JPS6226097A - エア−混型洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はエアー混型洗濯機に関する。更に詳しくは、
洗濯時、設定時期に洗濯水流に空気を混和撹拌して洗濯
助長を行う方式を採用したエアー混型二層式洗濯機の洗
濯時に発生するリント、洗濯時長時に多発する衣料の繊
維に付着していたリント、汚れ分などを採取、あるいは
流出する洗濯機の構造に係るものである。

発明の目的 この発明は洗濯槽の形成に際し特別な構造、形状を与え
て二つの水路を併設し、内筒を洗濯水を縦下方向えの循
環室と溢水排水室とを段違いに形成し、水路にリント採
取用フィルタを設け、特設した撹拌翼の回転によって発
生するポンプ作用を利用して洗濯助長を実行するもので
あり、殊に洗濯助長時に多発するリント、汚れ分などを
採取、あるいは流出することを目的とする。

発明が解決しようとする問題点 この種、エアー混洗濯機は、従来一般洗濯機の洗濯方法
を駆使しても、尚かつ洗濯衣料の繊維に付着、あるいは
絡み付くなどして容易に除去し得なかつた汚れ分、洗剤
分、リント、毛髪、綿ゴミ、塵埃などの汚濁物を、洗濯
槽底部に特設した撹拌翼の回転によって発生するポンプ
作用を利用して、洗濯時、制御装置洗濯行程に設定時期
、仮えば洗濯衣料の繊維に洗剤が有効に作用したとする
洗浄終期、あるいは、ためすすぎ、溢水すすぎ全期など
に洗濯水流に空気を混和撹拌して洗濯助長する洗濯助長
行程を設け、その実行行程電気回路に同調作動するよう
に接続された送風機、又は電磁空気弁（水流反転周期の
長いものは撹拌翼の吸引力を利用して電磁弁の開閉によ
って空気を吸引できる）と送風パイプで連通する空気放
出口を洗濯槽底部軸部寄りに水封に設け送風機圧力を洗
濯助長時洗濯衣料を水面に浮上させない程度に制圧した
エアー混方式を採用して上記すすぎ時期などに衣料の繊
維から汚濁物を分離、あるいは溶出、あるいは浮上させ
ることが可能である。然し乍らこの方式を採用した場合
、従来の洗濯機構造では、その殆んどは多発する前記汚
濁物を採取、又は流出する可能性は少く折角衣料から取
り出された汚濁物は衣料に再付着したり、排水機構部分
に詰るなどして排水に支障を来たすことになり好ましく
ない。

関連出願に　昭和６０年７月１日 特出願　１　洗濯機 特出願　２　エアー混型洗濯機がある。

構成 この発明は外枠に個別の洗濯槽と脱水層を設え前記洗濯
助長構造を備えた洗濯機において、略環状凹部を上下二
股に形設し、洗濯水を開放側壁上部手動内筒入口から環
状凹部えの縦下方向に循環する水路と溢水排水路に隔室
併設形成された水路に嵌合する手動内筒隔室入口を段違
いに形設し、その水路にリントなどの採取用フィルタを
配設したことを要旨としている。

以下本発明を図示の一実施例に基いて詳細に説明する。

第１図は本発明の二槽式洗濯機の一部を欠除した要部の
平面図、第２図は要部の断面図、第３図は撹拌翼近傍の
断面拡大図である。

外枠１に備えられた洗濯槽２底部略環状凹部３を上下二
段に形成し、上部に前記突設した羽根部４に貫通孔５を
設け、羽根裏に環状リブを含む長手方向えの組み合わせ
リブ６を形設した撹拌翼７を配設すると共に下部軸部８
寄りに水封に空気放出口９を設ける。洗濯槽２底面から
上方にかけて延び外側方に膨出形成し、前面を環状凹部
３より側壁上方にかけて開放形成し、開放前面に脱着可
能に設けられた水路カバー１０を低水位１１下位より上
方を開放両側壁に横条を有する縦形凹部１２を設ける。

