JPS62257931A - ポリオキシアルキレングリコ−ルおよび、または環式ポリアルキレンエ−テルの解重合方法 - Google Patents

ポリオキシアルキレングリコ−ルおよび、または環式ポリアルキレンエ−テルの解重合方法

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JPS62257931A
JPS62257931A JP61101170A JP10117086A JPS62257931A JP S62257931 A JPS62257931 A JP S62257931A JP 61101170 A JP61101170 A JP 61101170A JP 10117086 A JP10117086 A JP 10117086A JP S62257931 A JPS62257931 A JP S62257931A
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thf
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節男 山松
Shoichiro Tonomura
外村 正一郎
Hiroyuki Fukui
福井 弘行
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、オキシテトラメチレン鎖を含むボ1ノオキシ
アルキレングリコールおよび、ま几は環式ポリアルキレ
ンエーテルを解重合してテトラヒドロフラン(以下、T
HFと略す)とする方法に関するものである。
(従来の技術) ポリオキシテトラメチレングリコール(以下。
PTMGと略す)は、スパンデックスやポリウレタン等
の主要原料で、工業的に重要なポリマーであ#)、TH
F′Jt重合させることにより得られる。
分子量が800〜3000程度のものが好んで用いられ
るが、工業的に入手可能なPTMGは、一般に広い分子
量分布を持っておシ1分子量500以下の低分子量体か
ら数万の高分子量体までが含まれている。
このようなポリオキシテトラメチレングリコールは、場
合によp、その全部ま′!t−は一部を原料上ツマ−の
THFに解重合する必要ヲ生ずることがある。友とえは
第一に、PTMGの製造の過程で。
規格外品または不用品が生成し次場合、第二に。
得られ九PTMGの分子量分布をシャープにするために
分別抽出、減圧蒸留処理等によって低分子量部分や高分
子量部分を分離し之場合、第三に。
PTMG中に含有されている非官能性副生物であるオリ
ゴマー状壌式ポリテトラメチレンエーテルを抽出または
蒸留等の方法によシ分離した場合にも、これらをTHF
へ再生する必要が生ずる。このようなオリゴマー状環式
ポリテトラメチレンエーテルを含むPTMG’iポリウ
レタンの製造に使用する場合、環式エーテルはポリウレ
タンの性質を低下させる傾向がある。この性質低下は、
過剰の可塑剤′I!−使用し九時に起こるものと同一で
ある。
PTMGを解重合する触媒としては1強酸性イオン交換
樹脂を用いt両末端がOH基であるTHFポリマー、す
なわち、PTMGの解重合(%開昭50−75697号
公報) 、H,SO,水溶液を用い友PTMGの解重合
(米国erf第411158408号明細4F)、緒白
土を用い7tPTMGの解重合(4!開昭57−100
132号公報)、ヘテロポリ酸を用いたPTMGの解重
合(特開昭60−109584号公報)等がすでに知ら
れている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、これら公知解重合触媒は、それぞれ欠点を有す
る。すなわち1強酸性イオン交換樹脂は樹脂の使用限度
近い高温(120〜150c)’r必要とし、解重合速
度も充分ではない。)I、So、水溶液は腐食性が強い
。漂白土は14M合活性の経時的劣化が著しい。また、
漂白土は使用に先立ち。
多くの場合、活性化の友めに酸処理を行ない活性白土と
して使用されるが、このときに得られるTHFには、活
性化に使用しfc酸成分がわずかではあるが混入し、T
HFの再使用に悪影響を与えることがある。ヘテロポリ
酸は腐食性が少なく。
活性の経時的な劣化も小さいのであるが、活性の劣化を
防ぐためには、水利数を好適範囲内にコントロールして
反応を行う必要がある。
し九がって、オキシテトラメチレン鎖を含むポリオキシ
フルキレングリコールおよび、または環式ポリアルキレ
ンエーテルの解重合に対し、高活性で経時的な活性の劣
化が小さく、腐食性が少なく、かつTHFにまで完全に
解重合で@、笛去不司能な残渣を生ずる副反11ii;
fr:併発しない解重合触媒、訃よび煩雑な操作を必要
としない解重合方法が要求されてい友。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、これらの課題を満足する触媒を鋭意研究
し友結果、非晶質シリカアルミナが1両末端がOH基で
あるオキシテトラメチレンat−含むポリオキシアルキ
レングリコールおよび、または環式ポリアルキレンエー
テルの有効な解重合触媒であシ、T)IFにまで完全に
解重合でき、副反応全併発しないこと、および経時的な
活性の劣化が小δいことを見出し1本発明をなすに至つ
友。
すなわち1本発明は、オキシテトラメチレン鎖を含むポ
リオキシアルキレングリコールおヨヒ。
または環式ポリアルキレンエーテルを解重合して構成モ
ノマーとするに際し、非晶質シリカアルミナを触媒とし
て用いるととt−特徴とするポリオキシアルキレングリ
コールおよび、または環式ポリアルキレンエーテルの解
重合方法である。
本発明において、ポリオキシアルキレングリコールおよ
び、筐りは環式ポリアルキレンエーテルの解重合に対し
