JPS62259566A - 摺身による型食品製造装置 - Google Patents

摺身による型食品製造装置

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JPS62259566A
JPS62259566A JP61067692A JP6769286A JPS62259566A JP S62259566 A JPS62259566 A JP S62259566A JP 61067692 A JP61067692 A JP 61067692A JP 6769286 A JP6769286 A JP 6769286A JP S62259566 A JPS62259566 A JP S62259566A
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mold
food
food mold
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surimi
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Yuji Ikeuchi
池内 裕次
Kiyoaki Ikeuchi
清晃 池内
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主として魚肉の摺身を成形加工してエビ、カニ
、ロブスタ−、アワビなどのジェルフィッシュの剥き身
風加工食品を製造する装置に関するものである。
(従来の技術) 従来カニ定限に魚肉を棒状に加工することは行われてい
た。すなわち摺身による練りものを平らに延ばし細線状
に裁断し、束ねて加熱着色して棒状のカニ定限力ニカマ
ボコにしたものは、例えば特願昭59−37467号に
記載されている。また、米国特許第4303(108号
には食品の小片群を細分粉砕してペースト状にし、該ペ
ーストを熱伝導性の高い型に圧入し、高い圧力のまま加
熱し、製品を型から取り出す手段が記載されている。ま
た本出願人は特願昭60−211805号「エビ。
カニ等の食品練り製品色付は方法」および特願昭60−
271789号[甲殻動物風練り製品製造装置」を出願
している。
特願昭60−211805号は、エビ、カニ等の甲殻動
物の剥き耳部分の形状を二つ割にした金型に構成し、該
金型は内側表面をテフロン加工してなり、該金型内に水
性の食用色素を噴霧して付着せしめ、しかる後に所定の
摺身を該金型に圧入し、摺身を加熱凝固させるようにし
たことを要旨としたものであり、また特願昭60−27
1789号はジェルフィッシュの剥き身の形状を内側に
形成した二つ割の金型と、該金型の内側に色素を噴霧す
る装置と、魚肉の摺身の練りものを前記金型の型内に圧
入するための充填機と、前記練りものを加熱凝固させる
ための加熱装置を有し、加熱凝固した製品を金型から取
り出す手段をイ]加した練り製品製造装置である。
(発明が解決しようとする問題点および目的)本発明は
上記出願の特願昭60−271789号を含む出願で、
更に開発部分を付加して完成したもので前記米国特許第
4303(108号の改善に相当する。従って本願と米
国特許とは食品の練り製品を金型によって製造する装置
という点では一致するが、工程及び製品を異にする。
まず、米国特許では金型にペーストを圧入し、高い圧力
に維持しながら加熱せねばならず、そのために金型の圧
縮および圧力をかけたまま維持する手段が必要な上に、
できあがった製品は一定の型になりすぎて実際の剥き身
のようにならず、食感も十分でないという欠点がある。
また加熱手段も金型を維持する手段に関係する加熱手段
、すなわち金型内に電気加熱装置を内臓させ加熱する都
度電線を接続するようにきわめて煩わしい操作を必要と
するなどの欠点がある。
本発明は上記欠点を根本的に改善する第1の発明と、金
型を製造工程に従って移動して製品を連続的に製造して
ゆく第2の発明と、製品を一層実際の魚介類の剥き身に
近付けるために、製品の二次加熱を行う装置を付加した
第3の発明を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は任意の形状の空洞を内側に形成した二つ割の食
品型の空洞内面に、離型剤および着色染料を塗布する装
置と、該食品型空洞内に摺身練りものを圧入する装置と
