・・被エツ
チング基板。 出願人代理人 弁理士  鈴江武彦 I J I I I I I J ト14第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、プラズマ空間にX線を照射することを特徴とす
    る高密度プラズマの形成方法。
  2. (2)プラズマ空間を平行平板電極間に形成し、かつX
    線を該電極面に平行に照射することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の高密度プラズマの形成方法。
JP14213985A 1985-06-28 1985-06-28 高密度プラズマの形成方法 Pending JPS622623A (ja)

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JPS622623A true JPS622623A (ja) 1987-01-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01293618A (ja) * 1988-05-23 1989-11-27 Mitsubishi Electric Corp プラズマエッチング方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5782475A (en) * 1980-11-12 1982-05-22 Toshiba Corp Dry etching method
JPS5990930A (ja) * 1982-11-17 1984-05-25 Toshiba Corp ドライエツチング方法及び装置
JPS6010731A (ja) * 1983-06-30 1985-01-19 Fujitsu Ltd プラズマエツチング装置

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