JPS6225967A - りん茎野菜の除皮方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ産業上の利用分野〕 本発明は、玉ネギ、ニンニク等のりん茎野菜の除皮方法
に関する。

〔従来の技術〕

従来、玉ネギ等を剥皮除去するには、人手によるか、空
気圧を利用するか、あるいは、化学薬品で表皮を軟化さ
せた後機械的に剥皮する等の方法が行なわれていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、これらの方法では、玉ネギ等の外側部分に必然
的に付着している耐熱性土壌細菌等が、そのまま剥皮後
の表部りん片に付着してしまう欠点があり、例えば人手
による場合は、１０３〜１０４個／ｇの雑菌が検出され
ることがある。

そこで近時、食品の品質向上のため、玉ネギ等について
もできるだけ加熱による芳香の変化を避ける方向にある
が、以上の方法による除皮方法では衛生的な面から剥皮
後の殺菌加熱は避けられず、たとえば現在業務用には加
熱ペーストが流通し、これらは加熱による玉ネギ臭以外
の加熱分解による悪臭を有し、それを混入使用した加工
食品の品質を著しく低下させているのが現状である。ま
た、むいた外皮・りん皮の処分は腐敗による組織崩壊と
悪臭の発生のほか、家畜飼料としては使えず、後処理に
困るという問題があった。

本発明の目的は、玉ネギを衛生的に除皮できるようにす
ると共に、表皮の後処理を不要にできるようにする点に
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のりん茎野菜の除皮方法の特徴手段は、りん茎野
菜を回転させながら、その表皮をバーナーで焼却除去す
ることにあり、その作用効果は、次の通りである。

〔作　用〕

つまり、玉ネギ等のりん茎野菜を回転させながら、バー
ナーで焼くと、外皮の燃焼除去と同時に耐熱性微生物等
の殺菌が十分に行われ、しかも、外皮全部が燃焼してな
くなってしまい廃棄物が出ないために、外皮に対する後
処理や、剥皮後のりん茎野菜の後処理が不必要になる。

〔発明の効果〕

従って、衛生的で作業性が良く、簡単な作業で大量に処
理しやずいりん茎野菜の除皮方法を提供することができ
た。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

まず玉ネギを除皮するために使用する装置を説明すると
、第１図乃至第３図に示すように、玉ネギ（Ａ）を載置
可能な複数のローラー（１）を逆転自在に互いに平行に
並へて無端回動チェーン（２）で連係させたチェーンコ
ンヘア（３）を設け、そのチェーンご１ンへア（３）を
、モーター（Ｍ＋）の駆動力によって回動させることに
よって各ローラー（１）をそれらの軸芯（Ｐ）と直交す
る方向に移動するように構成し、チェーンコンヘア（３
）の長さ方向におけろ中間部で、複数のローラー（１）
の各回転軸（ＩＡ）の一端に取伺けたプーリー（４）に
、無端回動ヘル１１５）を介して圧接させ、且つ、モー
ター（町）の駆動力によって各ローラー（１）を自転さ
せるヘルド駆動装置（６）を設け、そのベルト駆動装置
（６）によって自転させられるローラー（１）の上方に
バーナー装置（７）を設置し、ローラー（１）上に載置
して搬送されながら回転する玉ネギ（Ａ）に対してバー
ナー装置（７）から吹き出る炎を当てて、玉ネギ（八）
の表皮を燃焼させて取り除く玉ネギ除皮装置を構成しで
ある。

前記ベルト駆動装置り６）は、パワーシリンダ（８）の
上下伸縮によって上下移動自在に構成してあり、複数の
プーリー（４）に対し一定の移送区間内て圧接力を調節
てきるようにしである。

前記ローラー（１）は、横方向のほぼ中央部に小径部を
形成し、この小径部上で隣接するローラー（１）間に玉
ネギ（Ａ）を載置して搬送できるように構成しである。

前記バーナー装置（７）は、ベルト駆動装置（６）によ
って自転するローラー（１）群の移動方向の３箇所上方
夫々に、ローラー（１）上に載置搬送される玉ネギ（Ａ
）に炎が向けられた４本のバーナー（７八）から成るマ
ルチポート保炎ポイントバーナーによって構成されてお
り、バーナー（７Ａ）にエアーを送る燃焼用ブロアー（
９）が玉ネギ除皮装置の下部に取付けである。

次に、上記玉ネギ除皮装置を使用した玉ネギの除皮方法
を説明すると、まず、玉ネギ（八）をチェーンコンヘア
（３）の複数のローラー（１）・・上に載置して搬送す
る。そしてローラー（１）かヘルド駆動装置（６）を設
けた箇所に至ると、ローラー（１）の各回転軸（ＩＡ）
の一端に取付けたプーリー（４）が無端回動ベルト（５
）に圧接されながら自転させられるために、ローラー（
１）上の玉ネギ（八）は回転する。次にローラー（１）
上で回転する玉ネギ（Ａ）に対し、バーナー装置（７）
から吹き出る炎を玉ネギ（八）に集中的に当て、ローラ
ー（１）がベルト駆動装置（６）を設けた部分を通過す
る間に、玉ネギ（Ａ）の表皮が完全に燃焼してしまって
取り除かれ、ローラー（１）上に載置した玉ネギ（Ａ）
を除皮した状態て搬出する。

もぢろん、チェーンコンヘア（３）は、間欠運転にして
もよい。

〔別実施例〕

玉ネギ（Ａ）を載置１般送するためのローラー（１）は
、実施例に示した２つの円錐台を隣接したものだけでな
く、第４図に示すように、つつみ形をした１体物でもよ
く、要は、玉ネギがころがり落ぢずに回転できるように
する形状であればよい。

また、ローラー（１）を自転させるためのベルト駆動装
置（６）に代え、ギア連動によって各ローラー（１）を
自転駆動させるものでもよい。

さらに、回転軸を回転せしめる手段として、第５図に示
すように、バネ（１ｏ）で保持した押えバー（１１）の
下面とプーリー（４）を接触せしめ、プーリー（４）と
押えバー（１１）のいずれが一方にまさつ力を大きくす
るための手段（１２）　（例ゴムを張るンを構した装置
を設けることにより、軸芯に対して直角方向に移動する
プーリー（４）を回転させることも可能である。これに
より、禎極的なベルト駆動装置は省略できる。

押えバー（１１）は、図示と逆にプーリーの下方から接
触させてもよい。

また、ローラー（１）の移動方向に設ける前記バーナー
（７八）は、実施例の３箇所に設けることに限定される
ものでもないし、バーナー（７Ａ）をスリット状又は、
広がりをもった面状のものに　゛することもできる。

実施例はローラー（１）が１列のものであるが、２列以
上であってもさしつかえない。

前記ベルト（５）を各プーリー（１）に圧接させるのに
、パワーシリンダ（８）以外にスプリングの付勢力を利
用して圧接させて、ローラー（１）を自転させても良い
。

玉ネギ（Ａ）を回転させなかせらバーナー（７Δ）で焼
くのに、前記玉ネギ除皮装置で連続的に行う以外にハツ
チ式に行う装置を利用して、少量づつ断続的に行っても
良い。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明に係るりん茎野菜の除皮方法の実施例を
示し、第１図は要部の正面図、第２図は除皮装置の全体
側面図、第３図は除皮装置の全体平面図である。第４図
はローラーの別実施例を示す要部正面図、第５図は別実
施例示す除皮装置の要部側面図である。 （７Ａ）・・・・・・バーナー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. りん茎野菜を回転させながら、その表皮をバーナー（７
   Ａ）で焼却除去するりん茎野菜の除皮方法。