JPS62257239A - 車両用デ−タ伝送システム - Google Patents

車両用デ−タ伝送システム

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JPS62257239A
JPS62257239A JP10158386A JP10158386A JPS62257239A JP S62257239 A JPS62257239 A JP S62257239A JP 10158386 A JP10158386 A JP 10158386A JP 10158386 A JP10158386 A JP 10158386A JP S62257239 A JPS62257239 A JP S62257239A
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frame
bit
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JP10158386A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Harada
義久 原田
Masahito Kimura
雅人 木村
Yoshihiro Nishimura
西村 良博
Katsuyuki Ishii
石井 勝之
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、自動車等の車両に載置された複数のコンピュ
ータ間のデータの伝送を効率よく行うための伝送システ
ムに関する。
【従来技術】
近年、自動車における各種の装置の制御には、コンピュ
ータによる電子制御が開発され採用されてきている。そ
してその電子制御化は、エンジンの点火時期制御、燃料
噴射制御、自動変速制御、制動制御、サスペンション制
御、空調制御、自己診断等各種の制御に及んでいる。こ
のため、1つのコンピュータでは処理能力が不足するた
め、各制御対象毎に1つのコンピュータを使用してそれ
を専用化している。
【発明が解決しようとする問題点】
ところが、複数のコンピュータは、エンジンの回転数、
車速、気温等共通の測定データを利用する場合が多い。 したがって、係る場合に、それぞれ、独立のコンピュー
タシステムを構成すると、センサが重複して無駄になっ
たり、コンピュータの負荷分散が適正に行われないとう
いう欠点が有る。また、自動軍の制御は精緻性、高速性
を要求される傾向にある。係る場合には、複数のコンピ
ュータを有機的に連結して1つの制御を遂行する必要性
が生じる。そこで、複数のコンピュータが、それぞれ、
相互に1対多の通信を行ないデータを交換しながら、制
御を遂行すれば、上記の欠点を解消し、上記要請に対処
し得る。ところが、一般通信の分野におけるLAN(ロ
ーカル エリアネットワーク)の手法をそのまま車両用
の伝送システムに適用することは、システムが大掛りと
なり、不適切である。したがって、車両用という特殊性
を考慮して伝送システムを構成する必要がある。 本発明は、係る観点に立ってなされたものであり、その
目的とするところは、複数のコンピュータ間で相互に通
信可能な簡便な車両用の伝送システムを実現することで
ある。
【問題点を解決するための手段】
第1図は、本発明の構成をブロックダイヤグラムに示し
たものである。即ち、本発明は、複数のコンピユータム
1〜An間のデータの伝送システムであって、 前記複数のコンピユータム1〜An間のデータの伝送を
行なうリング状に構成された伝送路Bと、前記伝送路B
と前記コンピュータ間に配設され、それらの間のデータ
の入出力を制御する入出力インタフェースCI−Cnと
、 前記伝送路B上のデータフレームの送出、wi環を制御
する伝送制御装置りと、 前記データのビットに対応したビット同期信号を前記伝
送制御装置りと各入出力インタフェースC1〜Cnに供
給する同期信号発生装ff1Eと、がら成り、 前記入出力インタフェース01〜Cn、前記伝送制御装
置りに、前記伝送路Bに対しシリアルデータを入出力す
るシフトレジスタF O−F nを設け、 前記各シフトレジスタFO〜Fnを前記伝送路Bに直列
に挿入して、その伝送路已に挿入されたシフトレジスタ
FO〜Fn全体に記憶されるデータのビット長を、1デ
ータフレームのビット長以上とし、前記同期信号発生装
EffEから出力されるビット同期信号に同期して、各
