JP3089214U - 洗濯機の濯ぎ水排出蓋 - Google Patents

洗濯機の濯ぎ水排出蓋

Info

Publication number
JP3089214U
JP3089214U JP2002000570U JP2002000570U JP3089214U JP 3089214 U JP3089214 U JP 3089214U JP 2002000570 U JP2002000570 U JP 2002000570U JP 2002000570 U JP2002000570 U JP 2002000570U JP 3089214 U JP3089214 U JP 3089214U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
rinsing
washing
tub
washing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002000570U
Other languages
English (en)
Inventor
利夫 森田
Original Assignee
利夫 森田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 利夫 森田 filed Critical 利夫 森田
Priority to JP2002000570U priority Critical patent/JP3089214U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3089214U publication Critical patent/JP3089214U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 洗濯に要する水道水及び電力の節約。 【解決手段】 水槽式電気洗濯機の基本構造を変える事
なく、洗濯水槽最上部にこれを密閉することが出来る開
閉式濯ぎ水排出蓋1を取り付けることを以て課題を解決
に導く。詳しくは、濯ぎ水排出蓋により洗濯水槽を密閉
状態にして濯ぎ運転を行なう。この間、従来通り洗濯機
の攪拌作用に依って、水槽内は洗濯物が水中を旋回して
いるが、水中の塵、垢、糸屑、及びそれ等を付着した洗
剤の泡等は水面上部中心付近の渦流に浮遊している。そ
して、徐々に水槽内に水道水が給水されるに及んで水槽
内は溢水状態となり水面上部の中心部の渦流に大部分が
集まっている汚れ水から先に濯ぎ水排出蓋の天井部の溢
水出口2から溢出して行く事となり、より清浄な水は残
留する事になる。この結果、より少ない給水で濯ぎを完
了する事が可能となり、且つ濯ぎ運転時間短縮による電
力の節減となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水槽式電気洗濯機の濯ぎ運転中の排水の仕方に係わるものであり、 詳しくは、濯ぎ水排出蓋が洗濯水槽を密閉状態にする事を可能にし、因って、こ の濯ぎ水排出蓋を経由して汚れ水の排水を可能にするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の水槽式電気洗濯機の濯ぎ機能は、洗濯水槽に水道水を継続的に供給して 、攪拌しつつ、溢水状態を持続して水槽内の濯ぎ水が澄むまで注水を継続すると いう迂遠な方法が採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
現在使用されている洗濯機は多量の水を使用する事が避けられない。この事は 同時に多量の電力を消費する事である。これらの事実に鑑み、以下の2点の課題 を解決せんとするものである。
【0004】 1.水道水の節減。 現用の洗濯機が必要とする濯ぎ水の量は家庭単位でも余りにも多量であるばかり でなく、広く地域的にも深刻な水不足の原因になっている。この様な世界的に共 通な水資源問題の解決の一端を担おうとするものである。
【0005】 2.電力の節減 現用の洗濯機の濯ぎ行程時間は大変長い、その間中、電力は消費されるのである 。当考案の濯ぎ行程時間の短縮は直ちに電力の節減になる。これは広く電力資源 の節約に貢献する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成する為、本考案である洗濯機濯ぎ水排出蓋を水槽式洗濯機に備 え付ける事を以て、解決手段とする。これは、透視可能な材質の円形の蓋の天井 中央部に溢水出口を備え、そこから排水パイプへと繋がるものであり、濯ぎ運転 中は洗濯水槽を上部から完全に密閉する事が出来るもので、密閉する事に由り水 槽内で洗濯物と共に旋回運動している汚れ水を、外部からの給水によって水槽を 溢水状態にすることに因りこの汚れ水から真っ先に、蓋の天井中央部の溢水出口 から排出することが可能となり、より清浄な水の流出は抑えられる。これに因っ てより短時間で濯ぎを完了する事が出来る。
【0007】
【考案実施の形態】
水槽式電気洗濯機で従来通りの洗濯行程が終了してから本考案の濯ぎ行程が始ま る。 1に、濯ぎ水排出蓋(1)により洗濯水槽を密閉する。 2に、濯ぎ水の供給を洗濯水槽の側壁面の給水口(11)から行なう。 かくして、濯ぎ運転を継続するが、水槽内は攪拌運転に因り、洗濯対象物(衣類 等の繊維製品)が水槽内の外側近くの水中を旋回するが、水中の塵、垢、糸屑等 や、これ等を付着した洗剤の泡等の、本来真っ先に排除されるべき汚れ水は水中 の衣類等よりも質量が軽い為 遠心力で渦流の外側方向に押し出され旋回してい る衣類等に取り残されて、渦流の中心部の水面近くに浮遊している。
【0008】 斯かる状況下で給水を行う事に因り、水位が上がり溢水状態になると水面中心部 の渦流付近に集まっている汚れ水から先に濯ぎ水排出蓋(1)の溢水出口(2) から流出して行き、より清浄な水は洗濯水槽内に残る。 3に、透明な濯ぎ水排出蓋及び排水パイプを透して水槽内の濯ぎ行程の進捗状況 をチェックした上、任意の時点で濯ぎを終了する。勿論、タイマーで終了時刻を セットするも任意である。
【0009】
【考案の効果】
請求項1の濯ぎ水排出蓋は、濯ぎ運転中、密閉される為、蓋の天井中央の溢水出 口が汚れ水の流出通路となる。
【0010】 請求項1の濯ぎ水排出蓋の、基部のスクリーンは洗濯物が溢水出口に吸い込まれ るのを防ぐ為のものである。
【0011】 請求項2の透視可能な材質の濯ぎ水排出蓋については、濯ぎ運転中、洗濯槽内の 水の清濁度を、排出蓋ならびに排水パイプを透して観察する事が可能であり、任 意の時点で作業を終了することを可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗濯機濯ぎ水排出蓋を閉めた状態の斜視図であ
る。
【図2】洗濯機濯ぎ水排出蓋を開けた状態の斜視図であ
る。
【図3】断面図である。
【図4】平面図である。
【符号の説明】
1 洗濯機濯ぎ水排出蓋 2 溢水出口 3 排水パイプ 4 外周縁(洗濯水槽上縁との接着面はゴム質) 5 スクリーン 6 洗濯機濯ぎ水排出蓋のヒンジ 7 洗濯機濯ぎ水排出蓋のロック 8 洗濯機本体の排水口 9 洗濯水槽上縁(外周縁との接着面はゴム質) 10 排水管(洗濯機本体内) 11 洗濯水槽内壁の給水口
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月17日(2002.5.1
7)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 洗濯機の濯ぎ水排出蓋
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】 当考案に類するものは未だ開発されて
いない。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形をした蓋の天井中心部に排水パイプ
    (3)に繋がる溢水出口(2)を備え、その底面全体に
    スクリーン(5)を備えた開閉式で洗濯水槽を密閉可能
    にする濯ぎ水排出蓋(1)。
  2. 【請求項2】 全体が透視可能な材質で出来た円形蓋と
    それに繋がる排水パイプでその洗濯水槽上縁部と接着す
    る円形蓋の外周縁(4)底部にゴム等の密着効果の高い
    材質を使用した濯ぎ水排出蓋。
  3. 【請求項3】 洗濯機本体上面に、濯ぎ水排出蓋の排水
    パイプを挿入する排水通路(8)を開口した洗濯機。
JP2002000570U 2002-01-07 2002-01-07 洗濯機の濯ぎ水排出蓋 Expired - Fee Related JP3089214U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002000570U JP3089214U (ja) 2002-01-07 2002-01-07 洗濯機の濯ぎ水排出蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002000570U JP3089214U (ja) 2002-01-07 2002-01-07 洗濯機の濯ぎ水排出蓋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3089214U true JP3089214U (ja) 2002-10-18

