JPS62253532A - 4輪駆動装置 - Google Patents

4輪駆動装置

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Publication number
JPS62253532A
JPS62253532A JP9694186A JP9694186A JPS62253532A JP S62253532 A JPS62253532 A JP S62253532A JP 9694186 A JP9694186 A JP 9694186A JP 9694186 A JP9694186 A JP 9694186A JP S62253532 A JPS62253532 A JP S62253532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
viscous clutch
wheel
clutch
viscous
front wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9694186A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Hiraiwa
一美 平岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP9694186A priority Critical patent/JPS62253532A/ja
Publication of JPS62253532A publication Critical patent/JPS62253532A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、4輪駆動装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の4輪駆動装置としては、例えば雑誌「モータファ
ンJ 1985年12月号143頁に記載されているよ
うなものがある。この4輪駆動装置には、中央差動装置
は設けられておらず、後輪側の駆動系路に粘性クラッチ
が設けられている。この粘性クラッチは前後輪の回転速
度差が大きくなるとトルクの伝達を行い4輪駆動状態と
する。11「後輪の回転差がない場合には前輪駆動状態
となる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、このような4輪駆動装置には、例えば前輪用差
動装置の差動制限装置として粘性クラッチを用いた場合
には、後輪側への駆動経路の粘性クラッチ、及び前輪用
差動装置に配置される粘性クラッチという2つの粘性ク
ラッチを異なる場所に配置する必要があり、配置が複雑
化すると共に大きなスペースを必要とする。本発明は、
このような問題点を解決することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、1つの車軸上に2つの粘性クラッチをまとめ
て配置することにより上記問題点を解決する。すなわち
、本発明による4輪駆動装置は、面幅用及び後輪用のい
ずれか一方の差動装置のサイドギアと一方の車輪との間
に設けられた第1粘性クラッチと、上記一方の車輪と上
記差動装置のデフケース又は他方の車輪との間に設けら
れた第2粘性クラッチと、を有している。
(ホ)作用 車両が小さい回転半径で旋回する場合に発生する前後輪
の回転速度差は第1粘性クラッチの滑りにより吸収され
る。また、滑りやすい路面では第1粘性クラッチ及び第
2粘性クラッチの働きにより車輪へトルクが伝達されな
くなることを防止する。すなわち、後輪が空転した場合
には第1粘性クラッチにより前輪側へトルクの伝達が行
われ、また左右前輪のいずれかが空転状態となったとき
には第2粘性クラッチにより他方の車輪へトルクの伝達
が行われる。従って、運転者による操作や複雑な油圧制
御などを必要とすることなく4輪駆動を行うことができ
る。
(へ)実施例 (第1実施例) 第1図に本発明の第1実施例を示す。車両前後方向に対
して横向きに搭載されるエンジン10に変速機12が連
結され、変速機12の出力は前輪用差動装置14に人力
されるように構成されている。前輪用差動装置14に隣
接してトランスファー16(動力分配装置)が設けられ
ている。
トランスファー16は、I)「輪用差動装置14のリン
グキア18とかみ合う歯車20、歯車20と一体に回転
するかさ歯車22、及びかさ歯車22とかみ合うかさ歯
車24を有している。かさ歯車24がプロペラシャフト
26を介して後輪用差動装置28と連結される。後輪用
差動装置28からの出力が駆動軸30及び32を介して
左右の後輪34及び36に伝達される。また、前輪用差
動装置14からの出力は、駆動軸38を介して左前輪4
0に伝達され、また第1粘性クラッチ42及び駆動軸4
6を介して右萌輪48に伝達される。すなわち、第1粘
性クラッチ42は前輪用差動装置14のサイドギア82
と駆動軸46との間に設けられている。また、第2粘性
クラッチ44が前輪用差動装置14のデフケース84と
駆動軸4・6との間に設けられている。第1粘性クラッ
チ42及び第2粘性クラッチ44は、第2図に具体的に
示すように、1つの室内に配置することができる。すな
わち、駆動軸46に対してシリンダ部材52が溶接によ
り一体に設けられており、このシリンダ部材52にスナ
ップリング54によってふた部材56が連結されている
。シリンダ部材52とふた部材56との間はシール部材
58によって密封されている。ふた部材56の内径側に
はデフケース84と一体に回転する軸60が設けられて
おり、両者間はオイルシール62によって密封されてい
る。軸60の内径部にサイドギア82と一体に回転する
軸64が設けられており、軸60と軸64との間はオイ
ルシール66によって密封されている。駆動軸46、シ
リンダ部材52、ふた部材56、軸60及び軸64によ
って密封された室が構成されており、この室内にはシリ
ンダ部材52と一体に回転する多数のクラッチプレート
68、軸60と一体に回転する多数のクラッチプレート
70、及び軸64と一体に回転する多数のクラッチプレ
ート72が設けられており、クラッチプレート68とク
