JPS62258238A - シヨツクアブソ−バ装置 - Google Patents
シヨツクアブソ−バ装置Info
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- JPS62258238A JPS62258238A JP10050886A JP10050886A JPS62258238A JP S62258238 A JPS62258238 A JP S62258238A JP 10050886 A JP10050886 A JP 10050886A JP 10050886 A JP10050886 A JP 10050886A JP S62258238 A JPS62258238 A JP S62258238A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
[産業上の利用分野]
本発明は、変位検出装置を備えるショックアブソーバに
関し、例えば自動車のような車輌に使用される。
関し、例えば自動車のような車輌に使用される。
[従来の技術1
変位検出装置を備えるショックアブソーバとしては、例
えば特開昭54−120130号公報に開示されたもの
が知られている。これにおいては、相対変位する外筒と
保護筒との変位を検出するために、外筒に永久磁石を設
け、保護筒に3個のリードスイッチを設けである。
えば特開昭54−120130号公報に開示されたもの
が知られている。これにおいては、相対変位する外筒と
保護筒との変位を検出するために、外筒に永久磁石を設
け、保護筒に3個のリードスイッチを設けである。
[発明が解決しようとする問題点1
従って、この種の従来のショックアブソーバにおいては
、その変位を連続的に検出することができない。
、その変位を連続的に検出することができない。
例えば、この種のショックアブソーバ装置を用いた自動
車において、該装置から得られる変位信号に基づいて車
高を目標車高に自動調整する場合。
車において、該装置から得られる変位信号に基づいて車
高を目標車高に自動調整する場合。
比較的大きな変位が生じないと変位信号が得られないの
で、制御動作が遅れる。また、目標車高を変更可能にす
るには、多数のリードスイッチを設けなければならず、
部品数が多くなるし、配線も大変である。
で、制御動作が遅れる。また、目標車高を変更可能にす
るには、多数のリードスイッチを設けなければならず、
部品数が多くなるし、配線も大変である。
本発明は、簡単な構成で連続的にショックアブソーバの
変位を検知することを目的とする。
変位を検知することを目的とする。
[発明の構成]
[間厘点を解決するための手段]
上記目的を達成するため、本発明においては、シリンダ
の両端に永久磁石等の磁気発生手段を設けるとともに、
一方の磁気発生手段のN極と他方の磁気発生手段のS極
との間、ならびに一方の磁気発生手段のS極と他方の磁
気発生手段のN極との間に、前記シリンダに沿って、そ
れぞれ磁性体でなる磁気案内手段を配置し、該磁気案内
手段と前記磁気発生手段とで主磁気回路を構成する。そ
して、前記シリンダの内空間に存在するピストンあるい
はロッドに、磁気抵抗素子等の磁気検出手段を設ける。
の両端に永久磁石等の磁気発生手段を設けるとともに、
一方の磁気発生手段のN極と他方の磁気発生手段のS極
との間、ならびに一方の磁気発生手段のS極と他方の磁
気発生手段のN極との間に、前記シリンダに沿って、そ
れぞれ磁性体でなる磁気案内手段を配置し、該磁気案内
手段と前記磁気発生手段とで主磁気回路を構成する。そ
して、前記シリンダの内空間に存在するピストンあるい
はロッドに、磁気抵抗素子等の磁気検出手段を設ける。
2つの磁気発生手段は互いに極性を逆にして配置する。
[作用]
このような構成にすると、前記磁気発生手段のN極から
出る磁束の大部分は、透磁率の高い、即ち磁気抵抗の小
さい前記磁気案内手段の内部を通って磁気発生手段のS
極に達する。つまり、この主磁気回路は、シリンダの両
端に配置された第1及び第2の磁気発生手段と、シリン
ダに沿ってその軸方向に配置された第1及び第2の磁気
案内手段とで構成される。従って、シリンダの内空間は
、主磁気通路によって囲まれている。
出る磁束の大部分は、透磁率の高い、即ち磁気抵抗の小
さい前記磁気案内手段の内部を通って磁気発生手段のS
極に達する。つまり、この主磁気回路は、シリンダの両
端に配置された第1及び第2の磁気発生手段と、シリン
ダに沿ってその軸方向に配置された第1及び第2の磁気
案内手段とで構成される。従って、シリンダの内空間は
