JPS62254823A - 汚染空気の浄化装置 - Google Patents

汚染空気の浄化装置

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JPS62254823A
JPS62254823A JP61097569A JP9756986A JPS62254823A JP S62254823 A JPS62254823 A JP S62254823A JP 61097569 A JP61097569 A JP 61097569A JP 9756986 A JP9756986 A JP 9756986A JP S62254823 A JPS62254823 A JP S62254823A
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air
main pipe
contaminated air
polluted
highway
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JP61097569A
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Takeshi Morita
武 森田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は汚染空気の浄化装置、さらに詳しくは、硫黄酸
化物、窒素酸化物、−酸化炭素、浮遊粉塵等の汚染物質
を含む主として大気中の汚染空気を浄化するための汚染
空気の浄化装置に関する。
(発明が解決しようとする問題点) 一般に工場や車等から排出される排気ガス等の汚染空気
は、その排出量に基準が設けられ、一定量までの排出は
人体に影響を与えない範囲として許容されている。
しかしながらこのような汚染空気は、この空気中に含有
されている汚染物質の蓄積、滞留及び一定地域への集積
により、大気に変化を生じさせ、許容範囲であるにもか
かわらず、人体に影響を与える結果となっている。
従ってこのような汚染空気を浄化することはいうまでも
なくかねてから要望されていたところであり、たとえば
雨は汚染空気を自然浄化する作用を有するものの、この
ような自然現象にのみ依存していたのでは積極的に大気
の汚染防止を図ることは到底できない。
本発明は上述のような問題点に鑑みて、大気に排出され
た汚染物質が人体に影響を与えない早期の時点でその汚
染物質を回収処理し、その処理後の清浄な空気を再び大
気中に還元して空気を人工的に浄化することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこのような目的を達成すべく、上記問題点を解
決せんとして開発された汚染空気の浄化装置に係るもの
で、汚染空気の移送路を形成するためのメインパイプを
配設し、そのメインパイプ内に流入された汚染空気を移
送方向へ吸引して移送するための吸引移送装置と、該吸
引移送装置にて吸引、移送された汚染空気を脱臭するた
めの脱臭装置と、汚染空気から汚染物質を溶解除去すべ
く散水するための散水装置とを前記メインパイプ内に設
けたことを要旨とするものである。
(作用) すなわち、このような構成なるため、先ず大気中の汚染
空気をメインパイプ内に流入せしめると、その汚染空気
は、前記吸引移送装置によって移送方向へ吸引、移送さ
れ、その後に脱臭装置によって脱臭されるとともに散水
装置から水を散布することにより、空気中の汚染物質が
、上記散布された水によって溶解されて空気中から除去
されることとなる。
そしてこのように脱臭や汚染物質の除去された清浄な空
気が大気中に還元されることとなるのである。
(実施例) 以下、本発明の実施態様について図面に示した一実施例
に従って説明する。
第1図において、1は汚染空気の移送路を形成するため
の、鉄製のメインパイプで、該メインパイプlの所定位
置には、大気中の汚染空気を流入するための吸込口2を
立上り部3aの先端に有し、且つその汚染空気を前記メ
インパイプ1に誘導するための誘導パイプ3が連結され
ている。4はメインパイプ1内に流入された汚染空気を
移送方向へ吸引して移送するための吸風用のファンで、
該メインパイプ1の内壁面に設置されている。5は該フ
ァン4にて吸引、移送される汚染空気を脱臭するための
脱臭装置としてのパネルフィルターで、活性炭を含有し