、該練りものを食品型の外部から加熱する装置と、加熱
凝固した製品を食品型を開いて取り出す装置とからなり
、前記練りものを圧入する装置は圧入時以外は食品型か
ら離間していることを特徴とする第1の手段を有し、ま
た二つ割食品型を移動させる移動装置と、該食品型の移
動にともない、閉じている前記食品型の内面に離型剤お
よび着色染料を塗布する装置と、摺身を該食品型に圧入
する装置と、該摺身と食品型を加熱する装置と、該食品
型を開いて加熱凝固した製品を食品型から取り出す装置
と、該食品型を閉じる装置とを連続的に有した第2の手
段を有し、さらに第3の手段として上記第2の手段に最
終製品の搬出前に前記加熱凝固し固形化した製品を再加
熱する再加熱装置を有したものである。
しかして前記二つ割の食品型は金属製として空洞内面に
テフロン加工したものを含み、食品型の空洞は単一また
は複数個有するものをも含み、該食品型には該空洞に通
ずる練りものの圧入穴と空気抜き穴とを有するものを含
む。また前記離型剤および着色染料の塗布装置は噴霧装
置と該噴霧装置のノズル部を食品型の圧入穴まで降下さ
せる手段とによって構成されることを含み、前記圧入す
る装置はピストンを作動させて練りものを押し出すよう
にした定量充填装置であって充填機のノズル部を食品型
の圧入穴に接合して食品型に練りものを充填移譲ノズル
部を離脱するように構成したことを含むものである。前
記加熱凝固した食品を食品型から取り出す手段は食品型
を下向きに開く手段と、該開いた接合面に接触する回転
ブラシとによって構成されることを含む。前記移動装置
はコンベアであって、前記食品型をコンベアの両側で支
持して移動させるようにした構成を含み、練りものを食
品型の外部から加熱する装置はガスバーナーによって食
品型の周囲から加熱するように構成したものを含み、前
記再加熱装置は遠赤外線発射装置またはガスバーナまた
は両者の併用と蒸気加熱手段とを組合せた手段を含むも
のである。
(作用) 次にこの発明の製造装置によって製品を製造する過程を
述べると共に、合せてその作用を説明する。
食品型を便宜上金型という。金型に形成する空洞の型は
任意の型とし、エビの胴、カニのハサミ、ロブスタ−の
胴体など主として甲殻動物の剥き身の形状を型にとる。
金型は二つ割で魚肉の摺身などでつくった練りものを金
型の空洞に満たす時は、金型を合わせ閉じた状態で圧入
穴から練りものを空洞に圧入する。圧入穴と反対側には
空気穴を設けておくことが望ましい。金型の空洞内の練
りものを加熱凝固し、出来あがった製品を取り出すとき
には金型を二つ割にして取り出し、取り出し後は掃除を
し、同じ金型を何回でも繰り返し使用する。
金型は金属製とし、少なくとも空洞内面を離型し易いよ
うにテフロン加工してお(のが望ましい。なお練りもの
の充填前に油性の離型剤を型内に噴霧しておくことは一
層効果的である。閉じた金型の型内に製品に適した色素
を噴霧付着し、その後圧入装置によって練りものを型内
に圧入する。圧入する装置は定量充填装置がよく、充填
後直ちに充填装置のノズルと金型を離脱し充填中はノズ
ルに装備された金型の開止爪が金型の外側を挟持し、正
大終了後は開止爪はノズルと共に金型から離脱する。
摺身練りものを型内に圧入後金型の外部からガス焙りに
より90℃以下に加熱して練りものを凝固させる。金型
内面の色素は食品に転写されると共に、加熱と共に練り
ものは膨張し正大穴から盛り上がり、エビとかロブスタ
−を手剥きしたと同様に一つ一つ不定型に凝固して自然
の剥き身の形態を形成する。金型から製品を取り出すに
は二つ割金型を開き金型内側を下向きにすると、あるも
のは下に落ちるが、装置の粘結剤である澱粉質が付着し
て取れない場合があり、ロールブラシによって型から剥
がす場合もある。
あと、金型の内側は澱粉質とか離型剤をブラシおよび水
(温水)噴射によって洗浄し、次の繰り返し作業を準備
させる準備をする。このようにして、生の装置を型取り
して成形し、主としてエビなどの甲殻動物の剥き身風食
品を機械的に製造することが出来るものである。
第2の発明は第1の発明の要部を構成の要部とするもの
であり、上記金型を移動させながら作業を行うもので、
離型剤および着色染料を塗布する装置の下に金型が来た
時に噴霧ノズルが金型の正大穴に近接し空洞内を塗布す
る。また金型の移動にともない練りものの圧入装置の位
置に金型が来た時には正大穴に練りものの圧入ノズルが
