JPS62254625A - 昇圧回路 - Google Patents

昇圧回路

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Publication number
JPS62254625A
JPS62254625A JP61096344A JP9634486A JPS62254625A JP S62254625 A JPS62254625 A JP S62254625A JP 61096344 A JP61096344 A JP 61096344A JP 9634486 A JP9634486 A JP 9634486A JP S62254625 A JPS62254625 A JP S62254625A
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JP
Japan
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circuit
charging
capacitor
voltage
transistor
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Application number
JP61096344A
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English (en)
Inventor
林 知加久
佐野 良男
修司 乾
正宏 小滝
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62254625A publication Critical patent/JPS62254625A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は直流電圧を昇圧させるための昇圧回路に係り、
該昇圧回路はエレクトロルミネッセンス(以下、ELと
いう)、ネオン管、蛍光燈、プラズマディスプレイ、写
真用フラッシュ等の各種照明装置の点灯、ライタやスパ
ークプラグの着火、静電植毛、静電塗装等の静電処理、
その仙の各種用途に使用されるもので必る。
(従来の技術) 従来のEL点灯用の昇圧回路を例にとって説明すると、
第12図に示すように、直流(以下、DCという。また
、交流をACという。)入力電源に接続される入力端子
31には、発振回路32と単巻1ヘランス33とから構
成されるDC−AC界圧インバータ34が接続され、該
単巻トランス33の両端から引出された出力端子35に
Eし36が接続されている。
前記DC−AC昇圧インバータ34は、第13図に示す
ように、EL36と別体であるケース37内に収められ
、該ケース37に突設された出力端子35からEL36
まではコード38によって接続されている。
従って、DC入力電圧はまずDC−AC昇圧インバータ
34の発振回路32によってDC−AC変換され、その
AC電圧は単巻トランス33の電磁誘導作用によって昇
圧されるため、別の箇所に接地されたEL36が効率よ
く点灯されることになる。
(発明が解決しようとする問題点〉 ところが、単巻トランス33をコンパクトかつ平面的に
形成することは技術的に困難であり、現状ではどうして
も三次元的に大きくなるため、これに伴ってインバータ
34仝休及びケース37も大型化してしまうという問題
があった。
特に、用途によっては昇圧回路をE L 36等に組込
み、両者を一体化させて使用したい場合もめるが、単巻
トランス33を使用する以上、この一体化も難しかった
ざらに、電磁誘導を利用して昇圧する方式でおるため、
DC電源のON/OFF切換時に過渡的なサージ電圧が
発生して回路を破壊したり、電磁誘導に基因してノイズ
や振動を発生したりするおそれもあった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) そこで、本発明は前記問題点を解決するため、二以上の
充電素子を直列に接続してなる充電回路と、該充電回路
の各充電素子にDC入力電圧を分配制御するための分配
制御回路とを設けるという技術的手段をとった。
(作用) まず、分配制御回路はDC入力電圧を充電回路中のある
−又は二以上の充電素子にのみ分配制御し、この充電素
子のみが充電される。
次に、分配制御回路はDC入力電圧を次の−又は二以上
