JPS62254592A - シリアルコンポ−ネント映像信号復調方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はシリアルコンポーネント映像信号復調方式に係
り、例えば静止画ファイル装置等に映像信号成分の極性
を１水平走査期間（１Ｈ）毎にレベル反転、非反転を交
互に繰返して記録されたシリアルコンポーネント映像信
号を元の信号形態に復調する方式に関する。

従来の技術 シリアルコンポーネント映像信号は、第２図（Ａ）に示
す如く輝度信号成分Ｙと色差信号成分（Ｂ−Ｙ）、（Ｒ
−Ｙ）とがシリアル状態に構成されているので、例えば
、静止画ファイル装置等においてこれらの両成分を分離
して通常のタイムベースに戻すには内部に夫々の成分の
開始及び終了を示すフラグやタイミングフラグ等の同期
信号Ｓ！ｉ／、Ｓｙｃ、　ＳＣを伝送してこれを基準に
して各々の位相差を補正することが行なわれている。

この場合、映像信号期間と同期信号期間との間に、輝度
信号成分Ｙの基準レベル（クランプレベル）しＹ期間Ｔ
＋及び色差信号成分（Ｂ−Ｙ）。

（Ｒ−Ｙ）の基準レベルＬｃ期間Ｔ２．７ｓが設けられ
ている。

ところで、本出願人は先に特願昭６１−４６０３５号（
発明の名称「シリアルコンポーネント映像信号伝送方式
」）において、例えば、第２図（Ｂ）に示す如く、輝度
信号成分Ｙ及び色差信号成分（Ｂ−Ｙ）、（Ｒ−Ｙ）の
両方の極性を１日毎にレベル反転、非反転を交互に繰返
して伝送する方式を提供した。これは、映像信号を同期
信号に対して１日毎に反転、非反転を繰返しているので
、映像信号と同期信号とは周波数インタリーブの関係に
なり、再生時、所謂くし形フィルタにて両信号を容易に
分離取出し得る。

従来の方式では、記録時、ＦＭ変調の際の変調度は例え
ば画像信号部分７０％に対して同期信号部分３０％の割
合になるが、上記の方式では再生時にタイミングフラグ
や同期信号等を明確に分離できるので、画像信号部分の
変調帯域をタイミングフラグや同期信号部分の変調帯域
まで用いてその変調度を１００％としても差支えなく、
このため、画像信号部分の変調度又は側波帯の帯域を従
来のものに比して大きくとり（９、ＳＮ比を高くとり得
ると共に信号の周波数帯域を広げ得る。更に、輝度信号
は一般に色差信号に比して白側及び黒側の偏りが大きい
ため、ＦＭ変調やＡＭ変調等により周波数多重する場合
等、重畳信号との間のりＯストークや混変調が画面依拠
性を持ち易い。この場合、たとえ黒側又は白側に偏りが
あっても第２図（Ｂ）に示す信号形態では、１日毎に白
側と黒側とが反転されているので、実質的に偏りがない
のと同じになり、周波数スペクトラムが分散され、りＯ
ストークや混変調を低減しえる。

本発明は、第２図（Ｂ）に示す信号形態をもつシリアル
コンポーネント映像信号を映像信号の１Ｈ毎のレベル反
転がなく、かつ、同期信号の付加されない元の信号形１
（第２図（Ｇ））に復調する方式を提供することを目的
とする。

手段 第１図において、センタレベルタイミングパルス発生回
路４、クランプレベルタイミング発生回路５、サンプル
ボールド回路６．７、コンパレータ８は、１Ｈ毎にレベ
ル反転、非反転を繰返された信号形態のシリアルコンポ
ーネント映像信号ｂ（第２図（Ｂ））の輝度信号成分基
準レベルＬＹＩ　、ＬＹ２　＊・・・の極性を検出する
手段、１Ｈ反転回路１０は、この検出された極性に応じ
て上記レベル反転された映像信号期間のレベルを元の信
号形態に戻す手段の各−実施例である。

作用 輝度信号成分基準レベルＬ％／Ｉ　、ＬＹ２　、・・・
の極性を検出し、これが負極性であれば映像信号をその
まま、これが正極性であれば映像信号をレベル反転して
取出す。

実施例 第１図は本発明方式の第１実施例のブロック系統図を示
す。同図において、端子１に入来したシリアルコンポー
ネント映像信号ｂ（第２図（Ｂ））は１Ｈ″ｍ延回路２
ａ、減算器２ｂ、加算器２Ｃにて構成されるくし形フィ
ルタ２に供給され、ここで、減算器２ｂにより映像信号
Ｃ（同図（Ｃ））を分離される一方、加算器２Ｃにより
同期信号ｄ（同図（Ｄ））を分離される。同期信号ｄは
Ｙ同期信号（輝度信号同期信号）及びＳｓ同期信号（色
差信号（Ｂ−Ｙ）同期信号、ＳＲ同期信号（色差信号（
Ｒ−Ｙ）同期信号）にて構成される。

同期信号ｄはＹ同期信号検出回路３にてＹ同期信号成分
ＳＶ＋　、ＳＶ２＊　ＳＶ：＋　＋・・・を検出され、
センタレベルタイミングパルス発生回路４にてＹ同期信
号Ｓ’ｌ／Ｉ　、　ＳＶ２　、・・・の例えば負極性パ
ルスのタイミングに応じてセンタレベルタイミングパル
スｅ（同図（Ｅ））とされる一方、クランプレベルタイ
ミングパルス発生回路５にて映像信号Ｃの輝度信号の基
準信号レベル（クランプレベル）ＬＹＩ　＋　ＬＹ２　
＋・・・（同図（Ｃ））期間のタイミングに応じたクラ
ンプレベルタイミングパルスｆ（同図（Ｆ））とされる
。