密着して練りものを空洞内に圧入する。
金型はこのように加熱位置、金型の開放位置。
金型内面の掃除位置を次々に移動し、製品を連続的に製
造することが出来るものである。しかしてこの移動装置
はコンベアであることが望ましく金型をコンベアの両側
で支持して移動するようにすることによって、多くの空
洞を有する長い金型を使用し、その両端をコンベアのチ
ェーンが保持するようにすると金型の移動が極めて容易
にできるものである。
第3の発明は金型から取り外した練りものの凝固体を更
に加熱する装置を付加するもので、型の中に充填された
装置の練りものは金型ごと加熱され、練りものの温度が
約50〜60℃に加熱され凝固(ゾル化)する。一般に
措置製品は50〜60℃にしか加熱されない場合”戻り
“という現象が生じゾルの一部がゲルに戻る。このため
90℃近くまで加熱されないといけない。金型内で練り
ものを90℃近くまで高温にするためには長時間、加熱
調理されないといけないため、製造の回転が悪く、型を
沢山つくれば機械の単価があがり、効率がわるい。この
ことに鑑み一次製品を型から剥離可能な製品温度50〜
60℃で取り出し、これを二次工程にすすめ直接加熱す
るものである。蒸気による加熱、遠赤外線による加熱、
ガスバーナによる加熱、の何れによっても単独で行うと
乾燥しすぎて結果がおもわしくなく本物の食感を得るこ
とができないが、遠赤外線またはガスバーナまたはその
両者の組合せと蒸気加熱を組合せ、その加熱比率を調整
することによって本物に非常に近い食感かえられる。
(実施例) 次に本発明を実施例によって説明すると、第1図はこの
発明を稼働させるための空気系統の一例で、駆動用圧縮
空気は約7Kg/c−のコンプレッサー1を使用し空気
の供給源とする。空気管の一部は色素タンク2に導入さ
れタンク内の色素の液体を加圧している。色素タンクか
らは色素を噴霧ノズル3に導く液管があり、該液管にあ
る制御弁4と噴霧ノズル3にji!lする空気管にある
制御弁5が共に作動する。空気管は制御弁5を介して噴
霧ノズル3に導かれ噴霧ノズルから色素を噴霧出来るよ
うに構成される。一方魚肉の装置による生の練りものは
ホンパー6に蓄積され押出機7によって充填機8に圧送
される。空気管は制御弁9を介して押出機7に接続され
ている。またホッパーの切換弁10、充填機8の作動装
置11、および掃除用クリーナー12に空気管に導かれ
ている。13は遮断弁である。金型14が複数個の型を
形成するように構成され、充填機8のノズル17の下に
金型の挿入口がくるように配置される。充填機と金型の
位置関係は作業の過程に従い変化する。
金型14は第2図に示す如く例えばエビの剥き身の型と
って空洞15を形成せしめておく。金型は図のような星
型でもよいし、複数の空洞15を有する複壁でもよい。
充填機8は公知の定量充填装置を使用することもできる
。(すなわち特許庁昭和55年2月20日発行の周知・
慣用技術集(第21頁)に示される)該充填機は第3図
に示され、ホッパー6を上部に有するケーシング(充填
機)8内に、ホッパー6とケーシング8側部に設けたピ
ストンケース16と、排出ノズル17とを適宜それぞれ
連通させる切換弁18を設け、図中矢印a方向にピスト
ン19を移動させる時、弁18をホッパー6とケース1
6とを連imさせるように切り換え、ケース16内に定
量の練りものを充填し、その後弁18をノズル17とケ
ース16とを連通ずべく切り換え、ピストン19を図中
矢印す方向に移動させて、ノズル17より練りものを定
量押し出すものである。
第1図に示す系統図においては、第3図のケーシング8
とホッパー6の間に押出機7を有するものである。弁1
8は、作動装置11によって作動される。
次に製造工程について説明すると、ホッパー6内に、魚
肉の装置、つなぎ剤としての澱粉、更1 へ に食感を出すために練り食品の細分したものを混入して
生の練りものとして蓄積する。金型14は空洞15に^
1(型剤(J常食品に使用されている油性の離型剤)を
塗布し、二つ割金型をあわせ一体とし空洞I5内に着色
食品色素を噴霧する。
色素の色は製品に適した色を選定する。次に空洞15内
に生の練りものを充填機8を作動してノズル17から充
填する。練りものは空洞の型にしたがって剥き舟状に成
形される。充填された金型14を図示せざる加熱装置に
よって金型を80〜90℃にガス焙りによって1〜1.
