JPS62254989A - アルミニウム又はアルミニウム合金部材の固体状態拡散による接合方法 - Google Patents

アルミニウム又はアルミニウム合金部材の固体状態拡散による接合方法

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JPS62254989A
JPS62254989A JP9960087A JP9960087A JPS62254989A JP S62254989 A JPS62254989 A JP S62254989A JP 9960087 A JP9960087 A JP 9960087A JP 9960087 A JP9960087 A JP 9960087A JP S62254989 A JPS62254989 A JP S62254989A
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JP
Japan
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less
treatment
welding
aluminum
solid state
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Application number
JP9960087A
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English (en)
Inventor
ジヤン−クロード・キユクザ
ジヤツク・ルフエーブル
ジヤン−イブ・ラクロワ
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Cegedur Societe de Transformation de lAluminium Pechiney SA
Original Assignee
Cegedur Societe de Transformation de lAluminium Pechiney SA
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に簡単で経済的なアルミニウム又はアルミ
ニウム合金部材の固体状態拡散による接合方法に係る。
アルミニウムベースの合金の固体状態拡散による溶接の
主な欠点は、周囲環境との接触によって形成された酸化
物層が存在し、接合すべき部材の冶金結合を妨害し易い
ことである。
従って従来技術ではこの難点を是正するために、幾つか
の方法が提案されている。
一接触表面のところでかなりの塑性変形を生じさせて酸
化物層の連続性を破壊し、例えば同時圧延も[7くは摩
擦によるか又は強度に変形性の市販の純粋アルミニウム
層を介在させるが(フランス特許公開第2243048
号)もしくは超可塑性材料を使用する(米国特許第44
09757号)ことによって冶金結合を可能にする。
一以下のごとき種々の方法によって表面状態を変性する
一第3の金属層(例えばフランス特許公開第24(i0
176号、欧州特許公開第91222号、欧州特許公開
第121109号、米国特許第3993238号)を用
いるが、又は熱分解性有機層を用いることによって本来
の溶接以前にアルミニウム合金の表面に保護層を付加す
る。例えば、フランス特許公開第1597165号、又
はフランス特許公開第2263853号、米国特許第3
937387号参照。
一表面仕上げと溶接とから成る一連処理を同じ処理室で
真空下又は中性ガス下で行なう(例えば米国特許第44
83478号)。
−m度を向上させるために塩素イオンによる侵食の如き
公知の表面仕上げ処理を行なう(フランス特許公開第2
350916号)。
しかし乍ら、発明者等が知る限りでは、同時圧延又は摩
擦による溶接以外の上記方法はいずれも工業利用されて
いない、これらの方法では界面を通して連続した化学的
組成と構造とが得られる均買溶接が可能でなかったり、
また、方法が極めて複雑でコストが高かったりする。
本発明によれば、アルミニウム又はアルミニウム合金部
材の拡散溶接を行なうための、部材の初期構造を変化さ
せない、接合中の塑性変形が極めて小さい、同一処理室
で真空下又は中性ガス下で表面仕上げと溶接との一連処
理を行なうような複雑な工程が必要箋ない、等の利点を
もつ方法が提供される0本発明方法では、接合すべき2
つの部材間に金属又は非金属の第3層を配置する必要が
ない、高度な変形は不要であり(変形<10%)、この
ため拡散による溶接処理自体中又はその後の温度上昇中
例えば任意に加熱を伴う成形中に接合体構成金属の微細
組織が変化せず、従って接合以前に部材が有していた特
性を実質的に維持し得る。
また、接合すべき部材の幾何学的形状が実質的に維持さ