、主磁気通路によって囲まれている。
ところで、磁束の一部、即ち漏れ磁束は、前記磁気案内
手段の一部をバイパスする経路を通るが、この経路は、
主磁気通路の内側、即ちシリンダの内空間を通る。そし
て、シリンダ内部の磁束密度は、前記磁気発生手段から
の距離に応じて比較的ゆるやかに変化する。従って、磁
気検出手段はピストンの位置に応じたレベルの磁気を受
けるので、該検出手段の出力にはピストンの位置に応じ
てレベルが連続的に変化するアナログ電気信号が得られ
る。
手段の一部をバイパスする経路を通るが、この経路は、
主磁気通路の内側、即ちシリンダの内空間を通る。そし
て、シリンダ内部の磁束密度は、前記磁気発生手段から
の距離に応じて比較的ゆるやかに変化する。従って、磁
気検出手段はピストンの位置に応じたレベルの磁気を受
けるので、該検出手段の出力にはピストンの位置に応じ
てレベルが連続的に変化するアナログ電気信号が得られ
る。
第6a図に示すように永久磁石MGからrの距離にある
点P1の位置での磁束密度は、第6c図にAとして示す
ように、距離のパラメータに対して急便な変化を示す。
点P1の位置での磁束密度は、第6c図にAとして示す
ように、距離のパラメータに対して急便な変化を示す。
一方、第6b図に示すように永久磁石MGのN%とS極
との間に磁性体のヨークYKを結合した場合、その磁気
回路の内側の、永久磁石MOからrの距離にある点P2
の位置での磁束密度は、第6c図にBとして示すように
。
との間に磁性体のヨークYKを結合した場合、その磁気
回路の内側の、永久磁石MOからrの距離にある点P2
の位置での磁束密度は、第6c図にBとして示すように
。
Aと比べると、距離rに対して比較的なだらかな変化を
示す。なお、第6b図において、FLmが主磁束を示し
、FLsが漏れ磁束を示す。
示す。なお、第6b図において、FLmが主磁束を示し
、FLsが漏れ磁束を示す。
これによって次のことが分かる。Aの特性では、距fi
rが大きくなると磁束密度が非常に小さくなリ、磁束の
検出が難しくなる。検出感度を大きくすれば、rが比較
的大きい場合でも磁束を検出できるが、その場合にはr
が小さい場合に出力が飽和して検出できなくなる。つま
り、検出可能な距離rが特定の狭い範囲に限定される。
rが大きくなると磁束密度が非常に小さくなリ、磁束の
検出が難しくなる。検出感度を大きくすれば、rが比較
的大きい場合でも磁束を検出できるが、その場合にはr
が小さい場合に出力が飽和して検出できなくなる。つま
り、検出可能な距離rが特定の狭い範囲に限定される。
Bの特性であれば、距$1rが大きくなっても比較的大
きな磁束密度が得られるので、検出可能な距離rの範囲
が非常に大きくなる。つまり、シリンダに沿って磁気案
内手段を配置し、その内側を通る漏れ磁束を検知するこ
とによって、ピストンのストロークが大きい場合でも、
その全領域に渡ってピストンの位置が検出できる。ショ
ックアブソーバの場合、ストロークが非常に大きいので
、Aの特性では実用にならない。
きな磁束密度が得られるので、検出可能な距離rの範囲
が非常に大きくなる。つまり、シリンダに沿って磁気案
内手段を配置し、その内側を通る漏れ磁束を検知するこ
とによって、ピストンのストロークが大きい場合でも、
その全領域に渡ってピストンの位置が検出できる。ショ
ックアブソーバの場合、ストロークが非常に大きいので
、Aの特性では実用にならない。
また、本発明では2つの磁気発生手段を用い、互いの極
性を逆にして配置するので、シリンダ内部の磁束密度は
ある点(例えば中央)で零になり、その位置からの変位
量に応じて磁束密度が定まる。
性を逆にして配置するので、シリンダ内部の磁束密度は
ある点(例えば中央)で零になり、その位置からの変位
量に応じて磁束密度が定まる。
この場合、零点近傍での変位量−磁束密度の特性は第4
b図に実線で示すカーブのように直線的であるから、こ
の領域の位置検出誤差は非常に小さくできる。例えば自
動車の自動車高調整に用いるショックアブソーバの場合
、全ストロークの中央近傍が実際に高い頻度で利用され
るので、この領域の検出誤差を小さくできれば、この種
のショックアブソーバを用いるシステムの制御誤差を小
さくできる。もし第6b図のように永久磁石を1つだけ
用いて磁気回路を構成すると、第6c図のBの特性にな
るので、全ストロークの中央、即ち。
b図に実線で示すカーブのように直線的であるから、こ
の領域の位置検出誤差は非常に小さくできる。例えば自
動車の自動車高調整に用いるショックアブソーバの場合
