JPS62259369A - ブラシ防振機構 - Google Patents

ブラシ防振機構

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JPS62259369A
JPS62259369A JP10145186A JP10145186A JPS62259369A JP S62259369 A JPS62259369 A JP S62259369A JP 10145186 A JP10145186 A JP 10145186A JP 10145186 A JP10145186 A JP 10145186A JP S62259369 A JPS62259369 A JP S62259369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
damper
slit
vibration
preventing mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP10145186A
Other languages
English (en)
Inventor
坂下 広志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10145186A priority Critical patent/JPS62259369A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、モータにおけるブラシの防振機fMに関する
(従来の技術) ブラシ付モークでは、ロータの回転中にブラシが撮動す
ると、整流子に対するブラシの良好な接触状態が得られ
ないばかりでなく、ブラシノイズも大きくなるなど各種
の問題を生ずるので、ブラシの防振対策がとられている
第6図はブラシの防振対策がとられた従来のモータの代
表例を示す。第6図において、カップ状のステータケー
ス1の開放端部にはブラシホルダ2が工大固定され、ス
テータケース1とブラシボルダ2に取りつけられた軸受
7.8によって回転軸6が回転自在に支持されている。
回転軸6にはロータ4及び整流子9が固着され、ロータ
4には駆動コイル5が巻かれている。ステータケース1
の内周にはロータ4を取り囲むようにしてステータマグ
ネット3が固定されている。ブラシホルダ2には板状の
ブランlOの基端部が固定されている。
ブラシ10ば、第7図乃至第9図に詳細に示されている
ように、長手方向の一方側においてスリン)11がブラ
シ10の長手方向に形成され、これによりブラシ10の
上記一方(111が複数条に分割されており、この一方
側の先端部が整流子9の周面に摺接している。ブラシ1
0の一側面の一部には、スリット11の長平方向の一部
にわたってダンパ12が固着され、ブラシ10の防振対
策がとられている、ブラシ10の基端部にはターミナル
13が固着され、このターミナル13がブラシホルダ2
に同ブラシホルダ2を貫通した状態で固定されている。
ターミナル13とブランlOと整流子9を通じてコイル
5に通電され、ロータ4が回転駆動される。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のモータにおけるブラシ防振機構によれば、ブラシ
IOにダンパ12を固着するに当たり、例えば、ダンパ
12に粘着剤を付してこれをブラシ10に固着するとい
うように、ダンパを個々にブラシの片面に貼着するよう
になっているため、充分な防振効果を得ることができな
い、また、ダンパの取付位置がばらつき易く、防振効果
がばらつき易い、かかるばらつきを少なくしようとすれ
ば、ダンパを−づ一つ精度よく貼着しなければならず、
組立時間が長くなってしまう。また、ダンパを製作する
場合、例えば、ゴムシートに粘着剤を塗布し又は粘着テ
ープを貼着したのちこれを短面状に切断するというよう
な工程を経る必要があって多くの工数を必要とし、さら
に、ダンパとなるシートに粘着剤を付する必要があるこ
とから、部品コストが高くなるという問題がある。
本発明は、かかる従来の問題点を解消すべくなされたも
ので、防振効果が充分にかつ安定して得られてブラシノ
イズレベルの大幅な低減を期待することができ、かつ、
コストの低減及び精度の向上が可能なブラシ防振機構を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、長手方向の一方側にスリットを形成して上記
−入側を分割した板状のブラシにおいて、上記−入側の
先端部を除く両面の一部及び上記スリットの長さ方向の
一部を弾性を有する樹脂で覆ったことを特徴とする。
(作用) ブラシの両面の一部を覆った弾性を有する樹脂によって
ブラシの振動が吸収され、ブラシノイズが低減される。
しかも、上記樹脂はブラシのスリットの長さ方向の一部
を両面から覆っているため、ブラシノイズの低減効果が
大きい。
(実施例) 以下、本発明に係るブラシ防振機構の実施例について説
明する。
第1図乃至第3図において、板状のブラシ20は長平方
向の一方側に長手方向の2条のスリット21を有し、こ
のスリット21によって上記−入側が3分割されている
。ブラシ20の両面の一部は、上記−入側の先端部及び
他方側である基端部を除き、弾性を有する樹脂でなるダ
ンパ22で覆われている。ダンパ22は上記スリ7)2
1の長手方向の一部を覆っている。また、ダンパ22は
スリット21の一部を充填し、両面のダンパ22が一体
としてブラシ20に固着している。第1図及び第3図で
符号Sはスリット21の幅を示す。
このように構成されたブラシ20は、そのJ!;、端部
を、例えば、第6図について説明したターミナル13に
固定され、スリン)21によって分割された先端部を整
流子9に摺接させた状態で使用することができる。
ダンパ13として用いることができる弾性を有する樹脂
(エラストマー)の例として、(イ)オレフィン系エラ
ストマー (ロ)スチレン系エラストマー (ハ)FA化ビニル系エラストマー (ニ)酢酸ビニルエチレン共重合体系エラストマー(ホ
)ポリエステル系エラストマー (へ)ポリノルボーネン系エラストマー(ト)ABS系
エラストマー (チ)(イ)乃至(ト)の2種以上の組合せによる混合
物 等があり、使用するに当たっては、これらのエラストマ
ーに、老化防止剤、酸化防止剤、カーボンブラック等の
補剤を適当N ?ff1合する。
また、ブラシとの接合性を良くするために、次のような
粘着付与剤を加えてもよい。
(イ)脂肪族系炭化水素 (ロ)脂環族系炭化水素 (ハ)水添脂肪族系炭化水素 (ニ)芳香族系炭化水素 次に、本発明に係る防振機構を有するプランの製造方法
の一例について説明する。