の充電素子にのみ分配制御し、この充電素子のみが充電
される。このとき、最初に充電された充電素子について
は、それに蓄えられた電荷が漏れないよう防止されるた
め、その充電電圧は充電後も維持される。
以下の各充電素子も同様にして充電され、同時に他の充
電素子の電荷の漏れが防止される。
従って、直列接続された充電素子の数がn個であるとす
ると、全充電素子の両端にはDC入力電圧の約0倍のD
C出力電圧が発生し、ここにDC電圧の昇圧が達成され
る。
いま、昇圧回路の充電回路及び分配制御回路は各々半導
体素子、抵抗、コンデンサ等で構成することができるた
め、三次元的に大きくなるトランスは不要である。従っ
て、該昇任回路の小型化及び薄型化を図ることができ、
EL等の使用目的物に対する昇圧回路の一体化が容易に
なる。
また、充電回路の充電素子の直列接続数を増やしたり減
らしたりするだけで、昇圧率を変更することができる。
さらに、本発明の昇圧回路は従来方式で利用されていた
電磁誘導を利用するものではないので、電v11誘導に
基因するノイズや振動は全く発生しない。
(第一実施例) 以下、本発明をEL点灯用の昇圧回路に具体化した第一
実施例について、第1〜4図に従って説明する。
本実施例の点灯対象で必るELlは、第2図に示すよう
に、幅30mm、長さ]30膿の平板状のものであって
、約0.01〜0.1μFの静電客用を有している。
このELIの裏面には薄型のケース3が取着され、該ケ
ース3内には図示しないプリント基板上に小型かつ薄型
に形成された昇圧回路2が収められている。このように
、本実施例はELIと小型かつ薄型の昇圧回路2とが一
体化されている点に1つの特徴がある。
また、ケース3には外部のDC電源4に接続される昇圧
回路2の入力端子5が突設され、一方の出力端子6は直
接EL1に接続されている。
さて、本発明の主要部である昇圧回路2につき、まずそ
の仝体構成を第1図に従って概説する。
前記入力端子5には二以上の充電素子が直列に接続され
てなる充電回路へが接続され、該充電回路へにはDC入
力電圧を前記各充電素子に分配ル制御するための分配制
御回路Bが接続されている。
また、充電回路へにはEL駆動回路Cが接続され、該E
[駆動回路CにELlが接続されているのである。
次に、昇圧回路2におりる前記各回路A〜Cについて、
第3図に基づき詳しく9説する。
し充電回路A] 前記入力端子5には二以上の充電素子としてn個のコン
デンサCI 、 C2、・・・、 Onが直列に接続さ
れており、各々の静電容量は0.1〜1.0μF(EL
lの静電容量の10倍)である。本実施例では、このコ
ンデンサCI 、 C2、・・・、Cnとして、静電容
量の割に著しく小型かつ薄型である積層セラミックコン
デンサが使用されている。
[分配制御回路B] 5〜10 k l−1z (D矩形波を発振する分配用
発振回路7にはバイナリカウンタ8が接続され、該バイ
ナリカウンタ8は発振周波数を分周して一定周期毎に信
号を出力する。このバイナリカウンタ8のカウント出力
にはn個の出力端子Q1 、 C2。
・・・、Qnを有するデバイダ9の入力端子が接続され
、バイナリカウンタ8からの出力信号によって出力端子
Ql 、 C2、・・・、Qnのうちいずれか一つの出
力端子のみを当該順番でONL、、残りの出力はOFF
に保持するようになっている。
なお、分配用発振回路7、バイナリカウンタ8及びデバ
イダ9には、それらの作動のためにDC電源4から入力
端子5を経てDC電圧が供給されている。
また、入力端子5とコンデンサC1の正側の間には電荷
漏れ防止用のダイオードD1aが挿入され、コンデンサ
C1の負側にはダイオードDlbとエミッタ接地された
スイッチング用トランジスタTRIのコレクターエミッ
タ間とが直列に接続されている。このスイッチング用ト
ランジスタTRIのベースは抵抗R1を介して前記デバ
イダ9の出力端子Q1に接続されている。
さらに、入力端子5とコンデンサC2の正側の間にはス
イッチング用トランジスタTR2aのエミッターコレク
タ間とダイオード[)2aとが接続され、コンデンサC
2の負側にはダイオード[)2bとエミッタ接地された
スイッチング用トランジスタTR2bのコレクターエミ
ッタ間とが直列に接続されている。また、トランジスタ
TR2aのベースは抵抗R2aを介してトランジスタT
R2bのコレクタに接続されている。このトランジスタ