、全ストロークの中央近傍が実際に高い頻度で利用され
るので、この領域の検出誤差を小さくできれば、この種
のショックアブソーバを用いるシステムの制御誤差を小
さくできる。もし第6b図のように永久磁石を1つだけ
用いて磁気回路を構成すると、第6c図のBの特性にな
るので、全ストロークの中央、即ち。
距離rが中間的な領域における直線性は、第、i b図
と比べると低下するので、検出誤差は大きくなる。
と比べると低下するので、検出誤差は大きくなる。
[実施例]
以下1図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図に、本発明を実施する9形式の自動車用のショッ
クアブソーバを示す。これは、構造的には一般にツイン
チューブ型と呼ばれるものである。
クアブソーバを示す。これは、構造的には一般にツイン
チューブ型と呼ばれるものである。
第1図を参照する。案内n1はロッド3と一体になって
おり、ロッド3の一部はチューブ20の内空間に挿入さ
れている。チューブ20は、同心状に配置された内fi
6と外筒2(ベースシェル)を備えている。
おり、ロッド3の一部はチューブ20の内空間に挿入さ
れている。チューブ20は、同心状に配置された内fi
6と外筒2(ベースシェル)を備えている。
ロッド3のチューブ20に挿入した部分の先端に。
ピストン4及びバルブ5が備わっている。従って、チュ
ーブの内筒6の内部空間は、ピストン4によって実質上
、上室13bと下室13aに分離されている。但し、ピ
ストン4にはオリフィスを含む流路4aが形成されてお
り、該流路4aを通って上室13bと下室13aとの間
を流体が移動可能である。
ーブの内筒6の内部空間は、ピストン4によって実質上
、上室13bと下室13aに分離されている。但し、ピ
ストン4にはオリフィスを含む流路4aが形成されてお
り、該流路4aを通って上室13bと下室13aとの間
を流体が移動可能である。
上室13b及び下室13aには、オイルが充填されてい
る。内筒6の一端には、バルブ7及び永久磁石lOが装
着され、他端にはロントガイド8及び磁石組体9が装着
されている。ピストン4の中央部には磁気抵抗素子MR
が埋め込まれている。
る。内筒6の一端には、バルブ7及び永久磁石lOが装
着され、他端にはロントガイド8及び磁石組体9が装着
されている。ピストン4の中央部には磁気抵抗素子MR
が埋め込まれている。
磁気抵抗素子MRの端子には、ロッド3の中央部に形成
した穴3aに通したリード線15及び16が接続されて
いる。
した穴3aに通したリード線15及び16が接続されて
いる。
第1図のII −rI線断面を第2回に示し、内筒6の
斜視図を第3図に示す。第3図を参照する°と。
斜視図を第3図に示す。第3図を参照する°と。
内筒6の外周面の互いに対向する位置に、2つの磁性体
ベルト6b及び6cが装着しである6磁性体ベルト6b
及び6cの両端部は、内筒本体6aの内壁面から露出し
ている。また、磁性体ベルト6bの両端は磁石組体9の
N極及び永久磁石10のS極に結合され、磁性体ベルト
6cの両端は磁石組体9のS極及び永久磁石10のN極
に結合されている。
ベルト6b及び6cが装着しである6磁性体ベルト6b
及び6cの両端部は、内筒本体6aの内壁面から露出し
ている。また、磁性体ベルト6bの両端は磁石組体9の
N極及び永久磁石10のS極に結合され、磁性体ベルト
6cの両端は磁石組体9のS極及び永久磁石10のN極
に結合されている。
永久磁石10は、棒状の磁石であり、内筒6の軸方向と
直角に配置されている。磁石組体9は、第2図に示すよ
うに、2つの永久磁石9a、9b及びガイドリング9c
で構成されている。即ち、ガイドリング9cの中央部を
ロッド3が貫通しており、永久磁石9a及び9bは、ガ
イドリング9Cの外周面と内f2i6の内周面(正確に
は磁性体ベルト6b又は6e)とで支持されている。1
1及び12は、永久磁石9a及び9bが内筒6に対して
回動するのを防止するために設けたスペーサ7である。
直角に配置されている。磁石組体9は、第2図に示すよ
うに、2つの永久磁石9a、9b及びガイドリング9c
で構成されている。即ち、ガイドリング9cの中央部を
ロッド3が貫通しており、永久磁石9a及び9bは、ガ
イドリング9Cの外周面と内f2i6の内周面(正確に
は磁性体ベルト6b又は6e)とで支持されている。1
1及び12は、永久磁石9a及び9bが内筒6に対して
回動するのを防止するために設けたスペーサ7である。
磁気的な構造を説明すると、ロッド3.内筒本体5a、