Family

ID=43240481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002000570U Expired - Fee Related JP3089214U (ja) 2002-01-07 2002-01-07 洗濯機の濯ぎ水排出蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3089214U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004166938A (ja) 洗濯機
CN105483982A (zh) 用于滚筒洗衣机的配盖及滚筒洗衣机
CN106676845B (zh) 一种洗衣机内外桶配合防溢结构
CN105696245A (zh) 洗衣机
WO2018040935A1 (zh) 一种内外桶间无水的洗衣机及其控制方法
JP5383878B2 (ja) 洗濯機
JP3089214U (ja) 洗濯機の濯ぎ水排出蓋
US11530504B2 (en) Washing machine with auxiliary washing unit
CN211633165U (zh) 带超声波清洗振子独立洗锅室的洗碗机
CN2612706Y (zh) 双桶洗衣机
CN206457638U (zh) 一种洗衣机的循环水排污系统
CN107190468B (zh) 新型自动洗晒装置
CN107780118A (zh) 一种无磨损洗涤的洗衣机及其控制方法
CN111850921A (zh) 洗衣机
CN104294517A (zh) 一种洗衣盆
JPS5910837B2 (ja) 洗濯機
CN108252371A (zh) 一种多功能环保洗衣槽
CN212294105U (zh) 一种便于回收废水的洗衣机
CN201347570Y (zh) 新型洗手池
CN108085918A (zh) 一种超声洗衣蛋
CN210177170U (zh) 洗衣机
JPS618092A (ja) 洗濯機
KR200301976Y1 (ko) 세탁기
JPS5937996B2 (ja) 洗濯機のソフト仕上剤投入装置
JPS5849186A (ja) 脱水洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees