JP3247409B2 - 送信端末及び画像データ送信方法 - Google Patents

送信端末及び画像データ送信方法

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JP3247409B2 JP30003791A JP30003791A JP3247409B2 JP 3247409 B2 JP3247409 B2 JP 3247409B2 JP 30003791 A JP30003791 A JP 30003791A JP 30003791 A JP30003791 A JP 30003791A JP 3247409 B2 JP3247409 B2 JP 3247409B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のチャンネルを用
いて、ネットワーク上で画像データを送信する送信端末
及び画像データ送信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の伝送システムとして、種
々提案されている。例えば、同軸ケーブル、複数の変調
器、及び復調器を用いてマルチチャンネル伝送路を構築
し、複数の動画像情報を伝送しているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の伝送システムにおいては、マルチチャンネル伝
送路の全ての伝送チャンネルが使用中である場合、新規
に発生した動画像情報の伝送要求は、いずれかの伝送チ
ャンネルの使用が終了するまで待たなければならず、伝
送要求に対する応答性が悪いという問題がある。
【0004】そこで、上記の問題を解決するための一つ
の方法として、伝送チャンネルの使用権を所定の時間単
位で順次変更し、マルチチャンネル伝送路の伝送チャン
ネル数以上の動画像情報の伝送を実現するという方法も
あるが、この場合、伝送チャンネルの使用権を失うたび
に、動画像情報が寸断されるという問題がある。さら
に、上記従来の伝送システムにおいては、1つの伝送チ
ャンネルあたりの伝送容量が均一、かつ固定的に割り振
られているため、例えば、受信側で縮小表示を行なう場
合等、伝送すべき情報量が少ない動画像情報の伝送にお
いては、伝送容量を十分に活用していないため、その一
部が無駄となり、ネットワーク全体として伝送路の利用
効率が悪いという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題に鑑
みてなされたものであり、マルチチャンネル送信の利用
効率を改善し、かつ画像データの送信要求をした受信端
末が効率良く必要な画像データを受信できるようにする
ことを目的とする。上記目的を達成するために本発明の
送信端末は、同一ネットワーク上に画像データを送信す
る複数の送信端末と前記画像データを受信する複数の受
信端末が接続され、複数のチャンネルを用いて前記画像
データの送受信を行うネットワークシステムにおいて、
前記複数の送信端末の一つとして利用可能な送信端末で
あって、画像データを入力する入力手段と、前記入力手
段によって入力された1画面の画像データを複数の部分
画像データに分割して符号化する符号化手段と、前記
ットワークの使用状況に応じて決められた送信すべき部
分画像データと当該部分画像データの送信に用いるチャ
ンネルとを示す制御信号を、前記部分画像データを要求
する受信端末から受信する受信手段と、前記受信手段に
よって受信された制御信号に基づいて送信する部分画像
データと当該部分画像データの送信に用いるチャンネル
を選択して、前記符号化された部分画像データを前記
ットワーク上に送信する送信手段とを備えることを特徴
とする。また、上記目的を達成するために本発明の画像
データ送信方法は、同一ネットワーク上に画像データを
送信する複数の送信端末と前記画像データを受信する複
数の受信端末が接続され、複数のチャンネルを用いて前
記画像データの送受信を行うネットワークシステムにお
ける前記各送信端末の画像データ送信方法であって、
像データを入力する入力工程と、前記入力工程で入力さ
れた1画面の画像データを複数の部分画像データに分割
して符号化する符号化工程と、前記ネットワークの使用
状況に応じて決められた送信すべき部分画像データと当
該部分画像データの送信に用いるチャンネルとを示す制
御信号を、前記部分画像データを要求する受信端末から
受信する受信工程と、前記受信工程で受信された制御信
号に基づいて送信する部分画像データと当該部分画像デ
ータの送信に用いるチャンネルを選択して、前記符号化
された部分画像データを前記ネットワーク上に送信する
送信工程とを備えることを特徴とする。
【0006】
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施例
に係る動画像ネットワークシステム全体の構成を示すブ
ロツク図である。同図に示す動画像ネットワークシステ
ムでは、内蔵する動画像信号源からの動画像信号を送信
する複数(n個)の送信部1〜n(1〜4)と、動画像
信号を受信するための複数(m個)の受信部1〜m(5
〜8)が、伝送路である同軸ケーブル9を介して接続さ
れている。
【0008】送信部1(1)では、動画像信号源からの
動画像信号を複数(最大4個)、または1個の部分動画
像信号に分割し、それを所望の変調周波数で変調して同
軸ケーブルに送出する。尚、送信部2,3,nは、送信
部1と同一構成をとるので、ここではそれらの内部構成
を図示しない。また、受信部1(5)では、送信部から
の変調された部分動画像信号を受信、復調した後、送信
動画像信号を復元して、それを動画像出力装置に出力す
る。尚、受信部2,3,mについても、受信部1と同一
内部構成をとるので、ここでは図示を省略する。
【0009】同軸ケーブル9は信号の伝送路であり、伝
送路長が長くなる場合は、信号の中継増幅のための増幅
手段を同軸ケーブルの途中に挿入するとともに、上り、
及び下り専用の2本の同軸ケーブルを用いる。尚、図1
では、中継増幅のための増幅手段は図示されておらず、
また、同軸ケーブルも1本のみである。送信部1(1)
において、動画像信号源I10は、例えば、VTRやビ
デオカメラ等が用いられ、動画像分割部I11は、送信
制御部17からの制御信号に応じて動画像信号源I10
からの動画像信号を単数、または複数の部分動画像信号
に分割して、変調器IA〜ID(12〜15)に出力す
る。これらの変調器IA,IB,IC,IDは、動画像
分割部I11からの部分動画像信号を、k個の変調周波
数の内の所望の変調周波数fi (i=1,…k)にて変
調する。
【0010】合波器16は、変調器IA,IB,IC,
IDからの出力信号を合成し、それを同軸ケーブル9に
送出する。また、送信制御部17は、後述する受信部1
〜mからの制御用ベースバンド信号を受信し、動画像分
割部I11、変調器IA,IB,IC,ID等を制御す
る。受信部1(5)において、受信制御部I18はチャ
ンネル割り当て制御を行なう。つまり、MMI部19か
らの指示に従い、伝送路上での変調周波数の使用状況に
応じて、部分動画像信号の伝送に使用する変調周波数を
決定して、それをベースバンド信号を用いて動画像信号
の送出元の送信部や他の受信部に知らせる。そのため、
受信制御部I18は、必要なチャンネル使用管理表、及
び使用レベル管理表を有している。また、受信制御部I
18は、同時に分波器20、復調器IA〜ID(21〜
24)、動画像復元部25を制御し、所定の変調周波数
にて伝送される部分動画像信号から、もとの動画像信号
を復元する。
【0011】分波器20は、同軸ケーブル9からの変調
部分動画像信号の中から、受信制御部I18にて指示さ
れた信号を選択的に受信し、それを所定の復調器に出力
する。また、復調器IA〜ID(21〜24)は、受信
制御部18の指示に従って所望の部分動画像信号を復調
し、それを動画像復元部25に出力する。この動画像復
元部25は、受信制御部18からの指示に従い、復調器
からの部分動画像信号を用いて動画像信号の復元を行な
う。尚、動画像信号の送信部で分割された部分画像信号
の一部が伝送されない場合は、受信制御部I18の指示
に従って、これを補う。また、動画像復元部25から出
力される動画像信号は、ディスプレイ、プリンタ等の動
画像出力装置I26にて出力される。
【0012】図2は、図1の動画像分割部I11の詳細
構成図である。同図において、システムクロック発生部
31は、動画像信号源I10からの動画像信号より同期
信号を抽出し、本動画像ネットワークシステム内で使用
する各種タイミング信号を発生する。A/D変換器A〜
D(32,33,34,35)は、入力された動画像信
号を、システムクロック発生部31からのサンプリング
信号に基づいてA/D変換を行なう。また、内部接続部
36は、上記A/D変換器A〜Dの出力を符号化器A〜
D(37,38,39,40)に入力するための接続部
である。尚、符号化器A〜Dは、A/D変換器A〜Dの
出力を、後述する所定の変換式に基づいて4個の部分動
画像に符号化する。
【0013】また、図3は、動画像復元部の詳細構成図
であり、図中、システムクロック抽出部41は、伝送さ
れた画像信号から、受信部内で必要なクロックを抽出す
る。また、復号器A〜D(43,44,45,46)
は、送信部で符号化された画像信号を復号する。そし
て、内部接続部42は、復調器IA〜IDの出力を復号
器A〜Dに入力するための接続部である。
【0014】合成処理部47は、上記復号器A〜Dの出
力を合成して、それをD/A変換器48に出力する。D
/A変換器48は、入力されたデジタル信号をアナログ
信号に変換し、変換後の信号を動画像出力装置I26に
出力する。図4は、本実施例に係る動画像ネットワーク
システムにおいて伝送される動画像信号の画素ユニツト
の構成を示す図である。同図に示す如く、本実施例で
は、走査線方向に隣接する4つの画素a,b,c,dを
単位とする画素ユニットに分割して伝送し、部分動画像
信号への分割のための符号化変換式は、それぞれの符号
化器に対して、 符号化器A:k01=(a+b+c+d)/4 …(1) 符号化器B:k11=(a+b)/2−(a+b+c+d)/4 …(2) 符号化器C:k21=a−(a+b)/2 …(3) 符号化器D:k22=c−(c+d)/2 …(4) となる。また、復号化変換式は、 復号器A:a=k01+k11+k21 …(5) 復号器B:b=k01+k11−k21 …(6) 復号器C:c=k01−k11+k22 …(7) 復号器D:d=k01−k11−k22 …(8) である。
【0015】[システム動作の説明]以下、本実施例に
係る動画像ネットワークシステムの動作を説明する。図
1の受信部1(5)において、操作者等から、送信部1
(1)の動画像信号源I10の伝送要求がMMI19を
介して入力されると、受信制御部I18は、チャンネル
使用管理表から空きチャンネルを検索し、その空きチャ
ンネル数に応じて、以下の如く動作する。
【0016】<空きチャンネル数が4個以上の場合>受
信制御部I18は、空きチャンネルの中から所望の4つ
のチャンネルを選び出し、チャンネル使用管理表の該当
するチャンネル欄に使用端末番号(図示はしていない
が、図1の送信部、受信部を有する端末を、以下、それ
ぞれ送信端末、受信端末と呼ぶ)と、そのチャンネルで
使用する符号化レベル(A,B,C,D)を記録する。
続いて、ベースバンド信号を用いて、同軸ケーブル9に
接続された全ての送信端末、及び受信端末の受信制御
部、及び送信制御部に、該当チャンネルの使用開始と符
号化レベル、及び送信端末番号を通報する。送信、及び
受信端末は、この通報を受けてチャンネル使用管理表を
修正する。
【0017】一方、送信部1(1)は、この通報を受け
ると、以下の如く、動画像信号源I10の動画像信号の
送信を行なう。即ち、動画像信号源I10からの動画像
信号が入力されると、動画像分割部I11内のシステム
クロック発生器31は、その信号より水平、垂直同期信
号を分離し、A/D変換器A〜D(32,33,34,
35)で使用するため、図5に示すように4重にインタ
リーブされたサンプリング信号φ1 ,φ2 ,φ3 ,φ4
を発生する。
【0018】A/D変換器A〜Dは、上記のサンプリン
グ信号を用いて、動画像信号源I10からの動画像を、
上述の画素系列a,b,c,dでサンプリングしてA/
D変換を行なう。そして、A/D変換器A〜Dからの信
号は、クロックφ0 で同時に出力されるが如くラッチさ
れた後、内部バスとして機能する内部接続部36を介し
て符号化器A〜D(37,38,39,40)に出力さ
れる。
【0019】符号化器A37では、上記の式(1)に基
づいて、画素系列a,b,c,dの画像信号であるA/
D変換器A〜Dの出力を周期4Tで平均してシリアル信
号に変換した後、変調器IA12に出力する。また、符
号化器B38では、上記の式(2)に基づいてA/D変
換器A,Bの平均値と、A/D変換器A,B,C,Dの