ビットを順次シフトさせて、データを循膿させることを
特徴とする車両用データ伝送システムである。
【作用】
車両用伝送システムでは、伝送路Bの線路長が短いため
、線路におけるデータの伝搬遅延時間は、無視出来る。 シフトレジスタFO〜Fnは、伝送路Bに直列に挿入さ
れており、伝送路Bを循環するデータは、これらのシフ
トレジスタFO〜Fnに記憶される。シフトレジスタF
O−Fnのビット長は、それらの全体に記憶されるデー
タのビット長が1データフレームのビット長以上となる
ように構成されているので、伝送路已に送出される1デ
ータフレームは、衝突することなく伝送路とシフトレジ
スタFO〜Fnを循環する。シフトレジスタFO〜Fn
は、同期信号発生装置Eから出力されるビット同期信号
61〜Gnを入力して、その信号に同期してデータを1
ビツトずつ一方向にシフトさせる。したがって、本発明
の伝送システムでは、シフトレジスタFO〜Fnが実質
上の伝送路を構成しており、データはシフトレジスタF
O〜Fn上を、ビット同期信号に同期して循環する。デ
ータの伝送速度は、同期信号によりτ11制御され、高
速伝送が可能である。 各入出力インタフェースのシフトレジスタのビット長は
、シフトレジスタ上の1つのデータをパラレルデータと
して入力し、又パラレルデータをシフトレジスタ上に出
力出来る長さに構成されており、シフトレジスタに対し
データの入出力を行うことにより、伝送路に対するデー
タの送受信が行われる。 伝送制御袋[Dは、1データフレームの送出、循環を制
御しており、データフレームの先頭を示すスタートデー
タ、その他の制御データを送出する。入出力インタフェ
ースは、伝送路を循環するデータフレームを検出して、
所定のタイムスロットに対しデータの入出力を行い、こ
れにより、入出力インタフェース間のデータの相互通信
が行われる。
【実施例] 以下本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。 (1)全体の構成 本実施例は、マイクロコンピュータ(略記号[μCl)
を3台用い、それらの間のデータの送受信を可能とする
ものである。第2図に示すように、各マイクロコンピュ
ータΔ1−A3は、各入出力インタフェースC1〜C3
に接続されており、それらの入出力インクフェースと伝
送制御袋ZD(以下両者を含めて「ノード」ともいう)
とは、伝送路Bに直列に挿入されて、リング状に伝送路
が形成されている。マイクロコンピュータA1は、各種
のセンサから信号を入力して、エンジン回転数、吸気圧
、バッテリ電圧等を測定処理するためのコンピュータで
ある。マイクロコンピュータΔ2は、燃料噴射用インジ
ェクタ、点火時期設定用イグナイタ等各種アクチュエー
タの制御を行うとともに、空調装置、ヘッドライトのオ
ン/オフ信号の入力処理を行うコンピュータである。マ
イクロコンピュータA3は、燃料噴射時間、点火時期等
を計nするコンピュータである。 伝送制御袋ENDは、マイクロコンピュータA1の近傍
にUかれており、エンジンシリンダの上死点信号(TD
C)と30度クランク角信号(30”CA)をクランク
角センサから入力しており、かかる信号は、データ伝送
のタイミング制御に使用される。 伝送制御装置D、入出力インタフェース01〜C3には
、同期信号発生装HEからビット同期信号が入力されて
おり、その信号に同期して、データは1ビツトずつシフ
トレジスタ上を伝搬するように構成されている。 (2)伝送データの種類とフレーム構成この伝送システ
ムに於いて、伝送されるデータの種類には、第3図に示
す様にDAO−DA29の30個のデータが想定されて
いる。この30個のデータは3個のフレームに分配され
、それらのフレームが順次ノードを循環する。フレーム
は、第4図に示される様に、スタートデータ部とフレー
ム識別データ部と、パリティチェックビット(PC)を
含む伝送データ部と、各伝送データ部間を区切る区切り
ビットで構成されている。スタートデータ部には、フレ
ームの先頭を示すためのデータが伝送制御装置りにより
生成される。このスタートデータは、フレームの先頭を
除いては伝送路に出現しないビットパターンとする必要
があり、本実施例では“0”が14個連続するパターン
としている。フレーム識別データは、3回ニ分けてwU
環するフレームを区別するだめのデータであり、2ビツ
