JPS62262358A - 高圧ナトリウムランプ用アルミナ管 - Google Patents

高圧ナトリウムランプ用アルミナ管

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JPS62262358A
JPS62262358A JP10519886A JP10519886A JPS62262358A JP S62262358 A JPS62262358 A JP S62262358A JP 10519886 A JP10519886 A JP 10519886A JP 10519886 A JP10519886 A JP 10519886A JP S62262358 A JPS62262358 A JP S62262358A
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JP
Japan
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tube
alumina
aluminum nitride
alumina tube
coating
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Yoshihiro Nimata
二俣 義浩
Keisuke Morita
啓介 森田
Hiroshi Sasaki
博 佐々木
Yasuo Fukatsu
深津 泰雄
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Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
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Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高圧ナトリウムランプ用アルミナ管に係り、特
に高圧ナトリウムランプの発光管として優れた耐久性を
有する高圧ナトリウムランプ用アルミナ管に関する。
[従来の技術] すトリウム75気中の放電を利用する高圧ナトリウムラ
ンプは、実用」―D線(589〜5896nm)の単色
光源とみなされ、その単色性によって目の色収差を消し
、視力を増すことから、各種の検査作業をはじめ、霧な
どの吸収や散乱が少ないことを利用して高速道路の照明
として用いられている。
従来、高圧ナトリウムランプの発光管の材質としては高
温度のナトリウム蒸気に侵されないものとして、化学的
に安定なアルミナが採用されており、この発光管用アル
ミナ管は表面にコーティングを施さないアルミナ生地の
まま用いられている。
[発明が解決しようとする問題点] 高圧ナトリウムランプの発光管は、その使用に際し、ア
ークの放熱のために温度が上昇し1通常、中心部の温度
は1200℃にも達する。しかしながら1発光管の材質
であるアルミナは熱伝導率が低いため、端部への熱の拡
散が円滑に行われず、中心部と端部とで相当な温度の差
が生じることとなる。このため、アルミナ管には、温度
歪が発生し、温度歪を常時受けることから、アルミナ管
の寿命は短いものとなる。
また、このようにアルミナ管の中心部が高温雰囲気にさ
らされるためナトリウム蒸気により受ける浸食も激しく
、このこともアルミナ管の寿命を短縮させる原因となっ
ている。
ところで、アルミナ管は、その製造時において表面に傷
が発生し易い、このため、従来のアルミナ発光管は、機
械的衝撃に弱く、破損し易いという欠点もあった。
一般に、高圧ナトリウムランプでは1発光管であるアル
ミナ管の寿命がランプ自体の寿命となる場合が多く、上
述のようなアルミナ管の短寿命の原因を解消し、その耐
久性、耐衝撃性を高めることにより、高圧ナトリウムラ
ンプの長寿命化を図ることは極めて重要である。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記実情に鑑み、アルミナ管の耐久性、耐衝
撃性を向上させるべくなされたものであって、 表面に窒化アルミニウムコーティングを施したことを特
徴とする高圧ナトリウムランプ用アルミナ管、を要旨と
するものである。
即ち、本発明者らは、アルミナ管の長寿命化を図るため
に、アルミナ管中心部からの熱の拡散を円滑にし、中心
部の温度を低下させて、温度歪を解消し、ナトリウム蒸
気による浸食を緩和するべく鋭意検討を重ねた結果、ア
ルミナ管の表面に熱伝導性の高い窒化アルミニウムのコ
ーティングを施すことにより、そのコーテイング膜を通
して熱の拡散が行われ、中心部と端部との温度差が低減
されると同時に中心部の浸食も防止され、更に耐衝撃性
も向上されることを見出し、本発明を完成させた。
以下、本発明につき詳細に説明する。
本発明の高圧ナトリウムランプ用アルミナ管は、常法に
従って製造されたアルミナ管の表面に窒化アルミニウム
コーティングを施したものである。
この窒化アルミニウムコーティングのコーティング厚さ
は薄過ぎると熱の拡散能力が小さくなり、窒化アルミニ
ウムコーティングによる温度差緩和や特性改善の効果が
低く、また逆に厚過ぎると基材のアルミナと窒化アルミ
ニウムとの熱膨張率の相違によりコーテイング膜が剥離
する恐れがアル、このため、窒化アルミニウムコーティ
ングの厚さは0.5〜5μmとするのが好ましい。
なお、窒化アルミニウムコーティングの方法は特に限定
されるものではなく、HCDイオンブレーティング法等
の方法によって良好なコーティングを行うことができる
【作用] 発光管の基材材質であるアルミナの熱伝導率20W/m
11kに対して、窒化アルミニウムの熱伝導率は320
w/m・にと相当高い、このため、窒化アルミニウムコ