平均値との差を周期4Tで求めてシリアル信号に変換
し、変調器IB13に出力する。
【0020】符号化器C39では、上記の式(3)に基
づいて、A/D変換器Aの出力と、A/D変換器A,B
の出力の平均値との差を周期4Tで求めてシリアル信号
に変換し、変調器IC14に出力する。同様に、符号化
器D40では、式(4)に基づいて、A/D変換器Cの
出力と、A/D変換器C,Dの出力の平均値との差を周
期4Tで求めてシリアル信号に変換し、変調器ID15
に出力する。
【0021】変調器IA,IB,IC,IDは、それぞ
れ符号化器A,B,C,Dから出力されるシリアル信号
を、受信部1から通報されたチャンネルと符号化レベル
に対応する周波数fA ,fB ,fC ,fD で変調して合
波器16に出力する。そして、合波器16は、変調器I
A,IB,IC,IDからの変調信号を合波し、同軸ケ
ーブル9に出力する。
【0022】受信部1(5)では、同軸ケーブル9を介
して入力される変調信号が分波器20にて分波された
後、復調器IA,IB,IC,IDで、それぞれ周波数
A ,fB ,fC ,fD の信号が復調され、それらが復
号器A,B,C,Dに出力される。同時に、復調器IA
からの出力は、システムクロック抽出部41にて同期信
号が抽出され、周期4Tで4重にインタリーブされたシ
ステム信号φ1 ,φ2 ,φ3 ,φ4 が作成される。
【0023】復調器IA,IB,IC,IDからの信号
は、内部接続部42を介して復号器A,B,C,Dに出
力され、その内、復号器Aでは、上記式(5)に基づい
て、復調器IA,IB,ICの出力信号を加算すること
によって、画素系列aに対応した部分動画像信号を周期
4Tで復号し、それをシステム信号φ1 のタイミングで
合成処理部47に出力する。また、復号器Bでは、上記
式(6)に基づいて、復調器IAと復調器IBの出力和
から復調器ICの信号を差し引くことによって、画素系
列bに対応した部分動画像信号を周期4Tで復号し、シ
ステム信号φ2のタイミングで合成処理部47に出力す
る。
【0024】同様に、復号器Cでは、上記式(7)に基
づいて、復調器IAと復調器IDの出力信号の和から復
調器IBの信号を差し引くことによって、画素系列Cに
対応した部分動画像信号を周期4Tで復号し、システム
信号φ3 のタイミングで合成処理部47に出力する。さ
らに、復号器Dでは、式(8)に基づいて復調器IAの
出力から復調器IB、復調器IDの出力をそれぞれ差し
引くことによって、画素系列dに対応した部分動画像信
号を周期4Tで復号し、システム信号φ4 のタイミング
で合成処理部47に出力する。そして、復号器A,B,
C,Dから出力される画像系列a,b,c,dに対応し
た部分動画像信号は、システム信号φ1,φ2 ,φ3
φ4 で一個の動画像信号に復元され、D/A変換器48
で順次アナログ信号に変換された後、動画像出力装置I
26に出力される。
【0025】<空きチャンネル数が3個の場合>次に、
空きチャンネルが3個の場合について説明する。この場
合、受信制御部I18は、チャンネル使用管理表の3つ
のチャンネル欄に使用端末番号とそのチャンネルで使用
する符号化レベル(A,B,C)を記録する。さらに、
レベルDの待ち順番管理表の待ち行列(キュー)の最後
尾に端末番号を登録する。続いて、受信制御部18は、
ベースバンド信号を用いて、同軸ケーブル9に接続され
ている全ての送信、及び受信端末の送信、及び受信制御
部に該当チャンネルの使用開始と符号化レベル、送信端
末番号、レベルDの待ち順番管理表のキューの最後尾へ
の登録を通報する。そして、送信、受信端末は、この通
報を受けてチャンネル使用管理表と待ち順番管理表を修
正する。
【0026】一方、送信部1(1)では、この通報を受
けると、符号化器D40と変調器ID15以外は、通報
された3つのチャンネルと符号化レベルに基づいて周波
数f A',fB',fC'を用いて符号化器A,B,Cの出力
を送信する。また、受信部1(5)では、復調器ID2
4は復調動作を停止し、上記の式(7),(8)におけ
るk22の値が0となるように疑似出力を出力する。この
ようにして、受信部1(5)では、k22の値が0と置き
換えられ、動画像信号が出力される。
【0027】<空きチャンネル数が2個の場合>空きチ
ャンネルが2個の場合も、3個の場合と同様、チャンネ