第4図及び第5図に示されているように、まず、ブラシ
20の素材となる板材をプレスで打ら抜き、ブラシ20
が多数連なった形態のフープ材25を作る。次に、上記
フープ+;425に対し、各ブラシ20の両面にエラス
トマーを射出してインサート成形し、各ブラシ20に上
記エラストマーでなるダンパ22を固着状態で形成する
。このダンパ22は、前述のように、スリット21の形
成側である一方側の先端部及び基端部を除き、かつ、ス
リット21の長さ方向の一部を覆うように形成される。
このように、ダンパ22を射出成形することにより、ダ
ンパ22の形成部におけるスリット21の部分は、ダン
パ22を成すエラストマーにより充填される。ダンパ2
2の成形後、フープ材25を適宜の線、例えば、第4図
、第5図において線A−A、B−Hに沿って切断し、各
ブラシ20を分離すれば、防振対策がとられたブラシが
完成する。
以上述べた本発明に係るブラン防振(瓜構の実施例によ
れば、ブラシの両面にダンパが固着されることから、ダ
ンパによる保持面積が拡大され、ブラシノイズの低減効
果が大きい。しかも、ブラシのスリットの一部がダンパ
をなずエラストマーで充填されることから、分割された
ブラシの1本1本がダンパによって強固に保持され、ブ
ラシノイズの低減に寄与している。
次のデータは、第6図に示されているような従来のブラ
シ防振機構を有するモータのノイズレベルと本発明に係
るブラシ防振機構を有するモータのノイズレベルの比較
であり、単位はdBである。
1従来132.1+37.0130.at1本発明12
9.6135.1127.41何れも数個のモータをサ
ンプルとして測定したものの平均値であり、モータより
10cm!ilfすれた位置にマイクを置いて測定した
上記のデータから明らかなように、ノイズレベルが軸下
向きでは2.5dB、25%減少し、軸上向きで1.9
dB、20%減少し、軸水平で3.4dB、32%減少
している。
また、前記実施例に係るブラシ防振機構によれば、第4
図、第5図について説明したような、ブラシのプレス成
形−ダンパの射出成形−切断というような′gi造方法
を用いることができるため、ブラシに対するダンパの固
着位置精度を向上させることができると共に、例えば、
一つのフープ材に10([1以上のブラシを成形し、こ
のフープ材に対してダンパを射出成形することができる
から、従来のように一つ一つのブラシに対してダンパを
固着する必要がなく、コストの低減を図ることができる
。また、ブラシの長平方向の一方側を分割するスリット
内にダンパをなす樹脂が充填されて成形されているため
、ブラシが変形しに<<、品質が安定するという長所が
ある。
(発明の効果) 本発明によれば、ブラシの両面を、しかも、スリットの
長さ方向の一部にわたって弾性を有する樹脂で覆ったた
め、この樹脂によるプラン面の保持面積が大きくなって
防振効果が大きく、充分なブラシノイズ低減効果を得る
ことができる。また、弾性を有する樹脂をブラシにりl
して射出成形することも可能であり、これにより、従来
のように一つ一つのブラシに対しダンパを貼着するもの
に比べて、コストの低減と精度の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプラン防振機構の実施例を示す正
面図、第2図は同上実施例の平面図、第3図は同上実施
例の側面図、第4図は本発明に係る防1辰機構を施した
ブラシの製造過程の形態の一例を示す正面図、第5図は
同上側面図、第6図は従来のブラシ防振機構を有するモ
ータの例を示づ“断面図、第7図は上記従来のブラシ防
振機構の部分を拡大して示す正面図、第8図は同上平面
図、第9図は同上背面図である。 20・・ブラシ、  21・・スリット、22・・弾性
を有する樹脂でなるダンパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 長手方向の一方側に、スリットを長手方向に形成して上
    記一方側を分割してなる板状のブラシにおいて、ブラシ
    の上記一方側の先端部を除く両面の一部及び上記スリッ
    トの長さ方向の一部を弾性を有する樹脂で覆ったことを
    特徴とするブラシ防振機構。
JP10145186A 1986-05-01 1986-05-01 ブラシ防振機構 Pending JPS62259369A (ja)

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JP10145186A JPS62259369A (ja) 1986-05-01 1986-05-01 ブラシ防振機構

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JP10145186A JPS62259369A (ja) 1986-05-01 1986-05-01 ブラシ防振機構

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JPS62259369A true JPS62259369A (ja) 1987-11-11

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ID=14301056

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JP10145186A Pending JPS62259369A (ja) 1986-05-01 1986-05-01 ブラシ防振機構

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423908A (en) * 1977-07-22 1979-02-22 Canon Inc Vibration-proof for brush in rotary equipment
JPS56785U (ja) * 1980-05-01 1981-01-07
JPS5625341U (ja) * 1979-08-02 1981-03-07
JPS5928631A (ja) * 1982-08-11 1984-02-15 Citizen Watch Co Ltd 電子体温計
JPS6135135A (ja) * 1984-07-26 1986-02-19 Mabuchi Motor Co Ltd 小型モ−タのブラシ防振装置
JPS62241282A (ja) * 1986-04-11 1987-10-21 松下電器産業株式会社 小形モ−タ用刷子

Patent Citations (6)

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