バルブ7、ロッドガイド8.スペーサ11及び12は非
磁性体でなっており、外筒2.ピストン4.磁性体ベル
ト6b、6c及びガイドリング9cは磁性体でなってい
る。従って、このショックアブソーバの主磁気回路は、
概略でいうと、第4a図に示すように、磁石組体9.永
久磁石10゜磁性体ベルト6b及び6cで構成される。
バルブ7、ロッドガイド8.スペーサ11及び12は非
磁性体でなっており、外筒2.ピストン4.磁性体ベル
ト6b、6c及びガイドリング9cは磁性体でなってい
る。従って、このショックアブソーバの主磁気回路は、
概略でいうと、第4a図に示すように、磁石組体9.永
久磁石10゜磁性体ベルト6b及び6cで構成される。
第4a図を参照する。磁石組体9のN極から出る主磁束
は、磁性体ベルト6bを通って永久磁石10のS極に達
し、永久磁石10のN 11から出る磁束は磁性体ベル
ト6cを通って磁石組体9のS極に達する。つまり、主
磁気回路は、内筒本体6aの外側を巡るように形成され
ている。
は、磁性体ベルト6bを通って永久磁石10のS極に達
し、永久磁石10のN 11から出る磁束は磁性体ベル
ト6cを通って磁石組体9のS極に達する。つまり、主
磁気回路は、内筒本体6aの外側を巡るように形成され
ている。
また漏れ磁束は、主磁気回路の内側を通るので。
内情本体6aの内部を通る。従って、内筒6の内部に存
在するピストン4に内蔵された磁気抵抗素子MRは、漏
れ磁束のレベルに応じて抵抗値が変化する。
在するピストン4に内蔵された磁気抵抗素子MRは、漏
れ磁束のレベルに応じて抵抗値が変化する。
磁石組体9と永久磁石10とは、それらの磁極が互いに
逆になるように配置しであるので、内筒本体6a内部の
磁束密度は、その軸方向位置に応じて第4b図の実線の
ように変化する。即ち、磁石組体9から出る磁束と永久
磁石10から出る磁束とが打ち消し合ってその合成磁束
密度が零になる位置(ここでは9とlOの中間位vl)
を基準位置とすると、該基準位置からの距離rに応じて
磁束密度が比較的なだらかに変化する。この例では、シ
ョックアブソーバの定常状態で、ピストン4が前記基準
位置に位置決めされるように構成しである。
逆になるように配置しであるので、内筒本体6a内部の
磁束密度は、その軸方向位置に応じて第4b図の実線の
ように変化する。即ち、磁石組体9から出る磁束と永久
磁石10から出る磁束とが打ち消し合ってその合成磁束
密度が零になる位置(ここでは9とlOの中間位vl)
を基準位置とすると、該基準位置からの距離rに応じて
磁束密度が比較的なだらかに変化する。この例では、シ
ョックアブソーバの定常状態で、ピストン4が前記基準
位置に位置決めされるように構成しである。
なお、第4b図に示す、 Lmaxは基準位置から磁石
組体9及び永久磁石10までの距離である。
組体9及び永久磁石10までの距離である。
磁気抵抗素子MRは、チューブ20内部に存在するピス
トン4とともに移動する。従って、ピストン4の位置に
応じた電気信号を磁気抵抗素子MRから取り出すことが
できる。
トン4とともに移動する。従って、ピストン4の位置に
応じた電気信号を磁気抵抗素子MRから取り出すことが
できる。
磁気抵抗素子MRの抵抗変化を電圧の変化に変換する電
気回路の一例を第5図に示す。第5図を参照すると、磁
気抵抗素子MRは、他の抵抗器RA、RB及びRCとと
もに、抵抗ブリッジを構成している。この抵抗ブリッジ
は、演算増幅器OP1の帰還回路に接続されており、略
一定の電流が流れる。入力端子T1には一定の直流電圧
v1が印加される。演算増幅器○P3.○P4及びその
周辺に接続された多数の抵抗器は、1つの差動増幅器を
構成している。この差動増幅器の一方の入力端子に前記
抵抗ブリッジの出力端子T3が接続され、他方の入力端
子に抵抗ブリッジの出力端チT4が接続されている。演
算増幅器OP2及び可変抵抗器VRIは、前記差動増幅
器のオフセットレベルを調整するのに利用される。第5
図に示す回路の出力端子T2の電圧は、磁気抵抗素子M
Rの抵抗値に応じて変化する。つまり、第1図に示すシ
ョックアブソーバのピストン4の位置に応じたアナログ
電圧が端子T2に得られる。
気回路の一例を第5図に示す。第5図を参照すると、磁
気抵抗素子MRは、他の抵抗器RA、RB及びRCとと
もに、抵抗ブリッジを構成している。この抵抗ブリッジ
は、演算増幅器OP1の帰還回路に接続されており、略
一定の電流が流れる。入力端子T1には一定の直流電圧
v1が印加される。演算増幅器○P3.○P4及びその
周辺に接続された多数の抵抗器は、1つの差動増幅器を