れ得る。
この方法は、本発明の特徴となる接合すべき部材の表面
仕上げから成る第1段階を含む。
より詳細には、接合すべき部材の向かい合う表面を浸漬
によって化学的に研摩する。極めて簡単なこの表面処理
によって極めて微細な粗度が与えられ、これは所望の用
途に対して従来技術に比較して(前記のフランス特許公
開第2350916号)全く予想外の表面仕上げ効果を
与える。
次に、特別な配慮なしに接合部材を、=孝=章=拡散溶
接は乾燥ガス又は真空下で350℃〜金属の融点の温度
範囲で行なわれる。
微細な粗度(Ra≦0.57J)を与える簡単で経済的
な表面仕上げとして、浸漬による化学的研摩処理を使用
する。接合すべき部材を溶接以前に例えば乾燥中性ガス
又は真空下のような特殊室に保存する必要がなく良好な
拡散接合を得るために、研摩後の洗浄は表面状態を安定
化するように適切に選択する必要がある。
このために、燐酸硫酸浴又は燐酸硝酸硫酸浴の如き公知
のいかなる研摩浴を使用してもよく、また任意にホウ酸
、Cu、旧もしくは八gの如き金属の塩又はカルボキシ
メチルセルロース等の如き極めて微細な粗度を与える添
加剤を添加してもよい。
この浴の使用温度は一般に70〜120℃であり、処理
時間は多くの場合10分間未満である。酸洗いを中間に
はさんで研摩処理を繰り返すと更に微細な粗度が得られ
ることが判明した。好ましくはRa<0.3−にする。
研摩以前に公知の脱脂処理又は酸洗い処理を常用の方法
で行なってもよい。
研摩後の表面に付着した塩及び水酸化物を除去するため
に研12後に水及び酸溶液で1回又は複数回洗浄する必
要がある。所望の用途では、クロム酸、好ましくは燐ク
ロム酸の酸溶液の使用が有利であることが判明した。エ
リプソメI・リーで測定した残留酸化物層の厚さは約5
r+aであり、自然環境中で室温下で経時的に極めて安
定であり、約1週間後で10 n m好ましくは7++
a+に達する。このため、多くの他の方法と対照的に、
接合すべき表面の仕上げに用いた処理室とは異なる処理
室で拡散溶接を行なうことが可能であり、溶接以前にあ
る程度の期間は空気中で保存できる。
本来の拡散溶接は常用の温度条件下で、機械的、空気圧
又は水圧等の従来の圧縮手段を用い好ましくは乾燥ガス
雰囲気又は真空下で行なわれる。この雰囲気の圧力は好
ましくは1.5X 1O−2Paである。
第1図に基づ〈実施例より本発明がより十分に理解され
よう。
第1図は、アルミニウム協会規格7475の厚さ2−#
+1のシートの溶接に使用される装置を示す、厚さ2m
mの7475シーI・は中央部分2が直径101I11
で周縁部分3が厚さ1.6+I1mの円板1の形状に加
工される。このシートは以下の分析組成をもつく重量%
)。
Cu   Mg   Mn   Cr   Si   
Fe   Ti   Zn1.48 2.L7 0.0
1 0.20 0.04 0.06 0.03 5.7
1加工円板を以下のごとく処理した。
(1)−150g/ρの硫酸(d=1.84)と−50
9/ρの無水クロム酸と を含む65℃の酸溶液中で5分間脱脂する。
(2)  −782,5m/ρの燐酸(d=1.71)
と−145InIl/j!の硫酸(d=1.84)と−
67,5m/ρ硝酸(d= 149)と−7,7!J/
ρのホウ酸と −8,597gの硝酸銅と −0,897ρのカルボキシメチルセルロースとを含む
105°Cの研摩浴に1分間ずつ3回浸漬して研摩処理
する。各浸漬の間に1の溶液に10秒間浸漬する。
(3)  −35〃認/1の燐酸と −20g/Iの無・水クロム酸と を含む85℃の溶液中で2分間酸洗い処理する。
(4) 脱塩水で洗浄する。
(5) 乾燥する。
拡散溶接を行なうまで円板を乾燥空気下に保存した。最
終表面仕上げの24時間後に接合を行なった。エリプソ
メトリ−で測定した酸化物層の厚さは約5 n reで
あった。11度Raは0.2511nであった。
次に円板を績み重ね、0.5;1;3;5MPaの機械
的結合圧力をかけた。温度は510 ’Cの一定温度で
あり処理室の圧力は1.33x 1O−2Paであった
最良の結合特性を得るために、接合を熱処理によって溶
体化処理し機械的特性最大値状fiT6で焼戻しな、即
ち、 −480℃で30分間溶体化処理し 冷水で急冷し 一120℃で24時間焼戻しする。
接合円板を加工して引張り試験片4を得た。得られた結
果を以下に示す。
溶接時間 結合圧力 破壊荷重 厚み減少(時)   
 (Ml’a)   (MPa)    (%)2  
  0.5   488    2シートが薄いので(
21)、シート面に垂直な短い厚さ方向の金属の破壊荷
重は測定できなかった。
しかし乍ら短い方向の破壊荷重は長い方向、即ち圧延に
平行な方向の破壊荷重より常に低い、後者の値は550
MI’aであった。
