JPS62256350A - 静電偏向形陰極線管 - Google Patents

静電偏向形陰極線管

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JPS62256350A
JPS62256350A JP9801586A JP9801586A JPS62256350A JP S62256350 A JPS62256350 A JP S62256350A JP 9801586 A JP9801586 A JP 9801586A JP 9801586 A JP9801586 A JP 9801586A JP S62256350 A JPS62256350 A JP S62256350A
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JP
Japan
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deflection
electrodes
ray tube
electrostatic
static
Prior art date
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Pending
Application number
JP9801586A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Tokizawa
鴇沢 大喜
Shigeru Jinguu
神宮 茂
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、静電偏向形陰極線管に関する。
(従来の技術) 従来、 20MHz以上の比較的広帯域の電気信号を観
測するオシロスコープ用の静電偏向形陰極線管は、高周
波観測信号の印加される垂直偏向電極の駆動出力増幅器
の容量負荷およびインダクタンス分の軽減と、複雑な補
償回路の付加を削減するため、偏向電極を陰極線管ネッ
ク部に埋設したサイドピンに接続したサイドピン形が主
流となっている。
第4図は、そのサイドピン形陰極線管の一例であり、こ
の陰極線管の外囲器(υ内に封入された電子銃■を構成
する複数の電極の大部分は、ネック部■内に適宜配線さ
れたリード線によりステムピン0)に接続されている。
しかし、水平偏向電極(X偏向ffi極)(ハ)および
垂直偏向電極(Y偏向電極)■は、それぞれ各偏向電極
■、0に近いネック部■に埋設されたサイドピン■に接
続されている。このように偏向電極のリード線をステム
ピン ・側に引出さないことにより、配線途中の浮遊容
量および自己誘導や相互誘導インダクタンスの軽減がは
かられ、偏向出力回路の設計を容易ならしめている。
しかし、このようにサイドピン■を有する陰極線管i主
、その製造が複雑になり、多くの工数を要し結果的に高
価となる。また、その取扱いも、サイドピン0部分に衝
撃が加わらないように注意を要し、オシロスコープへの
装着に際しても、ネック部■を覆う磁気シールドにサイ
ドピン■の逃げ穴をあける必要があり、製品価額を上昇
させる要因となっている。
ところで、サイドピンのない陰極線管の製造は。
広帯域高出力の回路部品や補償回路技術の向上と相俟っ
て、数十MHzまでは、はぼ問題のないレベルに達して
いる。しかし、より広帯域の50〜100M1iz程度
のものについては、解決すべき大きな問題の一つに、水
平および垂直偏向系間の干渉障害(クロストーク)があ
る。
すなわち、蛍光面側に配置される水平偏向電極0のリー
ド線をステムピンに)に接続しようとすると、ステムピ
ンに)側に配置される垂直偏向電極0の近くを通過し、
場合によっては、垂直偏向電極0のリード線と平行する
こともある。また、ステムピン(へ)部では、各偏向電
極■、0のリード線が接近しやすい。そのため、垂直偏
向電極0への入力信号が数十MHz以上になると、水平
偏向電極■側に電気的な漏洩(クロストーク)を生ずる
という問題がある。
この電気的な漏洩は、水平偏向電極■への正規の入力信
号をひずませ、ひいては、垂直偏向電極0への入力信号
もひずませて、画面上の表示を不正確にする。
(発明が解決しようとする問題点) 」ユ記のように広帯域用の静電偏向形陰極線管において
、サイドピンのないものを製造しようとすると、水平偏
向系と垂直偏向系との電気的な結合から干渉障害を生じ
、画面上の表示が不正確になるという問題点がある。
この発明は、かかる問題点を解決し、サイドピンを使用
することなく、なおかつ水平偏向系と垂直偏向系との電
気的な結合を抑制して、干渉障害を生じない静電偏向形
陰極線管を構成することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 電子ビームを制御する複数の電極および電子ビームを互
に直交する方向に偏向する2組の静電偏向電極が上記電
子ビームの発生源から蛍光面方向に配列された電子銃を
有する静電偏向形陰極線管において、上記2組の静電偏
向電極のうち、蛍光面側に配置される静電偏向電極から
のリード線を電子ビームの発生源側に配置される静電偏
向電極近傍において、上記静電偏向電極以外の電極と同
電位にされた導電部材で絶縁被覆されるように構成′し
た。
(作用) 各静電偏向電極からのリード線をステムピンに接続する
ように配線すると、各静電偏向系間に静電容量結合を生
じ、その容量結合が主として電子ビームの発生源側に配
置される静電偏向電極近傍でおこる。したがって、この
静電気偏向電極近傍を通る他の静電偏向電極のリード線
を静電シールドすることによりその静電結合を大幅に削
減することができる。
(実施例) 以下1図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明
する。
第1図にこの発明の一実施例静電偏向形陰極線管を示す
。この陰極線管は、外囲器■の前面部を構成するフェー
スプレート(10)の内面に蛍光面(11)が、また、
゛ネタ9部■内に電子銃■が設けられている。
この電子銃■は、ステム(12)側から上記蛍光面(1
1)方向に順次配設された陰極(13)、第1、第2格
子(14)、 (15) 、第1、第2陽極(16) 
、 (17) 、相対向する一対の偏向板からなる垂直
偏向電極(0、偏向電極間シールド(18)、同じく相