て構成されてなるとともに、前記ファン4の前方のメイ
ンパイプ1の内壁面に設置されている。6は該パネルフ
ィルター5で臭気を吸着除去した汚染空気を浄化すべく
、その空気中の汚染物質を散水により溶解除去するため
の第1スプリンクラ−で、前記メインパイプ1内にスプ
リンクラ−ヘッドが臨出すべく前記パネルフィルター5
のわずか前方に配置されている。7は該第1スプリンク
ラ−6によって浄化された汚染空気を、さらに完全に浄
化するための第2スプリンクラ−で、前記メインパイプ
1の終端部側に配置されている。8は該第2スプリンク
ラ−7によって溶解除去された汚染物質を汚水として貯
留するための貯留槽で、この汚水を処理するための処理
槽16に、 水抜パイプ9を介して接続されてなる。
尚、この処理槽16は、他の2本の水抜きパイプ10゜
11を介して前記メインパイプ1の第1スプリンクラ−
6の設置された位置並びに前記ファン4の前方位置に接
続されている。12は、各水抜パイプ9゜10、11の
メインパイプ1側に取付けられた逆止弁を示す。
次に上記のような構成からなる空気の浄化装置を、第2
図に示すような高速道路上の空気浄化に適用する場合に
ついて説明する。
すなわち、この実施例では、誘導パイプ3の吸込口2が
、道路13の両側の路肩14の上面に裸出するよう誘導
パイプ3を設置し、且つその誘導パイプ3は雨水等の排
水管として兼用されて雨水パイプ15に接続され、さら
にメインパイプ1は、道路13を形成する高架の直下に
配設されている。
そしてこのようにして設置された空気の浄化装置の作用
について説明するに、先ず高速道路上の排気ガスは、吸
込口2から誘導パイプ3内に吸込まれ、=iバイブ3か
らメインパイプ1へ流入される。このようにしてメイン
パイプ1内に流入した汚染空気は、吸風用のファン4に
よって第1図の矢印イ方向に吸引され移送される。
次にファン4によって吸引、移送された汚染空気は、パ
ネルフィルター5によってその臭気が活性炭に吸着され
て除去されることとなる。
その後、第1スプリンクラ−6によって’ii 300
μの粒径の清水を散布して、前記脱臭後の汚染空気を浄
化する。すなわち、汚染空気中の汚染物質は、上記散布
された清水によって汚染空気から溶解除去されるのであ
る。尚、溶解除去された汚水は、水抜きパイプ10から
汚水処理槽16側に排出されることとなる。
さらに第2スプリンクラ−7によって約200μの粒径
の清水を散布して、前記第1スプリンクラ−6で除去し
きれない汚染物質を溶解除去する。
溶解除去された汚染物質は、水抜きパイプ9から汚水処
理槽16へ排出されるのである。
尚、吸込口2から誘導パイプ3を経てメインパイプ1内
に前記汚染空気とともに雨水等の水が流入することがあ
るが、このような水はファン4へ至る前に水抜きパイプ
9によって処理槽16へ排出されることとなる。
このようにして、メインパイプ1を通過する汚染空気は
、先ず上記パネルフィルター5で約70%の臭気が除去
され、次に第1スプリンクラ−6によって約20%の臭
気と約60%の汚染物質が除去され、その後に残存して
いる臭気や汚染物質が第2スプリンクラ−7によってほ
ぼ完全に除去されて、清浄な状態に浄化されて大気中に
還元されることとなるのである。
ちなみに、上記実施例では直径約1mのメインパイプ1
を使用し、吸引力(風速)約30m/秒で空気を移送す
ると、毎秒23.55 triの容積の汚染空気が浄化
処理されることとなった。より具体的には、軸釣10m
の高速道路で長さ約3 kmの距離に至る毎時約3mの
高さの汚染空気を浄化することが可能となったのである
次に第3図は上記構成からなる空気の浄化装置を道路1
3の両側に歩道17.17を敷設した一般の幹線道路に
設置する実施例を示すものである。すなわち、この実施
例では誘導バイブ3が下水道配管によって兼用され、下
水処理場近くまで汚染空気を銹辱した後、その下水道配
管に接続されたメインパイプ1側に汚染空気を導き、そ
の後は前記実施例と同様に処理するのである。この場合
には上記下水道配管の利用によって誘導バイブ3が不要
となる。
ちなみに、この実施例では、メインパイプ1の直径をた
とえば4mとした場合、秒速35mの吸い込み能力で汚
染空気を処理すると、毎秒493.6 r+?の汚染空
気が処理されることとなった。より具体的には、幅20
mの幹線道路を長さ約3 kmにわたって毎時約26.