5分加熱し、練りものを加熱凝固させる。蒸気によって
金型を加熱すると製品の露出部がやわらかくなりすぎる
きらいがある。製品は60℃位の温度で取り出される。
その後金型14を二つ割にし下向きにして図示せざるブ
ラシローラーにかけると、型15に付いて取れなかった
製品を剥がすことが出来る。
金型14は洗浄用クリーナー12および水(温水)の噴
射、ブラシ掛け、などによってきれいにして同じ工程を
繰り返す。この工程はコンベヤ装置を巧みに利用して閉
ループ内を移動させ、片方から原料を供給し、他端から
製品を自動的に取り出すことが出来るものである。
しかし魚肉の装置のような練りものは単にホッパーを設
けて原料の重力と充填機の吸引力によるだけでは、原料
が不均質で粘度が高く流動性の乏しい場合に十分に原料
の押し出しができないことがある。そのような場合には
押出機第4図に示すような構造とすることが望ましい。
シリンダー20内にはピストン21があり図面上、ピス
トン21の上に原料、下に、一定圧力の圧縮空気を導入
するようにし、ピストンロッド22がピストンの位置を
検出するようにし、ピストンの上限Pおよび下限口にお
いてその位置を検出するようにしておく。23が原料流
入口、24が原料流出口、25が圧縮空気導入口である
ピストンロッド22が上限Pに達するとリミ・7トスイ
ツチ46をけり、原料供給ポンプ(図示せず)が始動す
る。原料供給ポンプは充填機が一度に処理する原料より
多くの原料をシリンダー内に供給し、やがてピストンロ
ッド22が下限0のリミットスイッチ47をけると原料
供給ポンプは停止し、その後はピストン21にかかる空
気圧力で原料が原料流出口24から充填機に供給される
充填機から流出した原料はノズル17により金型14に
供給される。第5図は原料供給用のノズル先端の状態を
示したもので、原料の供給時にノズル17を金型14に
近接させる。ノズル先端部にはノズル取付ベース26が
ありノズルと一体に上下するが、その先にノズル可動部
27がスプリング28を介して取り付けられその先にノ
ズルパッド29があり、バッド29が金型14の上面に
当たるとスプリング28の作用によってパッドは金型上
面に密着し金型の原料圧大穴とノズルの口が合うように
構成されている。ノズルバンド29はシリコン製がよい
二つ割の金型14は原料の充填時にその内圧によって開
き加減になる。特に高粘性で、流動性に乏しい原料を扱
う場合、充填時の金型の内側にかかる圧力は高くなり勝
ちである。エビの型のように圧入穴から尻尾に向かうに
従って断面積が小さくなっていく型においては尚更であ
る。
殊に二つ折型の中に複数個の空洞15を有するような長
い金型においては、十分に両端を押さえて開かないよう
に固定し二つ折の型の間に隙間がないようにしていても
、原料を圧入すると一瞬に開いてしまい、その隙間に原
料が隙間に入り込み、成形された製品の周りには薄い膜
のパリが出来、製品価値を低下させてしまい、このパリ
を取り除く工程が必要になる。このパリが生しないよう
にするためには、通常6〜8個の空洞が一つの金型に構
成され、同時に開閉するようになっている金型の空洞の
個数を3〜4個程度に減少し、金型のスパンを短くし、
内圧に対する強度を上げるか、又は一つづつの空洞部の
型をはめ合い(縁の部分で凹凸型)にしてパリができな
いようにするか、原料の圧入スピードを落とし内圧があ
まり上らないようにするなどが考えられるが、何れも生
産能力が落ちたり金型加工が面倒だったりする。図示の
如くノズル取付ヘース26の中央部にテーパ一部31を
有する閉止爪30を設け、また金型14の」−縁にも妄
−バー金具32を設ける。原料を金型に圧入するときに