一方、くし形フィルタ２から取出された映像信号Ｃはサ
ンプルホールド回路６，７に供給され、サンプルホール
ド回路６においてタイミングパルスｅをサンプリングパ
ルスとしてこのタイミングに応じたレベル（センタレベ
ル）をホールドされる一方、サンプルホールド回路７に
おいてタイミングパルスｆをサンプリングパルスとして
このタイミングに応じたレベル（ｂ１初の１日では負極
性クランプレベルＬＹ１．次の１Ｈでは正極性クランプ
レベルＬ　Ｙ　２１・・・）をホールドされる。サンプ
ルホールド回路６．７の夫々の出力はコンパレータ８に
供給されてここでレベルを比較され、その比較結果に応
じた信号がラッチ回路９に供給されてＹ同期信号のタイ
ミングでラッチされる。

これにより、コンパレータ８での比較結果が最初の１Ｈ
ではセンタレベルがクランプレベルＬＹＩより大である
のでラッチ回路９からは非反転制御信号が出力される一
方、次の１日ではセンタレベルがクランプレベルＬＹ２
より小であるのでラッチ回路９からは反転ｕ制御信号が
出力される。

くし形フィルタ２から取出された映像信号Ｃ（第２図（
Ｃ））は１Ｈ反転回路１０に供給され、ここで上記非反
転１１３Ｉｌ］信号により最初の１日はそのまま取出さ
れる一方、上記反転制御信号により次の１日はレベル反
転されて取出され、第２図（Ｇ）に示す復調映像信号ｑ
とされて出力端子１１より取出される。

第３図は本発明方式の第２実施例のブロック系統図を示
し、同図中、第１図と同一部分には同一番号を付してそ
の説明を省略する。このものは、１日反転回路１０に供
給する映像信号Ｃ（第２図（Ｃ））を得るのに、同期信
号除去回路１２において、シリアルコンポーネント映像
信号ｂ（同図（Ｂ））から同期信号ｄ（同図（Ｄ５）を
用いて同期信号成分を除去する。その他の動作は第１実
施例のものと同様であるので、その説明を省略する。

なお、シリアルコンポーネント映像信号としては、第２
図（Ｂ）に示すように輝度信号成分及び色差信号成分に
て構成される信号形態の他、赤。

緑、青の各原色信号にて構成され、これらのうち少なく
とも１つの原色信号が１日毎に反転、非反転を繰返され
る信号形態のものでもよい。この場合も上記実施例のも
のと同様に、各原色信号の基準レベルの極性を検出して
この極性に応じてレベル反転された映像信号期間のレベ
ルを元の信号形態に戻り゛ようにすればよい。

発明の効果 本発明方式によれば、１８ＩＩ１間において例えば輝度
信号成分と色差信号成分と各信号成分の位相基準となる
同期信号とを基準レベル期間を挟んでシリアル状態にし
て上記輝度信号成分及び上記色差信号成分の両方の極性
を上記１日期間毎にレベル反転、非反転を交互に繰返し
て構成されたシリアルコンポーネント映像信号を、該レ
ベル反転されない元の信号形態のシリアルコンポーネン
ト映像信号にｍ調し得る特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方式の第１実施例のブロック系統図、第
２図は本発明方式の信号形態を説明する図、第３図は本
発明方式の第２実施例のブロック系統図である。 １・・・シリアルコンポーネント映像信号入力端子、２
・・・くし形フィルタ、３・・・Ｙ同期信号入力端子、
４・・・センタレベルタイミングパルス発生回路、回路
、５・・・クランプレベルタイミングパルス発生回路、
６．７・・・サンプルホールド回路、８・・・コンパレ
ータ、９・・・ラッヂ回路、１０・・・１日反転回路、
１１・・・出力端子。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）１水平走査期間において輝度信号成分と色差信号
   成分と各信号成分の位相基準となる同期信号とを基準レ
   ベル期間を挟んでシルアル状態にして上記輝度信号成分
   及び上記色差信号成分の両方の極性を上記１水平走査期
   間毎にレベル反転、非反転を交互に繰返して構成された
   シリアルコンポーネント映像信号を、該レベル反転され
   ない元の信号形態のシリアルコンポーネント映像信号に
   復調するに際し、上記１水平走査期間毎にレベル反転、
   非反転を繰返された信号形態のシリアルコンポーネント
   映像信号の上記輝度信号成分の上記基準レベルの極性を
   検出し、該検出された極性に応じて上記レベル反転され
   た映像信号期間のレベルを元の信号形態に戻すことを特
   徴とするシリアルコンポーネント映像信号復調方式。
2. （２）１水平走査期間において赤、緑、青の各原色信号
   と各信号の位相基準となる同期信号とを基準レベル期間
   を挟んでシルアル状態にして上記各原色信号のうち少な
   くとも１つの原色信号の極性を上記１水平走査期間毎に
   レベル反転、非反転を交互に繰返して構成されたシリア
   ルコンポーネント映像信号を、該レベル反転されない元
   の信号形態のシリアルコンポーネント映像信号に復調す
   るに際し、上記１水平走査期間毎にレベル反転、非反転
   を繰返された信号形態のシリアルコンポーネント映像信
   号の上記各原色信号の上記基準レベルの極性を検出し、
   該検出された極性に応じて上記レベル反転された映像信
   号期間のレベルを元の信号形態に戻すことを特徴とする
   シリアルコンポーネント映像信号復調方式。