JPS62260454A - デ−タ伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、画像情報等のディジタルデータを伝送するデ
ータ伝送装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、画像情報等のディジタルデータを通信回線を通し
て伝送する場合には、ディジタル符号化方式を用いてデ
ィジタル伝送を行っている。一方、ＴＶ信号のようなア
ナログ画像データは直接強度変調などのようなアナログ
変調方式を用いてアナログ伝送を行っている。

（発明が解決しようとする問題点） アナログ変調方式の場合は帯域使用効率に優れ、回路規
模も小さく信頼性の点で有利であるが、中距離伝送では
伝送系Ｓ／Ｎ　（、信号対雑音）比が現在のところ５０
ｄＢ以下で、ディジタル系のビット精度で言い換えれば
７ビツト以下のものしかなく、例えば医用画像のように
Ｓ／Ｎ比７２ｄＢ以上量子化１２ビット以上の高精細度
の画像データではアナログ伝送方式の利点を使うことが
できないためディジタル伝送を使用せねばならない。

ところがディジタル伝送の場合、アナログ方式に比べ本
質的に帯域使用効率は落ち、高速に画像情報を伝送する
ことはできないという問題がある。

本発明は上記事情に鑑みて成されたもので、ディジタル
画像情報の伝送速度を向上させることが可能でデータ伝
送装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するため本発明は、所定ビット数のディ
ジタルデータを任意のビット数で複数に分割する分割手
段と、該分割手段で分割されたディジタルデータをそれ
ぞれアナログデータに変換する複数のディジタル−アナ
ログ変換手段と、該ディジタル−アナログ変換手段によ
り変換されたアナログデータをそれぞれ伝送する複数の
アナログ伝送手段と、該アナログ伝送手段により伝送さ
れたアナログデータをそれぞれディジタルデータに変換
する複数のアナログ−ディジタル変換手段と、該アナロ
グ−ディジタル変換手段からのディジタルデータを元の
ビット数に合成する合成手段とを具備した構成とした。

（作　用） 本発明は上記の構成としたので、次のように作用する。

即ら、ある第１のディジタルデータ記憶装置からある第
２のディジタルデータ記＠装置にデータを伝送する場合
、先ず第１のディジタルデータ記憶装置に記憶されてい
る所定ビット数のデータは分割手段で任意のビット数で
複数に分割され、分割されたデー、夕はそれぞれディジ
タル−アナログ変換手段でアナログデータに変換される
。次いでディジタル−アナログ変換手段で変換されたア
ナログデータは、アナログ伝送手段で伝送され、アナロ
グ−ディジタル変換手段でアナログ−ディジタル変換さ
れる。そしてディジタル変換されたデータは合成手段に
より元のビット数データに合成され第２のディジタルデ
ータ記憶装置に転送されることとなる。この場合におい
て本発明はデータを分割して伝送しているのでアナログ
伝送手段としては現状のものを使用でき、従って滑子化
精度の高い医用画像のような高精細度な画像情報であっ
てもこれを帯域効率の高いアナログ伝送手段を用いて高
速に伝送することができる。

（実施例） 以下図示の実施例について説明する。

図面は本発明に係るデータ伝送装置の一実施例を示すブ
ロック図で必る。

１はディジタル画像データ等のディジタルデータを記憶
しているディジタルデータ記＠装置、２ａ、２ｂは該デ
ィジタルデータ記憶装置１に記憶されているディジタル
データを２つに分割し一時的に記憶するレジスタ等から
なるディジタルデータの分割手段、３ａ、３ｂは該分割
手段２ａ、３ｂで分割されたディジタルデータをそれぞ
れアナログデータに変換するディジタル−アナログ変換
手段（ＤＡＣ）　、５ａ、５ｂは該ディジタル−アナロ
グ変換手段３ａ、３ｂにより変換されたアナログデータ
をそれぞれ伝送するアナログ伝送手段、７ａ、７ｂは該
アナログ伝送手段５ａ、５ｂにより伝送されたアナログ
データをそれぞれディジタルデータに変換するアナログ
−ディジタル変換手段（ＡＤＣ）　、９ａ、９ｂは該ア
ナログ−ディジタル変換手段からのディジタルデータを
一時記憶するレジスタ等からなり、合成手段を構成する
一時記憶装置、１０は一時記憶装置９ａ、９ｂに記憶さ
れているディジタルデータが転送されるディジタルデー
タ記憶装置でおる。また、４及び８はそれぞれ前記分割
手段２ａ、３ｂ、ＤＡＣ３ａ。