TR2bのベースは抵抗R2bを介して前記デバイダ9
の出力端子Q2に接続されている。
以下のコンデンサにもコンデンサC2と同様にしてスイ
ッチング用トランジスタ、ダイオード及び抵抗が接続さ
れており、n個目のコンデンサQnの正側の間にはスイ
ッチング用トランジスタTRnaとダイオードDnaと
が、負側にはダイオードDnbとスイッチング用トラン
ジスタT Rnbとが各々接続されている。そして、後
者のトランジスタT Rnbのベースは、抵抗Rnbを
介して前記デバイダ9の出力端子Qnに接続されている
[EL駆動回路C] 前記充電回路AのコンデンサC1の正側には、抵抗RA
Iを介して駆動トランジスタTR^のコレクタが、抵抗
RB2を介して駆動トランジスタTRBのコレクタが各
々接続され、それらのエミッタは共にn個目のコンデン
サOnの負側に接続されている。
また、n個目のコンデンサCnの正側には660 Hz
の矩形波を発振する駆動用発振回路10が接続され、そ
の出力は抵抗RA2を介して駆動トランジスタTRAの
ベースに接続されるとともに、インバータN1及び抵抗
RB2を介して駆動トランジスタTRBのベースに接続
されている。
そして、両駆動トランジスタTRA 、TRBのコレク
タ間に出力端子6を介してELlが接続されている。
以上のように構成された第一実施例について、次にその
作用効果を説明する。
まず、分配用発振回路7は5〜10kH7の矩形波を発
撮し、バイナリカウンタ8はこの発振周波数を分周して
一定周期毎に信号を出力する。デバイダ9はバイナリカ
ウンタ8からの出力信号を受cノで、まず、出力端子Q
1のみを第4図(a)のタイムチャート図に示すように
一定時間だけONする。
従って、トランジスタTRIにベース電流が流れ、コレ
クターエミッタ間が導通するから、ダイオード[)la
→コンデンサC1→ダイオード□ib→トランジスタT
RIの回路が閉じ、コンデンサC1のみが充電される。
このときのコンデンサC1の充電電圧は、第4図(d)
に示すように増加する。
次に、デバイダ9がバイナリカウンタ8からの出力信号
を受けて、出力端子Q2のみを第4図(b)に示すよう
にONすると、同じく1〜ランジスタTR2a→ダイオ
ードD2a→コンデンサC2→ダイオードD2b→トラ
ンジスタTR2bの回路が閉じ、コンデンサC2のみが
充電される。このコンデンサC2の充電電圧は第4図(
e)に示すように増加する。
このとき、前記ダイオード[)la、 [)lbはコン
デンサC1の放電方向に対しては逆方向に入っているた
め、前記のようにしてコンデンサC1に蓄えられた電荷
が、ダイオード[)la→デバイダ9→トランジスタT
RI→ダイオードD1b→コンデンサC1のループをた
どって漏れる減少を防止する。
従って、コンデンサC1の充電電圧は第4図(d)に示
すように充電後も維持され、負荷であるEL駆駆動回路
上よってわずかに低下するだけに止まる。
以下の各コンデンサもn個目のコンデンサCnに至るま
で、コンデンサCI 、C2と同様にして充電され、同
時に他のコンデンサの電荷の漏れが防止される。出力端
子Qnの出力と及びコンデンサcnの充電電圧は、各々
第4図(C)及び(f>に示す通りである。
従って、1個目のコンデンサC1の正側とn個目のコン
デンサCnの負側との間には、DC電源4からのDC入
力電圧に対して約0倍のDC出力電圧が発生することに
なり、ここにDC電圧の昇任が達成される。
続いて、駆動用発振回路10はコンデンサOnの正側に
発生する電圧を受けて、660 Hzの矩形波を発振し
ている。
この駆動用発振回路10の出力がONのときは、駆動ト
ランジスタTRAにベース電流及びコレクタ電流が流れ
るが、駆動トランジスタTRBにはインバータN1の作
用で該電流が流れない。従って、コンデンサC1→抵抗
RB1→EL1→トランジスタTR^→コンデンリーC
nのループに電流が流れる。
一方、駆動用発振回路10の出力がOFFのときは、逆
の作用で、コンデンサC1→抵抗R^1→E1−1→ト
ランジスタTRB→コンデン)) Cnのループに電流
が流れる。
この駆動用発振回路10の作用により、コンデンサCI
 、C2、−、CnのDC出り電圧が660 t−1z
のAC電圧(矩形波電圧)に変換され、このAC電圧が
ELlに印加されるため、該EL1は効率よく点灯する
以上゛のように、本実施例では、昇圧回路2を半導体素
子、抵抗及びコンデンサのみで各々構成することができ
