JPS62256592A - 陰極線管の磁気転写方法 - Google Patents

陰極線管の磁気転写方法

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JPS62256592A
JPS62256592A JP10003286A JP10003286A JPS62256592A JP S62256592 A JPS62256592 A JP S62256592A JP 10003286 A JP10003286 A JP 10003286A JP 10003286 A JP10003286 A JP 10003286A JP S62256592 A JPS62256592 A JP S62256592A
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magnetic flux
magnetic
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ray tube
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Takashi Setsuda
説田 隆司
Tatsuji Sato
佐藤 辰二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、地磁気の向きの異なる海外向は用の陰極線管
を製造するための磁気転写方法、特に色選別機構の磁気
転写方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、地磁気の向きの異なる海外向は用の陰極線管
を製造するための磁気転写方法であり、ファンネル側か
らパネル側へ向かい、再びファンネル側へ向かう転写磁
束をかけた状態で管軸方向に消磁することにより、内部
磁気シールド板が設けられていても陰極線管に対して適
正な磁気転写を行うことができるようにしたものである
〔従来の技術〕
第7図に示すように、国内で製造されるカラー陰極線管
(1)の、国内地磁気の向きとは異なる海外、例えばオ
ーストラリアにおける地磁気によるミスランディングを
補正するため、ミニへルムホルッコイル(MHC)呼ば
れる磁気転写用コイル(2)を用いてオーストラリアに
おける地磁気と同じ転写磁束(10)をパネル面に平行
するように垂直方向にかけた状態でツインコイルデガウ
ス(T CD)(3)によりパネル面に平行に且つ転写
磁束と直交する方向に交流の減衰磁界(20)を与えて
消磁している。なお、例えば北半球の日本における′垂
直地磁気(B V)は、0.35ガウスであり、これに
対して南半球のオーストラリアにおける垂直地磁気は、
−0,55ガウスである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第7図と第8図に示すように、従来の転写磁束(10)
は、陰極線管(1)のパネル(4)面に対して均一で平
行にかけている。ところが、均一の転写磁界をかける方
式では、第9図に示すようにカラー陰極線管(1)内に
内部磁気シールド(IMS)(51を設けている管種の
場合、内部磁気シールド(5)によって囲まれた部分の
磁気転写が適正に行えないという問題点があった。即ち
内部磁気シールド(5)で囲まれた部分は転写磁束もシ
ールドしてしまうため、磁気転写が弱くなり、巾でもX
軸端部付近の斜線部分(6)が弱くなるが、それでもX
軸端部付近の磁気転写量は適正な磁気転写量に比べて多
く、カラー陰極線管の天動状態における電子ビームの受
ける力をみると、X軸両端を走査する電子ビームB−1
,B1 (第1O図参照)のうける力F−□、F工の方
が中央を走査する電子ビームBo  (第1O図参照)
の受ける力FOより大きい。
即ち、第11図に示すように電流方向は螢光面側より電
子銃側に流れ、そのZ方向(管軸方向)の成分の大きさ
は中央を1zo(ビームBoに対応する)とし、両端を
1x−x +  1x1(ビームB−1,81に対応す
る)とすると、izo> 1z−z = izlである
。しかし、両端の電流はX成分の電流1x−1#、ix
□をもつ為に、Y方向磁界(垂直磁界Bv)が加わった
場合、力(F)が発生ずる。ここで、電流を加速する方
向に作用するときは電子ビームは陰極線管の中央へ向か
う方向の力を受け、又電流を減速する方向に作用すると
きは電子ビームは陰極線管の外へ向かう方向の力を受け
る。今、内部磁気シールド(5)を考慮して力(F)を
ベクトルで表わすと第11図の様になる。(21)は均
−磁界内での内部磁気シールドによる磁束の密、粗状態
を示す、実線矢印(=)は電流i2による力であり、破
線矢印(・)はixによる力である。
従って、この状態で消磁し磁気転写すると、垂直磁界内
の力(F)の関係は、 Fo<F−t#F□ となり、理想的な関係Fo#F−t#Fxとならない。
このように内部磁気シールドを備えた陰極線管t1>は
、従来法で磁気転写した場合、内部磁気シールドで囲ま
れている部分の磁気転写が通正に行えず、他の部分との
バランスが悪くなり地磁気によるミスランディングを充
分に防止することができないため、受像機として使用す
ることができなかった。なお、第7図乃至第9図中、(
7)はファンネル、(8)はネック部、(9)はアノー
ドボタン、(10)は磁束である。
本発明は、上記問題点を解決することができる陰極線管
の磁気転写方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明においては、地磁気の向きの異なる海外向は用の
陰極線管(1)即ち内部磁気シールドを備えた陰極線管