376mの高さの空気を浄化しうるのである。
さらに第4図は上記浄化装置を工場の作業場に単独で使
用する場合の実施例を示す。すなわちこの実施例では、
空気の吸込口2を工場18内の床面から約50cm〜1
mの高さに臨出させ、工場内の汚染空気をパイプに誘導
して前記実施例と同様に処理するのである。尚、空気よ
り軽い気体を処理するには吸込口2を工場の天井近辺に
設けると好都合である。
特にこの実施例では工場内の有害な気体や煙突の煙等の
処理も行えるという利点がある。
尚、この実施例では、メインパイプ1の直径をたとえば
1mとした場合、汚染空気の吸い込み能力を秒速20m
で処理すると、毎秒15.7n?の汚染空気を処理する
ことが可能となった。より具体的には、工場の作業面積
を300 mとすると、毎分4.71mの厚さの空気を
浄化できるのである。
このように上記空気の浄化装置は高速道路や一般の幹線
道路の他、工場等種々の場所に設置することができ、よ
ってその用途は決して問うものではない。
さらに該実施例ではスプリンクラ−を2箇所に設置した
ため、汚染物質や臭気の除去をより完全に行うことがで
きるという好ましい効果が得られたが、スプリンクラ−
は必ずしも2箇所に設ける必要はなく、要は少なくとも
1箇所に設置されていればよい。又、このようなスプリ
ンクラ−の他、たとえば如雨露状の散水装置を使用する
ことも可能で、散水装置の種類は決してスプリンクラ−
に限定されない。要は汚染空気中の汚染物質を溶解除去
しうる散水装置がメインパイプ1内に少なくとも1以上
設けられていればよいのである。
さらに、誘導パイプ3は決して本発明に必須のものでは
なく、たとえば上記第3図の実施例のように下水道配管
で兼用されていてもよい。
さらに該実施例では汚染空気を移送方向へ吸引移送する
装置として吸風用のファン4を使用してなるが、吸引移
送装置の種類も決してこれに限定されない。
又、臭気を脱臭する脱臭装置として該実施例では活性炭
を含有したパネルフィルター5を使用してなるが、脱臭
装置の種類も決してこれに限定されない。
さらに該実施例では脱臭後に汚染物質を溶解除去すべく
、脱臭装置としてのパネルフィルター5をスプリンクラ
−6,7の前方に設置してなるが、これとは逆に脱臭装
置をスプリンクラ−の後方に設置して汚染物質の溶解除
去後に脱臭を行うことも可能である。
その他、メインパイプlの材質等も該実施例の鉄製に限
定されるものではなく、合成樹脂やコンクリート製のも
のであってもよい。
(発明の効果) 叙上のように、本発明は、汚染空気の移送路を形成する
ためのメインパイプを配設し、その汚染空気を移送方向
へ吸引、移送するための吸引移送装置と、その吸引移送
装置にて吸引、移送された汚染空気を脱臭するため脱臭
装置と、汚染空気から汚染物質を溶解除去すべく、水を
散布するための散水装置とをメインパイプ内に設けたも
のなるため、大気中の汚染空気はメインパイプ内に流入
して吸引移送装置によって吸引移送されるとともに、脱
臭装置や散水装置によって空気中の臭気や汚染物質が除
去された浄化状態で大気に還元されることとなり、従っ
て従来から問題となっていた自動車や工場等からの排気
ガス等の汚染空気を上記のような回収処理と大気への還
元により速やかに浄化することができるという顕著な効
果を有するに至った。
この結果、上記のような自動車、工場等による汚染空気
に起因する公害の問題についても対処でき、さらには近
年世界的に問題視されている光化学スモッグや酸性雨に
ついても対処しうるという実益がある。
その他、上記のような空気の回収と大気への還元により
、喚起効果を得ることもでき、たとえば道路や建築物に
おいて夏期、冬期等の冷暖房にも寄与しうるという実益
がある。
以上のように、本発明によって、道路や工場、その他あ
らゆる場所に広範囲に適用でき、広いスペースでの空気
の浄化を可能ならしめる画期的な汚染空気の浄化装置を
提供しうるに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は一実施例としての汚染空気の浄化装置の
概略平面図、(ロ)は誘導バイブの要部斜視図。 第2図乃至第4図は、上記汚染空気の浄化装置の使用例
を示す概略説明図。 ■・・・メインパイプ  4・・・吸風用ファン5・・
・パネルフィルター 6・・・第1スプリンクラ−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、汚染空気の移送路を形成すべくメインパイプ1を配
    設し、そのメインパイプ1内に外部から流入した汚染空
    気を吸引して移送するための吸引移送装置と、該吸引移
    送装置にて吸引、移送された汚染空気を脱臭するための
    脱臭装置と、汚染空気から汚染物質を溶解除去すべく散
    水するための散水装置とを前記メインパイプ1内に設け
    てなることを特徴とする汚染空気の浄化装置。 2、前記吸引移送装置がファン4である特許請求の範囲
    第1項記載の汚染空気の浄化装置。 3、前記脱臭装置が活性炭を含有したパネルフィルター
    5である特許請求の範囲第1項記載の汚染空気の浄化装
    置。 4、前記散水装置がスプリンクラーである特許請求の範
    囲第1項記載の汚染空気の浄化装置。
JP61097569A 1986-04-25 1986-04-25 汚染空気の浄化装置 Pending JPS62254823A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06238120A (ja) * 1993-02-17 1994-08-30 Toyo Netsu Kogyo Kk 汚染空気浄化方法および装置

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