る充電回路へ、分配制御回路B及びEL駆駆動回路上り
構成したため、三次元的に大きくなるトランスを不要と
することができる。従って、該昇圧回路2を小型かつ薄
型に形成することができる。
従って、本実施例のようにELIの裏面に昇圧回路2を
一体化させることができ、この一体化によって昇圧回路
2の存在を意識することなく、あたかも電池等の低電圧
DC電源によって直接点灯できるかのような感覚で、E
Llを使用することも可能となる。
特に、本実施例では充電回路へのコンデンサC1〜cn
に積層セラミックコンデンサを使用したため、かさばり
がちなコンデンナ自体の小形化及び薄型化を実現するこ
とができ、とりわけコンデンサの直列接続数が多いとき
や静電容量が大きいとき等に有効である。
さらに、充電回路へをチップ化したり、分配制御回路B
及びEL駆動回路Cを各々チップ化、ハイブリッドIC
(集積回路)化又はフラットIC化したり、昇圧回路2
全体をハイブリッドIC化したりすることも可能となり
、これらの手段を採ることによって昇圧回路2をざらに
小型かつ薄型に形成することができる。
そればかりでなく、本実施例によれば、充電回路へのコ
ンデンサC1〜On等の数を増やしたり減らしたりする
だけで、昇圧率を任意かつ容易に変更することもできる
また、本実施例は従来方式の電磁誘導を利用するもので
はないので、電磁誘導に基因するノイズや振動は全く発
生せず、極めて静かに作動するという効果も奏する。
(第二実施例) 第二実施例は、第5図に示すように、EL駆勅回路Cの
構成の一部においてのみ第一実施例と相違している。
すなわち、EL駆勅回路Cの抵抗RA1、 RBIに代
えて、各々負荷トランジスタTRα、TRβのエミッタ
ーコレクタ間が接続されている。また、負荷トランジス
タTRαのベースは抵抗RA3を介して負荷トランジス
タTRβのコレクタに接続され、負荷トランジスタTR
βのベースは抵抗RB’3を介して負荷トランジスタT
Rαのコレクタに接続されている。
前記第一実施例では、駆動用発振回路10の出力がON
のとき、コンデンサC1→抵抗RBI→Eし1→トラン
ジスタTR^→コンデンサCnのループに電流が流れる
ため、抵抗RB1で電圧降下が起こるという問題がある
また、このときには他方の抵抗RAIにも電流が流れる
が、該電流はELIの点灯に寄与しないので、無駄な電
力を消費するという問題もある。
駆動用発振回路10の出力がOFFのときも同様でおる
ところが、本第二実施例では、駆動用発振回路10の出
力がONのとき、コンデレザC1→負荷トランジスタT
Rβ→EL1→トランジスタTR^→コンデンサCnの
ループに電流が流れ、このとき負荷トランジスタTRβ
の内部抵抗はOに近くなるため、ELIには電圧がロス
なく印加される。
さらに、他方の負荷トランジスタTRαの内部抵抗は極
めて高くなる(100にΩ以上)ため、該負荷トランジ
スタTRαにはほとんど電流が流れず、無駄な電力を消
費しない。
駆動用発振回路10の出力がOFFのときも同様である
従って、本実施例は第一実施例に比べて、ELlをさら
に効率よく点灯させることができ、省電力を図ることも
できるという効果を奏する。
(第三実施例) 第三実施例は、第6図に示すように、Eし駆動回路Cの
駆動トランジスタTR^、TRBのコレクターエミッタ
間に各々ダイオード[)A1、 QBIを並列に接続し
た点においてのみ、前記第二実施例と相違している。
前記第一、二実施例では、駆動用発振回路10の出力が
ONからOFFへ又はOFFからONへ切替る際に、E
Llに蓄えられていた電荷がコンデシナC1〜Cn内を
流れて放電するため、充電回路AのDC出力電圧が変動
しやすいという問題がある。
ところが、本第三実施例では、同電荷がEL1→駆動ト
ランジスタTR^→ダイオード[)81→EL1のルー
プ、又はEL1→駆動トランジスタTRB→ダイオード
D八1→へLIのル−プを流れて放電し、コンデンサC
1〜Cnには流れない。
従って、充電回路へのDC出力電圧はほとんど変動ぜず
、駆動トランジスタTRA 、TRBの逆電圧保護も果
しうるという優れた効果がある。
(第四実施例) 第四実施例は、第7図に示ずように、EL駆動回路Cの
駆動トランジスタTRBのベース抵抗RB2を駆動トラ
ンジスタTR^のコレクタに接続して、インバータN1
を省略した点においてのみ、前記第一実施例と相違して
いる。