ラッチプレート70、及びクラッチプレート68とクラ
ッチプレート72とはそれぞれ交互に1枚毎に小さなす
きまを形成して重なり合うように配置されている。また
、この室内には所定の粘度の油が充てんされている。
次にこの実施例の作用について説明する。滑りにくい路
面を直進してる状態では、第1粘性クラッチ42及び第
2粘性クラッチ44はクラッチプレート間の滑りを発生
することなく一体に回転している。小さな回転半径で旋
回した場合には、前後輪間に回転速度差が発生する。こ
の場合にはクラッチプレート68とクラッチプレート7
2との間で滑りが発生し回転差が吸収される。
また滑りやすい路面で例えば後輪34が空転状態となる
と、後輪側差動装置28の作用により後輪側にはトルク
が伝達されない状態となる。しかし、この場合には軸6
4が回転し、駆動軸46が回転しない状態又は低回転速
度の状態となるため、クラッチプレート72とクラッチ
プレート68との間で大きな相対回転速度差を発生し、
これにより所定のトルクが伝達される。第1粘性クラッ
チ42を介して右前輪48に伝達されるトルクは前輪用
差動装置14の作用により左前輪4゜にも伝達される。
従って、後輪側に滑りが発生した場合であっても前輪側
には駆動力を発生させることはできる。また、例えば左
+irr輪40が空転した場合には、fi60と駆動軸
46との間で相対回転を発生し、クラッチプレート68
とクラッチプレート70とが相対回転する。このため、
第2粘性クラッチ44によるトルクの伝達が行われる。
従って、右前輪48へのトルクの伝達が行われ、前輪用
差動装置14の作用により左前輪40へもトルクの伝達
が行われる。このような第1粘性クラッチ42及び第2
粘性クラッチ44の作用により滑りやすい路面上で4輪
駆動装置の機能を発揮することができる。しかも、運転
者による特別な操作や複雑な油圧制御は必要としない。
(第2実施例) 第3図に本発明の第2実施例を示す。この第2実hh例
は、第2粘性クラッチ44を左前輪40と!j前輪48
との間に設けたものである。その他の構成は第1図に示
したものと基本的に同様である。第2粘性クラッチ44
は左右の車輪間の必要以上の滑りの発生を防止するもの
であるから、この第2実施例でも第1実施例と同様の作
用を得ることかできる。なお、この第2実施例の方が第
2粘性クラッチ44の容量を小さくすることができる。
(第3実施例) 第4図に本発明の第3実施例を示す。この第3実施例は
前輪用差動装置14を二重ビニオン型の遊星歯車式のも
のとしたものである。この場合にも萌述の第1実施例と
同様の作用を得ることができる。
なお、上述の3つの実施例は第1粘性クラッチ及び第2
粘性クラッチを前輪側に設けたが、後輪側に設けても同
様の作用・効果を得ることができる。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、中央差動装置
と同様の機能を有する第1粘性クラッチをいずれかの車
軸上に配置するようにしたので、車輪間差動装置の差動
を制限する第2粘性クラッチと隣接させて配置すること
が可能となり、両者を一体に構成することもできる。こ
れにより、必要スペースを減少させ価格を低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の4輪駆動装置の第1実施例を示す図、
第2図は第1粘性クラッチ及び第2粘性クラッチを示す
図、第3図は本発明の第2実施例を示す図、第4図は本
発明の第3実施例を示す図である。 14・・・前輪用差動装置、34.36・・・後輪、4
2・・・第1粘性クラッチ、44・・・第2粘性クラッ
チ、40.48・・・01輪、82・・・サイドギア、
84・・・デフケース。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、前輪用及び後輪用のいずれか一方の差動装置のサイ
    ドギアと一方の車輪との間に設けられた第1粘性クラッ
    チと、上記一方の車輪と上記差動装置のデフケース又は
    他方の車輪との間に設けられた第2粘性クラッチと、を
    有する4輪駆動装置。 2、第1粘性クラッチ及び第2粘性クラッチが1つの室
    内に収容されている特許請求の範囲第1項記載の4輪駆
    動装置。
JP9694186A 1986-04-28 1986-04-28 4輪駆動装置 Pending JPS62253532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9694186A JPS62253532A (ja) 1986-04-28 1986-04-28 4輪駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9694186A JPS62253532A (ja) 1986-04-28 1986-04-28 4輪駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62253532A true JPS62253532A (ja) 1987-11-05

Family

ID=14178348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9694186A Pending JPS62253532A (ja) 1986-04-28 1986-04-28 4輪駆動装置

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JP (1) JPS62253532A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62283022A (ja) * 1986-06-02 1987-12-08 Tochigi Fuji Ind Co Ltd 全輪駆動車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62283022A (ja) * 1986-06-02 1987-12-08 Tochigi Fuji Ind Co Ltd 全輪駆動車

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