対向する一対の偏向板からなる水平偏向電極■および偏
向拡大メツシュ電極(19)で構成され、各電極は、リ
ード線を介してステムピン6)に接続されて、このステ
ムピン0)から所定の電位を付与できるようになってい
る。
しかして、特にこの陰極線管においては、上記水平偏向
電極■のリード線(21)が、垂直偏向電極0近傍にお
いて、静電シールド部材(22)によりシールドされて
いる。この静電シールド部材(22)は、たとえば第2
図に示すように、垂直偏向電極0と同じ長さまたはやや
長目のセラミックスやガラスなどからなる絶縁物スリー
ブ(23)の外周に同一長さの金属スリーブを取付けた
り、あるいは導電被膜を形成して導電部材(24)とし
、この導電部材(24)を他の直流駆動電極に接続した
ものである。
リード線(21)は、スリーブ(23)により絶縁され
て導電部材(24)中を貫通する。
この静電シールド部材(22)は、より具体的には、垂
直偏向電極の長さが20〜60閣であるとき、それに対
応してスリーブ(23)が20〜70閣程度の長さに形
成され、かつ、リード線の太さを0.3〜1.2mとす
るとき、その直径が1〜5I程度に構成される。
また、この静電シールド部材(22)の配置は、水平偏
向電極■を構成する一対の偏向板および垂直偏向電極0
に対して、リード線(21)を対称的に配線して、各リ
ード線(21)に対称になるように設けるとよい。
また1図示例では、導電部材(24)は、通常O〜20
0v程度の電位で駆動される第2格子(15)に接続さ
れているが、この接続は、比較的低い電位に保持される
第2陽極(17)、偏向電極間シールド(18)、偏向
拡大メツシュ電極(19)など、他の電極でもよい。こ
の場合、いずれの電極に接続するにしても、その接続が
最短距離になるようにするとよい。
また、図示例の静電シールド部材(22)は、横断面が
円環状をなすが、この断面形状は、四角形環状など他の
形状でもよく、また一部に切れ目を有する開環状のもの
でもよい、また一体構造でなく、たとえば半割形のもの
を組合せて構成することも可能である。
上記のように静電偏向形陰極線管を構成すると。
水平偏向電極■と垂直偏向電極0との間の静電容量を大
幅に減少させることができる。すなわち、従来のサイド
ピン形陰極線官で0.2〜1.0PF程度の静電容量を
生じていたものを、 0.05〜0.3ρF程度にする
ことができる。また、実際の動特性評価についても、従
来の陰極線管は、水平偏向系と垂直偏向系との間のクロ
ストークが20〜70MHzの領域で大きく発生してい
たが、これを50〜100MHzの高領域に移すことが
でき、また、50MHz近辺の同一周波数で評価したひ
ずみ量もきわめて小さく、無視しうる程度の量とするこ
とができた。さらに、この陰極線管は、サイドピンをな
くすことにより、その製造が簡単となり、また、オシロ
スコープの組立て、調整を簡略化できろ。
つぎに他の実施例について述べる。
上記実施例における図示例では、静電シールド部材(2
2)の導電部材(24)を第2格子(15)に接続した
が、これを第2格子および偏向電極間シールドに共通に
接続して、それらと同一電位にしても。
同様の作用効果を奏するものとすることができる。
また、上記実施例では、水平偏向電極0の一対の偏向板
からのリード線(21)をそれぞれ静電シールドしたが
、この静電シールドは1片方のリード線に施すだけでも
、場合によっては良好な結果かえられる。すなわち、所
要の陰極線管は、水平偏向系と垂直偏向系との間の結合
成分の削減ばかりでなく、それら間の結合141の平衡
を取ることでも大幅に減少させることができる。すなわ
ち、水平偏向電極の各偏向板は、それぞれ垂直偏向W1
極を構成する一対の偏向板との間に、二つの結合成分を
もち、第3図に示すように、両偏向電横■、■の偏向板
(26a)、 (26b) 、 (27a)、 (27
b)間に、結合界−hIC□〜C4で示す静電容量ブリ
ッジを構成する。前記静電シールド部材の配設は、この
静電容量ブリッジの各結合容量01〜C4を零に近づけ
ようとするものであるが、 C1xC4=C2XC1 の条件を満すように、水平偏向電極■の片方の偏向板の
リード線に静電シールドを設けて、ブリッジの平衡をと
っても、同様の結果が得られる。
なおまた、静電シールド部材は、水平偏向電極の一対の
偏向板からの2本のリード線を適宜まとめて、一つの静
電シールド部材でシールドするようにしてもよい。
〔発明の効果〕
蛍光面側に配置される静電偏向電極からのリード線を、
電子ビームの発生源側に配置される静電偏向電極の近傍
において、これら静電偏向電極以外の電極と同電位にさ
れた導電部材を備える静電シールド部材で被覆すること
により、蛍光面側の静電偏向電極のリード線をステムピ
ン方向に配線した場合に生ずる両静電偏向系間の干渉障
害を軽減するようにしたので、サイドピンがなく、かつ
広帯域までひずみの少い信号を観測することができる静
電偏向形陰極線管を容易にかつ安価に製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である静電偏向形陰極線管
の構成を一部切り欠いて示す断面図、第2図はその静電
シールド部材の構造を示す断面図、第3図は他の実施例
の要部構成を説明するための図、第4図は従来の静電偏
向形陰極線管の構成を一部切欠して示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電子ビームを制御する複数の電極および電子ビームを互
    に直交する方向に偏向する2組の静電偏向電極が上記電
    子ビームの発生源から蛍光面方向に配列された電子銃を
    有する静電偏向形陰極線管において、 上記2組の静電偏向電極のうち上記蛍光面側に配置され
    る静電偏向電極からのリード線が上記電子ビームの発生
    源側に配置される静電偏向電極近傍において上記静電偏
    向電極以外の電極と同電位にされた導電部材で絶縁被覆
    されていることを特徴とする静電偏向形陰極線管。
JP9801586A 1986-04-30 1986-04-30 静電偏向形陰極線管 Pending JPS62256350A (ja)

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