トで4’li成されている。1個の伝送データ部は、1
2ビツトのデータと1ビツトのPCで構成されており、
1フレーム当たり#0から#9までの10個の伝送デー
タ部が配設されている。 区切りビットは、“11″で構成されている。 各フレーム#0〜#2の各伝送データ部(スロット)に
は、第5図に示すように各データが割り振られている。 (3)伝送iI:す御装置 伝送制御装置りの構成を第6図に示す。リセット信号発
生回路17は、電源が投入された時に出力されるパワー
オン・リセット信号或いはクランク角センサから出力さ
れるTDC信号を入力した時、伝送系の初期化を行うリ
セット信号を発生する回路である。制御回路16は、3
0°CA信号に同期したフレームの新たな生成、フレー
ムの工n別番号の更新、フレームの消滅、入力データの
出力等のフレームの発生、循環に関する制御を行う回路
である。具体的には、(1)伝送路に0”を送出(スタ
ートビット)、(2)伝送路に“1”を送出(初期化、
アイドル時9区切りビット)、(3)伝送路から受信し
たデータをそのまま送出(伝送データ部)、(4)デー
タの書込み(識別データの書き換え)の4つのモードを
切り換えるマルチプレクサ13をビット同期信号に同期
して制御する。 伝送ii’8Bには直列に、入力側からデコーダ11、
シフトレジスタFO、マルチプレクサ13、エンコーダ
12が挿入されおり、伝送路Bから入力されたデータは
、デーコダ11で信号変換された後、シフトレジスタF
Oに入力される。シフトレジスタFOは、ビット同期信
号により制御されており、データを1ビツトずつ出力方
向にシフトしている。 シフトレジスタFOに入力されたデータは、フレーム検
出回路14により、フレームのスタートデータが解読さ
れ、スタートデータが検出された時は、2進カウンタ1
5と制御回路16に、その旨の信号が出力される。2進
カウンタはフレーム識別データを00,01,10と更
新するための回路である。 結局、伝送制御装置りは、データ伝送が正常に実行され
るように制御する作用をし、フレームの71;す御、伝
送路の初期化を実行する。フレームjli制御では、伝
送タイミングに合わせてフレームを示すスタートデータ
が発生され、その後にフレーム識別データが付加されて
、伝送路に送出される。この時、スタートデータより後
の伝送データ部は全て“1′の状態で送出される。その
後フレームが各ノード間を巡回して戻った時、フレーム
識別信号のみ更新される。そして3回目のフレームが戻
った時にはフレームが消滅され、伝送路は初期状態とな
る。またデータ伝送時以外は伝送路は“1″になるよう
に制御されている。 (4)入出力インタフェース その構成を第7図に示す。伝送路Bには、それに直列に
、入力側から順にデコーダ21、シフトレジスタF1、
エンコーダ22が挿入されている。 シフトレジスタF1は、ビット同期信号により制御され
ており、1ビツトずつデータを出力方向にシフトさせる
ように構成されている。シフトレジスタF1には、入力
データからフレームの先頭データを検出するフレーム検
出回路29と、入力データのパリティチェックを行うパ
リティチェック回路28と、書込みデータにパリティを
付加するパリティ発生回路23と、会込みデータを一時
記憶する古込みデータレジスタファイル24と、読出し
データを一時記憶する読出しデータレジスタファイル2
6とが接続されている。 書込みレジスタファイル24はバッファ25を介してマ
イクロコンピュータA1のデータバスに接続されており
、伝送路に出力するデータをマイクロコンピュータから
入力して一時記憶する。記憶されたデータは、制御回路
30からの制御信号によって、シフトレジスタの所定の
位置に出力される。かかる作用により、伝送路にデータ
が出力されるように構成されている。読出しデータレジ
スタファイル26は、バッファ27を介してマイクロコ
ンピュータAIのデータバスに接続されており、制御回
路30からの制御信号に同期してシフトレジスタF1か
ら読出されたデータをマイクロコンピュータA1から読
出しがあるまで一時記憶する。 8ビツトカウンタ31は、フレーム検出回路29からフ
レーム検出信号を入力し、フレームへのデータの古込み
、フレームからデータの読出しのタイミングを制御回路
に出力するための回路である。制御回路30は、マイク
ロコンピュータA1からのデータの書込み及び読出し要
求に対しバッファ25.27を制御すると共に、シフト