構成している。この差動増幅器の一方の入力端子に前記
抵抗ブリッジの出力端子T3が接続され、他方の入力端
子に抵抗ブリッジの出力端チT4が接続されている。演
算増幅器OP2及び可変抵抗器VRIは、前記差動増幅
器のオフセットレベルを調整するのに利用される。第5
図に示す回路の出力端子T2の電圧は、磁気抵抗素子M
Rの抵抗値に応じて変化する。つまり、第1図に示すシ
ョックアブソーバのピストン4の位置に応じたアナログ
電圧が端子T2に得られる。
第4b図に示す点線は、磁性体ベルト6b及び6Cが存
在しない場合の特性である。つまり、磁性体ベルト6b
及び6cを設けることによって、磁気抵抗素子MRは漏
れ磁束を検出することになり、それによって、磁石組体
9と永久磁石10との距離が長い場合(ピストン4のス
トロークが長い場合)であっても、基準位置近傍で磁気
抵抗素子MRが反応するのに十分なレベルの磁束密度が
得られる。従って、ピストンがどの位置にあっても、そ
の位置を連続的に検知できる。また、基準位置の近傍で
は、第4b図に示すように特性の直線性が良いので、検
出誤差を非常に小さくすることができる。
在しない場合の特性である。つまり、磁性体ベルト6b
及び6cを設けることによって、磁気抵抗素子MRは漏
れ磁束を検出することになり、それによって、磁石組体
9と永久磁石10との距離が長い場合(ピストン4のス
トロークが長い場合)であっても、基準位置近傍で磁気
抵抗素子MRが反応するのに十分なレベルの磁束密度が
得られる。従って、ピストンがどの位置にあっても、そ
の位置を連続的に検知できる。また、基準位置の近傍で
は、第4b図に示すように特性の直線性が良いので、検
出誤差を非常に小さくすることができる。
チューブ20の外筒2は、磁性体でできており、これが
前記磁気回路を覆っているので、該磁気回路は外筒2に
よって磁気シールドされる。従ってショックアブソーバ
外部から到来する磁気ノイズの影響を受けにくい。
前記磁気回路を覆っているので、該磁気回路は外筒2に
よって磁気シールドされる。従ってショックアブソーバ
外部から到来する磁気ノイズの影響を受けにくい。
なお、上記実施例では1つの磁気抵抗素子MRをショッ
クアブソーバに内蔵したが、抵抗ブリッジの他の要素も
ショックアブソーバに内蔵すれば。
クアブソーバに内蔵したが、抵抗ブリッジの他の要素も
ショックアブソーバに内蔵すれば。
より正確に温度補償ができる。また、上記実施例ではツ
インチューブタイプのショックアブソーバを示したが、
他の形式のもの1例えばモノチューブタイブのショック
アブソーバにも本発明は適用できる。
インチューブタイプのショックアブソーバを示したが、
他の形式のもの1例えばモノチューブタイブのショック
アブソーバにも本発明は適用できる。
[効果]
以上のとおり本発明によれば、ショックアブソーバの変
位を連続的に、つまりどの位置でも検知でき、構成も簡
単である。
位を連続的に、つまりどの位置でも検知でき、構成も簡
単である。
4、図面の簡単な説明 番
第1図は、本発明を実施する9形式のショックアブソー
バの構造を示す縦断面図、第2図は第1図のII −I
I線断面図である。
バの構造を示す縦断面図、第2図は第1図のII −I
I線断面図である。
第3図は第1図に示す内筒6の概略を示す斜視図である
。
。
第48ri!Iは第1図の磁気回路の概略を示す正面図
、第4b図は該磁気回路の各位置における磁束密度を示
すグラフである。
、第4b図は該磁気回路の各位置における磁束密度を示
すグラフである。
第5図は、第1図のショックアブソーバに接続される電
気回路を示す電気回路図である。
気回路を示す電気回路図である。
第6a図及び第6b図は、距離検出方法の例を示す正面
図である。
図である。
第6C図は、第6a図及び第6b図の例における距離r
と磁束密度との関係を示すグラフである。
と磁束密度との関係を示すグラフである。
1:案内筒 2:外筒
3:ロッド 4:ピストン
5:バルブ(抑制手段)
6:内筒(シリンダ)
Claims (4)
- (1)シリンダ; 前記シリンダの内空間で摺動自在で該空間を分離するピ
ストン; 前記ピストンの内空間に封入された流体; 前記ピストンに結合されたロッド; 前記ピストンによって分離される複数のシリンダ内空間
の相互間の流体の移動を抑制する抑制手段; 前記シリンダの一端に配置された第1の磁気発生手段; 前記シリンダの他端に、前記第1の磁気発生手段と極性
を逆にして配置された第2の磁気発生手段; 前記シリンダに沿って配置され、一端が前記第1の磁気