、非晶質シリカアルミナが公知解重合触媒に比して活性
を長期にわたシ、安定に維持する作用機作の詳細は不明
であるが、非晶質シリカアルミナ特有の化学構造に白米
する酸性質が活性の劣化を抑止するのに効果があるもの
と考えられる。
シリカアルミナの化学構造については、非晶質ゲル状の
ものと結晶性のものが知られている。粘度鉱物の一徨で
ある畠白土は1層状構造の結晶性シリカアルミナである
。非晶質シリカアルミナは層状構造の結晶性シリカアル
ミナにくらべて、熱的に安定であシ、その化学構造の違
いが重合活性を安定に維持する効果に大きく効いている
ものと考えられる。
本発明におけるシリカアルミナは、非晶質アルミノケイ
酸であシ、既知のように沈着法、共沈法。
混合法等によシ合成される。非晶質シリカアルミナはそ
の化学組成1合成法によシ触媒性能が敏感に変化し、特
にアルミナの含有量によ)、その酸性質は大きく変わる
こと力;知られている。本発明方法に適する非晶質シリ
カアルミナとしては、アルミナの含有量が2〜50チの
ものが好ましい。
特に10〜30チのものが高活性を示す。工業的に使用
されている非晶質シリカアルミナには、アルミナの含有
量が主として15%程度の低アルミナ(Low Alu
mina )と、28%程度の高アルミナ(High 
Alumina )とがあシ、いずれも本発明における
解重合触媒として使用できる。比だし、この二種類に限
定されるものではない。
本発明においては、触媒の大きさは特に限定されないが
、液相懸濁状態にて使用するには、10メツシユよシ細
かな粉状のものが好ましく、100〜300メツシユの
粒子径がよ)好ましい。
使用する非晶質シリカアルミナの量はS%に・限定され
ないが1反石器内における非晶質シリカアルミナの量が
少ないと’sx合速変速度く、実用的ではない。PTM
Gの1重量囁以上使用するのが好ましい。
本発明の対象となるオキシテトラメチレン鎖を含むポリ
オキシアルキレングリコールは、THFのホモポリマー
は勿論のこと、ポリオキシテトラメチレン鎖がブロック
的に入り皮糸重合ポリマー:THFと多価アルコールと
の共重合ポリマー。
THFとエチレンオキシド、プロピレンオキシド、エピ
クロルヒドリンなどのアルキレンオキシドとの共重合ポ
リマー、THFとオキサシクロブタン等の環状エーテル
との共重合ポリマー、エーテル結合で連結され友異穐分
子t−fむTHFポリマー等であシ、触媒の活性を阻害
する宋端基や置換基を持友ないものKついても含まれる
同様に1本発明の対象となる環式ポリアルキレンエーテ
ルは、環にポリオキシテトラメチレン鎖を含有する化合
物であり、上記し几ポリオキシアルキレングリコールの
環式エーテルを意味している。
環式ポリアルキレンエーテルが2両末端にOH基を有す
る鎖状のポリオキシアルキレングリコールとの混合物で
ある場合には、鎖状ポリオキシアルキレングリコールも
同条件下で構成モノマーに解重合される。
THFt−重合することによシ得られるPTMGから抽
出等の方法で分離され九オリゴマー状墳式ポリテトラメ
チレンエーテルとPTMGとの混合物、THFとその他
の環状エーテルま次は多価アルコールとを共重合するこ
とKよシ得られるポリオキシアルキレングリコールから
抽出等の方法で分離され次オリゴマー状環式ポリテトラ
メチレンエーテルと該ポリオキシアルキレングリコール
からなる混合物は1本発明の好適な適用例である。
反応温度は50〜200C,%に100〜150Cが好
ましい。SaC以下では、Pi6重合反応は鳳めて遅く
、より高い温度では1反応はより迅速に進行する。20
0C以上では、鎖状ま次は環式のポリテトラメチレンエ
ーテルが酸化的に分解する危険がある。
ポリテトラメチレンエーテルを構成モノマーへ完全に解
重合する定めには、七ツマ−を蒸留等で反応系外へ除き
つつ反応を行う必要がある。常圧では構成モノマーを系
外へ除けない温度で反応を行う場合は、系を減圧にして
反応を行う。
解重合反応系は、特に高温条件下では、ポリテトラメチ
レンエーテルおよび構成モノマーの酸化を防ぐ几めに、
不活性雰囲気とするのが好ましい。
まt、解重合を妨げない酸化防止剤1例えば、ビスター
シャリ−ブチル・ヒドロキシトルエン等ヲ添加して解重
合を行うこともできる。
解重合を実施する九めには、鎖状または環式のポリテト
ラメチレンエーテルまたは両者の混合物とシリカアルミ
ナとを、攪拌しつつ行うことができるので、特KM媒は
必要としないが、炭化水素またはハロゲン化炭fヒ水素
等のように1反るに不活性なものを加えてもさしつかえ
ない。
反応型式は、混合攪拌機能を持った一般に用いられる反
応器を使用し友バッチ式、連続式のいずれも実施可能で
ある。
(発明の効果) 本発明方法によれば、触媒活性の劣化が従来のものより
少ない。ま九、加熱攪拌するだけの簡単な操作でTHF
にまで完全に解重合でき、留去不可能な残渣を生ずる副
反応を併発しないため、反応液の液性を長期にわ友夛良
好な状態に維持できる。ま几1分解して得られ次モノマ
ー中には、パーオキサイド等の不純物が極めて少なく、
n!和を必要とぜずに1重合原料として再利用できる。
(実施例) 以下、実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 攪拌器、温度計、取シ出し冷却器を備えた三つロフラス
コに、PTMG(数平均分子量800)100yおよび
シリカアルミナ(8憚化学!IAN633L :アルミ
ナ含有量13%)102を仕込み。
攪拌を行いながら130Cに加熱する。直ちに解重合反
応が進行し、2時間で仕込みPTMGの99チがT H
Fへ解重合して、系外へ留出し友。
実施例2 攪拌器、温度計、取シ出し冷却器、フィードロt−[え
九四つロフラスコに、シリカアルミナ粉末(日揮比学!