ヘース26が降下し上記テーパ一部31とテーパー金具
32が噛み合い、原料の正大時における内圧で金型が開
くのを防止することが出来る。
このようにすれば金型の閉鎖時の固定装置を別途設ける
必要がなくなり、金型の開閉の都度側の固定装置によっ
て金型をクランプするなどの必要がない。
第6図に示す実施例は金型14を移動装置によって移動
させる装置で、金型の駆動装置の側面図である。金型1
4の両端はコンベア軌道33の両側においてそれぞれ上
下四つのローラー34によって支持されている。該軌道
33の両端には円周に四つの突起を有する回転板35.
36があり、回転板の突起に金型14の開閉用の軸37
の両端延長部を一つずつ引っ掛けて金型を移動させる。
図中回転板は右回転させるものとする。この回転板35
、36を回転させる動力は往復動ピストンシリンダー3
8による。このシリンダー38のストロークが回転板の
1/4回転に相当するものである。
すなわちクランク390回転は右方向の時にのみ回転す
るように構成し、該右方向の回転をベルト48によって
回転板35に伝える。回転板35が1/4回転ずつ回転
し、軌道33の下側にあった金型を1/4回転ずつ上側
に移動せしめ、軌道33の上側にある金型を押す。金型
は押されて上側の軌道に沿って右側に順次移動する。回
転板35の回転はプーリー40を介してコンベア駆動輪
41に伝達される。コンベアヘルド42には係合片43
が間隔をおいて設けられ保合片43の移動に従い金型を
軌道33の下側で移動させる。軌道33の他端にある回
転板36はコンベアの回転輪44がらプーリー45を介
して1/4回転ずつ回転させるものである。軌道33の
上側では金型は充填から加熱までの加工工程で、原料圧
大穴が上向きになった閉じた状態で運搬され一定の間隔
で次々に押され移動する。
次に金型の位置と製造工程について述べると、軌道33
の下側で加工工程に適するように整備され、軸37を中
心に閉鎖された金型は軌道33の上側に移動され、八位
置で金型の空洞内に離型剤が噴霧塗布され、B位置に移
動する。ここでは噴霧ノズル3 (第1図参照)が降下
し色素を空洞内に噴霧塗布し上昇する。C位置では原料
圧入ノズル17(第5図参照)が金型の圧入穴に密着し
て原料を空洞内に圧入する。空洞内の空気は空気抜き穴
から排出され原料は空洞内に完全に充填される。圧入ノ
ズルは原料の圧入後は上昇し、原料は金型の上でちぎら
れた状態となる。
Dは金型の外部からガス焙りによって加熱する加熱部で
、金型を80〜90℃に1〜1.5分加熱し、原料の練
りものを加熱凝固する。この時金型の圧入穴は開放状態
であるので、原料の凝固にともない圧入穴の原料の残り
具合がそれぞれの型についてまちまちであることと合わ
せ本物のエビをもいだ部分が一匹ずつ違った型になり本
物のエビの形状に似せることができる。
その後、金型は回転板36によって軌道33の下側に移
動し、60℃位の温度で取り出される。E位置において
金型を開閉軸37により開いて二つ割にし、開放面が下
向きになるので加熱凝固した製品が下に落下する。Fに
おいて開放した金型の開放面にブラシローラーをかける
と、空洞の型について取れなかった製品を剥がずことが
できる。Gにおいては洗浄用クリーナー12(第1図参
照)および水(温水)の噴射1ブラシ掛け。
により型の開放、閉鎖時の清掃がなされ、閉鎖した金型
は回転板35によって軌i!33の上側に移動し、この
操作を繰り返す。
上記製品の加熱凝固において、第3の発明に相当する実
施例は、原料が金型ごと加熱され原料が50〜60℃に
加熱され、凝固(ゾル化)されるが、装置製品が50〜
60℃にしか加熱されない場合、”戻り“という現象が