この結果より、特許請求の範囲に記載の処理方法で極め
て優れた拡散接合が得られることが判明した。結合圧力
は変形が10%未満に維持されるように溶接の時間及び
実施温度の関数として遷択され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、アルミニウム協会規格7475の厚さ2 +
ns箋のシートの溶接に使用される装置を示す。 ■・・・・・・円板、2・・・・・・中央部分、3・・
・・・・周縁部分、4・・・・・・引張り試験片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(a)浸漬による化学的研摩処理と、 (b)表面酸化物層の安定化処理と、 (c)静止圧力下の固体状態拡散溶接処理とを含み、処
    理(b)と(c)との間で接合すべき部材を空気中及び
    室温下に約1週間に達し得る期間維持し得ることを特徴
    とするアルミニウム又はアルミニウム合金部材の固体状
    態拡散接合方法。 (2)化学的研摩が、0.5μm以下、好ましくは0.
    3μm以下の表面粗度(Ra)を得るように行なわれる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 (3)溶接以前の酸化物層が10nm以下、好ましくは
    7nm未満になるように安定化処理が行なわれることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の方
    法。 (4)化学的研摩処理後に酸洗い処理を行うこと及びこ
    れら2つの処理が任意に繰り返されることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項に記載の方法。 (5)安定化のために、クロム酸溶液又はクロム酸と燐
    酸との混合物中での酸洗い処理と脱塩水による洗浄とを
    順次行なうことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
    載の方法。(6)酸洗いと水洗とを繰り返すことを特徴
    とする特許請求の範囲第5項に記載の方法。(7)乾燥
    ガス又は真空下で溶接を行なうことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 (8)溶接室の圧力が1.5×10^−^2Pa未満で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の方
    法。 (9)拡散溶接は、全体の変形が10%未満となるよう
    な結合(又は圧縮)圧力で行なわれることを特徴とする
    特許請求の範囲第7項又は第8項に記載の方法。 (10)結合圧力が1MPa以下であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第9項に記載の方法。 (11)研摩以前に結合すべき部材の脱脂又は酸洗い処
    理を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項から
    第10項のいずれかに記載の方法。
JP9960087A 1986-04-24 1987-04-22 アルミニウム又はアルミニウム合金部材の固体状態拡散による接合方法 Pending JPS62254989A (ja)

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JP (1) JPS62254989A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2617423A1 (fr) * 1987-06-30 1989-01-06 Cegedur Procede d'assemblage par diffusion a l'etat solide d'elements en aluminium ou en alliage d'aluminium
JPWO2020129863A1 (ja) * 2018-12-21 2021-11-25 日本発條株式会社 接合方法および接合体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2617423A1 (fr) * 1987-06-30 1989-01-06 Cegedur Procede d'assemblage par diffusion a l'etat solide d'elements en aluminium ou en alliage d'aluminium
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