本第四実施例では駆動トランジスタTR^のON/OF
Fが、他方の駆動トランジスタTRBの0FF10Nを
制御するため、両トランジスタTRA 、TRB自身が
インバータN1の作用を兼ねている。従って、インバー
タN1を省略することができ、部品点数の削減とコスト
の低減を図ることができる。
(第五実施例) 第五実施例は、第8図に示すように、EL駆動回路Cの
抵抗RA1、 RBIに各々ダイオードD^2゜DB2
を並列に接続した点においてのみ、前記第四実施例と相
違している。
本第五実施例では、駆動用発振回路10の出力がONか
らOFFへ又はOFFからONへ切替る際に、ELlに
蓄えられていた電荷がEL1→ダイオードDA2→抵抗
RBI→EL1のループ、又はELI→ダイオード[)
B2→抵抗RAI→ELIのループを流れて放電し、コ
ンデンサC1〜Cnには流れないので、充電回路AのD
C出力電圧がほとんど変動しないという優れた効果があ
る。
(第六実施例) 第六実施例は、第9図に示すように、El勅回路Cの駆
動用発振回路10に代えてフォト力プラ11を使用した
点においてのみ、第五実施例と相違している。
すなわち、分配制御回路Cのバイナリカウンタ8には抵
抗Rfを介してフォトカプラ11の発光ダイオードDr
が接続され、コンデンサCnの正側と駆動トランジスタ
TRAのベース抵抗RA2との間にフォトカプラ11の
フォトトランジスタTRfが接続されている。
第六実施例では、バイナリカウンタ8が分配用発振回路
7の発振周波数を6008Z〜1kHzに分周して、発
光ダイオードD「をこの周期で点滅させる。従って、フ
ォトトランジスタTRfが断続して、駆動トランジスタ
TRAがON/OFFし、他方の駆動トランジスタTR
Bも0FF10 N IIJ御されるため、ELIが駆
動される。
本実施例は、分配用発振回路7をEL駆動用に共用する
ことによって、駆動用発振回路10を省略することがで
きるため、コスト低減に効果的である。
(第七実施例) 第七実施例は、第10図に示すように、第六実施例にお
けるEL駆動回路Cの抵抗RA1、 RBIに代えて、
第二実施例と同様、負荷トランジスタTRα、TRβを
使用したものである。
従って、本第七実施例は第二実施例の効果と第六実施例
の効果を兼ね協えている。
(第八実施例) 第八実施例は、第11図に示すように、第七実施例にお
ける駆動トランジスタTRBのベース抵抗RB2に代え
てダイオードDB3を挿入し、前記フォトトランジスタ
TRfのコレクタとコンデンサcnの正側との間に抵抗
Rgを挿入する一方、駆動トランジスタTRAのベース
抵抗RA2を省略したものである。
従って、本第八実施例は第七実施例とほとんど同様の作
用効果を奏するが、駆動トランジスタTRBのベース電
流はフォトカプラ11から供給されるため、ELlに流
れる電流に対して影響を与えないという効果もある。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。
(1) 前記コンデンサC1〜Qnの静電容量はELl
の静電容M、消費電流等に応じて任意に変更することが
できる。
ただし、前記実施例におけるコンデンサC1〜Onの静
電容量は、充電回路AのDC出力電圧の変動を小さくす
るためには、ELIの静電容■の2倍以上にすることが
好ましく、さらには10倍以上にすることが好ましい。
一方、このコンデンサC1〜Cnの静電容量を大きくし
すぎるとその体積が増大するという問題もある。
従って、前記実施例におけるコンデンサ01〜Cnの静
電容量の最も好ましい範囲は、ELIの静電容量の10
〜100倍程度である。
(2) 前記コンデンサ01〜Cnには積層セラミック
コンデンサに限らず、フィルムコンデンサ、タンタルコ
ンデンサ等の各種コンデンサを使用することができる。
ただし、コンデンサの小形化及び薄型化を図るためには
、積層セラミックコンデンサやタンタルコンデンサ等が
好ましい。
(3) 前記コンデンサC1〜Cnの直列接続数に限定
はない。当該数に応じて昇圧率は変わるが、2個以上で
あれば本発明の本質的な効果を奏する点に変わりはない
(4) 前記コンデンサ01〜Cnは本発明に使用しう
る充電素子として最も代表的なものであるが、これ以外
にも充電可能なニッケルーカドミウム型バッテリ、鉛型
バッテリ等の各種充電素子を使用することができる。
(5) 分配制御回路Bについては、前記充電手段の各