に対して磁気転写を行うに当り、ファンネル(7)側か
らパネル(4)側へ向かい、再びファンネル(7)側で
向かう転写磁束をかけた状態で管軸方向に消磁を行う。
この場合、転写磁束はその粗、密を従来より顕著となる
ようにパネル(4)の中央部(14)を多くし、X軸方
向の両端部(16)はさらに少なくする。
〔作用〕
本発明によれば、転写磁気に関して、従来のパネル(4
)面に対して均一で平行なかけ方から、ファンネル(7
)面に対して垂直に近く、内部磁気シールド(5)内に
も入り込むようなかけ方を行い、且つパネル(4)の中
央部(14)を多くし、両端部(16)はより少なくし
、その粗密状態を従来より顕著にしているので、前述の
両端部と中央部での電子ビームの受ける力(F)関係を
Fo#F−t#F1とすることができ、内部磁気シール
ドを備えた海外向は用の陰極線管においてその色選別機
構(図示せず)に対する磁気転写がほぼ理想的に行える
〔実施例〕 第1図〜第6図を参照して本発明の1実施例を説明する
本実施例においては、転写磁束をかけるコイルとして、
第5図に示すように線径0.55mmの導線を150回
巻回し、長軸を33011Im、短軸を130mn+と
じた楕円形の転写コイル(11)を使用する。そして、
第1図とfAZ図に示すようにこの転写コイル(11)
をパネル(4)外側面の長辺側の略中央部近くに相対向
するように1組配置し、ファンネル(7)の曲面に添わ
せるように適当な角度で折り曲げる。この1組の転写コ
イル(11)は、共通の電源(12)に接続する。第6
図に、この転写コイル(11)を使用した場合の転写ラ
ンディング量に対応する起磁力(AT)の関係を示す、
従って、このグラフに基づき、南半球の特定の地域にお
ける転写ランディング量に応じて起磁力を決める。消磁
のためのコイルは、陰極線管(1)の周囲に配した方形
のトライアックデガウスコイル(TDC)(13)を使
用する。
磁気転写を行うために、第4図に示すように先ず転写コ
イル(11)の電源(12)をオンにする。
これにより第3図に示すように特定の外国、例えば南半
球のオーストラリアにおける地磁気と結果的に同じとな
る転写磁束(10)がファンネル(7)側からパネル(
4)側へ向かい、再びファンネル(7)側に向ってしか
も、色選別機構のX軸端部(16)が少なく中央部(1
4)が多くなるような適正な磁束分布をもってかかる。
この場合、楕円形の転写コイル(11)の長軸と短軸の
寸法調整で転写磁束(10)の端部と中央部の粗密状態
を補正することができる。即ち、この実施例に係る陰極
線管(1)のように内部磁気シールド(5)の設けられ
ているものであっても、転写磁束(10)が適正な粗密
状態で内部磁気シールド(5)の中に回り込んで色選別
機構(図示せず)を磁化することができる0次でこのよ
うに転写磁束がかかっている状態で147.8allの
トライアックデガウスコイル(13)の電源をオンにし
て最初6.4Aの交流を流し、次第に減衰させて消磁を
行う、  (15)は消磁電流の包絡線である。このト
ライアックデガウスコイル(13)による磁界は、パネ
ル(4)面とネック部(8)方向の管軸方向にかかる。
そして、消磁が終わった後、転写コイル(11)の電源
(12)をオフにする。
これによって、内部磁気シールドを備えたカラー陰極線
管の色選別機構に対して従来に比してX軸端部がより弱
くなるような適正な磁気転写を行うことができる。従っ
て、工程条件を変えないで国内仕様の完成陰極線管より
海外向は用の陰極線管を容易に作製できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、内部磁気シールドを有する陰極線管で
あっても、転写磁束が内部磁気シールド内にも入り込む
ため磁気転写を略理想的に行うことができる。また、i
軸方向に消磁するため、内部磁気シールドの影響を受け
ないで消磁することができる。そして、本発明による磁
気転写は、従来通りの国内仕様の完成された陰極線管に
対して行うことができるので、海外向は用の陰極線管の
作製を容易にすることができる。この最終的に転写され
た磁気はサービス等で使用されるハンドデガウスによっ
ても取れることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の側面図、第2図は実施例の平面図、第
3図は実施例の底面図、第4図は磁気転写特性図、第5
図は転写コイルの平面図、第6図は起磁力の特性図、第
7図は従来例の平面図、第8図は従来例の斜視図、第9
図は従来例の平面図、第10図は陰極線管の正面からみ
た電子ビームの位置を示す図、第11図は各電子ビーム
の位置における電流方向を示す図、第12図は磁界内で
の各電子ビームが受ける力(F)を示す図である。 (1)は陰極線管、(4)はパネル、(5)は内部磁気
シールド、(7)はファンネル、(8)はネック部、(
lO)は転写磁束、(11)は転写コイル、(14)は
パネルの中央部、(16)はパネルの端部、(20)は
消磁のための減衰磁界である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ファンネル側からパネル側へ向かい、再びファンネル側
    へ向かう転写磁束をかけた状態で、管軸方向に消磁する
    ことを特徴とする陰極線管の磁気転写方法。
JP10003286A 1986-04-30 1986-04-30 陰極線管の磁気転写方法 Expired - Fee Related JPH0815339B2 (ja)

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