MN633L:アルミナ含有量13チ)102を加える
TI(Fの開環重合で副生ずる一般式 がニニ℃=ゾ〒ヅirゴLココ  (蛯り、2≦n≦9
)なるオリゴマー状環式ポリテトラメチレンエーテル2
Sfi量%、P’!’MG25重i%、n−、tりlン
507X量チからなる混合液を60り/hrの速度で四
つロフラスコヘフイードしJP、拌に行いながら、12
0Cに加熱し、解重合反応を50時間連続して行り九。
反応は定量的に進行し、触媒活性の劣化は認められなか
つ之。ま次、得られたTHF中には、パーオキサイド等
の不純物は認められなかり九。
比較例1 活性白土(日本活性白土裂:ニツカナイトG−153)
t−触媒として用いる以外は、実施例2と全く同様にし
て、解重合反応を連続的に行った。
50時間後には、解重合活性は反応島始直後の10−に
低下してい次。
実施例3〜5 実施例2に記載し九のと同様の四つロフラスコに1表1
に示す各徨シリカアルミナを102加える。
THFの開環重合で副生ずる一般式 なるオリゴマー状壌式ポリテトラメチレンエーテル1.
130j’/llrの速度で四つロフラスコヘフイード
し、加熱攪拌を行いながら解重合反応を連続的に行つ九
50時間−通抜も反応は定量的に進行し、触媒活性の劣
化は認められなかつ几。また、得られ几THF中には、
パーオキサイド等の不純物は認められなかった。
表 1 実施例6 実施例2に記載し友のと同様の四つロフラスコに、シリ
カアルミナ粉末(住友化学:アルミナ含有量8チ)10
ft−加える。
THFとエチレンオキサイドとの共重合体(エチレンオ
キサイド10′gX!%含!、*平均分子量1000)
1に20f/hrの速度で四つロフラス)ヘフイードし
、攪拌を行いながら、120Cに加熱し、解重合反応を
50時間連続して行った。
50時間経過仮も反応は定量的に進行し、触媒活性の劣
化は認められなかつ友。また、(8られたTHF中には
、パーオキサイド等の不がB物は認められなかつ几。
実施例7 THFどエチレンオキサイドとの共重合反16で副生し
次オリゴマー状壌式ポリアルキレンエーテル50重t%
、n−へブタン50薊1からなる混合液2.40 r/
hrの速度で四つロフラスコヘフイードし、′j!施例
6と全く同様にして解重合し友。
50時間経過後も反I6は定量的に進行し、触媒活性の
劣化は認められなかった。また、得られ次THF中には
、パーオキサイド等の不純物は認められなかつ友。
実施例8〜10 実施例2に記載したのと同様の四つロフラスコに、シリ
カアルミナ(8揮化学性N633L:アルミナ宮有量1
3%)101加える。
表2記載のポリアルキレンエーテルに3Of/hrの速
度で四つロフラスコヘフイードし、加熱攪拌全行いなが
ら屏嵐合反応を50時間連続的に行つ九。
50時間経過後も反応は定量的に進行し、触媒活性の劣
化は認められなかつ友。ま之、得られたTHF中には、
パーオキサイド等の不、間物は認められなかつto 表  2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. オキシテトラメチレン鎖を含むポリオキシアルキレング
    リコールおよび、または環式ポリアルキレンエーテルを
    解重合して構成モノマーとするに際し、非晶質シリカア
    ルミナを触媒として用いることを特徴とするポリオキシ
    アルキレングリコールおよび、または環式ポリアルキレ
    ンエーテルの解重合方法。
JP61101170A 1986-05-02 1986-05-02 ポリオキシアルキレングリコ−ルおよび、または環式ポリアルキレンエ−テルの解重合方法 Expired - Lifetime JPH0713140B2 (ja)

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