３ｂ及びＡＤＣ７ａ、７ｂ、一時記憶装置９ａ。

９ｂへの同期タイミングパルスの発生装置、６は該パル
ス発生装置４と８の間における同期パルス伝送装置であ
る。尚、前記アナログ伝送手段５ａ。

５ｂ及び同期パルス伝送手段７における伝送経路は、空
間的に分離されている場合と、光ファイバの波長多重分
割方式等により一本で構成されている場合とがあること
は言うまでもない。

次に以上のような装置の作用について１２ヒツト精度の
画像データを例にとって説明すると、先ずディジタルデ
ータ記′臣装置１に記憶されているデータは分割子ｆ１
２ａ、２ｂで上位、下位６ビット毎に２分割される。こ
こで６ビツト単位にされたデータはそれぞれＤＡＣ３ａ
、３ｂでアナログデータに変換される。ＤＡＣ３ａ、３
ｂで変換されたアナログデータは、アナログ伝送手段５
ａ。

５ｂで伝送され、変換誤差を１／２ＬＳＢまで補償した
６ビツトＡＤＣ７ａ、７ｂにてアナログ−ディジタル変
換される。そしてディジタル変換されたデータは一時記
憶装置９ａ、９ｂで元の１２ビツトデータとして同期を
とられた後、ディジタルデータ記憶装置１０に転送され
る。この場合においてＤＡＣ３ａ、３ｂとしてはＡＤＣ
７ａ、７ｂにおける指子化誤差を考慮し、アナログ値の
確定精度が、７ビツトのものより高い６ビツトのＤＡＣ
を用いる。即ちアナログ系のＳ／Ｎ比は４２ｄＢ以上で
十分と考えられるのでアナログ伝送手段５ａ、５ｂとし
ては現状のものを使用できる。従って本装置によれば、
ｍ子化精度１０ビット以上の高精細度な画像情報を帯域
効率の高いアナログ伝送手段５ａ、５ｂを用いて高速に
伝送することができる。

以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範
囲内において適宜変形実施可能であることは言うまでも
ない。

例えば上記実施例ではディジタルデータを２分割したが
、必要に応じて２分割以上にすることもできる。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、例えば量子化精度
１０ビット以上の高精細度な画像情報等のようなデータ
であっても、これを帯域効率の高いアナログ伝送手段を
用いて高速に伝送することができ、特に今後普及すると
思われる医用画像保管通信システム（ＰＡＣ３）におい
て、医者の要求に沿った高速画像伝送画像情報が可能と
なる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るデータ伝送装置の一実施例のブロッ
ク図である。 ２ａ、　２ｂ・・・分割手段、 ３ａ、３ｂ・・・ディジタル−アナログ変換手段、５ａ
、５ｂ・・・アナログ伝送手段、 ７ａ、７ｂ・・・アナログ−ディジタル変換手段、９ａ
、９ｂ・・・合成手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定ビット数のディジタルデータを任意のビット数で複
   数に分割する分割手段と、該分割手段で分割されたディ
   ジタルデータをそれぞれアナログデータに変換する複数
   のディジタル−アナログ変換手段と、該ディジタル−ア
   ナログ変換手段により変換されたアナログデータをそれ
   ぞれ伝送する複数のアナログ伝送手段と、該アナログ伝
   送手段により伝送されたアナログデータをそれぞれディ
   ジタルデータに変換する複数のアナログ−ディジタル変
   換手段と、該アナログ−ディジタル変換手段からのディ
   ジタルデータを元のビット数に合成する合成手段とを具
   備したことを特徴とするデータ伝送装置。