発生手段のN極に、及び他端が第2の磁気発生手段のS
極に磁気的に結合された、磁性体でなる第1の磁気案内
手段; 前記シリンダに沿って配置され、一端が前記第1の磁気
発生手段のS極に、及び他端が第2の磁気発生手段のN
極に磁気的に結合された、磁性体でなる第2の磁気案内
手段; 前記ピストン及びロッドの少なくとも一方に配置され、
それに印加される磁気の強度に応じたアナログ信号を出
力する磁気検出手段; を備えるショックアブソーバ装置。 - (2)前記第1の磁気発生手段は、前記ロッドの外周に
該ロッドに対し摺動自在に装着された磁性体でなる結合
手段、該結合手段にS極が結合されN極が前記第1の磁
気案内手段に結合された第1の永久磁石、及び前記結合
手段にN極が結合されS極が前記第2の磁気案内手段に
結合された第2の永久磁石を備える、前記特許請求の範
囲第(1)項記載のショックアブソーバ装置。 - (3)前記ピストンは磁性体でなり、該ピストンの内部
に磁気検出手段が配置された、前記特許請求の範囲第(
1)項記載のショックアブソーバ装置。 - (4)前記シリンダは、非磁性体で構成された内筒、及
び磁性体で構成され前記内筒の外周に配置された外筒で
なり、前記第1及び第2の磁気案内手段は前記内筒の外
周壁に装着された、前記特許請求の範囲第(1)項、第
(2)項又は第(3)項記載のショックアブソーバ装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10050886A JPS62258238A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | シヨツクアブソ−バ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10050886A JPS62258238A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | シヨツクアブソ−バ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62258238A true JPS62258238A (ja) | 1987-11-10 |
Family
ID=14275888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10050886A Pending JPS62258238A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | シヨツクアブソ−バ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62258238A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5283234A (en) * | 1989-08-10 | 1994-02-01 | Xingwu Wang | Superconducting shock absorber |
US5878851A (en) * | 1996-07-02 | 1999-03-09 | Lord Corporation | Controllable vibration apparatus |
CN104595412A (zh) * | 2015-01-08 | 2015-05-06 | 重庆材料研究院有限公司 | 基于流动模式的双筒结构磁流变减振器 |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP10050886A patent/JPS62258238A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5283234A (en) * | 1989-08-10 | 1994-02-01 | Xingwu Wang | Superconducting shock absorber |
US5878851A (en) * | 1996-07-02 | 1999-03-09 | Lord Corporation | Controllable vibration apparatus |
CN104595412A (zh) * | 2015-01-08 | 2015-05-06 | 重庆材料研究院有限公司 | 基于流动模式的双筒结构磁流变减振器 |
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