前室を排水弁部１３に連底する下部環状凹部３に洗濯水
を縦下方向えの循環室１４、後室を底部に排水パイプ１
５と連通する溢水排水室１６に隔室する垂直壁１７を設
ける。第４図は第２図本発明要部断面図Ａ−Ａの平面図
、第５図は手動内筒断面拡大図を示す。その内側に図示
のように底部を開口し両外側に縦形凸部１８を形設し一
部を稍きつ目に形設しておく、前面上部を開放し開放面
に折返し縁、あるいは厚目の補強縁を備えた作動部１９
を設け、又運転時後述の前室入口から洗濯水が縦下方向
に循環するよう本発明は多透孔板２０を■Ｌ型に形成し
、開口部内側に誘導部２１を形成し多透孔板２０を嵌合
し■Ｌ型前面が低水位１１より下位折り縁ａ位置に納ま
るように配設されている。尚多透孔板上部を溢水時後室
えの流入を速やかにするため透孔の一部を省略してもよ
い。更に内側を前記前室を洗濯水を縦下方向えの循環室
１４、後室を底部に排水パイプ１５に連通する溢水排水
室１６とを段違いに開口隔室に成形すると共に開口部前
室外側に折り縁ａを施し、かつ内側に各受枠２２を設け
リント採取用フィルタ２３を脱着自在に配設して一体と
した手動内筒２４を上記開放側壁に設けた横条を有する
縦形凹部１２をガイド溝、手動内筒２４両側に形設した
縦型凸部１８をガイドリブとした上部嵌合部、上記前室
を洗濯水の縦下方向えの循環室１４、後室溢水排水室１
６に隔室する垂直壁１７をガイドリブ、手動内筒２４隔
室間隙２５をガイド溝として垂直壁１７に跨設遊嵌する
下部嵌合部を備えた構成になっている。

作用 上記のように構成されたエアー混型洗濯機の汚れ分、リ
ントなどの汚濁物の採取と流出する装置において、先づ
手動内筒２４を所要の水位まで作動部１９を手で移動す
るが、作動手触縁が補強形成されているので作動が容易
であり簡単に破損の恐れはない。又手動内筒２４両側に
形設された縦形凸部１８の一部が稍きつ目に形設され、
側壁に横条を有する縦形凹部１２を上部嵌合部として嵌
合して摺動するようになっているので運動中振動で所定
の位置より自然に移動する恐れはない。又隔室する垂直
壁１７に跨設遊嵌する手動内筒２４隔室間隙２５が嵌合
されて手動内筒を定位置に安定としている。隔室間隙２
５に空気が溜って不都合の時は上部に空気孔を設けると
安定する。手動内筒２４の低水位は垂直壁１７、手動内
筒２４開口部前室外側に施した折縁ａ安定した位置とな
っている。運転時には洗濯水に空隙が浸漬するので手動
内筒２４はより安定し機能を果すようになる。撹拌翼７
が回転前の状態では、洗濯槽２に手動内筒２４の選択水
位まで洗濯水が入っている。撹拌翼７が回転を始めると
、その回転によって発生するポンプ作用で羽根の前方で
は撹拌水流による渦が生じ、定転運転時では一定方向に
回転する渦巻水流が、又反転運動時には反転周期時間、
水流スイッチの強、弱切替えなどに応じて、水流回転方
向、水流の強さを変えながら洗濯槽２底部から上方えと
回転しながら水流が移動して行く、一方羽根裏に長手方
向に形設されたリブ６は、撹拌翼７の回転によってリブ
の平面で洗濯水を加圧するため羽根裏の洗濯水は羽根裏
に組み合わせて形設された環状リブ６の位置より外側方
は撹拌翼７と洗濯槽２との間隙より前方へ回転しながら
排出されるので洗濯水はこの間隙を通って羽根裏えの浸
入は難かしい。又環状リブ６より内側方は加圧された洗
濯水が羽根部４に設けられた貫通孔５を通過して前方へ
回転しながら排出されるが、排出量も略一定でしかも平
均に継続して排出されるため、羽根前では上昇作用を備
えた新たな水流が発生して洗濯時衣料を上昇させるので
、衣料と撹拌翼との接触を減少させる従って衣料の損傷
、リントの発生を抑えると共に洗濯モーターの負荷を軽
減し、回転を円滑にすることができる。又羽根裏では排
出された洗濯水を補充する作用が働き吸引力が発生する
が、運転時には前記のように羽根裏から撹拌翼７と洗濯
槽２の間隙より排出される洗濯水があるため、ここから
羽根裏えの洗濯水の補充はできない。従って洗濯水の補
充は下部環状凹部３に縦下方向に洗濯水を取り入れる手
動内筒２４前室入口より多透孔板２０を通って補充する
ことになる。補充された洗濯水は前述のように羽根裏に
形設されたリブの平面で加圧され、その一部は洗濯槽２
と撹拌翼７との間隙より前方へ排出され、他の大部分は
環状リブ６の内側方に形設されたリブ６の平面で加圧さ
れ羽根部４に設けた貫通孔５より前方へ排出され羽根で
新水流を発生し、次いて前方の大きな撹拌水流の渦中に
混和撹拌され、洗濯槽２底部から上方へ、上方から底部
えと移動回転し撹拌を繰返す傍ら、洗濯槽２側壁に設け
た手動内筒２４低水位１１下位に配設された多透板２０
を通って前記前室入口より縦下方向えの循環室１４から
羽根裏へ吸引される循環を何回にも繰返す水路を形成す
る。従って洗濯時に洗濯衣料の繊維から発生するリント
などは前記前室開口入口に設けた受枠２２に配設した脱
着自在なリント採取用フィルタによって採取される。本
発明は前述のように洗濯時、設定時期に洗濯水流に空気
を混和撹して洗濯助長を実行するものであるから空気放
出口９を最も好ましいとする位置即ち環状凹部３下部軸
部８寄りに水封に設け、送風機に連通する送風パイプに
接続された空気放出口９より空気を放出する。放出され
た空気は撹拌翼７の回転によって発生する吸引力によつ
て容易に羽根裏に吸い寄せられるので送風機のの送圧力
を軽減できる。又発生する吸引力は、一定方向回転が長
く、水流が強い程大きい。従って吸引力の強い洗濯機に
おいては、送風機に替えて、電磁空気弁を配設し洗濯助
長時に開閉しても洗濯助長は可能である。このようにし
て吸引された空気は前記洗濯時の洗濯水と同一の行程を
循環する。先づ羽根裏で洗濯水と混和され撹拌翼７羽根
裏に形設されたリブ６の平面で加圧され、更に細分化さ
れ一部は形設されている環状リブ６の外側方、洗濯槽２
と撹拌翼７との間隙より前方に排出されされ、他の大部
分の空気泡は内側方、羽根部４に設けた貫通孔５から洗
濯水に混和しながら羽根表に均一細分化され排出され、
前方の撹拌水流に合流更に混和撹拌を続け細分化され洗
濯水と一諸に回転し乍ら上方へ移動し、その殆んどは水
面に達し空気と同和する。従って選択助長時には洗濯衣
料の繊維の細部にまで空気泡が細分化され次ぎ、次ぎと
通過することになるため、その作用で繊維に付着し、あ
るいは絡っていた汚れ分、洗剤分、リント、毛髪、綿ゴ
ミ、塵挨などの汚濁物を繊維より分離、あるいは洗濯水
に溶出、あるいは浮上するなどして洗濯助長効果を上げ
ることができる。従ってすすぎ時、洗濯槽２に洗浄脱水
を終了した洗濯衣料を入れ、洗濯水を選択水位まで注入
し、撹拌翼７を回転し、空気放出口９からすすぎ全期に
空気を放出し、すすぎ助長を実行すると、空気は前述の
ように羽根裏のリブ６の平面で加圧され洗濯水と混和し
貫通孔５を通過し前方に排出され撹拌水流に合流更に混
和撹拌を続け細分化し洗濯衣料の繊維の隅々まで到達し
通過する。その作用で繊維より多量の上記汚濁物を分離
、溶出、あるいは浮上させる。このよにして多発する汚
濁物を洗濯槽２側壁に設けた手動内筒２４前室洗濯水の
縦下方向えの循環室１４入口より縦下方向水路→下部環
状凹部３→羽根裏→貫通孔５→撹拌水流→水面→前室洗
濯水縦下方向えの入口に循環する水路を何回も循環しそ
の入口附近水路に受枠２２に配設された脱着自在なリン
ト採取用フィルタを通過する際残留する汚濁物は採取さ
れるが、すすぎ助長によって洗濯水に分離、あるいは溶
出している汚れ分、洗剤分を、ためすすぎで除去、流出
することはできない。本発明は洗濯槽２側壁に設けた手
動内筒２４に段差を設けて溢水排水室１６を備え、溢水
すすぎを実行するものであり、衣料などのここからの侵
入を防止する目的をもつて前室洗濯水循環室１４上部に
設けた誘導部２１に嵌合された■Ｌ型多透孔板２０を越
えて、溢水排水室１６入口から溢水洗濯水がすすぎ助長
によって多発した汚濁物と一諸流入し底部に連通する排
水パイプ１５から排水管に流出するが、汚濁物は溢水排
水室１６入口に配設されたリント採取用フィルタを通過
する際残留物としてリント、毛髪、綿ゴミなどの汚濁物
は採取され、汚れ分、洗剤分などリント採取用フィルタ
で採取されない汚濁物は洗濯水と一諸に洗濯槽２外へ排
出される。このように、すすぎ助長溢水すすぎ時には、
手動内筒２４に設けた２水路を活用して多発する汚濁物
を採取、あるいは流出することができる。

発明の効果 本発明は洗濯槽側壁に設けた手動内筒に段違いに設けた
ニ水路、前室に洗濯水を縦下方向えの水路を開設し、特
設した撹拌翼の回転によって発生するポンプ作用を利用
して洗濯水を縦下方向へ循環させ、その水路入口にリン
ト採取用フィルタを配設し洗濯時衣料の繊維から発生し
て水面、又は水面近くに浮上遊泳するリントなどを洗濯
水と一緒に縦下方向に何回も循環通過することによつて
採取することができる。又洗濯助長時、すすぎ全期に洗
濯水流に空気を混和撹拌することによって洗濯衣料の繊
維より分離、あるいは洗濯水に溶出、あるいは浮上する
汚れ分、洗剤分、リント、毛髪、綿ゴミ、塵挨などの汚
濁物を水面、あるいは水面近くに浮上させ、これを溢水
すすぎ方式で除去、流出するもので、選択水位より上位
で溢水する洗濯水は手動内筒に嵌合する■Ｌ型カバーを
越えて汚濁物と一諸に多透孔板を通過する。ここで大き
な汚濁物は侵入を阻止され通過した汚濁物を含む洗濯水
は後室、溢水排水室入口に配設されたリント採取フィル
タを通過して底部に連通する排水パイプより流出するも
のであり、これで汚れ分、洗剤分は洗濯水と一諸に有効
に流出され短時間で水面、又は水面附近より取除かれる
。他の汚濁物は溢水排水室入口に配設したリント採取用
フィルタによって流出の際採取される。更に前室、洗濯
水を縦下方向えの循環水路も作動しているから、この水
路入口に設けたリント採取フィルタからも更に下位に浮
遊する汚濁物を採取することができるので多発する汚濁
物を短時間で、採取、あるいは流出できる。又特設した
撹拌翼の回転によって洗濯時、洗濯助長時貫通孔より洗
濯水、空気泡が運転時平均して前方に排出されるので羽
根の正面に接して新たな上昇水流が発生して洗濯時、洗
濯助長時衣料を浮上させる作用が働き撹拌翼への接触を
緩和するので衣料の損傷、を減少し、リントの発生を仰
え、洗濯モーターの負荷を軽減し回転を円滑にすると共
に洗濯助長時、羽根裏の吸引作用によって空気送圧力を
大巾に軽減するなど実用効果の高いエアー混型洗濯機で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ニ槽式洗濯機の一部を欠除した要部の平
面図、第２図は要部の断面図、第３図は撹拌翼近傍の断
面拡大図、第４図は第２図要部の断面図Ａ−Ａの平面拡
大図、第５図は手動内筒の断面図である。１は外枠、２
は洗濯槽、３は環状凹部、４は羽根部、５は貫通孔、６
はリブ、７は撹拌翼、９は空気放出口、１０は水路カバ
ー、１９は作動部、２４は手動内筒を示す。 なお、各図中同一符号は同一相当部分を示すものである
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 個別の洗濯槽と脱水槽とを備え、突設した羽根部に貫通
   孔を設け、羽根裏にリブを形設した撹拌翼を洗濯槽底部
   に配設し、洗濯時、洗濯行程に設定時期、洗濯水流に空
   気を混和して洗濯助長を遂行する制御装置洗濯助長実行
   行程を設定しその電気回路に同調作動するよう接続され
   た送風装置に連通する空気放出口を洗濯槽底部に設けた
   洗濯機において、洗濯槽底部略環状凹部を上下二段に形
   成し、上部に前記撹拌翼を配設すると共に下部軸部寄り
   に水封に空気放出口を設ける、洗濯槽底面から上方にか
   けて延び外側方に膨出形成し、前面を環状凹部より側壁
   上方にかけて開放形設し、開放前面に脱着可能に設けら
   れた水路カバーを低水位下位より上方を開放両側壁に横
   条を有する縦形凹部を設ける。 前室を排水弁部に連底する下部環状凹部に洗濯水を縦下
   方向えの循環室、後室を底部に排水パイプと連通する溢
   水排水室に隔室する垂直壁を設ける。その内側に底部を
   開口し両外側に縦形凸部を形設し前面上部を開放して作
   動部を設け低水位下位から上を多透孔とし上部を逆Ｌ型
   とする。更に内側を前記油室を洗濯水を縦下方向えの循
   環室、後室を底部に排水パイプに連通する溢水排水室と
   を段違いに開口隔室に成形すると共に開口部前室外側に
   折り縁を施し、内側に各受枠を設けリント採取用フィル
   タを脱着自在に配設して一体とした手動内筒を上記開放
   側壁に設けた横条を有する縦型凹部をガイド溝、手動内
   筒両側に形設した縦形凸部をガイドリブとした上部嵌合
   部、上記前記前室を洗濯水を縦下方向えの循環室、後室
   溢水排水室に隔室する垂直壁をガイドリブ、手動内筒隔
   室間隙をガイド溝として垂直壁に跨設遊嵌する下部嵌合
   部を具備することを特徴とするエアー混型洗濯機。