充電素子にDC入力電圧を分配制御するものであれば、
任意にその構成を変更することができる。
(6) 分配制御回路Bは、前記実施例のようにいずれ
か一つの充電素子に順にDC電圧を分配制御するもので
ある必要はなく、いずれか2以上の充電素子に同時にD
C電圧を分配制御するものであってもよい。
(7) 前記分配用発振回路7の発振周波数及びバイナ
リカウンタ8の分周率は、用途等に応じて任意に変更す
ることができる。
(8) 駆動用発振回路10の発振周波数もELの性質
に応じて任意に変更することができる。ただし、この発
振周波数が高すぎるとELの寿命に影響を与えるので、
注意が必要である。
(9) 本発明の昇圧回路はEしの点灯用以外にも、ネ
オン管、蛍光燈、プラズマディスプレイ、写真用フラッ
シュ等の各種照明装置の点灯、ライタやスパークプラグ
の着火、静電植毛、静電塗装等の静電処理、その他の各
種用途に使用することができる。
(10) 前記EL駆動回路CはELlをAC電圧で点
灯させるために付加的に必要となったものであり、本発
明の必須の要件ではない。昇圧されたDC電圧を直接使
用する用途においては、このような駆動回路は不要とな
る。
発明の効果 以上詳述したように、本発明は昇圧回路の小型化及び薄
型化を図ることができ、使用目的物との一体化を容易に
し、昇圧率を任意かつ容易に変更することができるばか
りでなく、ノイズや振動の発生がなく極めて静かに作動
するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明をEL点灯用の昇圧回路に具体化し
た第一実施例を示し、第1図は昇圧回路のブロック図、
第2図は昇圧回路をELに取付けた状態の斜視図、第3
図は昇圧回路の回路図、第4図(a)〜(f)は昇圧回
路の各部に生ずる電圧のタイムチャート図である。また
、第5図は第二実施例の回路図、第6図は第三実施例の
回路図、第7図は第四実施例の回路図、第8図は第五実
施例の回路図、第9図は第六実施例の回路図、第10図
は第七実施例の回路図、第11図は第八実施例の回路図
、第12図は従来の昇圧回路の回路図、第13図は同従
来回路をELに接続した状態の斜視図である。 CI 、 C2、・・・、Cn・・・コンデンサ、A・
・・充電回路、B・・・分配制御回路。 特許出願人       豊田合成 株式会社代 理 
人   弁理士  恩1)博宣第1図 △ ↓ 第4図 (e)  ○■□ (f) OV□

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二以上の充電素子(C1、C2、・・・、Cn)を
    直列に接続してなる充電回路(A)と、該充電回路(A
    )の各充電素子(C1、C2、・・・、Cn)に入力直
    流電圧を分配制御するための分配制御回路(B)とを備
    えていることを特徴とする昇圧回路。 2、前記充電素子(C1、C2、・・・、Cn)はコン
    デンサであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の昇圧回路。 3、前記分配制御回路(B)は、分配用発振回路(7)
    と、該分配用発振回路(7)の発振周波数を分周するカ
    ウンタ(8)と、該カウンタ(8)からの出力信号を受
    けて二以上の出力端子(Q1、Q2、・・・、Qn)の
    ON/OFFを制御するデバイダ(9)と、該デバイダ
    (9)の出力端子(Q1、Q2、・・・、Qn)と前記
    充電素子(C1、C2、・・・、Cn)との間に設けら
    れたスイッチング用素子(TR1、TR2a、TR2b
    、・・・、TRna、TRnb)とから構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の昇圧回
    路。 4、前記充電素子(C1、C2、・・・、Cn)とスイ
    ッチング用素子(TR1、TR2a、TR2b、・・・
    、TRna、TRnb)との間には、電荷漏れ防止用の
    ダイオード(D1a、D1b、・・・、Dna、Dnb
    )が挿入されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項に記載の昇圧回路。
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