生じゾルの一部がゲルに戻る。このため90℃近くまで
加熱されないといけないが、同一の型の内部で行う場合
、一つの製品が型の内部で長時間加熱調理されることに
なり、金型の総数が増え機械設備の価格が高くなる。そ
こで第3番目の発明は原料が型から剥離可能となった5
0〜60℃の時点で型から取り出し、別の加熱装置で所
定の温度まで加熱することは、機械の回転率からいって
はるかに有利であることに着目してなされたものである
すなわち本物のエビなどの食感を得るために遠赤外線又
はガスバーナ又はその組合せと蒸気加熱を組合せ、その
加熱比率を調整することで本物に非常に近い食感が得ら
れる。蒸気だけの加熱、遠赤外線だけの加熱、またはガ
スバーナだけの加熱を単独で行う場合は乾燥しすぎたり
水分が多くなりすぎ本物のエビ、ロブスタ−、カニなど
の食感を出すのが賀しい。
(発明の効果) この発明は魚肉の練り製品として、エビのff1lJき
身、カニのハサミ、ロブスタ−、アワビなどのジェルフ
ィッシュの剥き身の形状を内側に形成した二つ割の金型
と、該金型の内側に色素を噴霧する装置と、魚肉の装置
の練りものを前記金型の型内に圧入するための充@機と
、前記練りものを加熱凝固させるための加熱装置とを有
してなり、加熱凝固した製品を金型から取り出す手段を
付加したものであるので、魚肉によって高級魚介類を製
造し、とりわけ形状の特殊な甲殻動物の剥き身風の食品
が得られ、この装置を利用し出来あがった製品は、実際
に近い形状。
色彩1食感のものが安価に得られ、大きさに大小がなく
粒揃いの食品を食卓に提供することができるので、この
発明の効果は極めて大きい。
なお、金型に原料を圧入し正大穴を開放したまま加熱す
るので特にエビ型等の場合に頭をもいだ剥き身の形状が
そのまま得られ、原料の圧入時に金型が開かない手段が
施こされているためパリが無い本物に近い製品が得られ
、品質的にも二次加熱により本物に近いものとなる。ま
た金型を移送装置によって移動させながら加工が行われ
ので、それぞれの加工はバソヂシステムでありながら連
続的に製品が得られ、製造装置として極めて効果が大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置の機能を説明するための空気管系統図、
第2図は金型の一例を示す斜視図、第3図は充填機の一
例を示す断面図、第4図は原料タンクの一例を示す側断
面図、第5図は原料供給用ノズル先端部を説明するため
の側断面図、第6図は金型の駆動装置の一例を示す側面
図を示す。 1・・・コンプレッサー、2・・・色素タンク、3・・
・噴霧ノズル、4,5・・・制御弁、6・・・ホッパー
、7・・・押出機、8・・・充填機、9・・・制御弁、
10・・・切換弁、11・・・作動装置、12・・・掃
除用クリーナー、13・・・遮断弁、14・・・金型、
15・・・空洞、16・・・ピストンケース、17・・
・ノズル、18・・・切換弁、19・・・ピストン、2
0・・・シリンダー、21・・・ピストン、22・・・
ピストンケース、23・・・原料流入口、24・・・原
料流出口、25・・・圧縮空気導入口、26・・・ノズ
ル取付ベース、27・・・ノズル可動部、28+・・ス
プリング、29・・・ノズルバンド、30・・・閉止爪
、31・・・テーパ一部、32・・・テーパー金具、3
3・・・軌道、34・・・ローラー、35.36・・・
回転板、37・・・軸、38・・・往復動ピストンシリ
ンダー、39・・・クランク、40・・・プーリー、4
1・・・コンベア駆動輪、42・・・コンベアベルト、
43・・・係合片、44・・・回転輪、45・・・プー
リー、46.47・・・リミットスイッチ、48・・・
ベルト。 闇、3図 邦4図