ーティングを施したアルミナ管では、アークの発熱によ
り管内部に発生した熱は、管表面に達した後、熱伝導率
の高い窒化アルミニウムコーテイング膜内を速やかに移
動して、端部へ拡散するうえ、表面からの放熱績も増加
する。このため、アルミナ管の中心部の温度は低下され
、中心部と端部との温度差によるアルミナ管の温度歪が
小さくなり、また中心部の温度低下によりナトリウム蒸
気による浸食が軽減される。
更に、アルミナ管の製造時に発生する管表面の傷も、窒
化アルミニウムコーティングを施すことにより十分に保
障され、表面強度は高められ耐衝撃性が向上する。
なお、アルミナ管は窒化アルミニウムコーティングを施
すことによっても、光透過率に何ら悪影響を受けること
はない。
[実施例] 以下、実施例について説明する。
実施例1,2、比較例1 通常の方法で作製した管長10cmのアルミナ/17(
比較例1)とこの管にHCDイオンブレーティング法に
より、各々、0.5pm厚さく実施例1)又は34m厚
さく実施例2)に窒化アルミニウムコーティングを施し
たものについて、物性比較試験を行った。結果を第1表
に示す。
第  1  表 ※熱衝撃性、1200℃より急冷しても、亀裂の発生や
コーティングの剥離は認 められなかった場合   ・・・・・・0亀裂や剥離が
認められた場合・・・× として評価した。
第1表より明らかなように1本発明の如く、窒化アルミ
ニウムコーティングを施すことによって、アルミナ管の
中心部との温度差は400℃から200℃程度へと大幅
に低減、され、また、中心部の温度自体も低下される。
このため温度差に起因する歪は低減され、またナトリウ
ム蒸気による浸食も軽減されることが明らかである。し
かも、窒化アルミニウムコーティングにより1発光管の
透過率は何ら悪影響を受けず、一方、機械的強度は向上
している。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明の高圧ナトリウムランプ用ア
ルミナ管は、表面に窒化アルミニウムコーティングを施
してなるものであって、■ アルミナ管の中心部と端部
との温度差が小さくなり、温度型が低減される。
■ 中心部の温度が低下されるため、ナトリウム蒸気に
よる浸食が軽減される。
■ 表面強度が高められ、耐衝撃性、機械的強度が向上
する。
等の効果が奏される。
このため、本発明の高圧ナトリウムランプ用アルミナ管
は、高圧ナトリウムランプの発光管として優れた耐久性
を発揮し、発光管の寿命を延長し、ひいては高圧ナトリ
ウムランプの長寿命化を図るものであり、工業的、経済
的に極めて有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に窒化アルミニウムコーティングを施したこ
    とを特徴とする高圧ナトリウムランプ用アルミナ管。
  2. (2)窒化アルミニウムコーティングの厚さが0.5〜
    5μmであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の高圧ナトリウムランプ用アルミナ管。
JP10519886A 1986-05-08 1986-05-08 高圧ナトリウムランプ用アルミナ管 Granted JPS62262358A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10519886A JPS62262358A (ja) 1986-05-08 1986-05-08 高圧ナトリウムランプ用アルミナ管

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JP10519886A JPS62262358A (ja) 1986-05-08 1986-05-08 高圧ナトリウムランプ用アルミナ管

Publications (2)

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JPS62262358A true JPS62262358A (ja) 1987-11-14
JPH0449221B2 JPH0449221B2 (ja) 1992-08-10

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ID=14400970

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JP10519886A Granted JPS62262358A (ja) 1986-05-08 1986-05-08 高圧ナトリウムランプ用アルミナ管

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0683504A1 (en) 1994-05-17 1995-11-22 Toshiba Lighting & Technology Corporation Discharge lamp and illumination apparatus using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0683504A1 (en) 1994-05-17 1995-11-22 Toshiba Lighting & Technology Corporation Discharge lamp and illumination apparatus using the same

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JPH0449221B2 (ja) 1992-08-10

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