ル使用管理表の2つのチャンネル欄に、使用端末番号と
そのチャンネルで使用する符号化レベル(A,B)を記
録する。さらに、レベルD、及びレベルCの待ち順番管
理表のキューの最後尾に端末番号を登録する。続いて、
受信制御部18は、ベースバンド信号を用いて、同軸ケ
ーブル9に接続されている全ての送信、及び受信端末の
送信、及び受信制御部に該当チャンネルの使用開始と符
号化レベル、送信端末番号、レベルD及びレベルCの待
ち順番管理表のキューの最後尾への登録を通報する。こ
の通報を受けることで、送信、受信端末は、チャンネル
使用管理表と待ち順番管理表を修正する。
【0028】送信部1は、この通報を受けて、符号化器
C39、符号化器D40、変調器IC14、及び変調器
ID15以外は、通報された2つのチャンネルと符号化
レベルに基づいて周波数fA'' ,fB'' にて符号化器
A,Bの出力を送信する。また、受信部1においては、
復調器IC23、及び復調器ID24は復調動作を停止
し、上記の式(5),(6),(7),(8)における
21,k22の値が0となるように疑似出力を出力する。
このようして、受信部1では、k21,k22の値が0と起
き換えられ、動画像信号が出力される。
【0029】<空きチャンネル数が1個の場合>空きチ
ャンネルが1個の場合は、チャンネル使用管理表の1つ
のチャンネル欄に、使用端末番号とそのチャンネルで使
用する符号化レベル(A)を記録する。さらに、レベル
B、レベルC、レベルDの待ち順番管理表のキューの最
後尾に端末番号を登録する。そして、受信制御部I18
は、ベースバンド信号を用いて、同軸ケーブル9に接続
されている全ての送信、及び受信端末の送信、及び受信
制御部に該当チャンネルの使用開始と符号化レベル、送
信端末番号、レベルB、レベルC、レベルDの待ち順番
管理表のキューの最後尾への登録を通報する。この通報
を受けて、送信、受信端末は、チャンネル使用管理表と
待ち順番管理表を修正する。
【0030】送信部1は、この通報により、符号化器B
38、符号化器C39、符号化器D40と、変調器IB
13、変調器IC14、変調器ID15以外は、通報さ
れた1つのチャンネルと符号化レベルに基づいて、周波
数fA'''を用いて符号化器Aの出力を送信する。また、
受信部1においては、復調器IB22、復調器IC2
3、復調器ID24は復調動作を停止し、上記の式
(5),(6),(7),(8)式におけるk11
21,k22の値が0と置き換えられ、動画像信号が出力
される。
【0031】<空きチャンネルがない場合>次に、空き
チャンネルがない場合、受信制御部I18は、チャンネ
ル使用管理表から符号化レベルDで使用しているチャン
ネルを1つ検索する。ここで該当するチャンネルがない
場合は、さらにレベルC、レベルBで使用しているチャ
ンネルを検索する。ここでも該当するチャンネルが存在
しない場合は、レベルAの待ち順番管理表のキューの最
後尾に端末番号を登録するとともに、ベースバンド信号
を用いて同軸ケーブル9に接続されている全ての送信、
及び受信端末の送信、及び受信制御部に、レベルAの待
ち順番管理表への登録を通報する。この通報を受けて、
送信、受信端末は、レベルAの待ち順番管理表の修正を
行なう。
【0032】他方、該当チャンネルが存在する場合、チ
ャンネル使用管理表の該当チャンネル欄に、使用端末番
号とそのチャンネルで使用する符号化レベルAを記録す
る。さらに、今まで使用していた端末に対してベースバ
ンド信号を用いて、使用の中止を通報する。この通報を
受けた該当端末は、その該当チャンネルの使用を中止
し、残りの使用チャンネル数に応じて符号化の圧縮率を
変更して、上述の如く動画像信号の伝送を継続する。同
時に、使用を中止したチャンネルの符号化レベルに対応
した待ち順番管理表のキューの最後尾への登録を行な
う。
【0033】このようにして、該当チャンネルが解放さ
れると、受信端末は、1個のチャンネルを使用して、上
述の如く動画像信号の受信を行なう。動画像信号の伝送
の終了が、MMI部19を通じて操作者等から入力され
ると、受信制御部I18は、チャンネル使用管理表の当
該使用チャンネルの欄を未使用に変更するとともに、そ
れぞれのレベルの待ち順番管理表のキューへの登録が存
在する場合、これを削除する。続いて、符号化レベルA
の待ち順番管理表のキューの先頭から、解放したチャン