レジスタに対しデータの送受を制御して、フレームの所
定の伝送データ部へのデータ書込み、フレームの所定の
伝送データ部からのデータ読出しを制御する回路である
。 (5)作用 第3図に示すデータは、3回巡回するフレーム(フレー
ム#0.フレーム#1.フレーム#2)に、第5図に示
すように割付られている。又そのデータは、どのマイク
ロコンピュータから送信され、どのマイクロコンピュー
タに受信されるかが第3図に示されている。 (a)1回目のフレーム#0の伝送 伝送制御装置りで、フレーム#0が作られ、最初に入出
力インタフェースC1にフレーム#0が到達すると、入
出力インタフェースC1は、DAO〜DA9の10個の
データをそのフレームの伝送データ部#0〜伝送データ
部#9の領域に書き込んで、フレーム#0を入出力イン
タフェースC2に伝送する。入出力インタフェースC2
では、そのフレーム#0を入力して、必要なデータDA
O〜DA9が読み出され、そのままフレーム#0は入出
力インタフェースC3に伝送される。入出力インタフェ
ースC3では、フレーム#0が受信され、必要なデータ
DAO−DA9が読み出される。この時点で、フレーム
#Oの伝送データ部#0〜伝送データ部#9に書き込ま
れていたデータDAO−DA9は、全てのノードで読み
取られ、マイクロコンピュータA1から他のマイクロコ
ンピュータへの1回目のデータ伝送が完了したことにな
るので、伝送データ部#0〜#9を書き換える事が出来
る。 そこで、入出力インタフェースC3では、データが読み
取られた後、伝送データ部#0〜伝送データ部#5の領
域には新しいデータDA26、DΔ27、DA24、D
A25、DA28、DA29が書込こまれ、フレーム#
0は伝送制御装置りに送出される。 (h)2回目のフレーム#1の伝送 伝送制御袋HDでは、各ノードを一巡したフレーム#0
が受信され、そのフレーム識別データのみが“01”に
書き換えられて、新しいフレーム#1が構成された後、
そのフレーム#1は、次の入出力インタフェースC1に
送出される。入出力インタフェースC1では、フレーム
#1が受信され、伝送データ部#0、伝送データ部#1
、伝送データ部#4、伝送データ部#5の領域に書き込
まれているデータDA2G、DA27、DA28、DA
29が読出される。そして、伝送データ部#0、伝送デ
ータ部#1、伝送データ部#6〜伝送データ部#8の領
域には、新しいデータDAIO。 DAll、DAI2、DAI3、DAI4がそれぞれ書
き込まれる(DA26、DA27は、入出力インタフェ
ースC2で、読みだす必要がないので消去しても良い)
。こうして、書き込まれたフレーム#1は入出力インタ
フェースC2に送出される。入出力インタフェースC2
では、フレーム#1を受信して、伝送データ部#2〜伝
送データ部#8の領域に書き込まれているデータDA2
4゜DA25.DA28.DA29.DAI2.DAI
3、DAI4がそれぞれ読出される。そして、伝送デー
タ部#2〜伝送データ部#5.伝送データ部#7〜伝送
データ部#9の領域にDAI5゜DAI6.DAI7.
DAI8.DAI9.DA22’、DA23がそれぞれ
書込まれ、書き込まれたフレームttlは、インタフェ
ースC3に送出される。インタフェースC3では、伝送
データ部#0〜伝送データ部#9の領域に書き込まれて
いるデータDAIO,DAI 1.DAI5.DAI(
i。 DΔ 17.DAI8.DAI2.DAI9.DA22
、DA23が読出され、そのままフレーム#1は伝送制
御袋HDに送出される。 (c)3回目のフレーム#2の伝送 伝送制御装置りでは、フレーム#1が受信されると、フ
レーム識別データが10”に書き換えられて、新しくフ
レーム#2が構成されて、そのフレームが次の入出力イ
ンタフェースC1に送出される。入出力インタフェース
CIでは、伝送データ部#2.伝送データ部#3.伝送
データ部#8、伝送データ部#9の領域に書き込まれて
いるデータDA15.DA16.DA22.DA23が
それぞれ読出され、そのままフレーム#2は入出力イン
タフェースC2に送出される。入出力インタフェースC
2では、伝送データ部#2.伝送データ部#3の領域に
新しいデータDA20.DA21がそれぞれ書き込こま
れ、そのフレーム#2は、次の入出力インタフェースC
3に送出される。入出力インタフェースC3では、伝送
データ部#2.伝送データ部#3の領域に書き込まれて