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)任意の形状の空洞を内側に形成した二つ割の食品
    型の空洞内面に、離型剤および着色染料を塗布する装置
    と、該食品型空洞内に摺身練りものを圧入する装置と、
    該練りものを食品型の外部から加熱する装置と、加熱凝
    固した製品を食品型を開いて取り出す装置とからなり、
    前記練りものを圧入する装置は圧入時以外は食品型から
    離間していることを特徴とする食品製造装置。
  2. (2)前記二つ割の食品型は金属製として空洞内面にテ
    フロン加工してなる特許請求の範囲第1項記載の食品製
    造装置。
  3. (3)前記食品型の空洞は単一または複数個である特許
    請求の範囲第1項または第2項に記載の食品製造装置。
  4. (4)前記食品型には閉じた状態で摺身の圧入穴と空気
    抜き穴とを有してなる特許請求の範囲第1〜3項のいず
    れかに記載の食品製造装置。
  5. (5)前記離型剤および着色染料の塗布装置は噴霧装置
    と、該噴霧装置のノズル部を食品型の摺身の圧入穴まで
    降下させる手段とによって構成される特許請求の範囲第
    1項に記載の食品製造装置。
  6. (6)前記摺身を食品型に圧入する装置は定量充填装置
    であって、充填機のノズル部を食品型の圧入穴に接合し
    食品型に摺身を充填後該ノズル部を離脱するように構成
    した特許請求の範囲第1項記載の食品製造装置。
  7. (7)前記ノズル部には食品型の開き止め用爪が装着さ
    れている特許請求の範囲第6項に記載の食品製造装置。
  8. (8)前記摺身および食品型を外部から加熱する装置は
    ガスバーナーによって食品型の周囲から加熱するように
    構成した特許請求の範囲第1項記載の食品製造装置。
  9. (9)前記加熱凝固した食品を食品型から取り出す手段
    は食品型を下向きに開く手段と、該開いた接合面に接触
    する回転ブラシとによって構成される特許請求の範囲第
    1項記載の食品製造装置。
  10. (10)二つ割食品型を移動させる移動装置と、該食品
    型の移動にともない、閉じている前記食品型の内面に離
    型剤および着色染料を塗布する装置と、摺身を該食品型
    に圧入する装置と、該摺身と食品型を加熱する装置と、
    該食品型を開いて加熱凝固した製品を食品型から取り出
    す装置と、該食品型を閉じる装置とを連続的に有してな
    食品製造装置。
  11. (11)前記移動装置はコンベアであって、前記食品型
    をコンベアの両側で支持して移動させるようにした特許
    請求の範囲第10項記載の食品製造装置。
  12. (12)二つ割食品型を移動させる移動装置と、該食品
    型の移動にともない、閉じている前記食品型の内面に離
    型剤および着色染料を塗布する装置と、摺身を該食品型
    に圧入する装置と、該摺身と食品型を加熱する装置と、
    該食品型を開いて加熱凝固した製品を食品型から取り出
    す装置と、該食品型を閉じる装置とを連続的に有してな
    り、最終製品の搬出前に前記凝固した製品を再加熱する
    再加熱装置を有してなる食品製造装置。
  13. (13)前記再加熱装置は遠赤外線発射装置またはガス
    バーナまたは両者の併用と蒸気加熱手段とを組合せた特
    許請求の範囲第12項記載の食品製造装置。
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