ネル数と同じ数だけ端末番号を取り出し、これらの端末
に、ブロードバンド信号を用いて該当チャンネルの使用
許可を通知する。
【0034】レベルAの待ち順番管理表に待ちキューが
存在しない場合は、順次、レベルB,C,Dを検索す
る。さらに、ベースバンド信号を用いて、同軸ケーブル
9に接続された全ての送信、受信端末の制御部に、該当
チャンネルの使用終了、新規使用端末番号等を通報す
る。この通報を受けて、全送信、受信端末は、チャンネ
ル使用管理表、待ち順番管理表等を修正する。また、新
たにチャンネルの使用権を得た端末は、それまでに使用
していたチャンネル数と合わせたチャンネル数に応じ
て、上述の如く動画像信号の伝送を行なう。
【0035】以上説明したように、本実施例によれば、
伝送する動画像信号を部分動画像信号に分割後、マルチ
チャンネル伝送路の空きチャンネル数に従って、伝送す
る動画像信号の符号化レベルを決め、その符号化レベル
に対応する周波数にて変調した信号を伝送することで、
マルチチャンネル伝送路の使用効率が改善され、動画像
信号の伝送要求に対する待ち状態の発生の減少による応
答性の向上を図ることができるとともに、動画像ネット
ワークシステムにおける動画像信号の寸断の発生を削減
することができるという効果がある。
【0036】尚、本発明は、上述の実施例に限定される
ものではなく、発明の主旨を変更しない範囲において種
々変形が可能である。例えば、伝送される動画像信号の
画素ユニツトの構成の変形例として、図6に示すような
画素ユニツトの分割構成をとってもよい。この構成をと
ることにより、部分動画像信号への分解によって得られ
る、上記実施例での式(1)のk01の値を1チャンネル
の伝送路を用いて伝送し、受信部1の合成処理部47に
おいて、公知の0補完、低域遮断処理、画像縮小用再標
本化処理を行なうことによって、良好な1/2×1/2
サイズの縮小動画像を復元することができる。また、受
信端末において原寸サイズの動画像出力を必要としない
場合においては、伝送のために必要とするチャンネル数
を削減することが可能となる。
【0037】また、上記実施例においては、同軸ケーブ
ル9上に接続された全ての送信、受信端末がチャンネル
使用管理表、及び待ち順番管理表を有し、これらを管理
するとしたが、特定の端末のみがこれらのチャンネル使
用管理表、及び待ち順番管理表を管理するように構成す
ることにより、各端末の管理表のコヒーレンシの喪失に
よるトラブルを防ぐことが可能となる。
【0038】さらに、部分動画像信号を伝送するための
マルチチャンネル伝送路として、光伝送方式を用いても
よい。即ち、図7に示す動画像ネットワークシステムに
おいて、半導体レーザダイオード51〜54,64は、
多電極構造によるDFB型(Distributed Feedback)に
よるレーザダイオードであり、各電極に注入する電流量
を制御することにより、1.50μmから1.56μm
までの間の所望の波長で発振させ、不図示の符号化器等
からの電気信号を光信号に変換して送信する。
【0039】光ファイバー59は、上記半導体レーザダ
イオード51〜54,64から発せられた光信号を伝送
し、分波器57,58は、光ファイバー59中の光信号
を取り出し、それぞれ受信部5a、及び送信部1aに導
く。さらに、上記DFB型レーザダイオードと同様の構
成、原理による多電極DFB半導体光フィルタ60〜6
3,56は、各電極に注入する電流量を制御することに
より1.5μmから1.56μmまでの間の所望の波長
を選択的に透過するものである。また、ピンフォトダイ
オード65〜68,55は、入射光信号を電気信号に変
換する。
【0040】尚、半導体レーザダイオード51〜54
は、上記実施例における変調器に相当するものであり、
光フィルタ60〜63とピンフォトダイオード65,6
7〜69は復調器に相当する。また、レーザダイオード
64とフィルタ56、及びフォトダイオード55は、送
受信制御のためのベースバンド信号の伝送に係るもので
ある。受信部5a、及び送信部1aにおいて図示しない
部分は、上記実施例における受信部5、及び送信部1と
同様な構成を有する。
【0041】このように、マルチチャンネル伝送路とし
て光伝送方式を用いることにより、伝送信号帯域を広く
とることが可能となり、より高品質な動画像伝送が可能