いるデータDΔ20.DΔ21が読出され、そのままフ
レーム#2は伝送制御袋E Dに送出される。 伝送制御装置りは、フレーム#2を受信した後、フレー
ムを消滅させ、次のフレーム伝送のタイミングまで伝送
路をアイドル状態にする。 上記の説明において、各入出力インタフェースでは、説
明の便宜上、必要なデータが全て読み込まれた後、所定
の領域にデータが書き込まれるように説明されているが
、実際の処理は、受信される伝送データ部の順に、その
領域に書き込まれているデータ毎に、読み込みと書込み
の処理が交互に行われている。 (d)データ伝送のタイミング エンジン制御は、シリンダの動作行程の位相をリアルタ
イムで検出し、それと同期して制御する必要がある。し
たがって、伝送されるデータも、シリンダの位相とリア
ルタイムに関連づけられている必要がある。そこで、デ
ータ伝送も、エンジンの回転と同期をとり、即ち、シリ
ンダの動作行程のあるタイミングに合わせて実行される
必要がある。 4気筒エンジンの場合のデータの伝送タイミングが第3
図に示されている。図において、データの伝送は、TD
C信号の次の30″C八信号に同期して行われ、lNT
l0間に成されるように構成されている。このため、マ
イクロコンピュータAIでは、シリンダ#2の爆発行程
で取り込まれたデータはシリンダ#1の爆発行程のIN
TOの間に入出力インタフェースC1に古き込まれなけ
ればならない。同様に、マイクロコンピュータΔ2では
、シリンダ#2の爆発行程のlNTlの間で受信された
データを基に計算処理したデータ及び、エアコン、ヘッ
ドライトのオン/オフ信号がシリンダ#1の爆発行程の
INTOの間に、入出力インタフェースC2に書き込ま
れなければならない。又、マイクロコンピュータA3で
は、シリンダ竹3の爆発行程を制御するための平均噴射
燃料、平均点火時期、シリンダtt2を制御するための
燃料補正、点火時期補正データがINTOの間に入出力
インタフェースC3に書き込まれなげればならない。そ
してlNTlの間にデータの伝送が完了すると、INT
2で各マイクロコンピュータは、各入出力インタフェー
スから受信されたデータを読み出す。次に、マイクロコ
ンピュータA3は、次のデータ伝送にIIJjIiえI
NT3〜INT5の間で燃料噴射m等の演算処理を行う
。また、マイクロコンピュータA2では、受信データに
基づき、シリンダ#3の爆発行程でシリンダ#3のメイ
ン噴射、シリンダ#2の補正噴射等のアクチュエータ制
御を行うようにしている。 第8図では、INTOで各マイクロコンピュータから入
出力インタフェースへのデータの出力、lNTlで各ノ
ード間のデータの伝送、INT2で各入出力インタフェ
ースからマイクロコンピュータへのデータの入力、とし
て説明しているが、演算処理の関係から、これらのタイ
ミングを移動させることは構わない。また、各TDCが
出力される間に1回のデータ伝送が行われるようにして
いるが、必要であれば複数回のデータの伝送を行っても
良い。 (6)変形例 (a)フレームの構成 伝送データ部に、パリティピットを付加しているが、こ
れに換えて、フレームの最後にCRC(Cyclic 
Redundancy Code)を付けても良い。C
RCによるチェックを行えば更に信顆性を向上させる事
が出来る。スタートビットは、14ビツトの“0”パタ
ーンとしているが、この他、スタートデータ以外の他の
部分は、同一クロック内で1回は必ず変化するパターン
にコード化して、スタートデータは同一クロック内では
変化しないパターンとするというコード化手法を用いて
も良い。 この場合には、スタートデータは短くて済む。 (b)データの発信アドレス、受信アドレスの変更 上記の実施例では、各フレームの各伝送データ部の領域
(スロット)毎に、送信アドレスと受信アドレスは、予
め決定されており、その論理にしたがって、各ノードで
各伝送データ部の領域毎にデータの入出力を行うように
固定されている。しかし、フレームの制御データ領域を
用いて、各伝送データ部の領域ごとに送受信アドレスを
指定するようにしても良い。このように送受信アドレス
を自由に設定する方式では、特に、伝送制御装首の制御
回路及び各インタフェースの制御回路は、コンピュータ
を用いたプログラム制御で構成するのが望ましい。プロ
グラム制御の制御回路では、各入出力インタフェースの
ハードウェアを同一に1、+7成出来るという利点があ
る。 (C) シフトレジスタのビット数とフレーム数上記実
施例では、1つのフレームに一連(30個)の伝送デー
タを載せるのではなく、フレームを複数回巡回させ、デ
ータを分散させるようにしている。これは、伝送路にシ
フトレジスタを置き、これを遅延回路としているので、
伝送路に挿入されるシフトレジスタの全段数がフレーム
長に等しいか或いはそれより長くなければならないこと
によるものである。したがってシフトレジスタのハード
ウェア量を少なくするためにはフレーム長は短い方が良
い。ところが、入出力インタフェースのシフトレジスタ
とレジスタファイルの間でデータの書込み、読出しを行
う必要があるので、その制御に最適な各シフトレジスタ
の最小段数が存在する。この各シフトレジスタの段数と
ノード数とから、伝送路に抑大されるシフトレジスタの
全ビット数が決定され、その全ビット数から伝送可能な
1個のフレーム長が決定される。このフレーム長と伝送
されるべき一連のデータ長とから、それらのデータの伝
送に必要なフレーム数が決定される。このように、シフ
トレジスタの段数を最小にするという要請から、フレー
ム数を決定することが出来るが、シフトレジスタの段数
を多くとれば、それだけ、1回で伝送出来るデータ長が
長くなり、フレーム数も少なくて済む。したがって、フ
レーム数とフレーム長は、比較的自由に設計出来る。 したがって、フレーム数を1個にする事も出来るが、伝
送側御装2Dを越えてデータ伝送をする必要があれば(
入出力インタフェースC2又はC3から入出力インタフ
ェースCI又はC1、C2へのデータの送信がある時)
、フレーム巡回数は最低でも2回必要である。 (d>高信頼化 ■上記実施例では、各データを1回伝送しているに過ぎ
ないが、同じデータを複数回伝送することにより伝送の
信頼性を向上させることが出来る。 例えば2回伝送を行い、2回ともパリティエラーが発生
しなければ、2つのデータの一致検出を行い一致した場
合のみ、シフトレジスタから読出しデータレジスタファ
イルにデータを転送させる。 また一方でパリティエラーが発生した場合には、パリテ
ィエラーが発生しなかった回の受信フレームから、読出
しデータを抽出して、シフトレジスタから読出しデータ
レジスタファイルにデータを転送させる。この2つの場
合を除いては、シフトレジスタから続出データレジスタ
ファイルへのデータの転送を行わないようにすることに
より、データの伝送の信頼性を向上させることが出来る
。 ■車両内における伝送路は、電気ノイズの多い雰囲気に
配設されるため、伝送路上でノイズを拾う可能性がかな
り高い。そこで、伝送路自身の耐ノイズ性対策として、
伝送路の信号線を2本として相補信号にして送る方法、
光ファイバを伝送路に用いる方法を上記実施例システム
に簡単に導入する事が出来る。 (7)実施例システムの利点 (a)各入出力インタフェースはゲート規模30OOゲ
ートと小さいので容易に1チツプのLSI化が図れる。 またフレームのデータ書込み、読出しの制御プログラム
をFROM等に記憶して、1.す御をプログラマブルな
ものにしてLSI化すれば、全ての入出力インクフエ4
スは共通化できるので、マルチコンピュータシステム全
体として低価格なシステム構成となる。 (b)従来同じ機能のセンサ(例えば外気温センサ)を
複数のシステム(エンジン制御、エアコン、表示)で各
々独立に持っていたものが一つのセンサで済む様になる
。 (C)負荷の重いマイクロコンピュータの一部の機能を
別の負荷の軽いマイクロコンピュータに移行させること
により、マイクロコンピュータの負荷の均一化が容易に
図れ、各々の利用効率が向上する。 (d)エンジン回転のTDC信号のようなタイミング信
号の機能をNmするフレームの先頭に負わすことができ
る。上記実施例では第8図に示すように、30°クラン
ク角が検出されるとフレームの先頭が伝送路に送出され
る。この時各ノード間の伝送遅延はノード間のシフトレ
ジスタ段数、エンコーダ、ダコーダで決まる。したがっ
て、各ノードにフレームの先頭が到達した時点でlNT
lの30°クランク角の信号がいつ出力されたか逆算で
きる。そこで、入出力インタフェースから、フレームの
スタートデータが検出された時点で、マイクロコンピュ
ータに割り込み信号を送出すれば、現在のエンジン回転
数から現在のクランク角位置を小さな誤差で計算できる
。したがって、各マイクロコンピュータ全てにTDC信