となる。本実施例における伝送チャンネルとしては、I
SDN伝送路を用いてもよいし、他の伝送路を用いても
よい。また、本実施例における符号化方式の他、例え
ば、ADCT方式、ベクトル量子化方式、あるいは動き
補償を含む動画像符号化方式であってもよい。この場合
には、圧縮のための量子化パラメータを制御することに
よって圧縮率を制御すればよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マルチチャンネル送信の利用効率が改善される。また、
画像データの送信を要求した受信端末が送信に用いるチ
ャンネルを決定するので、要求した画像データが送信さ
れてくるチャンネルを受信端末が事前に把握できること
になり、効率良く必要な画像データを受信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る動画像ネットワークシス
テム全体の構成を示すブロツク図、
【図2】実施例に係る動画像ネットワークシステムを構
成する動画像分割部の詳細構成図、
【図3】実施例に係る動画像ネットワークシステムを構
成する動画像復元部の詳細構成図、
【図4】実施例に係る動画像ネットワークシステムにお
いて伝送される動画像信号の画素ユニツトの構成を示す
図、
【図5】システムクロック発生器にて発生するサンプリ
ング信号を示す図、
【図6】画素ユニツトの分割構成の変形例を示す図、
【図7】光伝送方式を用いた動画像ネットワークシステ
ムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 送信部 5,6,7,8 受信部 9 同軸ケーブル 10 動画像信号源 11 動画像分割部 12,13,14,15 変調器 18 受信制御部 21,22,23,24 復調器 25 動画像復元部 26 動画像出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一ネットワーク上に画像データを送信
    する複数の送信端末と前記画像データを受信する複数の
    受信端末が接続され、複数のチャンネルを用いて前記画
    像データの送受信を行うネットワークシステムにおい
    て、前記複数の送信端末の一つとして利用可能な送信端
    末であって、 画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された1画面の画像データを
    複数の部分画像データに分割して符号化する符号化手段
    と、 前記ネットワークの使用状況に応じて決められた送信
    べき部分画像データと当該部分画像データの送信に用い
    るチャンネルとを示す制御信号を、前記部分画像データ
    を要求する受信端末から受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された制御信号に基づいて
    する部分画像データと当該部分画像データの送信に用
    いるチャンネルを選択して、前記符号化された部分画像
    データを前記ネットワーク上に送信する送信手段とを備
    えることを特徴とする送信端末
  2. 【請求項2】 同一ネットワーク上に画像データを送信
    する複数の送信端末と前記画像データを受信する複数の
    受信端末が接続され、複数のチャンネルを用いて前記画
    像データの送受信を行うネットワークシステムにおける
    前記各送信端末の画像データ送信方法であって、 画像データを入力する入力工程と、前記入力工程で 入力された1画面の画像データを複数の
    部分画像データに分割して符号化する符号化工程と、 前記ネットワークの使用状況に応じて決められた送信
    べき部分画像データと当該部分画像データの送信に用い
    るチャンネルとを示す制御信号を、前記部分画像データ
    を要求する受信端末から受信する受信工程と、 前記受信工程で受信された制御信号に基づいて送信する
    部分画像データと当該部分画像データの送信に用いるチ
    ャンネルを選択して、前記符号化された部分画像データ
    を前記ネットワーク上に送信する送信工程とを備えるこ
    とを特徴とする画像データ送信方法
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