号或いはクランク角信号を送出するための専用信号線を
配線する必要がない。 (e)エンジン回転数、流入空気量等の様に高速のデー
タ伝送を必要とするデータもあれば大気圧、水温等の様
に数秒に一回或いは数分に一回の低速伝送でよいデータ
もある。そこで低速伝送でよいデータは複数のデータ伝
送で一回の伝送を行うこととし、フレームの同じ伝送デ
ータ部を多数のデータに割りつける多重化を図ればフレ
ーム内のデータ領域を減少させる事が出来る。 【発明の効果】 本発明は、伝送路に直列に所定段数のシフトレジスタを
挿入して、ビット同期信号により、1ビツトずつシフト
させながら、データを伝送させることにより、シフトレ
ジスタで実質的な伝送路を形成するとともに、各シフト
レジスタを各ノードに配設することにより、そのシフト
レジスタを介して、フレームの所定のスロットに対しデ
ータの入出力を行うようにした伝送システムである。 したがって、シフトレジスタにより伝送路が形成されて
いるので、重両に配設される伝送路のように伝送路が短
くても、多くのデータを衝突なく伝送路に送出でき、各
ノードでは、選択的にデータの入出力が行われるので、
ノード間のデータの送受信を高速且つ高効率で行うこと
が出来る。このため、各ノードにコンピュータを接続す
れば、各コンピュータは、リアルタイムでデータを共用
する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の概念を示したブロックダイヤグラム
、第2図は、本発明の具体的な一実施例に係る伝送シス
テムの構成を示したブロックダイヤグラム、第3図は、
実施例の伝送システムで使用されたデータの種類を示し
た説明図、第4図は、データフレームの構成を示した構
造図、第5図は、データフレームとそれに割り振られる
データとの関係を示した説明図、第6図は、伝送制御装
匝の構成を示したブロックダイヤグラム、第7図は、入
出力インタフェースの構成を示したブロックダイヤグラ
ム、第8図は、データの伝送のタイミングを示したタイ
ミングチャートである。 A1〜An″・″マイクロコンピュータ Bo−″伝送
路 C1〜Cn−人出力インタフェース D°伝送制御
装置 E′同期信号発生装置 F1〜Fn−シフトレジ
スタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のコンピュータ間のデータの伝送システムで
    あって、 前記複数のコンピュータ間のデータの伝送を行なうリン
    グ状に構成された伝送路と、 前記伝送路と前記コンピュータ間に配設され、それらの
    間のデータの入出力を制御する入出力インタフェースと
    、 前記伝送路上のデータフレームの送出、循環を制御する
    伝送制御装置と、 前記データのビットに対応したビット同期信号を前記伝
    送制御装置と各入出力インタフェースに供給する同期信
    号発生装置と、から成り、 前記入出力インタフェース、前記伝送制御装置に、前記
    伝送路に対しシリアルデータを入出力するシフトレジス
    タを設け、 前記各シフトレジスタを前記伝送路に直列に挿入して、
    その伝送路に挿入されたシフトレジスタ全体に記憶され
    るデータのビット長を、1データフレームのビット長以
    上とし、前記同期信号発生装置から出力されるビット同
    期信号に同期して、各ビットを順次シフトさせて、デー
    タを循環させることを特徴とする車両用データ伝送シス
    テム。
  2. (2)前記伝送制御装置は、エンジンのクランク回転角
    に同期してデータフレームの送出、循環を制御すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用データ
    伝送システム。
JP10158386A 1986-05-01 1986-05-01 車両用デ−タ伝送システム Pending JPS62257239A (ja)

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JPH11222083A (ja) * 1998-02-05 1999-08-17 Yazaki Corp 車載負荷同期駆動制御システム
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